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クローゼットリフォームの種類と費用とは。リフォーム時の注意点もご紹介!

2022/12/29 2024/03/26
クローゼットリフォームの種類と費用とは。リフォーム時の注意点もご紹介!

収納スペースが足りないときやクローゼットが使いづらいときは、クローゼットのリフォームや新設を検討してはいかがでしょうか。とはいえ、クローゼットにはさまざまなタイプがあり、何をどう選べば良いのか迷う方も多いはず。

この記事では、クローゼットのリフォームや新設を検討している方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。クローゼットのタイプごとの特徴やリフォームアイデア、クローゼット内の湿気対策も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

クローゼットのタイプと特徴

クローゼットは、ウォークインタイプと壁面タイプ、ウォークスルータイプの3つに分けられます。スペースに余裕がないときは壁に沿って設置する壁面タイプ、奥行きを確保できるときはウォークインタイプかウォークスルータイプがおすすめです。それぞれのタイプの特徴や収納できるもの、使い方のヒントなどについて見ていきましょう。

ウィークインクローゼット

ウォークインクローゼットとは、中に人が入ることができるクローゼットのことです。奥行きがあり、収納力も抜群です。また、クローゼット内に十分なスペースを確保できるときは、中に椅子や小さなテーブルを置いて着替え部屋としても活用できます。

スペースに余裕があるので、スーツケースや季節のアイテム(オイルファンヒーター、クリスマスツリー、雛飾りなど)、使っていない家具の衣類以外のものを収納することも可能です。タンスをそのままウォークインクローゼットに入れて、衣類関係をひとまとめにするのもおすすめです。

ただし、ウォークインクローゼットのスペースが広すぎると、周囲の部屋や廊下のスペースを圧迫する可能性があります。どのように使いたいかだけでなく、他の部屋も確保できるか考えてからウォークインクローゼットの広さや間取りを決めるようにしましょう。

なお、ウォークインクローゼットでは、入口以外の3つの壁面にハンガーパイプや棚を取り付ける「コの字型収納」や、左右の壁面だけにハンガーパイプなどを取り付ける「Ⅱ字型収納」などのレイアウトがあります。面積や使い方、収納したいものによって適切なレイアウトを選びましょう。

壁面クローゼット

壁面クローゼットとは、壁に沿って設置されたクローゼットです。部屋や廊下の壁などに取り付ければ、簡単に収納空間として活用できます。また、ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットとは異なり、スペースがあまり取れないときでも設置できるので、マンションなどにもおすすめです。

壁面クローゼットにハンガーパイプを取り付けると、衣類が横一列に並んで見えるので、洋服や小物などを選びやすいというメリットがあります。しかし、スーツケースやタンスなどの衣類以外は置きにくいため、壁面クローゼットとは別に、納戸や奥行きが広い押入れなどが必要になるかもしれません。

ウォークスルークローゼット

ウォークインクローゼットには出入口が1箇所ついていますが、ウォークスルークローゼットには出入口が2箇所あり、クローゼットを通り抜けて別の部屋や廊下に移動することができます。両方の扉を開ければクローゼット内の空気を入れ替えることができるので、通気性が良く、湿気がこもりにくい点も特徴です。

ウォークスルークローゼットを設置するときは、入口と出口の動線を考えて工事しなくてはいけません。例えば、リビングから入って脱衣場に移動できるウォークスルークローゼットなら、着替えをわざわざ取りに行かなくても入浴できて便利です。

クローゼットの扉の種類と特徴

クローゼットをリフォーム・設置するときは、形状だけでなく扉も考慮することが重要です。クローゼットの扉には、前後に開く開き戸タイプと左右に開く引き戸タイプ、扉が中折れする折れ戸タイプの3つのタイプがあります。

扉のタイプが異なると、使い勝手が変わるだけでなく、収納量も変わることがあるので注意が必要です。扉のタイプごとの特徴について見ていきましょう。

開き戸タイプ

開き戸タイプのクローゼットは、開口部が広く、中が見やすく荷物を出し入れしやすいという特徴があります。壁面クローゼットの場合、扉の幅よりも大きな荷物を入れていても、開き戸タイプなら出し入れが可能です。

ただし、開口部付近のスペースには荷物を置けないので注意しましょう。例えば、ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットの場合、押して入る開き戸タイプでは、扉の可動範囲内には荷物を置けません。引いて入る開き戸タイプでも、扉の可動範囲内には荷物は置けないので、扉を設置できる場所が限られます。

引き戸タイプ

扉をスライドして開閉する引き戸タイプのクローゼットは、開き戸タイプと比べると開口部が狭くなる点に注意が必要です。壁面クローゼットに引き戸を取り付けると、扉の幅よりも大きな荷物は出し入れできなくなってしまいます。

しかし、扉の前後に荷物を置いていてもスムーズに開閉できるので、クローゼットの周りに家具などを設置することが可能です。また、クローゼットいっぱいに荷物を入れる場合でも、引き戸であれば無理なく開閉できます。扉周辺のスペースに余裕がないときは、引き戸タイプを選ぶようにしましょう。

