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外構と造園の違いとは?料金相場や業者選びのポイントをチェック
「外構」と「造園」の違といは何でしょうか。一般的に外構はフェンスや門などの住宅周りのすべての構造物を指し、造園は主に植物や石などの自然素材に関する工事を指します。
外構や造園にこだわることで、住まいはより美しく、居住者の個性を表現したものに仕上がるでしょう。しかし、外構や造園にこだわりたいけれど、費用が高いのではないかと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、工事内容別に料金相場や業者の選び方についてご紹介します。
株式会社 リスタート
外構と造園の違いとは?
外構とは、建物の周りにある構造物を指す言葉として使われます。例えば、門やフェンス、植木、芝生などは外構の一部です。また、外構工事とは外構に関する工事のことで、次のものなどが含まれます。
- 門やフェンスを設置する
- ポーチやウッドデッキを作る
- 植木を植える
- 芝生を張る
一方、造園とは、建物の周りを自然素材で彩ることを指す言葉です。植木を植えることや石を配置すること、芝生を張ることなどはいずれも造園に含まれます。
- 植木を植える
- 庭木を剪定する
- 芝生を張る
造園は自然素材を使った作業に限定されるため、外構工事の一部と考えることができます。外構全般の工事をしたいときには外構業者、造園だけを依頼したいときは造園業者と使い分けることができるでしょう。
外構工事とは?
外構工事とは、外構関連の工事のことです。外構工事と類似する言葉としては、エクステリアが挙げられます。 しかし、エクステリアは元々住宅周りを装飾的に演出することを指す言葉のため、実用的に外回りの構造物を設置することは含まれません。
つまり、景観や美しさにこだわるときはエクステリア、機能を重視するときは外構、外構工事と言葉を使い分けることができるでしょう。
造園とは?
造園は、外構工事の中でも特に自然素材を用いた作業を指す言葉です。外構工事の業者に庭木などを依頼することもできますが、木や石などの素材や剪定だけを依頼したいときは造園業者に依頼できるでしょう。
また、外構業者の中には、アルミやブロックなどの人工物を使った工事にしか対応していない業者もあります。依頼したい作業内容をリストアップしてから、適切な業者を選ぶようにしましょう。
外構・造園工事の費用相場は?
外構・造園工事にかける費用は、建物の建設にかかる費用の1割程度にするとバランスが良いとされています。住宅が立派でも外構や植栽がシンプル過ぎると、寂しいイメージに仕上がるかもしれません。
反対に住宅がシンプルなのに、外構が豪華すぎるのもバランスが良いとは言えないでしょう。 建築費の1割を目安に予算を組むことで、建物と調和のとれた外構に仕上げることができます。
もちろん外構にこだわりたい方は、建物の建築費の1割を超える予算を見積もり、より満足度の高い家に仕上げることも可能です。外構工事別に費用相場を紹介するので、参考にしてください。
ウッドデッキ設置
庭にテラスを作るときは、屋根の有無、床部分の材質によって費用相場が変わります。屋根をつける工事には10~30万円、ウッドデッキ設置工事には10~20万円ほど必要です。
床に使う素材をウッドデッキではなくタイルを選ぶと、少し費用を抑えることができます。作りたいテラスのイメージと予算を照らし合わせて、適した素材を選びましょう。
ガレージ・カーポート設置
乗用車やバイクなどを置く場合は、ガレージやカーポートの設置も必要です。コンクリート打ちっ放しのガレージであれば20万円程度で完成することができます。しかし、屋根をつけてカーポートに仕上げる場合は40~100万円ほどかかります。
フェンス設置
敷地周りにフェンスを設置することで、プライバシーを守り、防犯効果も得られます。アルミや樹脂、木などの素材によっても費用は異なりますが、30~50万円程度が相場です。外部からの視線を遮る効果が高いブロック塀を設置する場合は、50~100万円かかります。
ガーデンルーム設営
ガーデンルームとはサンルームとも呼ばれ、リビングに隣接し、室内でありながらも日光がふんだんに入る空間です。部屋を増設するよりは安価に設営できるため、リビング横の庭部分が広いときに検討できます。工事費用の目安は40~50万円程度です。
玄関アプローチ
門から玄関までのアプローチにコンクリートや石材を敷いて歩きやすくする工事には、30~60万円ほど必要です。素材だけでなく面積によっても費用が変わるため、門から玄関までの距離が長い場合は高額になります。
外構・造園工事業者の選定ポイント4選
外構・造園は家の印象を左右する重要な部分です。次のポイントに注意して、工事業者を慎重に選びましょう。
- 過去の実績が豊富であるか
- 安さを売りにしていないか
- お客様ファーストであるか
- 見積もりに細かい項目が記載されているか
過去の実績が豊富であるか
施工実績が豊富であると、職人の腕が高く、さまざまな工事に熟練していると考えられます。また、実績が豊富ということは、依頼したお客様が多いことも示しています。そのため、お客様からの信頼が厚い信用できる業者と考えられるでしょう。
安さを売りにしていないか
外構工事の費用を抑えることは重要なことです。しかし、安い資材を使ったり、中途半端な施工をしてアフターフォローがなかったりするケースもあるので、価格だけで選ぶのはおすすめできません。安さだけではなく品質を売りとしている業者を選びましょう。
お客様ファーストであるか
こちらの要望を無視して、一方的な提案を押し付ける業者には注意が必要です。こちらの希望が技術や機能的に実現できないときでも、その理由を外構・造園の専門家として具体的に説明してくれることが望ましいといえるでしょう。
実際のところ、お客様の希望やイメージに寄り添わないプロはプロとして失格です。親身になって相談に乗ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
見積もりに細かい項目が記載されているか
見積書からも、信頼できる外構・造園業者かどうかを見分けることができます。信頼できる外構・造園業者であれば、工事範囲や工事内容・必要な部品などがすべて細かく記載されており、それに合った料金を提示しているはずです。
工事一式などと大雑把に記載している業者には注意をしましょう。見積書に不明な点があるときに丁寧に説明してくれない業者も要注意です。妥当な費用かどうかを知るためにも、複数の業者に見積もりを依頼して比較すると良いでしょう。また、費用だけでなく担当者の誠実さなどもチェックしましょう。
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外構や造園にこだわることで、理想の住宅が完成します。より美しく、より地域と調和した住宅を完成するためにも、外構や造園に注目してみてはいかがでしょうか。
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監修したプロのコメント
外構工事に合わせてシンボルツリーなどの植栽を施工すると、門廻りやお家を一層際立たせることが出来ます。
植栽や芝生を施工した場合、施工後の管理が必要になります。外構業者の中でも造園工事に対応している業者さんであれば、打ち合わせの時点で管理しやすい樹種を提案してもらえたり、管理の的確なアドバイスが期待できます。
また、剪定などは年間通して行ってくれる業者さんもあるので業者選びのポイントになるでしょう。
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