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フローリングの張り替え費用相場!工法や業者選びもチェック

2022/11/11 2024/04/10
フローリングの張り替え費用相場!工法や業者選びもチェック

家を建てて10年や20年経つと、フローリングの床がきしんだり沈んだりするのに気が付くかもしれません。床のきしみや沈みは、フローリングの張り替えをしたほうがいいのでしょうか?

この記事では、フローリングの問題を解決して快適に過ごしたい人に向けて以下の事柄について解説します。

  • DIYでフローリングの張り替えが可能か
  • フローリングリフォームの種類や費用について
  • リフォームの業者選びについて

リフォームを検討している方に向けても参考になりますので、ぜひ参考にしてください。

フローリングの張り替えの目安とは?

フローリングの張り替えの目安は、時期的に言えばフローリングを施工してから15年〜20年程度が目安となります。新築のときにはピカピカでも、床は毎日みんなが歩く場所です。重いものを運ぶときなど、つい床を引きずって床に傷がつくこともありますし、温度や湿度の影響も受けます。

床が経年劣化するのは仕方のないことです。新築から15年以上経ち、床になにか問題があると思ったら、その時はフローリングのリフォームする時期だといえます。

床がきしむ、歩くと音がする

よくあるフローリングの問題は、床がきしむことです。特にこれといった問題がなくても、年数が経つと床材が痛むため、それできしみ音がすることがあります。

また、床は温度や湿度の影響を受ける木材です。乾燥して収縮したり、湿気が多くて膨張したりして木材が変形し、つなぎ目にゆがみが生じ、それがきしみになります。

ほかにも床の構造のトラブルの場合やシロアリの被害によって、床がきしむ可能性もあります。

床のきしみが梅雨などのある季節だけならば、湿度の変化による一時的なものでしょう。

しかし、慢性的に床がきしむのならば、早めにフローリングの補修することをおすすめします。

床が沈む、床がブヨブヨする

歩くと床が沈んだり、床板がぶよぶよ、ふわふわしていたりを感じることがあるのならば、残念ながら床の劣化が進んでいる状態です。

原因の大部分は湿気ですが、床が沈むまでになると、床材とその下の下地材がはがれている可能性があります。

そうなると、部分的に補修することは難しい場合もあり、フローリング全体の張り替えを検討することになります。ここらへんの見極めは素人には難しいので、経験者やプロの業者に見てもらうことをオススメします。

フローリングの張替えの床材の種類とは?

フローリングの張り替えをする場合、フローリングには「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。

床は、常に身体に触れており、また家の内装の中でも大きな面積を占めているため、どのような床材にするかはよく考えて選びたいですね!

無垢フローリング

無垢フローリングとは

無垢フローリングとは、丸太を使用する形状に切り出した無垢材を使った単層フローリングのことです。自然素材のため、原料の木によって色や木目が異なり、木の香りも楽しめます。経年により、木の味わいを楽しむことも可能です。

表面が汚れたり傷がついたりして修復したい場合は、表面を削ると真新しく生まれ変わります。調湿性、断熱性があり、自然志向の方に人気です。

注意点は、水などをこぼすとシミになりやすいこと、エアコンや湿気などで収縮したり膨張したりしやすいことです。

複合フローリング

複合フローリングとは

複合フローリングとは、合板などに天然木や木目をプリントしたシートを貼った複合床材のことです。無垢フローリングより反りや縮みが少なく、取り扱いやすいのが特長です。

色やデザインなども豊富で、防音効果の機能や表面に傷がつきにくい加工、水濡れに強い加工を施したものもあります。機能性も高く選択肢も多いため、複合フローリングが床材の主流となっています。

フローリング張り替え工法と費用相場

ローリング張り替え工法と費用相場

では実際にフローリングを張り替えようと思ったら、どのような工法があるのでしょうか。

また、その費用の相場はいくらくらいなのでしょうか。

工法としては「張替え工法」と「重ね貼り工法」の2種類があります。それぞれ、どのような方法なのか、費用の相場もあわせて説明します。

張替え工法

張替え工法は、もともとの床材をすべて撤去し、新たな床材を張る方法です。一度床材をすべてはがすため、下地を確認できます。

シロアリなどの被害があるかどうかもわかるため、被害がないことを確認してから新しく床材を貼れます。一部の修繕だけでは無理な場合は、床材の張り替えを検討しましょう。

また、和室から洋室にリフォームするときなど、床材を全く別のものにする際にも適した施工方法です。ただし、手間も材料費もかかるため、費用が高くなるというデメリットもあります。

