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屋根修理が自分でできる範囲とは?業者に依頼するべき理由についても解説

2024/02/13 2024/05/22
屋根修理が自分でできる範囲とは?業者に依頼するべき理由についても解説

屋根修理を自分でおこなうと、コストカットや時間短縮に繋がるかもしれないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、危険な作業を伴う屋根修理は、軽微な損害であっても完璧におこなうのが難しいものです。

本記事では、どうしても自分で屋根修理をしたい場合の方法や、覚えておくべきこと、絶対に押さえておかなければならない注意点について解説します。

業者に依頼する際の失敗しない選び方もご説明するので、自分で修理できない範囲だと感じたら、無理をせずに依頼することを視野に入れてください。

屋根修理を自分でするために必要な知識

考える女性

屋根の修理作業は高い場所で行うため、リスクが伴います。また、修理には専門的な技術が必要な場合も多いでしょう。そのため、屋根の修理を自分で行うなら、大規模な修理は避けて簡単な応急措置に限定することが望ましいです。

ただし、どうしても自分で屋根修理をしなければならないシチュエーションがあるかもしれません。その時はどのように対処すればよいのか、基本的なポイントを押さえておきましょう。

屋根の修理は、症状によって自分で対処できるかどうかが決まります。程度にもよりますが、主に「ひび割れ」「剥がれ」「雨漏り」であれば、自分で修理することができるかもしれません。

屋根の種類

屋根

屋根を修理する前に、自宅の屋根の種類を把握しておきましょう。正しく修理するために、屋根について知識を深めるのは必須です。

ここでは、以下の3種類の屋根について解説します。

  • スレート屋根
  • 瓦屋根
  • ガルバリウム鋼板

スレート屋根

スレート屋根は、5mm程度の薄さの板状の屋根材です。主にセメントで構成されており、耐久性が高く使いやすい屋根材で重宝されています。

「コロニアル」や「平板スレート」「化粧スレート」「天然スレート」「スレート瓦」など、さまざまな名称がありますが、これらは全てスレート屋根を指しているので意識しておきましょう。

スレート屋根は「ルーフィング」と呼ばれる防水シートの上に乗せて施工でき、1枚1枚をそれぞれ重ね張りするのが特徴です。戸建て住宅で使われることが多いので、ポピュラーな屋根材だと言えます。

スレート屋根の耐久性は、第三世代と呼ばれる最も新しい製造時期のものであれば約30年ほどです。5年程度を目安に点検をおこなっておくと、急に修理が必要になるリスクを避けられるでしょう。

瓦屋根

瓦屋根は大きく2つに分かれており、「和瓦」と「洋瓦」と呼ばれています。瓦の表面に塗装が施されていないため、塗り替えの必要がないのが特徴の屋根材です。和瓦が伝統的な瓦で、純和風の日本家屋などで使われることが多い一方で、洋瓦は洋風のお家で使われています。

瓦屋根は約60年の耐久性を持つとされるほど丈夫で、メンテナンスをこまめにおこなわずに済むのがメリットです。また、断熱性が高いので過ごしやすい環境づくりに役立つのも嬉しいところだと言えます。

ただし、耐震性に関してやや劣る点には注意が必要です。現在の施工方法では屋根瓦の重さを軽減できていますが、素材そのものに重量があるので地震の揺れで落下する・ひびが入るといったトラブルに見舞われる可能性があります。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、鋼板に亜鉛とアルミ、ケイ素を使ったメッキ加工が施されている屋根材です。ガルバリウム鋼板が主流になる以前は、トタンが使われていました。トタンは鋼板に亜鉛を使ったメッキ加工を施した屋根材です。

ガルバリウム鋼板は自己修復機能を備えていますが、トタンは錆びやすいという欠点があるため、最近はあまり採用されなくなっています。耐用年数は20年~30年程度で、錆びに強いのが特徴です。軽量なので、地震の揺れによる損傷を抑えられるのもメリットのひとつだと言えます。

損傷が激しく、もし業者に修理を任せた場合は「カバー工事(カバー工法)」と呼ばれる施工方法が可能です。これは既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる施工方法で、住まいの防音性や断熱性が高まります。施工期間が比較的短くて済む点も便利です。

