05/04/2019

トイレが流れない時にするべき「6つ」のポイント

トイレがスムーズに流れづらくなった、流すときに引っかかりを感じるなどの症状が現れたら、どこかが詰まっているのかもしれません。日々使用するからこそ問題は早めに解決したいものです。それぞれの症状を見極めて、それぞれにあった解消法を見つけましょう。

⇒他の「生活術」関連記事も読む

1:トイレ詰まりの症状

まずは、トイレ詰まりの症状を具体的に確認しましょう。

(1)便器の流れが悪い

トイレ使用後、水を流した際に、タンクからは正常に流れてくるが、便器での流れがイマイチ悪いという症状です。

水は流れるには流れるが時間がちょっとかかる、一旦少し水位が上がるなどの現象が見られるのがこのケースです。

この症状はトイレ詰まりの軽度な症状といえます。

何らかの理由で、便器または排水管に異物があり、それが水の流れを妨げていると推測されます。一部の水路をふさいでいるに過ぎないので、スムーズではないけど、とりあえず水は流れるという状態です。
使用することはできるので、見過ごしてしまう可能性もありますが、放置すると状態の悪化につながります。

(2)流したときに水位が高くなる

トイレ使用後、水を流した際に正常であれば、水位が上昇することなく流れていくところですが、流れにくい上に次第に水位が上昇してしまうという症状です。この症状がいわゆるトイレ詰まりの典型的な症状といえます。

この症状の原因は、多くの場合、便器の中、また、便器の後工程になる排水管に異物が詰まっている可能性が高いです。

どのような異物が詰まっているか、どこの場所の詰まっているのか、そしてどの程度の詰まり具合かによって、直し方(対処法、解消法)が異なります。

このような場合、まずは水位の変化を見守りましょう。

次第に水位が下がるようであれば、詰まりはしているものの、まだわずかに水が流れる隙間が存在していると言うことです。水位が変わらないのであれば、完全に詰まってしまっているということになります。

(3)タンクからの水流が少ない

トイレ使用後にレバーを引き、水を流してみたが「水の勢いが弱い」と感じたら、しっかり流れていないということが考えられます。そのような場合は、便器に問題があるのではなく、水をためているタンク側に原因があるケースが多いです。

水洗トイレのタンクは、便器へ流す水を一旦ため込み、用便後に、レバーを引くことによって、便器に流れ込む仕組みになっています。タンクからの水が弱いということは、もともとタンクにしっかり基準の水位が溜まっていないか、それとも、レバーをひいた際に、タンクから便器への水の流れを妨げている何かがあるか、ということになります。

これは便器内で詰まりを起こす直接的な原因ではないのですが、水圧が足りずに排水管や便器内部で詰まりを起こす危険性を高めます。

水流が少ない場合はフロート弁(ゴムフロート)が機能していない、などのタンク内部の問題が起こっている可能性があり、タンクの内部を修理する必要があります。

タンクに水がたまらない場合の対処を行なって、十分な水量が保てる状態にしましょう。そして、作業の際には止水栓を締めることを忘れないようにしましょう。

また、明らかにタンクの水が便器内に流れっぱなしになっている場合は、すぐに対処しないと高額な水道料金を支払うことになりかねませんので、なるべく早く原因を特定して対処しましょう。タンクでチョロチョロと音がするという場合でも、月に2000円ほどの無駄な水道代が発生しますので注意が必要です。

(4)水を流したときの異音

トイレで水を流したら「ポコポコ」「ボコボコ」などと音がする場合は要注意です。多くの場合、異音を発生している箇所で不具合が生じています。

水を流した時、便器の中で、ポコポコなどの音がする場合は、便器の中に何かしら異物があり、それが、水流を邪魔して異音になっているケースが多いです。

これは、便器ではなく排水管に何か異変が生じていることが考えられます。

この場合は、自力で何とかせずに専門業者に修理や相談をした方が良いでしょう。

□Zehitomoでプロを探す

2:トイレ詰まりの解消法

続いて、トイレ詰まりの解消法を紹介していきます。

(1)バケツで水を流す

トイレットペーパーなど、本来水に溶けるはずのものが詰まってしまった場合に効果的な方法です。本来溶けるはずのものが溶けていないということは、塊になっていたりして溶けづらい状態にあると考えられます。

バケツで水をジョロジョロと滝のように落とす方法で、便座の中に水の動きや隙間を作り出して、溶けやすくしてあげるイメージです。

排水口に向けて、少し高めの場所から注ぎ入れるようにジョロジョロと流します。バケツでなくても大きめのペットボトルでもいいですし、トイレ近くに水栓があればホースでも同じ効果が見込めます。