新築から15年以上経ち、床がきしんだり、沈んだりしているのであれば、張替え工法で床を張り替えるのをおすすめします。

張替え工法の費用相場は、以下のとおりです。

広さ費用の相場
8畳10万円〜20万円
6畳9万円~18万円
4畳7万円〜14万円
1畳3万円〜6万円

重ね貼り工法

もう一つの方法が、重ね貼り工法です。既存の床材の上に新しい床材を張る方法で、はがす作業がありません。

重ね貼り工法のメリットは、張替え工法よりも価格が安く、また1部屋を1日で施工できるなど工期も短いことです。

ただし、張替え工法のように下地を確認できないため、もし下地に問題があった場合、原因の根本を解決できません。また、既存の床材に重ねるため、ドアの開閉などに影響がないかも確認が必要です。

重ね貼り工法の費用の相場は、以下のとおりです。

広さ費用の相場
8畳8万円〜18万円
6畳6万円~14万円
4畳5万円〜10万円
1畳2万円〜5万円

DIYでフローリングを張り替える場合

DIYでフローリングを張り替える場合

フローリングを業者に依頼すると費用が高額になるため、DIYでできないかと考える方もいるでしょう。DIYは可能ですが、やはりプロに任せたほうが仕上がりに満足できます。

DIYでフローリングを張り替えた場合の費用は、以下のとおりです。

8畳の部屋をDIYした場合

床のリフォームのための道具:約2~5万円

フローリング材、断熱材、釘などの材料費:約3~10万円

ただし、道具もいいものをそろえると高くなりますし、フローリング材も材質により価格が異なります。

以下に、DIYで床の張り替えをするメリット・デメリットをあげるので、DIYするかどうかの参考にしてください。

メリット

フローリングをDIYで張り替える場合のメリットは、なんといっても費用を抑えられる点です。支出は張り替えをするための道具代と材料費だけで、工賃が節約できます。業者に頼むよりは、10万程度節約できることもあります。

DIYが好きな方や家づくりに興味のある方は、フローリングの張り替えを趣味と実益を兼ねてできるでしょう。

デメリット

フローリングの床をDIYで張り替えるデメリットは、いくつかあります。

まず、本格的に床の張り替えをしようとすれば、難易度がかなり上がるでしょう。床材をはがしていく作業も、重労働になります。しかも、下地が傷んでいるときにはその修繕もしなければならず、素人では手間も時間もかかってしまうでしょう。

予想以上の重労働に途中であきらめて、結局業者に依頼した場合、最初から依頼すればよかったと後悔する可能性もあります。もし費用を浮かしたいためだけにDIYをしようとしているのなら、逆に高くつくでしょう。

また、フローリング材をカットして隙間なく張るのも、プロの技術が必要です。素人がすると、床に隙間ができてしまうことがよくあります。なんとかできたとしても、床がきしんだり、浮くような感じがしたりする問題が出てくる可能性もあります。

さらに、素人がよくわからずDIYすると段差が発生するかもしれません。なぜなら、無垢フローリングと複合フローリングには厚さの違いがあるからです。そのため、これまでと違う床材にすると、今のフローリングとの段差ができる可能性があります。

段差が発生するとつまずいて危険ですし、見た目もよくありません。ドアが開かなくなることもあるでしょう。

もしDIYをしようとする理由が費用を抑えることだけの場合ならば、業者に依頼することをおすすめします。

【あわせて読みたい】

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業者にフローリング工事を依頼する場合

業者にフローリング工事を依頼する場合

フローリングの張り替えは、フローリングの張り替え自体に興味がある場合を除き、業者に依頼したほうが無難です。

業者に依頼すると、素早く、美しく張り替えてくれます。ただ、プロに依頼するため、DIYよりは費用がかかる点に注意しましょう。

業者に依頼する場合のメリット・デメリットを、それぞれ見てみましょう。

フローリング工事を業者に依頼するメリット

フローリングを業者に依頼するメリットは、プロの技術で希望通りのフローリングに仕上げてくれることです。素人では床材を隙間なく張ることさえ難しいですが、業者なら美しく仕上げてくれます。