自分でできる屋根修理の範囲

屋根 修理

冒頭でお伝えした通り、屋根に生じた損傷は自分で修理することもできます。もちろん程度によって業者に依頼すべきか判断する必要がありますが、以下の3種類のダメージであれば自分で修理できる可能性があるので確認してみましょう。

  • 軽微のひび割れ
  • 塗料の剥がれ
  • 雨漏り

軽度のひび割れ

ひび割れの修理は、軽微なものなら自分で補修することが可能です。ひび割れている箇所は「コーキング材」や「パテ」で埋めることができます。これは一般的な対処法で、比較的容易に実行できる方法です。

また、浅いひび割れには適切な塗料を用いて表面を塗り直すこともできます。一方で、深刻なひび割れがある場合は、損傷したスレート部分を取り外し、新しいものに交換しなければなりません。

スレート屋根の場合は、特定の浸透型補修剤を使用して、割れやひび割れを補修することが推奨されます。たとえば、「タスマジック」という専用製品が利用されることもあります。

この作業はより高度な技術を必要とするため、注意が必要です。自分でおこなうのは難しい場合があるので、無理はせずに業者に依頼することも視野に入れましょう。

塗料の剥がれ

屋根の塗料が剥がれた時の対応は、屋根の種類やダメージの程度による判断が必要です。一般的に、最初のステップとして剥がれた塗料を取り除き、新しい塗料を適用する再塗装が行われます。

また、剥がれが局所的な場合は、その部分だけを補修する部分補修も選択肢として考えられますが、この方法では新旧の塗料の色合いの違いに注意が必要です。塗料の剥がれが広範囲に及んでいる場合や深刻な損傷がある場合には、スレート材自体の交換が必要になる可能性があります。

軽微なひび割れの上に塗料を塗り直したい場合は、「シーリング材」や「セメント粉」などと呼ばれる材料を用いるのが一般的です。まずはひび割れ(クラック)を補修してから、その上に塗装を施しましょう。

雨漏り

自分で屋根の雨漏りに対処する際には、一時的な解決策として屋根にビニールシートを被せる方法があります。これは簡単に実施でき、短期的な雨漏り防止に役立ちますが、長期的な解決には至らない点に注意が必要です。

雨漏りを補修する際には、ビニールシートだけでなく、防水テープやブルーシート、シーリング材などが使われます。これらの材料は雨水の侵入を防ぐために効果的ですが、それらを使用する際には正確な方法で適用することが重要です。

ただし、原因が特定できなかったり、雨樋の破損が原因で雨漏りをしている場合は自分で修理するのは難しいでしょう。このケースでは修理業者に全て交換してもらう必要があります。

屋根修理を自分でやるうえで覚えておくべきこと

チェックリスト

屋根修理を自分でやる際は必ず基本的な知識を身につけておきましょう。やみくもに始めるのは大変危険です。ここでは、確実に必要となる2つの情報をお伝えします。

  • 必要な道具
  • 自分で屋根修理を修理する時にかかる費用相場

必要な道具

自分で屋根修理を行う際は、様々な道具を用意し、安全に配慮しながら作業することが大切です。

  • 安全帯:高所作業時の安全を確保、落下防止のために使用
  • ハンマー:瓦の交換や一部の補修作業に使用
  • モップ:屋根の清掃や塗装作業に使用
  • コーキングガン:コーキング材を塗布する際に使用
  • 防水テープ:雨漏りの一時的な応急処置に使用
  • ホース:高圧洗浄機や水洗い作業に使用

安全帯は高所での作業に不可欠で、落下のリスクを減らすために使用されます。

安全帯

ハンマーは瓦の取り替えや修理作業に欠かせない道具です。

ハンマー

屋根の清掃や塗装にはモップが使用されるので、使いやすいサイズのものを用意しましょう。

モップ

コーキング材の塗布にはコーキングガンを使います。ホームセンターでも購入可能です。

コーキング

また、一時的な雨漏り対策として防水テープを使うこともあるので、用意しておきましょう。

防水テープ

屋根の洗浄にはホースや高圧洗浄機が活躍します。高圧洗浄機は屋根修理以外の用途にも使えるので、1台あると便利です。

モップ

これらの道具を用いる際は、それぞれの用途や特性を理解し、適切に使用することが重要です。屋根修理は専門的な知識と技術を要するため、作業中は安全対策を十分に施し、必要に応じて業者のアドバイスを求めるべきです。

