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外構工事にかかる費用の平均は?業者選びのポイントを解説

2021/04/09 2022/08/05
外構・エクステリア工事
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自宅の新築工事やリフォームにあたり、より素敵な家づくりをしたいと外構工事を検討する方は多いのではないでしょうか。しかし、外構工事といっても様々な種類があり、よく調べないまま工事を依頼してしまうと、理想通りに仕上がらないことも。また、工事の費用相場も気になるところでしょう。そこで今回は、外構工事を検討しているという方に向けて、外構工事の種類や費用相場、事業者の選び方について解説していきます。


外構工事ってなに?

外構 石畳

外構とは、家の門や塀、フェンス、カーポートなど、建物外部にある構造物そのもののこと。建物の外側にある構造物を作る工事を、外構工事と言います。建物以外の工事、と考えるとわかりやすいでしょう。 工事内容は土地の状態や家屋の形によって異なってくるため、工事は完全オーダーメイドで行われるというのが特徴的。家主の希望を聞いて、理想通りの仕上がりになるよう打ち合わせを重ねながら工事を進めていきます。


なぜ外構工事が必要なの?

外構工事は、「建物外部の防犯性・機能性の向上」を目的に行われます。 外構が何もないと、建物は野ざらしの状態。最低限の生活はできるかもしれませんが、「セキュリティを上げたい」「より便利な暮らしをしたい」と感じることも多いでしょう。 そこで求められるのが、建物外部を実用的な空間にする外構工事です。

「生垣を設置することで、外部からの侵入者を防ぐ」

「ウッドデッキを設置し、子供達が遊ぶ空間を作る」

このように、外構工事を行うことでセキュリティや暮らしの利便性を高められるでしょう。


エクステリア工事との違いは?

外構工事と似た言葉で「エクステリア工事」といった言葉を耳にしたことはないでしょうか。エクステリアとはインテリアの反対語で、外構も含めた「建物外部の空間全体」を指す言葉のことです。 防犯性や機能性の向上を目的とした外構工事と異なり、エクステリア工事では空間全体のデザイン性や雰囲気の向上・変化を重視。「敷地全体をおしゃれに見せること」を目的に工事が行われます。



外構工事の種類と費用

家 イメージ

外構にはいくつかの種類があり、デザインの違いから「オープン外構」「クローズド外構」「セミクローズド外構」の3種類に分類することができます。 それぞれの種類におけるデザインの特徴や、工事費用の相場について以下で見ていきましょう。


オープン外構

オープン外構は、名前の通り、建物が外部からオープンに見えるような形で、敷地面積を最大限利用するデザインです。 塀や植栽といった構造物は設置せず、開放感のあるデザインが特徴的。また、比較的工事の費用も安く抑えられるというメリットがあります。 特に家の敷地面積が狭い場合、建物を隠すような外構にしてしまうと、圧迫感が出たり敷地をさらに狭めたりしてしまいます。そのため、敷地面積が狭い場合にはオープン外構がおすすめでしょう。 オープン外構における工事費用の相場は、「50〜150万円程度」となっています。


クローズド外構

クローズド外構とは、オープン外構とは対照的に、建物が外部からできるだけ見えないような形となっているデザインです。 塀や生垣によって建物の周りを囲むことで敷地が隠されるため、より防犯性や安全性を高められるでしょう。また、庭に洗濯物を干したい方や、バーベキューを楽しみたいという方にもおすすめです。 なお、クローズド外構では塀や目隠しフェンスなど、高さのある構造物を多く設置するため、費用は高くなる傾向に。特に敷地を囲むようなデザインの場合、敷地面積が広いほど費用は高つくでしょう。 クローズド外構における工事費用の相場は、「150〜300万円程度」とされています。


セミクローズド外構

セミクローズド外構は、敷地の一部分において、クローズド外構のように丈の長い構造物で目隠しをするデザインです。 オープン外構とクローズド外構の中間に位置し、防犯性を意識しつつも、狭さを感じさせないようなデザインが特徴的。完全に敷地を隠すわけではないため、適度に開放感が感じられるでしょう。 プライバシーを守りながらも、近隣住民とのちょうど良い距離感を保てるのがセミクローズド外構ならではのメリット。 セミクローズド外構における工事費用の相場は、「100〜250万円程度」です。


新築・リフォームにおける外構工事の費用相場は?

