新定番!? 9月にするプレ大掃除がアツい

2022/07/21 2022/08/12
新定番!?	9月にするプレ大掃除がアツい

大掃除=年末に行うイメージですが、年の瀬は何かと慌ただしく、真冬は気温が低く水も冷たいため、どうしても億劫に感じてしまいがち。

少しでも負担を減らすためにも、気候のよい秋に行う「プレ大掃除」がおすすめです。



秋のプレ大掃除のメリット

1)穏やかな気候で、寒さが気にならない

暑くも寒くもない気候の秋は、真冬の年末のように、水の冷たさが気にならないのがうれしいところです。掃除の最中や終わった後、空気の入れ替えをしたくなりますが、寒くないため、躊躇することなく思い切り窓が開けられます。

2)時間的余裕を作りやすい

年末は、仕事納めに向けた繁忙期である上、新年を迎える準備はもちろん、クリスマスや冬休みといったイベントも重なり、1年の中でも大変慌ただしい時期です。そんな時に、家中をきれいにしようとしても、なかなかじっくり取り組めず、つい後回しにしてしまうことも。

気候が落ち着く9月中旬から下旬にかけて3連休が2回あり、あらかじめ予定を立てて掃除をしやすい時期とも言えます。

3)汚れが落ちやすい

気温が低くなるほど、落としにくくなるのが油汚れです。油分が冷えて固まってしまうと、落とすのもひと苦労。穏やかな気温の秋なら、こびりついた油汚れも浮き上がりやすく、簡単に落とせます。コンロや換気扇掃除に便利なつけ置き用の洗剤も、気温・水温が高い方が効果を発揮しやすく、寒い冬に行うよりもスムーズに掃除を進められます。


秋に掃除をするなら、キッチンがおすすめ

メリットでも説明したとおり、寒い冬場は油汚れを落とすのが大変です。お家の中で油汚れが気になる場所と言えば、やっぱりキッチンでしょう。寒くなる前にこびりついた油汚れをしっかり落としておけば、後は使った後、汚れをためないように気をつけておけば、きれいさをキープできるはずです。


老舗石鹸メーカーも秋の大掃除を推奨しています。

夏の間に溜まった汚れをすっきり落としておけば、年末は楽勝!


暑すぎず寒すぎず、穏やかな気候の秋は、作業がはかどること間違いなし!

真冬に比べて、日照時間が長いのもポイントです。


キッチン掃除に重宝する「重曹」の使い方も紹介されています!


掃除のプロも秋掃除をおすすめしています。まずは、換気扇掃除から!


年末ラクする汚れ予防も!今から始める“秋掃除”のススメ【どさんこワイド179】2021.10.15放送

年末にラクしたいなら、秋掃除を!汚れにくくする予防法も紹介されています。

キッチンの汚れは「火の周り」と「水の周り」に集中

キッチンで汚れの溜まりやすい場所というと、ガスレンジとその近く、換気扇といった「火の周り」と、シンクや水栓といった「水の周り」の2箇所になります。

火の回りの汚れって?

コンロ周辺の汚れは、コンロで調理をしている時についた汚れ=油汚れやこげつきがほとんどです。これらの汚れは時間が経てば経つほど、落としにくくなる厄介な汚れです。また、炒め物や揚げ物の際に上がる油煙で、コンロ周辺の壁も汚れているはず。頑固な油汚れ&こげつきは、いきなり落とそうとせず、まず汚れをゆるめるところからスタートしましょう。

水の回りの汚れって?

シンク回りの汚れは、食材や食器を洗った際に水分と「生ごみ」などの雑菌やカビが元になった汚れと、水垢がほとんどです。雑菌やカビが元の汚れは不衛生なだけでなく、いやな匂いの原因にもなってしまいます。また、シンクの水はけが悪い場合は、シンクの下、排水管に汚れが溜まっていることもあるので、その際はパイプ掃除も追加するとよいでしょう。

油汚れを落とすには「重曹」がおすすめ!

