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玄関タイルの選び方やリフォーム方法、費用相場とは?気になるDIY情報も

2023/01/02 2024/04/04
玄関タイルの選び方やリフォーム方法、費用相場とは?気になるDIY情報も

玄関をすべりにくくしたり、デザイン性を高めたりしたい場合は、玄関タイルのリフォームがおすすめです。玄関タイルをリフォームする際は、玄関ポーチなのか玄関内なのかによって、適した素材が異なります。

納得いくリフォームを実現するためには、タイルの素材や色について理解することが必要です。

今回は、玄関タイルの選び方やおすすめの素材・色、リフォーム方法や費用相場をご紹介します。DIYできるかどうかや、DIYをする際の方法についてもまとめているため、ぜひご覧ください。

玄関タイルの選び方とは?

玄関タイルを選ぶ際は、玄関内と玄関外(玄関ポーチ)のそれぞれについて考える必要があります。快適な住まいを実現するためには、玄関内外の特徴を理解したうえで、適切な素材を選びましょう。

ここでは、玄関ポーチと玄関内それぞれに使用するべきタイルの選び方を解説します。

玄関ポーチのタイル

玄関ポーチは、雨にさらされる部分であるため、汚れにくい素材や汚れが目立たない色のタイルを使用する必要があります。また、すべりにくい素材を選ぶことも大切です。

さらに、汚れやすい場所であるからこそ、掃除のしやすさも重視しましょう。表面がつるつるしたタイルなら、簡単に掃除できます。一方、表面に凸凹があったり、敷き詰めた際に目地が多くなったりするタイルの場合は、掃除がしにくく不便です。

玄関内のタイル

玄関内のタイルは、玄関ポーチに比べると機能面で注意すべきポイントはとくにありません。内装とのバランスを考えて、デザイン性を重視することが大切です。

玄関ドアやフローリング、壁紙、建具に似た色や素材のタイルを使用すれば、統一感が生まれます。また、雨の日に濡れた足で室内に入ることがないよう、玄関前にマットを敷くことがおすすめです。

玄関タイルにおすすめの素材3選

玄関タイルには、以下のような素材がおすすめです。

  • コンクリート(モルタル)
  • 天然石
  • セラミック(陶器質、磁気質など)

ここでは、素材ごとの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

コンクリート(モルタル)

コンクリート(モルタル)を使った玄関タイルは、古くから日本家屋で使われてきた三和土に代わるものとして注目されています。コンクリートを作る際に使う砂利や砕石を露出させる洗い出しや、コンクリートを平らにならした金コテ仕上げなど、種類もさまざまです。

コンクリート(モルタル)のメリットは、光沢があって見た目がきれいなことと、つるつるしていて掃除がしやすいことです。

一方、やわらかく、また寒い場所では破損してしまうケースなどのデメリットがあります。そのため、取り扱いには注意が必要です。

コンクリートに防凍剤を入れると破損しにくくなります。施工の際は、業者と相談しながらリフォームプランを立てることがおすすめです。

天然石

大理石や御影石といった天然石も、玄関タイルによく使われる人気の素材です。天然石のメリットは、高級感があることです。しかし、すべりやすいというデメリットがあります。

また、水を含んでシミになってしまうものや、酸に弱いものもあるため、取り扱い時に注意が必要です。

最近では、人工の大理石を使ったタイルで予算を抑える方法もあります。ただし、天然石に比べると傷つきやすかったり、熱に弱かったりといったデメリットがあります。長く使い続けるのならば、天然石のタイルがおすすめです。

③セラミック(陶器質、磁気質など)

陶器質や磁気質といったセラミックは、デザインのレパートリーが豊富で、耐久性も高く、玄関タイルによく使われます。すっきりした見た目にしたい方に、おすすめの素材です。

とくに、磁気質のタイルは吸水率が非常に低く、硬いという特徴があります。変色や変形がしづらく、丈夫なのが大きなメリットです。

陶器質のタイルは、吸水率が若干高いため、玄関ポーチでの使用には不向きです。しかし、おしゃれなデザインが多いため、玄関内の使用に向いています。

セラミックの床材のなかには吸収率が低く、水に濡れるとすべりやすくなってしまうものもあるため、注意しましょう。

玄関タイルにおすすめの色とは

玄関タイルを選ぶ際は、素材と同様、色にもこだわりましょう。グレーやクリーム色、黄色、ベージュ系などがおすすめです。

玄関タイルの色は、外装や内装の雰囲気と一致する、明るい温かみのある色を選びましょう。また、土足で入る場所であるため、汚れが目立ちにくい色を選ぶことも大切です。

黒やダークグレーといった濃い色のタイルは、白っぽい汚れが目立ちやすいため、掃除の手間が増えます。また、ホワイトのタイルも黒っぽい汚れが目立つため、おすすめできません。

【あわせて読みたい!】

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玄関タイルのリフォーム方法とは

玄関タイルのリフォーム方法には、以下のような種類があり、それぞれ特徴やかかる費用が異なります。

  • 既存のタイルを解体して貼り直す
  • 玄関タイルの上にタイルを重ね貼りする
  • 玄関タイルの上にシートやクッションフロアを貼る

ここでは、リフォーム方法ごとの特徴や費用について解説します。

既存のタイルを解体して「貼り直す」

既存のタイルを解体して新しいものに交換する方法は、仕上がりがきれいで長持ちしたり、既存の玄関ドアをそのまま使えたりするのがメリットです。

一方、大がかりな工事が必要なため、費用がかかります。1m2あたり材料代として5,000〜15,000円程度、工事費として10,000円ほどが必要です。そのほか、既存のタイルの解体・処分にかかる費用もかかります。