ここからは、新築・リフォームのそれぞれにおける外構工事の費用相場と、構造物ごとの費用相場について紹介していきます。工事の種類ごとに費用は大きく異なるため、あくまでどれくらいの費用がかかりそうか、という目安にお役立てください。 なお、新築・リフォームにおける費用相場は外構全体の工事費用です。そのため、一部の構造物のみ設置したい場合は、構造物別の費用相場をご覧ください。


新築における外構工事

家の新築に伴う外構工事の費用相場は以下の通りです。なお、新築に伴う外構工事の場合、工事費用の上限は「建設費全体の10%」が目安とされています。そのため、建設費も考慮して外構工事を計画しましょう。

表 費用

リフォームにおける外構工事

リフォームにおける外構工事の場合、一部の構造物のみ撤去・設置ということも多く、新築での外構工事と比べ安価で済むでしょう。

表 費用

構造物別の費用相場

表 費用

構造物ごとの工事にかかる費用の相場は以下の通りです。それぞれの構造物における工事内容や費用の内容は、後ほど詳しく説明していきます。



外構工事で設置する構造物と平均費用

塀・囲い:80〜100万円

塀 和風

コンクリートやブロックによって作られた塀は、外部からの視覚をシャットアウトするという効果があります。高さを高くすることで、その分費用は高つくものの、よりプライバシー保護の効果や防犯性を高めることができるでしょう。工事では、基礎を地中に作ったあと鉄筋を刺し、そこにブロックを積んでいくという流れが一般的。 なお、敷地を囲う形で設置されることが多く、工事費用は敷地面積(平方メートル)や塀の高さによって決まってきます。そのため、工事内容によっては費用相場と大きく離れることもあるでしょう。


フェンス:40〜60万円

塀よりも圧迫感が少なく、費用も安く済むという理由から、最近では目隠しとしてフェンスを設置する住宅が増えています。 フェンスにはアルミ・木材・スチール・樹脂など様々な種類があり、素材の種類によって金額は大きく異なるでしょう。特に木材は設置費用が高く、またメンテナンスの手間がかかるという面があります。 リーズナブルさを重視するのであれば、アルミやスチールの素材がおすすめ。また、樹脂フェンスには木目調のものがあるため、木目にこだわりがあるのであれば、木材でなく樹脂フェンスを選ぶという手もあります。


生垣(植栽):10〜20万円

敷地を囲む目隠しとして、生垣を設置する方も多いでしょう。生垣を設置することで、目隠しだけでなく、自然の緑に癒されるという効果もあります。ただ、植物のため定期的な手入れが必要という点には気をつけましょう。枝が伸びきってしまうと見栄えが悪くなるだけでなく、通行人や近所の迷惑になるため、剪定で形を整える必要があります。 なお、一部の地域では緑化に関する助成金として、生垣の設置に補助金が出ることも。生垣の設置を検討するのであれば、住んでいる自治体のホームページもチェックしてみるようにしましょう。 生垣を設置する場合、1平方メートルあたり1万円前後の費用がかかります。樹木の高さや種類、設置面積によって金額は異なるものの、トータル10〜20万円程度の費用となるでしょう。


門まわり:15〜30万円

門構え

一般に門まわりの外構工事では、出入り口である「門扉」と、ポストや表札などを取り付ける「門柱」を設置します。 それぞれの費用相場は10〜15万円前後であり、両方設置するのであれば、15〜30万円で工事ができるでしょう。扉の種類や使用する材質によって費用は変わってくるものの、外構工事の中では比較的リーズナブルな工事と言えます。 LED照明の設置や、デザインを凝った門まわりにする場合、費用が高くなる傾向です。


玄関アプローチ:20〜60万円

玄関アプローチとは、道路に面した門から玄関にかけての道のり部分を指します。アプローチ部分に石材や砂利を敷き詰めたり、土間コンクリートを打ち込むことで、外観の雰囲気を大きく変える効果が。また、身体が不自由な方に対するバリアフリーとして、スロープを設置することもあるでしょう。 地面にレンガ・タイルなどを敷く場合、1平方メートルあたりのモルタル(下地)工事費用は3万円程度。そこに素材の価格が1平方メートルあたり1.5〜3万円程度かかってくるでしょう。 スロープを設置する場合は、手すりの費用を含めて40〜50万円程度の費用がかかります。


