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ドラムの練習法~初心者・独学でも上達できるおすすめのやり方

2022/04/19 2024/04/15
ドラムの練習法~初心者・独学でも上達できるおすすめのやり方

ドラムをかっこよく叩くドラマーに憧れて、新たにドラムを始めようとしている方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、ドラム初心者の方に向けて、独学でも上達できるおすすめの練習方法を詳しく紹介していきます。

ドラム練習にあたって用意すべき道具や、押さえておくべき基礎知識も紹介しますので、何から準備したらいいか分からない方もチェックしてみてください。


目次

ドラムを初心者が独学で上達させることは可能なのか?

ドラムを独学で練習するメリット,説明
ドラム

結論からお伝えすると、ドラムは独学でも十分に上達することが可能です。

その理由として、近年はSpotifyやYouTubeなどが普及し、気軽にプロの演奏を聴けるようになったことが挙げられます。うまい人のドラム演奏をチェックするだけでも、技術の向上には効果的です。

特に、YouTubeではドラム練習に役立つ動画を多く見ることができるため、独学でも効率よく練習できます。 また、電子ドラムの技術が発達し、自宅で本格的な練習ができるようになったというのも理由のひとつです。

振動や生音が気になるものの、実際の楽器と比べて静かに演奏できるのが電子ドラムのメリットです。自宅で練習できる環境が整ったことで、独学でもドラムが上達しやすくなったと言えます。


ドラムを独学で練習するメリット

ドラムを独学で練習するメリットとして、具体的に以下の2点が挙げられます。

・かかる費用が少ない
・自分の好きな時間にドラム練習できる

それぞれの内容について、紹介していきます。


独学ドラム習得はかかる費用が少ない

ドラムを練習するのにかかる費用を抑えられるのは、独学ならではのメリットです。独学でドラムを練習する場合、かかる費用は基本的に道具代とスタジオ代のみ。道具は一度揃えてしまえば壊れない限り使い続けることができるため、追加で費用を支払うことはありません。

一方、ドラム教室に通うのであれば、1回のレッスンで5,000円以上かかる場合がほとんどです。月に数回レッスンに通うとなると、毎月数万円以上かかってしまい、決して安い金額とは言えません。できるだけリーズナブルにドラムを楽しみたいという方は、独学で練習するのがおすすめでしょう。


独学だから自分の好きな時間にドラム練習できる

独学の場合、近所迷惑にならない限りはいつでも自由な時間にドラムの練習ができます。仕事が早く終わった日や急遽予定がなくなった日など、練習時間を柔軟に調整できるのは独学ならではのメリットでしょう。

一方、ドラム教室に通う場合、レッスン日時に合わせて事前にスケジュールを調整しなければいけません。特に学校や仕事で忙しい方の場合、わざわざプライベートの時間を調整するのは大変に感じることも。ドラム教室に通うのと比べて、無理なく自分のペースで練習できるのが独学のいいところです。



ドラムを独学で練習するデメリット

上記では、ドラムを独学で練習するメリットについて紹介しました。しかしながら、以下のようなデメリットも存在します。

変な癖がついてしまう恐れがある
・モチベーションを維持しにくい

それぞれの内容について、見ていきましょう。


ドラムに変な癖がついてしまう恐れがある

ドラム教室で指導してもらうのとは異なり、独学の場合は自分の演奏をプロに見てもらう機会がありません。そのため、気づかないうちに間違った奏法が身につき、変な癖となってしまう可能性があります。

変な癖がついたままドラムの練習を続けていても、なかなか技術は上達しません。そのうえ、一度ついた癖はなかなか矯正しにくいのも厄介です。プロレベルまで上達したいのであれば、独学よりもドラム教室に通ってプロのレッスンを受ける方がおすすめでしょう。


ドラムを続けるためのモチベーションを維持しにくい

一人だけで練習している分、モチベーションを維持しにくいというデメリットもあります。ドラム教室で指導を受ける場合、自分の演奏を評価してもらえるため、練習のモチベーションはキープできるでしょう。

