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雨樋(あまとい)とは?メンテナンスが必要なタイミングを紹介

2022/07/28 2022/08/05
雨樋修理
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雨樋(あまとい)とは屋根から地上まで雨水を誘導する装置です。雨樋にはさまざまな形状や素材があり、どれを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。

この記事では、雨樋の選び方やメンテナンスについて知りたい方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。具体的なおすすめメーカーや製品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

雨樋とは

雨樋(あまとい)とは、屋根の上に降った雨水を地上まで流す通路のことです。雨樋は次の部材などから成ります。

  • 軒樋(のきとい)
  • 軒継手(のきつぎて)
  • 集水器
  • 呼び樋(よびとい)
  • 縦樋(たてとい)
  • 縦継手(たてつぎて)
  • 寄せマス
  • 角マス

まず屋根には傾斜があるため、屋根の上に降った雨水は屋根の端につけられている軒樋に流れ込みます。軒樋に入った雨水は樋の傾斜に従って集まり、住宅の縦部に沿ってつけられている縦樋にたどり着きます。その後、地面や敷地外の溝にまで流れ込み、排水は完了です。

雨樋の役割

雨樋は、住宅そのものだけでなく住宅の近くを通る人を雨による被害から守る役割を果たしています。もし雨樋がなければ、屋根の上に降った雨水はそのまま地面へと落ちるため、住宅の周りは他の場所よりも大量の雨水が落ちるようになるでしょう。住宅のそばを歩きづらくなるだけでなく、住宅に入りづらくなってしまいます。

屋根から激しく落ちた雨水が地面をえぐり、段差を作ることにもなりかねません。見た目が悪くなるだけでなく、足が引っ掛かって転倒するリスクもあります。また、雨水が落ちる度に泥が跳ね返り、外壁や基礎を汚し、損傷する可能性もあるでしょう。通行人の靴や衣類を汚す恐れもあります。

屋根から落ちる雨水の音が騒音となる可能性もあります。軒下の素材や雨が降る強さによっては、屋内からでも聞こえるほど雨が落ちる音が騒々しくなるかもしれません。

形状による違い

雨樋には、次の3つの形状があります。

  • 半円形
  • 角型
  • 特殊型

それぞれの形にはどのような特徴があるのか、また、メリットやデメリットについて説明します。    

半円形

もっともポピュラーな形が半円形です。ゴミや枯れ葉などが流れやすく、掃除しやすいというメリットがあります。また和風の建築にもよく合うこと、比較的安価なこともメリットです。しかし、大雨のときには溢れやすいため注意が必要です。

角型

角型は半円形に比べると受け止められる水量が多いため、大雨が降っても溢れにくいというメリットがあります。また、見た目がおしゃれで洋風の住宅にもよく合う点も特徴です。

しかし、価格は半円形と比べると少し高い傾向にあります。また、ゴミが詰まりやすく、掃除しにくい点はデメリットといえるでしょう。

片側が半円形、もう片側が角型のハイブリッドタイプもあります。見た目は半円形が良いけれども、受け止められる水量を増やしたいときなどは、ハイブリッドタイプが適しています。ただし、角型の部分にゴミが詰まりやすいため、通常の角型と同様、定期的に掃除をするなどのメンテナンスが必要です。

特殊型

特殊型とは、雪かきをしたときに傷つきにくい形状になった雨樋のことです。構造が複雑で値段も高めですが、雪かきが必須の豪雪地帯ではよく用いられています。

素材による違い

雨樋にはさまざまな素材があります。主な素材としては次の4つが挙げられます。

  • 硬質塩化ビニール
  • ステンレス
  • ガルバリウム鋼板

それぞれの素材の特徴やメリット、デメリット、どんなケースに適しているのか見ていきましょう。    

硬質塩化ビニール

硬質塩化ビニールは、排水管などに用いられる素材です。安価で施工しやすいというメリットがありますが、紫外線によって硬化して割れることがあるので注意が必要です。

ステンレス

ステンレスは耐久性に優れ、継ぎ目が少なくて済むため見た目にも美しいというメリットがあります。しかし、ガルバリウム鋼板より高く、コストが高めです。

銅も耐久性に優れる素材ですが、酸性雨により腐食するため、定期的に点検する必要があります。また、新品のときは赤茶色、年月が経つと青緑色になりますが、味わいがあると感じる方もいれば、古びて見えると感じる方もいるでしょう。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は酸性雨や紫外線にも強く、耐久性に優れる素材です。硬質塩化ビニールに比べると費用は高くなりますが、長く使用可能なためコストパフォーマンスは高いといえます。