費用相場

屋根修理を自分で行う場合の費用相場は、修理の内容によって変動しますが、一般的な修理内容と費用の目安は以下を参考にしてください。

  • 屋根の防水テープ貼り:約2,000円から3万円の範囲
  • コーキング材による屋根材の補修:約5,000円から5万円の範囲
  • 部分的な瓦の交換:3,000円から3万円の範囲

屋根修理の費用相場は、施工面積や使用する材料によっても大きく異なるため、確実な見積もりや専門的なアドバイスを得るためには、業者に相談するのがよいでしょう。

以下の関連記事では、プロの業者さんに屋根の部分修理をお願いした場合の費用相場や施工事例について解説しています。施工事例では、実際にかかった費用も解説しているので、自分で修理するか業者に依頼するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:屋根修理・工事の費用相場

自分で屋根修理をする時の注意点

注意点

屋根修理を自分でやる際は、以下の点にしっかり注意のうえ行いましょう。

  • 高所作業であることを意識する
  • 足場の設置だけでも業者に依頼すべき

高所作業であることを意識する

屋根修理を行う際は、落下が原因で命の危機に陥る可能性があることを十分に認識し、適切な安全対策を施すことが不可欠です。転落防止のための安全帯や頭部保護のためのヘルメットの着用は忘れないようにしましょう。

また、作業は必ず晴れている日に2人以上でおこなってください。塗装の剥がれによって足元が不安定になっていると、雨で滑って転倒する危険があります。1人では満足に作業できずに思わぬ事故を招きかねないため、複数人で作業するのも重要です。

足場の設置だけでも業者に依頼すべき

高さ2メートル以上での作業を行う際は、法律によって足場の設置が義務付けられていることにも注意しましょう。屋根修理時の足場設置は、自分でおこなえません。

適正な方法での設置ができない場合、事故の危険が高まってしまいます。足場をしっかりと設置することは、作業中の安全を大きく左右するため、専門的な知識と技術が必要とされる行為です。

専門業者に足場の設置を依頼すると、安全に関する規準を満たした適切な足場が設置され、安全性が高くなります。プロの業者は、適切な材料の選定やサイズの調整など、安全な足場設置に必要な全ての要素を理解しているため、安心して作業をおこなえるのです。

火災保険で屋根修理ができる場合がある

火災保険

屋根修理に関して、火災保険の利用が考えられますが、これにはいくつかの条件が存在します。保険の詳細は各保険会社によって異なるため、具体的な情報を得るには直接問い合わせることが必要です。

通常、火災保険は自然災害による損害に適用されるため、長年の使用による経年劣化や損害は対象外となる可能性があります。

また、修理にかかる費用が保険会社が定める一定額未満の場合、その修理費用は補償の対象外となることがあります。この「一定額」とは、20万円であることが多いので加入している火災保険のプランを確認してみましょう。加えて、損害が保険契約の範囲内であることが補償を受けるための条件です。

したがって、火災保険を用いた屋根修理を検討する場合、保険の適用範囲や修理費用の基準などを理解し、保険会社とのやり取りを適切に行う必要があります。

屋根修理をDIYするメリット

メリット

DIYでの屋根修理は危険が伴うとご説明してきましたが、メリットも持っています。ここでは大きく3つに分けてメリットについて解説するので、DIYをするか迷っている方はぜひ参考にしてください。

  • 費用を抑えて修理できる
  • 業者の予定に合わせず修理できる
  • 悪徳業者に引っかからない

費用を抑えて修理できる

DIYで屋根を修理すると、業者に依頼するよりも費用を抑えられるというメリットがあります。

業者に依頼すると、人件費や施工費などを払わなければなりません。少しでも安くしたいと考えているなら、DIYで修理する方がコストカットに繋がるでしょう。

しかし、足場は自分で組めないため、業者に頼まなければならないので足場代は必ずかかります。また、必要となる材料費も把握しておかなければなりません。

DIYだからといって、必ずしも安く仕上げられるわけではないことは覚えておきましょう。

業者の予定に合わせず修理できる

業者のスケジュールは、常に確実に押さえられるわけではありません。自分の予定と噛み合わず、なかなか施工を実施できないということも考えられます。

DIYであれば、自分の手が空いている時に自由に修理を始められるのがメリットです。必要な道具を揃えて、修理箇所を確認すればすぐにでも修理できます。

もちろん確実な仕上がりを求めるのであれば、自分だけで施工をおこなうと不安が残る部分もあるでしょう。緊急性がなく、ある程度応急処置ができている場合は、業者に相談してみるのをおすすめします。

