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カーテンに生えたカビの落とし方!簡単なコツと予防法を解説

2021/07/12 2023/02/24
カーテンに生えたカビの落とし方!簡単なコツと予防法を解説

カーテンは、窓の結のせいでカビが発生することがあります。

カーテンに生えたカビは見栄えが悪いだけでなく、健康被害をもたらす恐れがあり、すぐに対処しなければいけません。

今回はカーテンのカビを簡単に落とす方法と、カーテンのカビの予防法について詳しく解説していきます。

カーテンにカビが生える原因

カーテン 湿気

カーテンにカビが生える原因は、カーテンの周りが窓の結露や湿気によってカビが繁殖しやすい環境となっているためです。

具体的に、次の生育条件を満たす場合はカビが繁殖しやすくなります。

  • 温度:20~30℃
  • 湿度:60%以上
  • 栄養:ホコリや汚れ

窓の結露を放っておくと、カーテンがその水分を吸収してカビが発生します。

発生したカビは、カーテンに付着したホコリや汚れを餌にしてさらに繁殖してしまいます。

特に冬場は室温と室外の気温差が大きく、結露ができやすいためカビも繁殖しやすくなります。

また、冬以外も注意が必要で、特に雨が続いて湿度が高くなる梅雨は危険です。

天気が悪いからといって、洗濯物の部屋干しが多くなると、部屋の湿度が高くなりカビの原因になってしまいます。

カーテンのカビを放置すると危険

カーテンを含めて、カビを放置するのはおすすめできません。人体に悪影響を及ぼす恐れがあるためです。

例えば皮膚や粘膜を怪我している場合、そこからカビが侵入して水虫や頭部白癬などを発症する可能性があります。

また、カビによっては髄膜炎という重篤な感染症の原因となってしまう場合もあるため、できる限りカビを見つけた際はすぐに対処するのがおすすめです。

参考:「黴」 この漢字を読めますか?|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部

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カビが繁殖してる!業者に除去を依頼した時の費用はいくらになるの? >>>

カーテンに生えたカビの落とし方

ブラシ

カーテンにカビが生えた場合は、できる限り早めに対処する必要があります。

ここでは、カーテンのカビを落とす方法をいくつかピックアップして紹介します。

1. まずは洗濯表示タグのマークを確認する

カーテンのカビを落とす前に、洗濯表示タグのマークを必ずチェックするようにしましょう。

カーテンの裏地上部についていることが多く、それぞれのマークは以下のような意味があります。

カーテンの洗濯のやり方

カーテンを水洗いしようと考えている場合は、洗濯表示タグをチェックして水洗いできるか確認し、水洗いできる場合は洗濯機で洗えるかどうかを確認してください。

水洗いができない場合、クリーニング店に持っていくようにしましょう。

また、漂白ができるかどうか、使用できる漂白剤はどの種類かもチェックが必要です。

不適切な洗い方だとカーテンを傷つける可能性があるため、最初に適切なお手入れ方法を確認するようにしてください。

2. 手洗いでカビを落とす

手洗いの場合は、ブラシを使いながらカビを落としていきます。

仮に洗濯機で洗えるカーテンであっても、先に手洗いで目立つカビ汚れを落としておくと、汚れが完全に落ちやすくなるでしょう。

また、手洗いであればフックをわざわざ外す必要がなく簡単に行えます。

なお、レースカーテンは繊細な生地でできているため、カビを落とすときは特に優しく行うようにしてください。

カーテンの手洗いに必要なもの

  • 歯ブラシや掃除ブラシ
  • 洗濯用洗剤
  • タオルや雑巾などの布(2枚)

基本手順

  1. ブラシで表面のカビ部分を軽く払うようにして叩き、カビを落とす
  2. カーテンの裏側に布をあて、洗濯用洗剤をつけたブラシで1. と同様にカビ部分を叩く(カーテンが傷つかないように、ブラシで叩くときは優しく叩くのがコツ)
  3. カビ汚れが裏側の布に移ったら、もう1枚の布を水で濡らしてカビ部分をポンポンと叩くようにして押さえる
  4. カビが取れたら干してしっかり乾燥させる