おしゃれな雨樋のおすすめメーカー・製品

雨樋は屋根の周囲や外壁の角部などを覆うため、住宅の印象を大きく左右するパーツともいえます。よりおしゃれな住宅にするためにも、雨樋にこだわってみてはいかがでしょうか。おしゃれな雨樋メーカーと製品を紹介します。

【パナソニック】アーキ・スペック・トイ

パナソニックでは、さまざまな素材や形状の雨樋を展開しています。なかでもアイアン素材の雨樋は国内業界でナンバーワンのシェアを誇ります。

パナソニックのアーキ・スペック・トイは、美しさと機能性を両立した雨樋です。絶妙な傾斜が雨水を溢れさせずに地面まで誘導します。

  • 屋根面積73.4㎡、高さ6mの切妻、5.4㎡バルコニー有りの場合で約19万円

【積水化学工業】エスロン雨とい

積水化学工業は、最先端の技術で作られた素材を用い、雨樋などの住宅に不可欠なパーツを製造しています。

積水化学工業のエスロン雨といは、豊富なカラー展開が特徴の雨樋です。屋根や外壁と一体感が生まれ、統一感のあるおしゃれな外観を作り上げます。

  • 軒樋:約4,800~7,600円(360mm)
  • 洋風じょうご:約1,800~4,400円

【タキロンシーアイ】ジェットライン

タキロンシーアイは、合成樹脂製品や無機化学工業製品、ゴム製品などさまざまな素材の製造や販売を手掛ける企業です。

タキロンシーアイの雨樋、ジェットラインは、サイホン現象を活用することで、優れた排水能力を発揮します。また、紫外線による変色を抑え、美しい状態が長持ちすることも特徴です。

  • 軒樋:5,930円(1本、税別)
  • 軒継手:710円(1個、税別)

雨樋の劣化サイン

以下のサインが観察されたときは、雨樋が劣化していると考えられます。早めに専門業者に連絡し、修理や取り替えをしてもらいましょう。

  • 雨水が雨樋から溢れている
  • 雨樋の一部が破損している
  • 雨樋の金具が外れている

雨樋の掃除・修理にかかる費用

雨樋の一部のみを取り替えるときは、2~5万円程度かかります。しかし全体的に修理をする場合は15~30万円ほど必要です。また、足場を組むときはさらに10~30万円ほどかかります。いくつかの業者に問い合わせて見積もりを取り、比較してから工事を依頼しましょう。詳しくは次の記事をご覧ください。

ゼヒトモで雨樋修理のプロを探す

雨樋があることで、住宅をより美しく長持ちさせることができます。排水量に注目する場合は角型、掃除しやすさを重視するなら半円形を選択できるでしょう。

  • 雨樋について相談したい
  • まとめて雨樋の修理やメンテナンスの見積もりをとりたい

そんな方は、ゼヒトモから雨樋修理のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにピッタリなプロが見つかります。雨樋の修理やメンテナンスでお困りの方は、ゼヒトモお気軽にご利用ください!

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2022/08/05
雨樋修理にはどれくらいかかる?費用相場や業者選びのポイントを解説