きれいに洗ったつもりでもベタベタと残ってしまいやすい油汚れ。そんな油汚れをすっきりと落とすには、汚れを「中和」して落とすのがおすすめです。油汚れは「酸性」のため、その反対である「アルカリ性」の洗剤を使うとよいでしょう。汚れをしっかり落とそうと洗浄力の強い洗剤を使うのは、環境への影響や手荒れを考えると避けたい人もいるのではないでしょうか?

そんな人にぜひ使って欲しいのが「重曹」です。「重曹」を汚れにそのまま振りかけてこすれば、クレンザーの代わりにもなります。

ガスコンロ掃除の手順

1)五徳や排気口カバーなど取り外せる部品を外し、重曹水(水1Lに対し、重曹大さじ2)につけておく(ゴミ袋などを利用するとよい・時間の目安は30分~)。

2)天板全体に重曹をふりかけ、丸めたホイルやラップで汚れが気になる部分をこする。焦げやこびりつきがひどい場合は、重曹スプレー(水200mlに対し、重曹小さじ2)をかけた後、キッチンペーパーをのせてなじませ、しばらく置くとよい。

3)五徳などの部品を取り出し、汚れを洗い流す。スポンジのほか、細かな部分は使い古した歯ブラシを使うと便利。水気をよく拭き取る。

4)天板の汚れが落ちたら、水で濡らした布巾やキッチンペーパーで汚れと重曹をしっかり拭き取り、さらに水拭きをする。

5)バーナー部分の焦げつきは、重曹スプレー&歯ブラシでこすり落とし、水布巾でよく拭く。

6)部品を元通りセットしたら、掃除完了!



換気扇掃除の手順

1)重曹3:水1の割合で混ぜ合わせた「重曹ペースト」を作る。

2)取り外した部品に重曹ペーストを厚め(3ミリほど)に塗り、30分ほど置く。

3)油と馴染み、茶色く変色した重曹ペーストを水で濡らした雑巾などで拭き取ってから、洗い流し、水気を拭き取り、元の通りにセットする。

4)汚れが残った場合は、ガスコンロの部品同様、重曹水につけおきする。

※つけおきの間に、コンロ前の壁などの拭き掃除(重曹スプレーを使用)すると、時間を有効活用できます。


水垢を落とすには「クエン酸」がおすすめ!

シンクのぬめりやカビなどの汚れは、食器用の中性洗剤+スポンジで落とせますが、水回り掃除でやっぱいなのが、白く残る「水垢」です。こちらも油汚れ同様、中和させておとします。水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の「クエン酸」を使います。


水垢汚れの掃除手順

1)クエン酸水(水200mlに対し、クエン酸小さじ1)を作る。

2)キッチンペーパーにクエン酸水をひたひたに含ませ、水垢が気になるところにかぶせ、さらにラップでおおって30分ほどおく。

3)ペーパー&ラップをはがし、スポンジで汚れをこすり落とす。

4)クエン酸が残らないように水で流し、しっかりと水気を拭き取って終了。



キッチンの大掃除に、特別なものは不要!?

しつこい汚れをしっかり落とすには、専用の洗剤や道具が必要かと思いがちですが、今回説明した手順なら、100均で揃えることも可能です。

<100均お買い物リスト>

・重曹

・クエン酸

・スプレーボトル

・食器用洗剤

・ビニール手袋(手荒れが気になる人)

キッチンペーパーやスポンジ、布巾、雑巾、中性洗剤などは普段使っているものでOKですし、なければこちらも100均で調達できますね。

それでもやっぱり油汚れがしつこい換気扇やシンク下のパイプ掃除は自分では難しい…と感じた人は、ハウスクリーニングを利用してみるのもおすすめです。ピンポイントで掃除して欲しい部分を徹底的にキレイにしてくれるのは、プロの仕事ならでは。

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