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3. つけ置き洗いでカビを落とす

手洗いでカビが落ちないときは、つけ置き洗いをするのが効果的です。

もし効率よくカビを落としたいのであれば、洗濯用洗剤だけでなく、オキシクリーンやワイドハイターのような酸素系漂白剤を併用するのがおすすめです。

カーテンに発生しやすい黒カビは、一般的な洗濯用洗剤だとあまり綺麗に落ちません。

酸素系漂白剤であれば塩素系漂白剤よりも刺激が少ないため、カーテンを傷めることなくカビの汚れを落とせます。

また、色落ちの心配もほとんどないでしょう。

注意点として、漂白剤を使用するときはゴム手袋を着用し、必ず換気するようにしてください。

もしつけ置き洗いでカビが落ちなかった場合、洗濯可能なものは洗濯機で洗濯し、不可のものはクリーニング店に持っていきましょう。

カーテンの漬け置き洗いに必要なもの

  • カーテンが入る大きさの洗面器またはバケツ(ない場合は浴槽)
  • 洗濯用洗剤
  • 酸素系漂白剤(粉末タイプの方が効果あり)
  • ゴム手袋
  • 洗濯ネット

基本手順

  1. カーテンが入る大きさの容器に30〜40℃のお湯を張り、酸素系漂白剤大さじ1強、洗濯用洗剤小さじ1を入れてよく混ぜる
  2. カーテンのフックを取り外し、表面のホコリやゴミを叩いて落とす
  3. カーテンを入れて30分〜1時間ほどつけ置く(長時間置いておくと汚れが全体に広がったり生地が劣化したりする可能性があるため、30分以上つけるときは要注意)
  4. つけ置きした後、カビでひどく汚れている部分を優しくもみ洗いをする
  5. カビが落ちている場合、仕上げに手洗いをする
  6. お湯を捨ててカーテンを軽く絞った後、畳んで洗濯ネットに入れ、洗濯機の脱水機能を使い1分以内で脱水を行う
  7. しっかり干して乾燥させる

4. 洗濯機を使う

つけ置き洗いをしてもカビが落ちないときは、洗濯機を使いましょう。柔軟剤を入れると、カーテンのシワ予防になります。

洗濯機を使う際のポイントとして、生地を傷めないよう弱流運転で洗濯機を回すようにしましょう。

なお、洗濯機で洗う際は重曹を使うのもおすすめです。重曹を使うことでさらにカビが落ちやすくなります。

必要なもの

  • 洗濯用洗剤(洗濯表示タグに弱マークがある場合はおしゃれ着用の洗剤)
  • 酸素系漂白剤(粉末タイプの方が効果あり)
  • 柔軟剤(おしゃれ着用洗剤を使用する場合はなし)
  • ゴム手袋
  • 洗濯ネット

基本手順

  1. カーテンのフックを外し、表面についているホコリやゴミを落とす
  2. カーテンを畳んで洗濯ネットに入れる
  3. 洗濯用洗剤・酸素系漂白剤・柔軟剤を入れる(つけ置き洗い後に洗濯する場合は何も入れなくてOK)
  4. 脱水を1分以内に設定した上で弱流運転で洗濯機を回す(つけ置き洗い後の場合はすすぎと脱水のみを行う)
  5. 脱水後、干してしっかり乾燥させる

5. 塩素系漂白剤・カビ取り用洗浄剤を使う

酸素系漂白剤だけでは落ちないようなひどいカビには、最終手段としてハイターのような塩素系漂白剤やカビ取り用洗浄剤を使いましょう。

カビ取り用洗浄剤ではカビキラーやカビハイターがおすすめです。

ただし、どちらも酸素系漂白剤より漂白力が強く、柄物のカーテンであれば色落ちしてしまいます。

必ず洗濯表示タグのマークを確認した上で、見えない部分で試してみてから使うようにしてください。

また、酸素系漂白剤を使用するときと同様、ゴム手袋を着用して必ず換気を行うようにしましょう。

必要なもの

  • カーテンが入る大きさの洗面器またはバケツ(ない場合は浴槽)
  • 歯ブラシや掃除ブラシなどのブラシ
  • 洗濯用洗剤(洗濯表示タグに弱マークがある場合はおしゃれ着用の洗剤)
  • 塩素系漂白剤またはカビ取り用洗浄剤
  • 柔軟剤(おしゃれ着用洗剤を使用する場合はなし)
  • ゴム手袋
  • タオルや雑巾などの布(カビ取り用洗浄剤を使う場合のみ)
  • 洗濯ネット

基本手順

  1. 塩素系漂白剤の場合、容器に30〜40℃のお湯を張って中に漂白剤を入れ、つけ置き洗いをする
  2. カビの部分はもみ洗いしたり、ブラシで洗ったりする
  3. スプレータイプのカビ取り用洗浄剤を使う場合、カビの部分に吹きかけて5分ほど放置する
  4. 放置後、お湯で湿らせた布で軽く拭き取る
  5. 塩素系漂白剤やカビ取り用洗浄剤でカビを落とした後、洗濯機で洗えるものはカーテンをネットに入れてから、運転モードは弱流運転にして回す
  6. 手洗いのものは浴室で洗う
  7. 1分以内で脱水を行う
  8. 干してしっかり乾燥させる

