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家のリフォームにかかる費用とは?DIYや補助金利用で節約!

2022/08/16 2022/09/20
家のリフォームにかかる費用とは?DIYや補助金利用で節約!

家のリフォームを検討している方の中には、「いくらかかるのか知りたい」「なるべく費用を抑えたい」と考えている方は多いでしょう。 リフォーム費用は、場所や工事の規模、使う材質のスペックなどに応じてさまざまです。補助金を利用してお得にリフォームする方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

家のリフォームか建て替え、どっちがお得?

家の模型 電卓 ペン

築年数が経過した自宅を住みやすいものに変える方法には、主にリフォームと建て替えの2つの方法があります。リフォームは、住宅の基礎部分を残したままキッチンやトイレなど一部を改修することです。

一方、建て替えは基礎部分から新しく建て直すことを指します。 基本的には、建て替えの方が大規模な工事になるため、リフォームの方が費用負担は少ないでしょう。しかし、全面的なリフォームを実施する場合、建て替えの場合とそこまで費用に差がないこともあります。

建て替えは新築同様の手間がかかるものの、自由度が高いため理想的な自宅にできるケースもあります。一概にどちらがお得とは言えないので、建物の状況やご自身のご希望から判断することが大切です。

家のリフォーム費用相場

リフォームを検討するにあたって、気になるのは費用相場です。ここでは、家のリフォーム費用相場と代表的な作業内容をご紹介します。

トイレ

費用相場:15〜50万円

タンクレスタイプに交換する場合は20万円以下でできることが多いですが、節水・節電などの高機能な便器に交換する場合は30万円ほどかかることもあります。

また和式から洋式へ交換する工事や、トイレの室内自体を拡充するような工事の場合、50万円以上かかることもあります。

キッチン

費用相場:15〜150万円

キッチンは、コンロ・食洗器・レイアウトや位置変更(配管工事が必要な場合あり)など、作業内容が多岐にわたるため、リフォーム箇所によって費用は大きく変わります。ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換するリフォームの場合は、20万円以下で行えることが多いです。

また、システムキッチンを交換するリフォームの場合は、キッチンのレイアウトや設備のスペックにもよりますが、100万円ほどで行えます。さらに、キッチンをアイランド型に変更したり、給排水工事を伴ったりする大規模な工事の場合は、100万円以上かかることも多いです。

風呂

費用相場:50〜150万円

代表的な作業内容であるユニットバスを交換する工事は、50〜80万円ほどで行えることが多いです。 一方、在来工法からユニットバスに交換する工事は、解体費用がよりかかるため70〜150万円ほどかかります。

さらに浴室を拡充したり、ハイスペックなものにしたりする場合は150万円以上かかることも多いです。

外壁

費用相場:60〜260万円

坪数や塗料のグレード、施工方法によって大きく変わります。代表的な作業内容は、外壁塗装や重ね張り、張り替えです。外壁塗装の場合、安い塗料なら1坪当たり1万円強、耐久性があるハイグレードなもので2万円以上となっています。

また、古い外壁の上に新しい外壁を張る重ね張りは150〜200万円、既存の外壁を撤去して新しいものに張り替える場合は260万円ほどかかる場合が多いです。 なお、外壁リフォームでは足場設置代が15万円ほどかかります。同じく足場設置が必要な屋根のリフォームも検討している場合は、同時に工事することがおすすめです。

リビング

費用相場:15〜150万円

内装リフォームと間取り変更でそれぞれ作業内容が様々あり、リフォーム箇所により費用は大きく変わります。内装リフォームの場合、代表的な作業内容はクロスやフローリングの張り替えです。

10畳のリビングの場合、クロスの張り替えだと5〜11万円ほど、フローリングの張り替えだと11〜20万円ほどで行えます。

間取り変更の場合、間仕切りの設置や撤去などの比較的大規模な工事が必要になるため、100万円以上かかる場合が多いです。面積や内装材のグレードによっては、200万円以上かかることもあります。

リフォーム費用を安く抑える方法

2人の人がリフォームを検討している手の写真

リフォームを行ううえで、費用をなるべく安く抑えたいと考える方は多いでしょう。ここでは、リフォームの費用負担を軽減する方法を4つご紹介します。

補助金を利用する

リフォーム補助金制度は、省エネや耐震といったリフォームにかかる工事費の一部を国や地方自治体が補助するものです。

対象の工事内容や性能基準、期間などは地方自治体によってそれぞれ定められています。 着工前に申請し、基準を満たしていると認められれば費用の一部が補助金として支給される仕組みです。