雨樋とは、屋根の雨水を集めて適切に流してくれる設備のことを言います。雨樋がないと雨水は屋根から直接外壁や地面に流れていき、建物や地盤の老朽化を引き起こしてしまうことに。雨樋はゴミ詰まりや経年劣化などで不具合が起きやすく、水がうまく流れないといったトラブルが起きたときは速やかに修理・交換をしなければいけません。 今回は、雨樋の修理・交換などにかかる費用の相場や、業者を選ぶときのポイントについて詳しく解説していきます。また、雨樋修理を安く行えるかもしれない「火災保険」の制度についても説明しますので、ぜひチェックしてみてください。 雨樋とは? 雨樋(あまどい)とは、建物内に雨水が入るのを防いでくれる設備のこと。その仕組みは、屋根から流れる雨水を集めて地面や排水溝へ流すというものです。雨樋がなければ雨水が屋根から外壁へ直接流れるため、外壁が腐食してしまいかねません。 また、雨水が直接地面へ落ちると地面に穴ができて、建物の基礎や地盤が老朽化しやすくなるでしょう。日本は年間の降水量が多く、建物を維持するには雨樋の存在が欠かせないのです。 もし雨樋が壊れてしまった場合、そのまま放置しておくと建物の劣化が進み、リフォームや建て替えが必要になることもあります。建物の維持に欠かせない雨樋は、壊れたらすぐに修理しなければいけません。 雨樋の種類 雨樋は様々な素材や形状があり、それぞれで特徴が異なります。素材や形状ごとにどのような違いがあるか、以下で確認していきましょう。 雨樋の素材 雨樋の素材は、主に「塩化ビニール樹脂」「合成樹脂」「ガルバリウム鋼板」「銅」「ステンレス」「アルミ」の6種類に分かれます。特に違いが分かれるのは耐久性・コストの2点です。以下の表に素材ごとの特徴をまとめたので、自宅の雨樋はどのような素材でどのような特徴があるか、チェックしてみてください。 雨樋の形状 雨樋の形状は、主に「角形」「半円・半丸型」「特殊型」の3種類に分類されます。形状によって大きく異なるのは、雨樋の機能性です。以下の表で、形状ごとの違いをチェックしてみてください。 雨樋が壊れてしまう原因 雨樋が壊れてしまう原因は、主に7つ考えられます。以下のようなトラブルが発生している場合、雨樋の修理や補修が必要になる可能性が高いため注意してください。 ゴミ詰まり 雨樋において屋根から雨水を集める「集水器」や水を下に流す「竪樋」は、落ち葉や鳥の巣などのゴミが溜まりやすい構造になっています。こうしたゴミが詰まると雨水が流れなくなったり溢れたりしてしまうため、修理しなければいけません。 ただし、バケツで汲んだ水を雨樋に流してみて、ゴミが流れれば修理を行う必要はないでしょう。最低でも年に1回はきちんと水が流れるか、ゴミが詰まっていないか確認するようにしてください。また、手の届く範囲にゴミが見えたときはこまめに掃除することが大切です。 経年劣化 雨樋の耐久年数は一般に20〜25年と言われており、それ以上経つと金具のサビや変形、継ぎ手が外れるといったトラブルが起きやすくなります。また、さらに放置しておくと雨漏りや浸水、建物の腐食といった被害につながりかねません。 もし経年劣化による不具合が見られた場合、自分で修復することはなかなか難しいでしょう。業者に依頼し、被害が広がらないうちに交換してもらうようにしてください。 強風や積雪による損傷 暴風や大雪、台風などによって雨樋はダメージを受け、雨樋の留め具が飛ばされたり軒樋が壊れたりすることがあります。特に1階よりも2階の方がダメージを受けやすく、注意するようにしましょう。強風や積雪によってダメージを受けた雨樋は、業者に頼んで修理・交換しなければいけません。 しかし、こうした風・雪による損傷で雨樋の修理が必要になった場合、火災保険が適用されて安く修理できることもあります。詳しくはページ内の「雨樋修理には火災保険を適用できることも」をご確認ください。 雨樋の傾きが異常になっている 雨樋は、よく見てみると水平ではありません。雨水を集めて下に流すための集水器に水が集まるよう、微妙な傾斜がついています。ただし、この傾斜が正常ではなくなると様々なトラブルが起きてしまうため注意してください。 傾きが急だと水の流れが強くなって集水器から溢れてしまい、反対に傾斜がないか逆になっていると雨水がうまく排水されない状態になってしまいます。 雨樋の変形によって傾きが異常になっている場合、雨樋自体を交換する必要はほぼありません。雨樋を支える支持金具のトラブルが原因となっていることが多く、支持金具の修理や交換を業者に依頼するようにしましょう。 支持金具が外れている 支持金具が外れていると、上記のように雨樋の傾きが異常になるだけでなく、雨樋にかかる負担が増えて機能の低下やダメージにつながります。