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窓は大きいほうがいい?メリットやリフォーム費用など徹底解説!

2024/05/02 2024/05/13
窓は大きいほうがいい?メリットやリフォーム費用など徹底解説!

リフォームで住まいの窓を大きくすることで部屋が明るくなり、開放感が高まるといったメリットがあります。ただし、家の性能が下がる可能性があるなど、デメリットな点も把握しておかなければなりません。

本記事では窓を大きくする工事の方法や費用相場、安く抑える方法などを解説します。窓リフォームのプランニングを検討している方は、参考にしてください。

窓を大きくするメリット

窓,大きくするメリット

窓を大きくするリフォームでは、次のようなメリットがあります。

  • 部屋が明るくなる
  • 風通しが良くなる

窓を大きくすると室内の日当たりが良くなり、風通しも良くなって暮らしを快適にします。ここでは、窓を大きくするメリットを紹介します。

部屋が明るくなる

窓を大きくすることで日差しが入りやすくなり、部屋の採光性が高まります。部屋が明るくなると昼の時間帯に電気をつける必要がなく、光熱費を節約できるのがメリットです。

日当たりが良くなることで寒さを抑え、冬のエアコン使用頻度も下がるでしょう。

大きな窓で採光すれば、部屋が開放的な空間になります。窓が小さい部屋は暗く閉鎖的になりがちで、ストレスも溜まりやすいでしょう。窓が大きく開放感のある部屋は、ストレスを抑える効果も期待できます。

窓の外にウッドデッキを設置してアウトリビングにすれば、より開放感のある空間を実現できるでしょう。

風通しが良くなる

窓を大きくすると、風通しが良くなるのもメリットです。窓の開け閉めで換気がしやすく、部屋に外気を取り入れやすくなります。

室内の湿気を逃して空気をきれいにし、カビの発生も抑えることができるでしょう。通風により風通しが良くなれば、窓の結露対策もできます。

快適に暮らせるだけでなく、住人の健康被害も防止できるでしょう。

窓を大きくするデメリットや注意点

デメリット

窓を大きくするリフォームは、次のようなデメリットや注意点もあります。

  • 家の性能が下がる可能性がある
  • 外からの視線が気になってしまう
  • 施工費用がかかる
  • マンションや賃貸の場合は確認が必要

ここでは、窓を大きくする際に考慮したいデメリット・注意点を解説します。

家の性能が下がる可能性がある

窓を大きくすることで、家の耐震性・耐久性・防音性・防犯性など、性能が下がる可能性があることに注意しましょう。また、気密性が下がって断熱性能が低下する場合もあります。

耐震性・耐久性に影響するのは、窓を大きくするときに壁や柱を減らすためです。また、窓の隙間から外部の音が伝わりやすくなり、騒音へのストレスも起こりやすくなります。

これらの問題に対処するには、性能の高い窓ガラスや窓サッシを選ぶことが必要です。ガラス部分は、主に単板ガラスと複層ガラス(ペアガラス・エコガラス)に分類されます。単板ガラスよりもガラスが複層になる複層ガラスを選べば、外気温からの影響を受けにくくなるでしょう。

特に窓の性能を左右するのは、サッシの素材です。一般的に普及しているアルミサッシは熱を伝えやすく、断熱性が低いというデメリットがあります。一方、樹脂製のサッシは機密性や断熱性能が高く、結露も発生しにくいのが特徴です。樹脂サッシは、防音効果も期待できるでしょう。

樹脂サッシと複層ガラスを組み合わせた「樹脂サッシ窓」であれば、窓を大きくするリフォームでも、デメリットな点を抑えることができるでしょう。

また、二重窓や二重サッシを選べば、高い断熱効果や防音効果を得られて安心です。

外からの視線が気になってしまう

窓を大きくすると、どうしても外から部屋の中が見えやすくなり、プライバシーを守りにくくなります。そのため、外からの視線が気になってしまう点がデメリットです。

外からの視線が気になって昼間はずっとカーテンを閉めきってしまうのでは、窓を大きくするメリットがなくなります。リフォームの意味がなくなってしまうでしょう。また、窓が大きければ外から侵入しやすくなり、防犯上のリスクも高まります。

人がよく通る道路に面した場所にある窓を大きくする場合は、外側にフェンスや植栽を設置するなどの対策が必要です。フェンスや植栽のデザインによっては、外観をおしゃれに演出することもできるでしょう。