しかし、独学だとそうはいきません。 特に、最初のうちは基礎練習を徹底しなければならず、単調な練習に飽きてしまうこともあるでしょう。モチベーションが落ちてしまうと、練習が続かない原因に。

練習しない日が長く続くと、そのままドラムをやめてしまう可能性もあります。独学でドラムを練習するのであれば、うまくモチベーションを保つ工夫が必要となるでしょう。


ドラムを独学で始めるために最低限必要なもの

ドラム初心者が準備する道具,説明

では、ドラムを独学で始めるために一体何から準備したらいいのでしょうか。ドラムを独学で始める場合、最低限これらを揃えれば十分でしょう。

ドラムスティック
・練習パッド
・メトロノーム
・教則本
・電子ドラム

それぞれの内容について、以下で説明していきます。


ドラムスティック

ドラムスティック,説明

まず、最初に準備しなければならないのが、ドラムを叩くためのドラムスティックです。ドラムスティックの種類は材質や形状、重さによって大きく異なり、自分に合うものを見つけましょう。

できればネット通販ではなく、実際に楽器店へ足を運び、自分の手にフィットするものを選ぶのがおすすめ。 材質は、最も一般的なもので軽くてしっかりしているヒッコリー、さらに軽くスピードを出しやすいメープル、重たくパワーが出やすいオークがあります。初心者であれば、ヒッコリーが最も叩きやすいでしょう。


ドラム用の練習パッド

ドラム用の練習パッド,説明

基礎練習を行うのに必要となるのが、練習パッドです。パッドのみで机に置くタイプもあればスタンドが付きのタイプ、スネアスタンドに取り付けるタイプもあるなど、たくさんの種類があります。スタンド付きのタイプやスネアスタンドに取り付けるタイプであれば、高さを自由に調節できるため便利です。

また、素材もいくつかの種類に分かれており、ラバータイプ、メッシュタイプ、ドラムヘッドタイプの3つがあります。最もお手頃なのはラバータイプで、消音機能に優れているのはメッシュタイプ、実際のドラムに近い叩き具合なのはドラムヘッドタイプです。各メーカーから様々な練習パッドが出ているため、自分好みのものを選びましょう。


メトロノーム

メトロノーム,説明

メトロノームとは、正確なテンポを刻んでくれる便利な機械のこと。ドラムを上達させるにはリズム感を鍛えることが重要なため、必ず準備しましょう。

メトロノームには、振り子型メトロノームと電子メトロノームの2種類があります。振り子型メトロノームであれば、左右に振れる針でテンポを確認できるというのが特徴的。電子メトロノームの場合、イヤホンに接続してテンポを確認できるのが振り子型メトロノームとの大きな違いです。

また、電子メトロノームの中にはリズム練習が搭載されているタイプも。振り子型メトロノームは音量を調節できないため、近隣への音が気になる場合は電子メトロノームを使うのがおすすめでしょう。


ドラム練習の教則本

ドラム練習の教則本,説明

いつでもドラムの基礎知識や練習方法を確認できるよう、練習のお供として教則本を1冊用意しておきましょう。YouTubeでもドラムの練習動画を見ることができますが、ドラムを基礎から体系的に学んでいくのであれば、教則本があると役立ちます。

ドラムが初めての方であれば、「初心者向け」「入門」「初級」とされている教則本がおすすめ。また、練習用のDVD・CDや練習曲の楽譜が付いているか、というポイントも重要です。ドラムの基礎知識や練習方法、練習フォームなどが充実したわかりやすい教則本を選びましょう。


電子ドラム

電子ドラム,説明

自宅での練習がメインとなる場合、電子ドラムを購入するのがおすすめです。スタジオでドラムセットに触れる機会があったとしても、普段は練習パッドばかりだと飽きてしまうかもしれません。

電子ドラムがあれば、自宅にいても実際のドラムセットに近い練習ができるでしょう。スピーカーかヘッドフォンに繋ぐことで、リアルな音を聴きながら練習することができます。 電子ドラムと聞くと高いように感じるかもしれませんが、一般的なものであれば「35,000〜80,000円」で購入が可能。自宅で本格的にドラムを練習したい方は、ぜひ電子ドラムの購入も検討してみてください。