悪徳業者に引っかからない

屋根修理をおこなっている業者の中には、悪徳業者も存在します。悪質な手口で高額な費用をだまし取ったり、明らかに手抜き工事をおこなったりといった被害にあうかもしれません。

一方、DIYでは業者に施工を依頼しないためその心配がありません。優良業者の選び方がわからないという方も、DIYであれば業者選びをしなくても施工を進められるというメリットがあります。

とはいえ、全ての業者が悪質な行為に手を染めているわけではありません。優良業者を選べば、安心して施工を任せられるでしょう。もしDIYだけだと不安な場合は、慎重に業者選びをすることで、悪徳業者からの被害を避けられますよ。

屋根修理をDIYするデメリット

デメリット

DIYで屋根を修理する時は、メリットだけではなくデメリットについても考えなければなりません。一見よいことが多いように思えるかもしれませんが、DIYをするのは簡単ではないという認識を忘れないようにしましょう。ここでは大きく3つに分けてデメリットについて解説します。

  • 危険な作業が伴う
  • 完璧な施工がおこなえないかもしれない
  • DIYより業者に頼んだ方が最終的に安く済むことがある

危険な作業が伴う

DIYでの屋根修理は、基本的に高所での作業が主となります。足元が安定しなかったり、バランスを崩してふらついてしまったりすると、屋根から落下する恐れがあるでしょう。

どれほど入念に準備をしても、DIYの屋根修理には必ず危険が伴います。慣れない作業を不安定な場所でおこなうので、安全性は保証できないのです。

その点、業者はその道のプロですから安心して任せられます。危なげなく施工してくれる姿を見れば、任せてよかったと思えるでしょう。

完璧な施工がおこなえないかもしれない

屋根修理には正しい材料と手順についての知識が欠かせません。もし思い込みで誤った施工をおこなってしまうと、損害がさらに拡大してしまう恐れもあります。

屋根は住まいを雨風から守るために重要なものです。その構造や特性は単純なものではありません。素人が完全に理解することは難しいと言えるでしょう。

DIYをした結果、思うような施工ができなかったり、途中で諦めなければならなくなったりすることも考えられます。

業者による施工であれば、その点に関する懸念はありません。正しい手順で適切な道具を使用するので、施工の仕上がりに関して問題が起きることはほぼないでしょう。

DIYより業者に頼んだ方が最終的に安く済むことがある

DIYをする時には、必ず道具を揃えなければなりません。自宅にあるものを使えるわけではないので、新しく購入する必要があります。

その道具のひとつひとつは安くないため、揃えるだけでもかなりの費用がかかるでしょう。

また、誤って不要な道具を購入してしまったり、施工が上手くいかずに追加で道具を買い続けたりすると、さらに費用はかさんでしまいます。

業者に依頼すれば、最初に提示された見積書通りの費用だけを用意すればよいので、余計なコストはかかりません。もちろんしっかりと適正な見積もりを出しているか確認する必要はありますが、追加でどんどん費用がかかるという事態は避けられます。

【屋根材別】屋根修理を業者に依頼すべき症状

業者

こここからは、屋根材別に業者に修理を依頼すべき症状をまとめています。

瓦屋根が修理を必要とする状況には、いくつかの典型的な原因があります。自然災害、特に台風などが主な原因です。このような場合、割れや損傷が生じた瓦は修理が必須となります。

また、屋根上を歩くことによる物理的な損傷、通称「踏み割れ」も修理しなければなりません。このような破損が発生した際には、専門の業者に屋根の状態を評価してもらい、修理の必要性について適切な判断を依頼することが重要です。

金属

金属製の屋根で修理が必要となる典型的な状況として、サビの発生は特に注視すべき点です。時間の経過と共に金属屋根にサビが生じると、その防水性が損なわれ、修理の必要性が高まります。

さらに、屋根表面にへこみや穴がある場合、これらの物理的損傷も修理しなければなりません。これらの損傷が見られる場合には、迅速な対応が求められるため、専門の業者による修理を検討することが望ましいです。