雨樋のダメージが蓄積されていくと、支持金具だけでなく雨樋全体を交換しなければいけないことになるでしょう。 また、雨漏りにつながる可能性もあるため、建物被害を未然に防ぐためにもすぐ修理・交換を行うようにしてください。 継ぎ手に隙間がある 継ぎ手とは、雨樋のつなぎ目にある部品のことを言います。この継ぎ手は経年劣化や接着不良によって隙間が生まれることがあり、隙間が生まれると雨水が溢れたり漏れたりする原因に。雨樋としての役目を果たせなくなってしまうため、できるだけ早く修理するようにしましょう。 なお、隙間の度合いによっては接着剤で補修することも可能ですが、あくまでも応急処置にしかすぎません。時間が経つとまた隙間が生まれてしまうことも多く、できるだけ業者に修理してもらうのがおすすめでしょう。損傷がひどくなければ、工事費用は5,000円ほどで済みます。 カビや苔が生えている 雨樋に溜まった水を栄養に、カビや苔が生えてくることもあります。カビや苔は見栄えが悪いだけでなく、雨水がうまく流れないことや悪臭の原因になってしまうので、見つけ次第取り除くようにしましょう。 カビや苔は経年劣化で生えることが多いですが、築浅であっても周りが木に囲まれていたり、日当たりが悪かったりする場合は注意しなければいけません。 なお、雨樋が高所に設置されている場合、自分で取り除くのは危険なので業者に依頼するようにしましょう。 雨樋の掃除・修理・交換にかかる費用相場 雨樋の掃除や修理、交換にかかる費用や日数の目安は図の通りです。ただし、建物の面積や足場の有無によって工事費用は大きく異なるため、詳しい見積もりは業者に出してもらうようにしてください。 費用を抑えるには相見積もりが有効 上記で費用相場について紹介しましたが、現場の状況によって修理や交換にかかる費用は異なってきます。自宅の雨樋工事にどれくらいの費用がかかるかを確認したい場合、複数業者に同じ内容で見積もりを取る相見積もりがおすすめでしょう。相見積もりを依頼することで、実際の工事にかかる費用の相場感を掴むことができ、ぼったくり工事を防げます。 また、複数の見積書を比べてみることで「極端に安すぎる」「見積書が簡素」といった手抜き工事の可能性が高い業者を避けられるでしょう。少なくとも2〜3社で相見積もりをとるようにするのがベターです。 雨樋修理には火災保険を適用できることも 風や雪、雹(ひょう)などによって雨樋の修理が必要になった場合、火災保険に入っていれば修理費用が安くなることもあります。もし火災保険に入っている場合、パンフレットやホームページなどから補償範囲を確認してみてください。火災保険のほとんどで、風災・雹災・雪災による建物の被害をカバーしています。 なお、保険金を受け取るには「修理見積書」「被害状況が分かる写真」「保険金請求書」の3点が必要です。このうち、修理見積書と写真は修理業者に用意してもらってください。保険金請求書は保険会社に連絡し、自宅へ送ってもらいます。必要書類を保険会社に送った後は鑑定人による現場調査で保険金が確定され、後日口座に振り込まれるという流れです。 火災保険を利用するときの注意点 火災保険では、必ずしも修理費用の満額を補償してもらえると限りません。契約の内容や現場の状況によっては受け取れる金額に違いがあったり、火災保険が適用されなかったりする場合もあるため注意してください。 また、火災保険の申請・請求期限は法律上で「3年以内」と定められています。3年を過ぎると多くの場合で請求が難しくなってしまうため、火災保険を利用したい方はできるだけ早く請求手続きをとるようにしましょう。 雨樋修理はどの業者にお願いすればいい? 雨樋修理は、瓦工事業者・板金工事業者といった屋根修理を専門とする業者や、雨樋修理を専門とする業者へ依頼するようにしましょう。これらの業者は屋根や雨樋の構造を熟知しており、知識・スキル共に豊富なため安心して工事を任せられます。 また、雨樋工事に必要な道具も常備しているので、比較的工事費用を安く抑えられるでしょう。 一方、リフォーム全般を請け負うような業者や屋根の塗装を行うような業者、ハウスメーカーは雨樋に関する知識や経験が不足しています。作業に不慣れな分工期が延びやすかったり、費用が高つきやすかったりするため注意してください。雨樋修理は雨樋について精通している業者に依頼するのが一番です。 適切な費用で工事してもらえる業者の選び方 業者は慎重に選ばないと、中には多額の工事費用を請求してくるような業者もいます。適切な費用で工事を行ってもらえる業者を選ぶには、以下のポイントに当てはまるかどうかをチェックしてみてください。 時間をかけて現場調査を行ってもらえる […]