ドラム初心者が覚えるべきこと

ドラムの基本的な構成,説明

ここからは、ドラム初心者が覚えるべき基礎知識について、いくつか紹介していきます。


ドラムの基本的な構成と名称

ドラムの基本的なと名称,説明

まず、ドラムの基本的な構成を覚えましょう。ドラムは複数の打楽器から構成されており、それらの数や位置はドラマーによって違いがあります。

リズムを作る上で重要な存在であるスネアドラムや、低音で全体を支えるバスドラム、演奏に華を添えるシンバル類などが例として挙げられるでしょう。 一般的な「ツータム」と呼ばれる構成は、次の打楽器から成り立ちます。

・タムタム(ロータム・ハイタム)
・フロアタム
・バスドラム
・ハイハット
・ライドシンバル
・クラッシュシンバル
・スネアドラム

このように、ドラムは別々の音を出す打楽器から構成されているということを押さえておいてください。


基本の姿勢

基本の姿勢,説明

ドラムを叩く前に、基本の姿勢を理解しておきましょう。

椅子の高さは、座った状態でつま先立ちをした際に、裏ももが垂直になる(90度)以上になる高さにセッティングを行います。

ドラムイスに座る際は、身体の垂直軸に重心がのる位置を探しましょう。

ドラムを叩く際、重心を身体の垂直軸に合わせる位置にいしておくことで、演奏時にバランスを崩すことを防ぐことができます。


ドラムスティックの持ち方

ドラムスティックの持ち方,説明

ドラムの技術を上達させるには、ドラムスティックを正しく持てるようになりましょう。正しい持ち方で持つことで、変な力がかかりにくくなり、正しいフォームで演奏しやすくなります。

  1. ドラムスティックの1/3くらいの位置を親指と人差し指の第一関節で挟む
  2. 他の3本の指を軽く添える

中指・薬指・小指はぎゅっと握らず、軽く添える程度に置くのがポイント。軽めに握ることで、手首を振ったときにゆとりが持てるようになります。


ペダルの踏み方

ペダルの踏み方,説明

ペダルに足を置く際は、プレートの先端から2㎝ほどあけて置くようにしましょう。

適切な位置に足をおくことによって、効率よく音が伝わります。

ペダルを踏む方法は、一般的にヒールアップ奏法とヒールダウン奏法の2種類です。

どちらの奏法も使えるようになると、曲調ごとに使い分けをできるようになりますので、両方覚えておくとよいでしょう。


ヒールアップ奏法

かかとをペダルから離した状態で演奏する奏法です。

踏み込む際は、ペダルについていないかかと部分を下におろします。

余分な力は入れず、ももの付け根から足を上下に揺らすイメージです。


ヒールダウン奏法

かかとをペダルにつけたまま演奏する方法です。

脛の筋肉を使用するため、最初は大変かもしれませんが、ヒールアップ奏法に比べ、小さい音量で鳴らすことができます。


クラッシュシンバルの叩き方

クラッシュシンバルの叩き方,説明

クラッシュシンバルを叩く際は、スティックとシンバルの角度が30度の状態でシンバルの端を叩くようにしましょう。
また、少しでも叩く角度や場所が変わると音が変わるため、毎回叩く角度と場所を同じにする必要があります。


ハイハットの叩き方

ハイハットの叩き方,説明

ハイハットを叩く際は、スティックの銅の部分をハイハットの端に当てるようにしましょう。

また、ハイハットのペダルを閉じるタイミングと叩くタイミングを同じにすることで、クローズ時の音が残らずに済みます。


タムの叩き方

タムの叩き方,説明

タムは、腕を自然に伸ばした状態で、スティックが打面に触れる場所にセットしましょう。

タムを叩く際は、打面の中央を叩くことを意識し、速く叩かなければならない場面では、チップ(先端)で軽く叩きます。

手首のスナップをうまく活用することがポイントです。


ドラム譜の読み方

ドラム譜は、五線譜にある音符の位置やマークで各楽器を表します。一般的な楽譜と異なり、×印や◇印を使用しているのが特徴的でしょう。各楽器の一般的な表記は以下の通りですが、譜面によっては表記の仕方が違うことがあるため、注意してください。