門から入り口までのエントランス部分のタイル交換も行う場合は、さらに費用が必要です。

玄関タイルの上にタイルを「重ねて貼る」

既存の玄関タイルを解体せず、その上から新しいタイルを重ね貼りする方法もあります。タイルの解体や処分が必要ないため、その分の費用や工期を抑えられるのがメリットです。DIYでも施工できます。

しかし、重ね貼りする分だけ厚みが出るため、玄関ドアがうまく開閉できなくなってしまうリスクがあります。

玄関ドアが内開きや内側に開く引き戸、折れ曲がるタイプである場合は、ドアが開閉できなくなるケースがあるため、DIYではなく施工業者に依頼するのがおすすめです。

玄関タイルの上に「シートやクッションフロアを貼る」

玄関のデザインを変えたい場合は、玄関タイルの上にシートやクッションフロアを貼る方法がおすすめです。さまざまなデザインがあるため、インテリアに適したものを選びやすいというメリットがあります。また、施工も簡単で、DIYで気軽に行える方法です。

一方、タイルに比べて耐久性が低く、短期間で劣化してしまう可能性があります。既存の玄関タイルにヒビが入っていたり欠けていたりする場合は、タイルの交換やタイルの重ね貼りがおすすめです。

DIYもできる?自分で玄関をタイル張りにする方法

玄関をタイル張りにする施工は、DIYでも可能です。しかし、既存のタイルを剥がして解体する作業を自身で行うのは難しいため、業者に依頼しましょう。もしDIYを行いたい場合は、タイルを重ね貼りする方法がおすすめです。

ここでは、DIYで玄関をタイル張りにする方法をご紹介します。事前にしっかりとチェックをして失敗を防ぎましょう。

DIY方法の流れ

DIYでタイル張りにする方法と材料を下記にまとめていますので、ぜひ参考に作業を行ってくださいね。

【必要な道具・材料】

  • 電動ドリル
  • 養生テープ
  • モルタル
  • 接着剤
  • タイル
  • ローラー
  • コーティング剤

【DIYの方法】

  1. 周囲を養生テープで保護してから、電動ドリルでタイルと下地の接着剤を剥がす
  2. タイルと接着剤が剥がれたらゴミやほこりを取り除く
  3. タイルの浮き沈みが起こるリスクがあるため、モルタルで下地を水平に整える
  4. タイルを置く際の基準線を引いて接着剤を塗る
  5. 基準線に沿ってタイルを敷いた後、気泡が入らないように注意しながらローラーで圧着する
  6. タイルをすべて敷き終わったら、アクリルやシリコンのコーティング剤で保護する

玄関タイルリフォームの費用相場

最後に、玄関タイルのリフォームにかかる施工費用の相場を、業者に依頼する場合とDIYで行う場合に分けて解説します。玄関タイルリフォームにかかる費用は、タイルの素材や工事方法によって異なるため、まずは業者に見積もり依頼をしましょう。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合の1平方メートルあたり費用相場は、以下のとおりです。

材料代約5,000円~15,000円
工事費約10,000円

玄関の広さ別に考えると、以下のとおりです。

1畳約25,000〜42,000円
3畳約75,000〜125,000円
6畳約150,000〜250,000円

ほかにも、既存タイルの解体や処分費用がかかります。

工事方法やタイルの素材によって価格は異なるため、まずは業者に予算と希望を伝え、見積もりを依頼しましょう。

DIYの場合

DIYで行う場合は、基本的にはタイルの購入代金しかかかりません。1平方メートルあたり、約3,000〜10,000円ほどが費用相場です。既存タイルを解体・撤去する場合は、自治体ごとに処分方法や費用が異なるため、必ず確認してください。

ただし、タイルをズレなく貼る作業は難しく、失敗してしまうリスクがあります。また、注意点として既存のタイルの解体に失敗すると、下地のコンクリートを補修する作業も必要になる場合があります。

業者に依頼すると、短時間で施工できて安心な上、失敗のリスクを防げて理想の仕上がりが期待できます。また、施工後に何かトラブルが発生した際やメンテナンスにも直ぐに対応してもらえるでしょう。。DIYをする際は、後悔しないためにも本当に失敗なくできるかを慎重に検討することが大切です。

リフォームの費用を安くする方法

リフォームの工事費用を安くするには、複数のリフォーム会社に見積を依頼して比較検討を行うのが良いでしょう。

また、玄関のタイルをリフォームできる業者は、ハウスメーカーやタイル専門業者、工務店など様々な業務形態の業者が選択肢としてあります。

多くの業者は無料相談を行っているため、まずは申し込んで見積りを出してもらいましょう。

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今回の記事では、玄関タイルの張り替えについて徹底解説しました。玄関を滑りにくくしたり、デザイン性を高めるリフォームは、玄関ポーチなのか玄関内なのかによって、適した素材が異なります。納得いくリフォームを実現するためには、タイルの素材や色について理解をした上で、検討するようにしましょう。

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