リフォーム補助金を活用しやすい工事の例としては、以下のようなものがあります。

  • 省エネ性能を上げるリフォーム
  • 耐震性能を上げるリフォーム
  • 介護・バリアフリーリフォーム
  • テレワーク対応・ウイルス対策用リフォーム

省エネ性能を上げるリフォームには、窓や外壁・屋根の断熱化や太陽光発電システムの設置、エコキュートのような高効率給湯器や節電・節水機能のあるトイレへの交換などの工事があります。 耐震性能を上げるリフォームに該当するのは、耐震診断や耐震補強・改修工事、ブロック塀の撤去などの工事です。

また、介護・バリアフリーリフォームには、手すりやスロープの設置、段差解消などがあります。 さらに最近注目されているのが、テレワーク対応・ウイルス対策用リフォームです。新型コロナウイルスの影響で、ワークスペース確保のための仕切り設置や洗面台・窓の増設が推奨されています。

このほかにも、自治体ごとにさまざまなリフォーム補助金制度があります。以下のサイトを使えば、お住まいの地域で実施されている住宅リフォーム支援制度を検索できます。ぜひ参考にしてみてください。

参考:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和3年度版)

また、以下のように全国共通で利用できるリフォーム補助金制度もあります。

  • 断熱リフォーム支援事業/次世代省エネ建材実証支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 介護保険対象のバリアフリーリフォーム
  • こどもみらい住宅支援事業

こうした補助金制度は税金で運営されているため、予算に達すると締め切られてしまいます。最新の情報を確認し、着工前に申請し計画的にリフォームを進められるようにしましょう。

家をまるごとリフォームする

リフォームを小分けに複数回行うより、一度にまとめて行う方が費用を抑えられることが多いです。例えば、外壁と屋根のリフォームは足場を設置する必要があり、足場設置に費用がかかります。

一度に行えば、必要な設置代は1回分です。 また、壁紙の交換と水回りのリフォームを一度に行ったり、水回りのリフォームをまとめて行ったりすることで、出張費を削減することもできます。

このように、まるごとリフォームすることで費用負担を軽減できる可能性があるのです。

使える設備は再利用する

古い設備の中には、耐久性が高くまだ使用できるものがある場合があります。使える設備を再利用したり、使えるパーツは残して必要なものだけを交換したりすることで、新しい設備やパーツの購入費用を抑えることができます。

どの設備が使えるのかを、素人が自己判断することは危険です。リフォーム業者に相談して判断してもらい、再利用を検討するようにしましょう。

DIYでリフォームする

リフォーム作業の中には、壁の張り替えやペンキ塗り、フローリングの設置など、比較的簡単に行えるものもあります。こうした作業を業者に依頼せず、自分で行うことで費用を材料費のみに抑えることは可能です。DIYに自信がある方にとっては、費用を抑える有効な方法でしょう。

ただし、素人が行うリフォーム作業はプロに比べるとクオリティが下がってしまうことが多く、日数がかかることもあります。手先に自信がない方やなるべく短期間でリフォームを済ませたい方は、プロに依頼することがおすすめです。

家のリフォーム事例

森をイメージしたインテリア

最後に、リフォーム事例を一戸建て・マンションそれぞれ1つずつご紹介します。リフォームの内容や費用、工期を記載しているので、リフォームの際の参考にしてみてください。

事例1:インテリアを自分好みにリフォーム

デザイナーズ物件の特徴的な形状を活かして、森をイメージした個性的なインテリアにリフォームした事例です。フローリングやクロスを張り替えてコテージのようなインテリアを実現し、子ども部屋には子どもの好きな色を取り入れています。

一戸建て全体のインテリアをリフォームしており、施工費用は680万円、工期は60日間です。

参考:LOHAS Studio「No.0593 都会のbird house 〜森の中のさえずり〜(一戸建て)」

事例2:和室を明るい空間にリフォーム

風通しが悪くジメジメと暗かった和室を、開放感のある明るい空間にリフォームした事例です。小上がりの和室にリフォームし、全開にできる障子を設置することで、和室からもテレビが見やすくしています。

そのほかにも、心地の良い無垢フローリングの施行や収納スペースのリフォームなどを行い、施工費用は270万円、工期は28日間です。

参考:LOHAS Studio「No.0266 ミシンの音が聞こえる、くつろぎの小上がり(マンション)」

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