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玄関ドアを引き戸にリフォームすることは可能?施工のメリット・デメリットや条件を紹介

2024/02/14 2024/03/26
玄関ドアを引き戸にリフォームすることは可能?施工のメリット・デメリットや条件を紹介

既存の玄関や勝手口のドアを引き戸にリフォームするうえでは、壁に余裕があり、かつ間口も広くあることが大切です。

昨今、引き戸にリフォームするバリエーションやドアの種類もいくつかあるため、玄関ドアを引き戸にリフォームするメリット・デメリットとあわせて覚えておく必要があります。

今回は、玄関扉を引き戸にリフォームし、玄関全体の印象を変えたい方に向けた情報を徹底解説しています。

リフォームを依頼するうえでおすすめな、業者に依頼するうえでのポイントもあわせてお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

玄関ドアを引き戸にリフォームするための条件

玄関ドアを引き戸にリフォームする場合は、玄関付近の壁に余裕があり、かつ間口が広くなければなりません。また、リフォーム後の気密性を意識することも大切です。ここでは、玄関ドアを引き戸にリフォームするための条件についてまとめています。

壁に余裕がある

リフォームの際、特に重要なのが玄関ドアの隣の壁のスペースです。このスペースが十分にある場合、例えば引き戸への変更が可能になります。反対に、スペースが限られている場合、リフォームの選択肢に制限が出てくることもあります。

壁の広さによっては建材の搬入・通行のスペースを調節したり、別途作業が上乗せされ工事費用が高額になったりするため注意が必要です。

間口が広い

玄関のリフォームで引き戸への変更を考える場合は、玄関の開口にあたる箇所の広さも重要な要素となります。開口部の広さは、住宅の構造やリフォームの条件により異なり、適切なスペースがあれば引き戸の設置が可能です。

ドアの幅に応じて壁のスペースが確保されていれば、業者への依頼時にも安心です。

玄関ドアを引き戸にリフォームするバリエーション

設置から年数が経過して劣化した玄関ドアを引き戸にリフォームする際は、以下のバリエーションがあることを覚えておくべきです。ここでは、玄関ドアを引き戸にリフォームするバリエーションについて、それぞれの特徴とあわせて解説します。

片開きドア

片開きドアは壁に沿ってスライドするタイプで、玄関の開口部が広い状況に最適です。このスタイルの引き戸は、スライドすることで開閉されるため、特に広いスペースが必要とされます。

したがって、玄関ドアを引き戸にリフォームを検討する場合、間口の広さが十分ある状況で片開きドアの採用を検討することが可能です。

親子ドア

玄関ドアを引き戸に改造する際、親子ドアという選択肢もあります。このタイプのドアは、2つの部分から成り立っており、下部のドアが日常的な開閉に使用されます。

上部のドアは通常固定されており、下部のドアのみが動く構造です。この設計は、空気の流れやプライバシーの保護に特に有効です。そのため、玄関ドアのリフォームに際して、この種の親子ドアを選ぶことも理想の玄関にするカギとなります。

両開きドア

リフォームで玄関ドアを引き戸にする際、両開きドアは一つの有力な選択です。このスタイルのドアは、左右対称に2つの扉があり、それぞれが左右に開く方式を採用しています。

一般的に、両開きドアは内外両方向に開くことが可能な構造を持っています。そのため、このタイプのドアを選ぶことで、玄関の出入り口をより広くすることが可能になり、快適な出入りが実現可能です。

玄関に使われる引き戸の種類

玄関ドアを引き戸にリフォームする際は、バリエーションとあわせて引き戸の種類を把握しておくことも大切です。ここからは、引き戸へのリフォームに近年特に多く使用される以下3つのドアについて、特徴とメリット・デメリットの視点から解説します。

  • 片引き戸
  • 引き違い戸
  • 引き込み戸

ちなみに、上記の種類に加え、障子タイプのものや後付けで設置できる網戸タイプの製品、現代和風・洋風の雰囲気から選べるものもあります。

また、LIXIL(リクシル)などのメーカーやホームセンターなどのショップではガラス部分が複層タイプのものや防犯ガラスタイプのものも販売されているので、価格のグレードなども視野に入れつつ最適な商品を選択・注文してみましょう。

片引き戸

片引き戸とは、一枚の扉を左右のいずれかの方向にレールで開閉するタイプの戸のことです。このタイプのドアは、通常の開き戸と異なり、周囲に多くのスペースがなくても取り付けが可能な点が特長です。

このため、限られたスペースでも効率的に使用できる引き戸の一種と言えます。

片引き戸のメリット

片引き戸は、簡単な開閉の仕組みにより多くの便利さを感じられます。特に、ドアが壁に沿ってスライドするため、開き戸よりも場所を取りません。これにより、スペースの有効活用が可能になります。

また、モダンでスタイリッシュなデザイン性は、室内の雰囲気を一新し、より洗練された印象を与えます。引き戸の代表的なデザインであるおしゃれな木目調や、シンプルなものの2種類から選ぶのがおすすめです。

さらに、開閉がスムーズで軽いため、出入りが非常に快適になります。玄関ドアを片引き戸にリフォームすることは、室内のデザインや機能性を向上させる素晴らしい方法の一つです。

片引き戸のデメリット

片引き戸を設置する際、いくつかの制限事項が存在します。まず、片引き戸は一枚のドアが左右にスライドするため、開口部の幅に限界があります。このため、設置場所の開口部のサイズを考慮する必要があります。