見た目だけでなく、豊富なプロの技で下地に問題があれば補修し、きしみなどの不具合をなくしてくれ、満足のいく仕上がりになるでしょう。また、DIYだと張り替えに何日もかかりますが、業者に頼むと数日で完了します。

フローリング工事を業者に依頼するデメリット

デメリットは、費用がかかることです。DIYの場合は工具と材料代だけですが、業者に依頼すると工事の費用もプラスになります。フローリングを張り替える場合、8畳の広さで10〜20万円が相場です。

ただし、自分で床を張り替えようとするとかなりの手間がかかります。しかも、美しく仕上がらないほか、もし仕上がってもギシギシ音がするかもしれません。それらを総合的に考えて、業者に依頼するかどうかを検討しましょう。

フローリング工事の業者選びのポイント

フローリング工事の業者選びのポイント

フローリングの張り替えを業者に依頼したいと思ったときに、どのようなポイントをチェックして選べばいいのでしょうか。

  • 地元の工務店に依頼
  • 保証やアフターフォロー
  • 信頼できる業者に依頼

この3点について解説します。

地元の工務店に依頼

地元の工務店に依頼するメリットは、さまざまあります。家から近いと、打ち合わせも便利で、なにかトラブルがあったときでもすぐに対応してくれるでしょう。

知り合いの方で、地元の工務店でフローリングのリフォームをしたという方がいれば、満足度を直接聞くことも可能です。

また、大中のリフォーム会社は、工事を下請けの工務店に出していることがあり、中間マージンが上乗せされることもあります。ほかにも、会社の広告費や営業に経費をかけている分、リフォーム金額も高くなる傾向があるようです。

そのようなことのない地元の工務店だと費用を安く抑えられることがあるため、一度見積もりをとってみることをおすすめします。

保証やアフターフォロー

保証やアフターフォローがあるかどうかも、確認しましょう。もし保証がなければ、施工中のトラブルや施工後のトラブルに対応してもらえないかもしれません。

床の張り替えは張り替え後しばらくしてから、床材のはがれなどのトラブルが発生する場合があります。このようなトラブルは、技術力の低い業者に依頼した際に起こる可能性がありますが、技術力が高くても、確率は低いですがトラブルが起こる確率はゼロではありません。

保証やアフターフォローがついていれば、もしもの場合にまた費用を負担しなくて済みます。そのため、業者を選ぶ際には必ず保証やアフターフォローのある・なしのほか、適用期間や範囲などもチェックしておきましょう。

信頼できる業者に依頼

信頼できる業者かどうかも、大事なポイントです。信頼できるかを判断するためには、技術力、実績、保証内容を確認しましょう。

もし技術力の低い業者に依頼した場合、床材がぴったり合っていない箇所ができ、見た目も美しくなくなるかもしれません。さらに、接着剤を効果的に使えなければ、少し時間が経ってから床材がはがれるなどの問題が起きる可能性もあります。

リフォームしたあとに床材がはがれてきたら、もう一度その箇所の修繕を依頼しなければいけません。時間も費用も二重にかかるため、最初から技術力の高い業者を選んだほうが安心です。

また、技術力を判断するうえで参考になるのは実績です。フローリング張り替えの実績が多いほど経験も多く、技術力も高いといえます。

会社のホームページには口コミなどを載せていることも多いため、口コミも参考にして、信頼できる業者を選びましょう。

ゼヒトモでフローリング・床の張り替えリフォーム工事業者のプロを探す

この記事ではフローリングの張り替え費用相場と工法や業者選びを解説しました。フローリングの張替えは、腕の覚えがある方ならDIYも可能ですが、そうでない方は業者に依頼することをおすすめします。

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