折れ戸タイプ

壁面クローゼットの幅が広いときは、開き戸タイプでは扉の幅が広くなりすぎてしまいます。また、開き戸タイプは扉の可動範囲内に荷物を置けないため、扉の幅があまり広いと部屋のスペースを有効活用できない点も問題です。

幅の広い壁面クローゼットの扉には、折れ戸タイプがおすすめです。折れ戸タイプなら開口部が広くなるため、扉の幅よりも大きな荷物もスムーズに入ります。ただし、引き戸タイプとは異なり、開閉する際に前後にある程度のスペースが必要です。扉の可動範囲を把握し、荷物を置かないようにしておきましょう。

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クローゼットリフォームの費用と工事期間

リノベーションをするときなどにも、クローゼットの見直しをしてみましょう。クローゼットの収納力や使い勝手が向上すれば、暮らしやすさも向上します。クローゼットのリフォームや設置工事にかかる費用と期間を、ウォークスルークローゼットと壁面クローゼットなどに分けて紹介します。

ウォークインクローゼットを新設する

ウォークインクローゼットを新設するときは、20~80万円程度の費用がかかります。収納規模やクローゼット内の設備にもよりますが、工事期間は3~7日が一般的です。

ウォークインクローゼットの大きさや設置スペースにもよりますが、周辺の部屋の広さや住宅の間取り自体が変わることもあります。リノベーションレベルの大がかりな工事になることもあるので、業者としっかりと話し合っておきましょう。

壁面クローゼットを新設する

壁面クローゼットの新設には、10~40万円程度の費用がかかります。収納規模や幅にもよりますが、工事期間は2~5日が一般的です。

ただし、廊下に設置する場合は、廊下裏の部屋のスペースが狭くなるなど、間取りに大きな影響を及ぼすことがあります。リノベーションレベルの大がかりな工事になることもあるので、業者と設置場所や奥行きについて話し合っておきましょう。

押入れをクローゼットにリフォームする

押入れをクローゼットにリフォームするときは、すでに活用できるスペースが確保されているため、扉を交換してハンガーパイプや棚を取り付けるだけの比較的簡単な工事となります。費用は3~20万円程度、工事期間は1~2日程度が一般的です。

ただし、収納する荷物によっては補強工事が必要になることがあります。工事期間が延びるだけでなく費用もかさむ可能性があるので注意しましょう。また、押入れをクローゼットに変更するだけでなく、和室全体を洋室に変更するときは、リノベーションレベルの大がかりな工事が必要になることもあります。

湿気対策リフォームをする

クローゼット内にカビや結露が見られるときは、湿気対策リフォームが必要です。壁にエコカラットなどの調湿効果のある素材を取り付けたり、換気扇や小窓を設置して通気性を高めたりできます。

費用は3~10万円程度になることが一般的です。また、工事内容によって工事期間が変わるため、事前にリフォーム業者に確認しておきましょう。

収納棚を設置する

クローゼット内に収納棚を設置すると、デッドスペースを小物置きとして活用できます。費用は1箇所あたり1.5~5万円、工事期間は1日以内が目安です。

扉をリフォームする

開き戸から引き戸、折れ戸に変更することで、扉の可動範囲が狭くなり、スペースを有効活用できます。扉を変更する費用は約8~12万円、工事期間は1日が目安となります。

クローゼットリフォームをする際の3つの注意点

クローゼットのリフォームをするとき、あるいは、リノベーションの際にクローゼットを設置するときは、次の3つのポイントに注意しましょう。

  • カビ・結露対策をする
  • 使い勝手の良い奥行きは60cm
  • 部屋のスペースに適した扉を設置する

それぞれの注意点を紹介します。

カビ・結露対策をする

クローゼット内には湿気がこもりやすいため、カビや結露で衣類の素材がダメになることがあります。

特にウォークインクローゼットなどの部屋タイプのクローゼットは湿気がこもりがちです。調湿効果のある壁材であるエコカラットをクローゼット内部の壁に張る、換気扇や小窓を取り付けて通気性を高めるなどの対策をしましょう。

使い勝手の良い奥行きは60cm

ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットとは異なり、壁面クローゼットは中に入らずに荷物を出し入れするため、奥行きがありすぎるとデッドスペースが生じてしまいます。

使い勝手の良い奥行きは60cmといわれています。既存の収納スペースにデッドスペースがあるときは、奥行きを60cm程度に変えるリフォーム工事も検討してみましょう。

部屋のスペースに適した扉を設置する

クローゼットの扉は、タイプごとに一長一短があります。幅が広い荷物を収納するときであれば開き戸タイプが適していますが、扉の可動範囲が広いため、クローゼット前に家具や荷物を置きにくい点がデメリットです。

収納したいものや出し入れのしやすさ、部屋のスペースに合わせて、適切な扉を選ぶようにしましょう。特に壁面クローゼットは開口部が広くなるため、収納する衣類の量や開閉のしやすさを考慮した扉を設置しないと、使い勝手が悪くなってしまいます。

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