施工費用がかかる

窓を大きくするリフォームは、費用が高額になる可能性があります。窓を大きくする際には外壁を壊さなければならず、その工事費用がかかるためです。

全体にかかる費用・経費の内訳は、次のとおりです。

  • 外壁工事・足場代などの工事費用
  • 材料の運搬費
  • 窓の交換費用
  • 廃材の処分費用
  • 養生費

また、窓の大きさを変更するリフォームは大掛かりになり、工期は2〜4日かかります。その際は、部屋の使用が制限される場合があることも把握しておきましょう。

マンションや賃貸の場合は確認が必要

分譲マンションや賃貸住宅の場合、窓リフォームには制約があります。

マンションの場合は、事前に必ず管理規約の確認が必要です。マンションで居住者がリフォームできるのは専有部分に限られます。

基本的に窓はマンションの共用部分であり、自分ではリフォームできません。リフォームをしてしまうと原状回復が必要になる場合もあるため、注意してください。

賃貸住宅の場合、リフォームにはオーナーや管理会社の許可が必要です。物件により規制が異なるため、まずは問い合わせをするようにしましょう。

窓を大きくするリフォームの費用相場

価格,プライス

窓を大きくするリフォームの費用相場を、項目ごとにみていきましょう。

項目費用相場
窓ガラス2万~20万円
サッシ4万~25万円
工事費20万〜30万円
運搬費、家具移動費5,000円
足場代(2階以上の場合)15万円
廃材処分費3万~5万円
養生費2万~3万円

金額は一般的な目安で、窓の大きさやグレードによって幅があります。窓の位置によっては、耐震性の低下防止のために補強工事が必要になることもあるでしょう。正確な価格は、必ず見積もりを取って確認してください。

窓を大きくする方法

窓,大きく

窓を大きいサイズにするリフォームには、大きく分けて窓やサッシを拡張する工法と、複数の窓を合わせて大きな窓にする工法に分けられます。

それぞれの内容をみていきましょう。

窓やサッシを拡張する

窓を大きくするリフォームで一般的に行われるのは、腰高窓や小窓を掃き出し窓に変更する方法です。窓自体を切り出し、外壁工事で拡張して新たに窓枠を取り付けます。

ただし、拡張を予定している壁部分に構造に関わる柱や筋交いと呼ばれるクロスした柱がある場合、窓を作ることはできません。そのため、事前に設計図や構造の確認が必要です。

複数の窓を合わせて大きな窓にする

既存の複数ある窓を合わせ、大きな窓にする方法もあります。隣り合う窓がある場合にできる方法です。外壁工事の必要がなく、住宅に与える構造上の影響が少ないのがメリットです。

窓やサッシを拡張する方法よりも手軽で、費用を抑えることができるでしょう。

リフォーム費用を安く抑える方法

コストカット

窓リフォームの費用をできるだけ安くするためには、次のポイントをチェックしましょう。

  • 複数社で見積もりをする
  • 補助金を活用する

ここでは、費用を抑える2つの方法を解説します。

複数社で見積もりをする

窓リフォームの費用はリフォーム会社によって異なるため、複数社から見積もりを取って比較検討することが大切です。少なくとも、3社以上に見積もりを依頼するようにしてください。

相見積もりにより正確な費用相場がわかるだけでなく、自分にとって最適なプランを提示してくれるなど、適切な業者選びができます。ただ費用が安い、予算に合うという点だけでなく、詳細な内訳を提示しているか、担当者の対応は良いかなど、総合的に判断することをおすすめします。

補助金を活用する

窓リフォームでは、補助金の活用が可能です。窓リフォームは省エネや光熱費の削減につながることから、国や自治体が多くの補助金制度を設けています。

窓リフォームで利用できる補助金は、主に次のものがあげられます。

  • 先進的窓リノベ事業
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • こどもエコすまい住宅支援事業

このうち、先進的窓リノベ事業は断熱窓への改修工事を対象としており、最大で200万の補助金を受けられます。

補助金はそれぞれ対象工事や申請条件、申請期間などが異なるため、条件を満たすかをよく確認しておきましょう。

各自治体でも補助金制度を設けているため、住まいの自治体にはどのような制度があるか、情報をチェックしてみてください。

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発見,見つける

本記事では窓を大きくするメリットや費用などをまとめて解説しました。窓・サッシのリフォームは決して安くない費用がかかるため、安心して施工するためにも信頼できる業者に依頼することが大切です。

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