  • ロータム:上から2番目の線上
  • ハイタム:一番上の段
  • フロアタム:上から3番目の段
  • バスドラム:一番下の段
  • ハイハット:一番上にある×印
  • ライドシンバル:一番上にある◇印
  • クラッシュシンバル:ライドシンバルの印にアクセント記号(>)が付いたもの
  • スネアドラム:上から2番目の段

まずは色々な楽譜を読んでみて、ドラム譜の形式に慣れましょう。


ドラム初心者におすすめの基礎練習

ドラム基礎練習,説明

ここからは、ドラム初心者におすすめの基礎練習を紹介していきます。いずれも曲を演奏するために必要なテクニックばかりのため、ぜひ日々の練習に取り入れてみてください。


ストロークの練習

ストロークとは、ドラムスティックを振ること。ドラム演奏において、基本中の基本テクニックと言えるでしょう。ストロークには、「シングルストローク」「ダブルストローク」「パラディドル」と呼ばれる3種類があり、それぞれ以下のような叩き方をします。


  • シングルストローク:左右交互に叩くストローク
  • ダブルストローク:左右を2回ずつ叩くストローク
  • パラディドル:シングルとダブルを組み合わせたストローク

それぞれ利き手から叩き始めるだけでなく、非利き手から叩き始める練習も行うことで、より高い練習効果が得られます。メトロノームや好きな曲に合わせて、様々なテンポで叩けるように練習していきましょう。


シングルストローク

シングルストロークは、左右交互に打面を一回ずつ叩くストロークです。
シングルストロークを練習することで、音ムラや左右の音のバランスなど、音のコントロールを学ぶことができます。

シングルストロークを練習する際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:シングルストロークの粒を綺麗に揃える練習法【初心者〜中級者向け】)


ダブルストローク

ダブルストロークは、左右交互に打面を2回ずつ叩くストロークです。
打面を叩く際は、1打目と2打目で音のバランスが同じになるようにすることを意識しましょう。

ダブルストロークを練習する際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:ダブルストロークは必ずできる!【ダブルストローク完全マスター】)


パラディドル

パラディドルは、シングルとダブルを組み合わせたストロークです。
パラディドルには、シングルパラディドル、ダブルパラディドル、トリプルパラディドル、パラディドル・ディドルの4種類があります。
4種類を交互に組み合わせて練習を行うことで、左右の手を均等に鍛えることができたり、アクセントの付け方を学ぶことが可能です。

パラディドルを練習する際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:ドラム演奏が10倍楽になる!パラディドル完全攻略)


8ビートの練習

8ビートとは、4分の4拍子の中で8分音符が基本となっている演奏パターンのこと。つまり、1小節の中で8回リズムを刻むことを示します。多くのロックやポップスにおいて基本となるビートのため、最初にマスターしましょう。

最初は手のみ、足のみという練習方法で、慣れてきたら両手両足を使いリズムを刻めるように練習していきます。下記の動画を参考に、8ビートを叩けるようになりましょう。

(参照:【ドラム練習】5分で叩ける!8ビート講座|ABCドラム教室)


バスドラムを踏み込む練習

バスドラムを鳴らすには、フットペダルを右足でキックします。バンド全体のテンポ感やノリは、バスドラムのキックにかかっていると言っても過言ではありません。

様々なキックのパターンを練習し、自由自在にリズムを刻めるように練習しましょう。バスドラムを踏み込む練習は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:【ドラム練習】バスドラムの踏み方|ABCミュージックスクール|初心者脱出④)


フィルインの練習

ドラムの基本的なパターンを演奏できるようになってきたら、フィルインを練習してみましょう。フィルインとは、曲調の変わり目や曲同士のつなぎ部分において、即興的に叩くリズムパターンのこと。いわばドラマーの見せ所とも言えるでしょう。フィルインは決まったルールがなく、センスやテクニック次第で自由にパターンを作ることができます。