また、出入り口の周辺に多くのスペースが不要であるとはいえ、ドアが壁に沿ってスライドするため、壁側には一定のスペースが必要になるケースも。

さらに、片引き戸へのリフォームは付随する工事が伴う可能性が高いため、これらの点を考慮し、リフォームを計画することが重要です。

引き違い戸

引き違い戸とは、2枚のドアが交互に開閉する構造を持つ戸です。通常、玄関ドアの引き違い戸では、まず外側のドアを開け、次に内側のドアを開くことで出入りが行われます。

玄関ドアを引き違い戸にリフォームする場合は、リフォーム費用や工事の詳細など、多くの要因を考慮する必要があります。

引き違い戸のメリット

引き違い戸を選ぶ際には、多くのメリットを考慮することが重要です。このタイプの戸は、2枚のドアが互いに開閉するため、室内への良好な通風と採光を提供し、同時にプライバシーを保護することができます。

また、外側のドアを最初に開け、続いて内側のドアを開く構造により、プライバシーの保護が強化されます。引き違い戸はまた、そのスタイリッシュなデザインが現代住宅に適しており、内装の雰囲気を一層引き締める効果があります。

したがって、引き違い戸の導入を検討する際には、通風、採光、プライバシーの面を重視すると良いでしょう。

引き違い戸のデメリット

引き違い戸の設置にあたっては、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。まず、引き違いタイプの戸にリフォームする際、関連する工事が必要となり、その費用は約40万円から50万円程度と見積もられています。

また、引き違い戸は二枚のドアが交互に開閉する仕組みのため、開閉時に備えて壁に十分なスペースが必要です。

さらに、この構造は開口部の幅に一定の制限をもたらします。これらの点を踏まえ、引き違い戸の導入を考える際には、リフォームの費用、設置に必要なスペース、および開口部のサイズについて十分に検討することが重要です。

引き込み戸

引き込み戸とは、開いた際に壁内に扉を格納できるタイプのスライドドアを指します。特に、袖付きの2枚連動タイプは、2枚の扉が連動して動き、飾り窓の袖部分に重なり合って格納されます。

この構造により、バリアフリーに対応可能な広い開口部を実現することができるのです。格子がついているタイプなどもあるため、引き戸ごとの良さをそれぞれ把握し、理想とする形状の引き戸を選択してください。

引き込み戸のメリット

引き込み戸は設計上、扉を壁内の戸袋に収納することができ、そのため部屋の外観がすっきりと見え、解放感を付加できる傾向にあります。

このタイプの戸は、閉めた状態では2部屋を効果的に仕切り、開けた状態では広々とした空間を生み出せるため人気です。さらに、引き込み戸は前方に余計なスペースを取らないため、部屋のスペースを有効に活用することが可能です。

引き込み戸のデメリット

引き込み戸の使用において考慮すべきデメリットとしては、まず扉を収納する隙間(戸袋内)に物が入り込んでしまう危険性があり、それを取り出すのが手間になることです。

また引き込み戸の導入を考える際には、戸袋の使い勝手などを十分に検討することが大切です。

玄関ドアを引き戸にリフォームするうえで覚えておくべきこと

玄関ドアを引き戸にリフォームする際、DIYでの実施はリフォーム用建具の用意や家具の移動にかかる手間の問題でリフォーム会社に依頼することで仕上がりに関する不安を解消できます。

業者に依頼する際は、費用相場やリフォームに関する注意点、引き戸の性能面を事前に理解しておくことが大切です。

費用相場

最近では、玄関ドアを引き戸にリフォームするための費用の相場は約40万円から50万円程度とされています。しかし、この費用はリフォームの方法によって変わることがあります。

例えば、カバー工法を採用する場合や壁の解体が必要な場合、費用はこの範囲を超えることも少なくありません。また、選択するドアの機能によっても最終的な費用は異なります。

そのため、実際にリフォームを行う際には、対象となるリフォーム工事における具体的な見積もりを事前に取得し、総費用を検討することが重要です。

加えて、車椅子やベビーカーを使用する家族がいる場合、バリアフリーや子育て家庭に特化した補助金制度の利用もおすすめされます。

注意点

玄関ドアを引き戸にリフォームする際には、以下の点に注意することが大切です。

まず、現在の玄関ドアのサイズと、設置スペースの環境を正確に確認し、適切な寸法を把握することが大切です、引き戸への交換を検討する際には、両開き、片開きなど、自宅のスペースやデザインに適したタイプを選ぶことも重要になります。

また、ドアの種類によっては外部からの侵入を防ぐ性能や断熱性能に優れたものがありますが、これらは重量が大きくなりがちであるため、リフォーム前よりも開閉に関する違いを感じるかもしれません。

玄関ドア引き戸の性能面

玄関を引き戸にリフォームする際、その性能についての理解を深めることが非常に重要です。

特に断熱性を高めるためには、木製や断熱仕様の引き戸を選択することで、現在の玄関ドアよりも優れた断熱効果を期待できます。また、防音性を改善するためにも、適切な素材や構造の引き戸の選択が効果的です。

しかし、防犯性能に関しては、一般的に引き戸は開き戸に比べて劣ると言われています。これは、引き戸が施錠時に弱点を持ち、こじ開けられやすいことが理由です。

この問題に対処するためには、適切な施錠装置や防犯対策の補修を施すことが重要で、これにより防犯性能を向上させることが可能です。

このような要素を考慮して、玄関の引き戸リフォームを進めることが望ましいです。

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玄関ドアを引き戸にリフォームすることはメリットもあればデメリットもあるため、業者に相談する際の費用相場なども合わせて、調和の取れたリフォームにする方法を理解しておくことが大切です。

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