スレート

スレートに発生した割れや欠けは、雨漏りを引き起こす主な原因の一つです。そのため、このような損傷が見られる場合は、迅速に修理しましょう。

また、長年の使用による経年劣化がスレートの損傷を引き起こすこともあります。さらに、低温による凍害がスレートを損傷させることもあり、これらの状況すべてにおいて、屋根の状態を業者が点検し、必要に応じた修理を行うことが重要です。

トタン

トタン屋根に必要となる修理の状況は多岐にわたりますが、特にサビの形成や物理的な損傷が主な原因です。サビがトタン屋根に現れると、その進行は屋根の穴開きに繋がり、結果的に雨漏りのリスクを高めます。したがって、サビが目立ち始めた時点での早期対処が重要です。

さらに、物理的な衝撃や損傷によりトタン屋根が破損している場合も、修理をおこなわなければなりません。これらの状況においては、屋根の構造と安全性を確保するために、迅速かつ適切な修理措置が求められます。

優良な屋根修理業者を探そう

業者

ここでは、悪徳業者に引っかからず、優良な屋根修理業者に施工を依頼するための方法とコツについてご説明します。

  • インターネットで口コミなどを探す
  • 近所の人に評判を聞いてみる
  • 業者の対応を見る
  • 見積書を確認する
  • 相見積もりをとる

インターネットで口コミなどを探す

業者選びの際に、口コミは非常に有益な情報になると言えます。口コミを投稿している人は利用した経験があるため、実際にどのような施工をしたのか、対応はどのような態度だったのかなど、さまざまな角度から情報を寄せているのです。

実体験に基づいている評判は信用できます。もし悪い口コミがあまりにも多い業者であるようなら、避ける方が安全でしょう。

近所の人に評判を聞いてみる

もし近所に屋根修理を業者に依頼した経験がある人がいれば、どのような対応をしてくれたか聞いてみてください。近所の人であれば気軽に聞けますし、本音で話してくれるでしょう。

対応や施工の仕上がりがよかったという話を聞ければ、同じ業者さんに依頼するのも一つの手段です。口コミは多すぎて判断に迷ってしまうという方にもおすすめの方法だと言えます。

業者の対応を見る

営業マンの接し方や、実際に現場を確認しに来た職人さんたちの対応も大事な判断材料です。屋根修理工事は、施工が終わってからすぐに業者と無関係になるわけではありません。きちんとした業者なら、アフターフォローもしっかりとおこなってくれます。

悪質な業者の場合、説明をしてくれなかったり、相談に乗ってくれなかったりと、ぞんざいな対応をする可能性が高いです。もちろんアフターフォローや施工に対する保証についても言及してくれないでしょう。信頼できないと感じたら、引き止められても依頼しないようにしてください。

見積書を確認する

見積書の項目が少なすぎる場合は要注意です。特に気をつけたいのは足場代が無料と記されている見積書で、足場代は絶対に無料ではありません。見積書では無料と記載しておいて、施工が始まってから追加で費用を要求してくる手口が考えられます。

また、塗料のメーカーが明記されていなかったり、人件費のみしか記載されていなかったりと、明らかに必要な項目が足りていない見積書を出されたら必ず説明を求めてください。

相見積もりをとる

相見積もりとは、複数の業者から一度に見積りをとることを指します。一社ずつ見積りをとるのは手間も時間もかかりますが、相見積もりをとれば一度に比較できるため非常に楽に業者選びができると言えるでしょう。

相見積もりはインターネットサービスでとることができます。ぜひ利用してみてください。

屋根修理は自分でおこなうよりも業者に任せると確実

屋根修理

自分でおこなえる範囲での屋根修理については、業者に依頼せずに済ませたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。もちろん絶対に自分で屋根修理をするべきではないというわけではありませんが、やはり確実性や安全性を担保するためには業者に依頼するのが最も確実でしょう。

見積もりをとり、優良な業者であると判断できたら、相談してみるのをおすすめします。屋根塗装・ひび割れの修理などのほかにも、リフォームなどお家について悩んでいることがあれば話してみるとよいでしょう。優良業者であれば、親身になって相談に乗ってくれます。

ゼヒトモで屋根の修理・工事業者のプロを探す

女性

今回は、屋根修理を自分で行う際に覚えておきたいことをまとめました。軽微な症状であれば自分で屋根を修理することが可能ですが、安全性や専門性の視点から、やはり業者に依頼すべきといえます。

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