とはいえ、最初のうちは即興でフィルインを叩くのは難しいため、まず簡単なパターンから練習してみましょう。こちらの動画を参考に練習し、いずれは自身でオリジナルのパターンを作ってみてください。

(参照:【ドラム練習】フィルインの叩き方|ABCミュージックスクール|初心者脱出⑥)



【レベルアップ】基礎練習に慣れた初心者におすすめの練習方法

ここからは、基礎練習に慣れた初心者におすすめの練習方法を解説します。

16ビートの練習

16ビートとは、1小節の中で16回リズムを刻む演奏パターンです。ハイハットで16回リズムをとることを基本としつつ、2拍目と4拍目にアクセントでスネアを叩きます。

16ビートの練習を行う際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:脱!!初心者16ビート ドラム レッスン 叩き方)

チェンジ・アップの練習

チェンジ・アップとは、同じテンポで様々な音符を叩く方法です。

最初は、全音符、その後は、2分音符、4分音符、8分音符、3連符、16分音符と叩きます。16部音符まで終わったら、次は3連符、8部音符、4分音符、2分音符、全音符と戻ってみましょう。

繰り返し行うことで、リズムがずれず安定して叩くことができるようになります。

チェンジ・アップの練習を行う際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:リズムの基礎練習!チェンジアップのコツと練習方法!)

フラムの練習

フラムとは、元の打音の前に、装飾音を入れる奏法です。フラムの奏法を行う際は、装飾音を打つ方のスティックを低く、元の打音を叩く方のスティックを高く設定し、高低差を利用しましょう。

フラムの練習を行う際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:脱・初心者の基礎練習。一気に上達が加速する「フラム」の叩き方)

ダブルキックの練習

ダブルキックとは、バスドラムを2回続けて踏む方法です。

ダブルキックを行う際は、1打目のリバウンドを利用して2打目を早く打つことを意識しましょう。

ダブルキックの練習を行う際は、こちらの動画を参考にしてみてください。

(参照:バスドラム2連打は必ずできる!一撃で足の動きが変わるコツ)

独学でも挫折しないドラム練習の続け方

ドラム練習,説明

独学でありがちなのが、モチベーションの低下。独学だとモチベーションを保ちにくく、挫折してしまうという方も中にはいるでしょう。 ここからは、独学でも挫折しない練習の続け方をいくつか紹介していきます。


ドラムの基礎練習だけでなく曲の練習もする

もちろん、ドラムを上達させる上で基礎練習は欠かせません。しかし、基礎練習は単調なものばかり。そのため、基礎練習だけを続けていても飽きてしまうでしょう。練習に飽きないよう、基礎練習だけでなく、曲の練習も取り入れていくのが大切です。

例えば1時間ドラムの練習をする場合、30分を基礎練習、残りの30分は曲の練習をするというように、練習の中でメリハリをつけるのがポイント。自分の好きな曲や、初心者でも演奏しやすい曲を練習すると良いでしょう。

ドラム初心者におすすめの、簡単かつかっこいい練習曲は以下の通りです。

・炎/LiSA
・さよならエレジー/菅田将暉
・マリーゴールド/あいみょん
・夜に駆ける/YOASOBI
・空も飛べるはず/スピッツ

こうした曲の練習も取り入れながら、楽しく練習を続けていきましょう。


目標を自分でたて、それに向かって練習をする

目標へ向かう姿,説明

モチベーションを維持するためには、目標を決め、そこに向かって練習するのが効果的。

・1週間で教則本の●ページにあるテクニックを習得する
・1ヶ月で1つの曲を演奏できるようになる
・バンドでセッションする予定を入れる

このように、自分のレベルに合わせた目標を立ててみましょう。一度目標を決めることで、自然とやる気が湧いてくるものです。

また、目標にどれくらい近づいているかを客観的に見るため、自分の演奏を録画してみるという方法もおすすめでしょう。自分の演奏を振り返ることで、どの部分ができていないかに気づくことができ、目標達成に近づきます。一つ一つ目標をクリアしていくことで、気づかないうちに大きく上達することができるでしょう。