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台風シーズンや梅雨の時期に発生しやすいのが、雨漏りです。雨漏りは、正しい対処をしないと家の土台や天井、床を傷めてしまう可能性があります。 根本的に雨漏り対策をするには、発生の原因を突き止めることが欠かせません。雨漏りの原因は特定しにくいため、専門家の力を借りて雨漏り調査を行う必要があります。 雨漏り調査の方法や費用、業者選びのポイントを確認していきましょう。 雨漏りが起こる原因 雨漏りの2大原因は、屋根や外壁、サッシなどの経年劣化と施工不良です。 風雨にさらされる屋根やベランダはダメージを受けやすく、ヒビ割れた部分から雨水が浸入しやすくなります。サッシの場合は経年劣化や施工不良により、サッシ枠と防水シートの間に隙間ができてしまうのが原因です。 また、木造住宅では外壁材の下に設けられている防水層が正しく機能せず、雨漏りが発生してしまうケースも確認されています。 雨漏り調査の方法 雨漏り調査を業者に依頼する前に、実際に行われている調査方法を知っておくと安心できます。雨漏り調査の方法は、主に次の4つです。 散水調査 目視調査 発光液調査 赤外線サーモグラフィー調査 それぞれの調査の特徴や、調査にかかる時間の目安を解説します。代表的な雨漏り調査の方法を理解しておけば、調査業者選びがスムーズに進むでしょう。 1. 散水調査 散水調査とは、実際に水を使って雨漏りを再現し、浸入経路を特定する方法です。水をかける向きや水量、強度、時間を調節しながら、繰り返し散水を行います。 散水調査にかかる作業時間は、半日から1日程度です。技術力のある調査業者であれば、高い確率で雨水の外部浸入口を見つけられます。 散水調査は一見簡単そうに見えますが、素人が真似をすると雨漏り被害が拡大してしまう恐れがあるため注意しましょう。 2. 目視調査 雨漏りの発生箇所を推測して、目で見て状態を確認していくのが目視調査です。屋根や外壁、天井裏など雨漏りが起きやすい箇所に、雨水浸入の形跡があるかを目視で確認します。 調査箇所が多い場合は時間がかかりますが、1箇所の調査時間は30分から1時間程度で済みます。調査員の技術によって調査制度に差が出やすいため、経験豊富な調査業者を選ぶのがおすすめです。 3. 発光液調査 発光液調査とは、雨漏りが疑われる箇所に紫外線に反応する発光液を流し込み、光を当てて水の浸入経路を特定する調査方法です。 散水調査である程度の雨漏り発生箇所を特定後、より詳しい状況を確認するために発光液調査が用いられるケースもあります。調査には半日から2日程度かかります。 基本的には調査に用いられる発光液が、壁紙にダメージを与える心配はありません。しかし、万が一壁材に変色が起きてしまった場合の保証の有無を事前に確認しておきましょう。 4. 赤外線サーモグラフィー調査 赤外線サーモグラフィー調査は、高感度赤外線カメラを使った調査方法です。濡れている箇所は温度が低いため、建物の温度分布図を確認しながら、雨水の浸入経路を突き止めます。 赤外線サーモグラフィー調査は、雨漏りが疑われる箇所が濡れている時にしか調査ができません。そのため、散水調査の補助的な役割として実施される場合もあります。 1箇所の調査に1~3時間程度が必要で、4つの調査方法の中では費用も高額であるため、状況に応じて調査の実施を検討しましょう。 雨漏り調査に必要な費用 ご紹介した4つの雨漏り調査に必要な費用の目安は、次のとおりです。 散水調査:3万円~18万円程度 目視調査:無料~3万円程度 発光液調査:10万円~25万円程度 赤外線サーモグラフィー調査:18万円~35万円程度 ご覧のとおり雨漏り調査は、選択する調査方法によっても費用に差が出ます。 雨漏り調査は無料で頼める? 一部の業者に限られますが、雨漏り調査を無料で頼める場合もあります。ただし、無料の場合調査方法は選択できず、目視調査であることが一般的です。 十分な知識がない人々を無料というワードで引き寄せて、高額な有料調査に誘導しようとするケースもあるため注意しましょう。トラブルに巻き込まれないためにも、雨漏り調査の費用相場を知っておくことが大切です。 修理にかかる費用を安くする方法 雨漏り調査と並行して、雨漏り箇所の修理を検討する必要があります。修理費用を抑えるには、次の2つの方法が有効です。 保険を利用する 相見積もりをとる 雨漏りの場合は、火災保険を使って修理費用をまかなえる場合もあります。また、複数の修理業者の見積書を比べ、適切な修理費用を知ることも大切です。 修理費用を安くする2つの方法をご紹介します。 保険を利用する 雨漏り被害をカバーしてくれるのが火災保険ですが、残念ながら全ての雨漏りが対象となるわけではありません。火災保険でまかなえるのは、自然災害により発生した雨漏りに限られます。 自然災害による雨漏りであっても、適用が認められるには定められた条件をクリアする必要があります。詳しい請求方法は、加入している保険会社に問い合わせて確認しましょう。 相見積もりをとる 複数業者に相見積もりをとることも、雨漏りの修理費用を抑えるポイントです。いくつかの業者の見積価格を比べることで、ぼったくり被害に遭うことも避けられます。 修理費用が極端に安すぎたり、明細がわかりにくかったりする会社への依頼は避けるなど、事前に対策が取れるのもメリットです。サポート内容や調査方法も含めて、見積もりを検討しましょう。 […]