詰まっている箇所に水の動きを与える方法なので、便器の中の水位が高い状態のままでバケツから水を流しても、水が多すぎて詰まっている箇所までは影響を与えられません。

水位が高くなって水が溢れ出しそうであれば、水を流す前にバケツやポンプで水を汲み出して減らしてから行います。

バケツで水を流していくと、詰まっているうちは水位が上がってきますが、詰まりの原因物質が溶けて(ほどけて)いけば、バケツの水も溜まらずに流れていくようになります。

詰まりが解消すれば、バケツで水を入れても水位が正常を保つようになりますので、それまではレバーで水を流さないようにしましょう。

(2)ぬるま湯を入れる

ふやかすだけならお湯の温度は高い方が早く効果が出ますが、トイレ自体が温度に耐えられずヒビ割れしてしまう恐れがあります。触れるくらいのお湯で、50度くらいまでにしましょう。

このポイントを守らなければ、ひび割れの修理やトイレ本体の買い換えの必要が発生してしまいますので注意してください。

お湯というだけでもトイレットペーパーはふやけやすくなっていますが、バケツで水を流す方法と同じように、なるべく高い場所から注ぎ入れましょう。

30分ほどそのままにして、またお湯を流すを繰り返すのも効果的です。早く水に溶けるように市販の洗浄剤を一緒に使う方法もあります。

もし自宅に重曹があれば、洗浄剤の代わりに重曹とお酢を1:2の割合で便器に入れて待つことで、お湯だけよりは多少効果が上がります。

(3)ラバーカップを使用する

トイレの詰まりといえば、多くの人が最初に思い浮かべるのがラバーカップです。棒状の取っ手に、ゴム製の半球がついています。ゴムが戻る力で空気を動かして水流を作り出します。

便座の周囲に汚水が飛び散るのを防ぐために、透明のビニールシートの真ん中に穴を開けて、そこにラバーカップの柄を通します。

便器の排水口の部分に隙間ができないようにラバーカップを付けて、まずゆっくりと排水口に向かって押し、そのあと勢いよく引き抜いて下さい。排水構口に排水が引き込まれるようになるまで、この作業を繰り返して下さい。

トイレットペーパー以外のものが排水口に詰まっている場合は、配管が詰まってしまう可能性がありますので、詰まりの原因を押し流してしまうのではなく、便器内に引き戻すようにして下さい。

水が便器内に溢れて、便器内の水位が上昇している場合は、ラバーカップを押し込んでしまうと、タンクの排水弁が開いてさらに汚水が便器内に入り込んで溢れてしまう可能性があります。

その場合は、バケツで汲み出したり、手動のポンプを使うなどして水位を下げてから使用をして下さい。

ラバーカップを使っても詰まりが取れない場合は、専門の業者を呼ぶのが賢明です。

□Zehitomoでプロを探す

(4)ワイヤーブラシを使用する

トイレの詰まりがラバーカップや真空式パイプクリーナーで解消されない場合は、ワイヤーブラシで取り除くという方法があります。

ワイヤーブラシというと一般的には針金を束ねたクシのようなものを想像しますが、排水管の掃除に使用するワイヤーブラシは細長い金属のバネのようなもので、先端部分がバラけています。この先端部分が排水管の内部を通過する際に詰まっている異物を崩したりすることで詰まりを解消します。

水道工事の専門業者でも扱いが難しい器具ですが、使えればトイレだけでなくあらゆる排水管の清掃ができるようになります。

うまく使用できず詰まりが解消されない場合も多いので、この方法は詰まり症状がかなり困難な場合にのみ使うようにしましょう。

(5)高圧洗浄機

高圧洗浄機は水を噴射して掃除する機械です。

トイレで使用すると、ほぼ確実に汚水が跳ね返ってきます。まずはゴミ袋などに穴を開けたものを水除として作り、トイレに被せて汚物の飛び散りを防ぎましょう。

洗車や外壁掃除用の家庭用高圧洗浄機を使用したい場合は、配管洗浄用のホースに付け替えて使用します。

(6)便器を取り外す

トイレの詰まりの修理するための方法として、最後に紹介するのは、便器自体を床から取り外す方法です。

ここまでくると専門業者のレベルですので、自信がなければ無理せず業者に依頼するようにしましょう。

取り外し方は各メーカーによって異なるので、説明書を確認するようにしましょう。

なお、全ての水まわり修理・工事に共通ですが、水が出ないようにすることが大前提です。

元栓をドライバーで締め、タンク内の水は灯油ポンプなどを使って抜き出します。同時に便器に残っている水も抜き出して、初めて作業に取り掛かることができます。

困った時は専門業者・プロへの依頼を

トイレの詰まり対策は、様々な知識を動員して各ご家庭で行うことが可能です。しかし、個人での対策には限界もあります。

Zehitomoでは、トイレリフォーム業者、トイレ換気扇の交換・取り付けなど、トイレ掃除に関するプロが多数おります。困った時はぜひZehitomoのプロへの依頼も合わせて検討してみてください。

Zehitomoでプロを探す

⇒他の「生活術」関連記事も読む

近所のプロを呼ぼう