好きなドラマーの演奏を見てみる

モチベーションが落ちてきたら、一度好きなドラマーの演奏を見てみるというのがおすすめ。実際にライブに行くのでも、YouTubeやDVDの映像を見るのでも構いません。好きなドラマーの演奏を見ることで、ドラムを始めようとしたときの気持ちを思い出すことができます。

「憧れのドラマーに近づきたい!」とやる気に満ち溢れていた頃を思い出し、再びモチベーションを持って練習ができるでしょう。

また、ドラム演奏を見ることは、叩いてみたいドラムのフレーズを見つけるきっかけにもなります。独学で挫折しそうになったときは、ぜひ好きなドラマーの演奏を見てみてください。


別の練習方法を試してみる

練習を地道に続けても上達を実感できない場合、その練習方法が合っていないのかもしれません。そのようなときは、別の練習方法を試してみましょう。

教則本やYouTubeの練習動画には様々なものがあり、人によって分かりやすい、楽しいと感じるものは異なります。今の練習が合っていないと感じたら、別の教則本や練習動画を参考にしてみるのがおすすめです。



独学が難しければドラム教室に通ってみる

練習風景,説明

ここまで、ドラムを独学で上達させるための練習方法やポイントを紹介してきました。しかし、技術に伸び悩んだり、正しく演奏できているか不安になったりと、独学での練習は難しいと感じることがあるかもしれません。

そのような場合、ドラム教室に通ってみるのがおすすめです。

Zehitomoには、多くのドラム教室が登録しています。また、オンラインレッスンに対応している教室も多く、近くに通える教室がない方でも安心です。


ドラム練習をおこなう上でよくある質問

シンバル,説明

ここでは、ドラム練習をおこなう上でよくある質問を解説します。

どのくらいの頻度で練習は行うべき?

少しでも早く上達を目指したい場合は、毎日練習するのを推奨しますが、あくまで趣味として楽しむのであれば、週に1~2回、30分~1時間程度の無理のないペースで続けるのがよいでしょう。

必要な道具はどこで買える?

楽器店やリサイクルショップ、最近ではネットショッピングでも購入が可能です。ただし、事前に道具の状態を確認したい場合や自分に合う道具の選び方を知りたい場合は、楽器店の店員に相談して購入を行うのをおすすめします。

ドラムの練習はどこで行える?

ドラムの練習は、自宅・スタジオ・音楽教室で行うことが可能です。

以下でそれぞれのメリットを解説します。

自宅

ドラムの音は130dbと非常に大きい為、防音室など防音設備のある自宅でなければ、生のドラムを演奏することは難しいでしょうが、電子ドラムであればヘッドホンから音が出るため、騒音を抑えることが可能です。

スタジオ

各地域にレンタルできるスタジオが存在します。自身の近くで通いたいスタジオを見つけたら、予約していってみましょう。ドラムをレンタルできるので、しっかり曲の練習をしたい方におすすめです。1時間あたり500~600円が相場となっています。

音楽教室

基礎からドラムを学びたいという方は音楽教室がおすすめです。音楽教室は、専任のドラム講師に教えてもらいながら練習を行うことができます。相場は1レッスンあたり5000円と他の練習場所よりも高めです。

セッションってなに?

セッションは、複数のミュージシャンが集まって、その場で演奏を合わせることです。

バンドと違い、事前に練習することはなく、その時集まったメンバーで音を合わせるため、初心者からすると難しいイメージがあるかもしれませんが、他の人たちと演奏をしたい!自分の腕をあげたい方は是非一度参加してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ドラム,説明

効率の良い練習方法を押さえることで、独学でもドラムを上達させることは可能です。SpotifyやYouTube、ドラムの教則本などをうまく活用しながら、コツコツ練習を続けてみてください。地道に練習を続けることで、きっと憧れているドラマーの姿に近づけるでしょう。

また、独学での練習に不安を感じたら、ドラム教室でレッスンを受けてみるという方法もあります。自分に合ったやり方で、楽しくドラムを上達させていきましょう。

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