6. クリーニングに出す

カーテンが水洗いできなかった場合や塩素系漂白剤を使ってもカビが落ちなかった場合、クリーニング店に持ち込みましょう。

プロに任せれば、確実にカーテンのカビ汚れを落としてもらえます。

また、お金に余裕のある方は買い替えを検討してみてもいいかもしれません。

クリーニングに出すより、かえって費用が安く済む場合もあるでしょう。

クリーニング店に持って行って相談した上で、買い換えるかどうか決めるのがおすすめです。

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カーテンのカビを予防する方法

カーテン

せっかくカビを落としても、しっかりと予防しておかないとまたすぐにカーテンがカビてしまいます。

健康被害の予防や見栄えの面からも、カビはできるだけ事前に予防しておきたいものでしょう。

そこで最後の項目では、カーテンのカビを防止するためのポイントを5つ紹介します。

窓の結露を拭き取る

結露が発生してしまったら、カーテンへ染み込む前にこまめに拭き取りましょう。

特に室内外の気温差が激しい朝は結露が発生しやすく、できるだけ朝のうちに拭き取っておくのがおすすめです。

結露用のワイパーがあれば簡単に取ることができ、新聞紙でも十分に結露の水分を吸収させることができます。

また、毎日結露をとるのが大変な方は、テープ型やシート型になっている結露防止グッズを使ってみるのも良いでしょう。

100円ショップやホームセンターなどでは、さまざまな種類のグッズが販売されているため、チェックしてみてください。

こまめに部屋の換気をする

結露のできやすい冬場は寒いかもしれませんが、しっかりと換気を行い湿度を下げるようにしましょう。

10分ほどを目安に換気することで、部屋に湿気がこもってしまうのを防ぎ、清潔な空気を保てます。

こまめな換気が難しいようであれば、除湿器を使って部屋の湿度が高くなることを防ぐようにしてください。

また、部屋の家具の配置を工夫して風の通り道を作ったり、カーテンが窓に触れないようにしたりすることも効果的です。

カーテン周りを除菌する

除菌スプレーを使ってカーテンを清潔に保ちましょう。

カーテン用の除菌スプレーは市販されていますが、無水エタノール(消毒用エタノール)と精製水(水道水)で自作することもできます。

1つ用意しておけばカーテン以外の壁紙やカーペット、ソファといった箇所のカビ予防にも使えて便利です。

ただし、カーテンの素材によってはシミになってしまうことがあるため、一度見えない部分で試してから使うようにしてください。

定期的にカーテンを洗う

時間に余裕があれば、定期的にカーテンを洗いましょう。

仮にカビが発生してしまっても、ひどくなる前であれば比較的簡単に落とすことができます。

洗うのが難しければ、こまめにホコリや汚れを落とすだけでもカビの繁殖を防ぐ効果があるので試してみてください。

機能性の高いカーテンに交換する

吸湿性や通気性、速乾性の高いカーテンや抗菌加工がされているカーテンはカビの防止に効果的です。

また、水洗いできないカーテンを使っている場合、家庭でも簡単に洗える素材を使ったカーテンに替えるのもおすすめでしょう。

特に、手洗いが面倒だという方は洗濯機で洗える素材のカーテンだと便利です。

プロにカーテンのカビ取りを依頼する

カーテン

できるだけカビが生えないように予防していても、時期や環境によってはカビが生えてしまうこともあるでしょう。

デリケートな素材のカーテンを自分で洗うのが不安な方は、ゼヒトモからカーテンのカビ取りを依頼してみませんか。

依頼は無料で出せるため、ぜひ気軽に利用してみてください。

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依頼した方の声

<口コミ>
室内のカビが気になりご依頼を致しました。 作業完了後が大事との事でカビが発生する原因について細かく対処法まで教えて頂きました。 大変満足です。

<口コミ>
7月30日に工事をして頂きました。今年の梅雨の長雨で入居前の中古マンションがすっかりカビ臭くなってしまい途方に暮れていましたが、こちらのサイトでプロスパーさんを知り依頼しました。箇所はクローゼットと壁紙の内側ですが、クローゼット内はベニヤでカビ除去後は木の香りが甦りました。業務用のパワフルな除湿機も教えて頂き今後のカビ対策の為に設置しました。 丁寧な対応とコスパで大満足です。

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