ベランダ・バルコニー:30〜40万円

洗濯物干しや、ガーデニングを楽しむスペースとして、ベランダ・バルコニーを設置する方も多いでしょう。それぞれの違いとして、ベランダには屋根があり、バルコニーには屋根がないという特徴があります。 工事にはいくつかの種類があり、防水工事・屋根の設置工事・タイルの敷き詰め工事・全取り換え工事などが挙げられるでしょう。なお、最も高いのはベランダ・バルコニーの全取り換え工事で、費用は40万円程度。面積にもよるものの、他の工事は10〜20万円の範囲で収まることがほとんどです。


ウッドデッキ:30〜50万円

ウッドデッキとは、庭と家屋の一室をつなぐ木材で作られたスペースのこと。ペットや子供達が遊ぶスペースにしたり、バーベキューを楽しんだりと、様々な活用ができます。床の高さが家屋の床の高さと近いため、庭の一部というよりは室内の延長線というイメージでしょう。 なお、材料は大きく「天然木材」「人工木材(樹脂)」に分けられます。天然木材の方がメンテナンス費用がかかり、結果としてコストが高くなってしまうでしょう。 天然木材を使用する場合、費用は1平方メートルあたり1.5〜2.5万円程度。人工木材であれば、1平方メートルあたり2.5万円程度の費用がかかります。


ガレージ・カーポート:40〜90万円

カーポート

ガレージ・カーポートとは、いずれも屋根つきの駐車場を指します。ガレージは三面または全面が壁やシャッターで覆われているのに対し、カーポートは屋根と柱のみという構造であるのが特徴。車を所持しているのであれば、外部環境から車を守るために欠かせないものでしょう。 ガレージの方が構造がしっかりしている分、費用が高い傾向に。一台分のガレージを設置する場合、80〜100万円程度の費用がかかります。 カーポートは簡易的な作りであるものの、費用は比較的安く済むでしょう。一台分のカーポートを設置する場合の費用は、25〜50万円程度となっています。


駐車スペース:5〜20万円

ガレージやカーポートといった屋根つきの駐車場ではなく、オープンな駐車スペースを作りたいという方もいるでしょう。外部環境にさらされるため、防犯性が低く、天候の影響を受けて車が劣化しやすいといった面はあるものの、安価で工事が可能です。 駐車スペースの地面はいくつかの種類があり、コンクリート・砂利・アスファルトなどが挙げられます。 最も安いのは砂利で、車1台分のスペースにおける地面の舗装費用は5万円程度。アスファルトは15万円程度で、コンクリートが最も高く20万円程度かかります。 なお、地面を整地しなければならなかったり、既存の構造物を撤去する場合には追加で費用がかかるでしょう。



外構工事業者の失敗しない選び方

最後に、外構工事業者選びで失敗しないよう、選び方のポイントをいくつか紹介していきます。


依頼する前に外構工事の計画を立てる

予算 イメージ

業者に依頼する前の段階で、予算やスケジュールなどの計画を立てるようにしましょう。 何も決めないまま業者に依頼をしてしまうと、言われるがまま過剰な外構工事となり、無駄にコストがかかってしまうことも。予算が限られている場合は、メンテナンス費用がかからない長持ちする素材を選ぶ、必要なものだけ設置するという工事も提案してもらえます。 なお、計画を立てる上でポイントとなるのは「外構工事は一度に全て行う必要はない」ということ。予算の都合で全ての工事をとり行うのが難しい場合、数回に分けて工事を依頼するというのも一つの手でしょう。


いくつかの業者で相見積もりを取る

工事が大掛かりな分、業者によって見積もりで出される金額の幅は大きいでしょう。そのため、複数の業者で相見積もりを取るのがポイントです。少なくとも2〜3社には相見積もりを取るのがおすすめ。 それぞれの業者に対して全く同じ内容で依頼し、出された見積もりを比較します。複数の業者に見積もりを出してもらうことで、相場感が掴めてくるでしょう。全ての業者から見積もりが出た後、金額やアフターフォローの有無などを比較し、最終的に依頼する業者を決めます。


見積もり価格の根拠を確かめる

業者に出された見積もり価格は、その根拠をしっかり確かめるようにしましょう。 業者によっては、見積書の項目を「工事一式」と簡易的に記入していることがあります。しかし、それでは各工事における見積もりの詳細がわからず、相場よりも高額な見積もりを出されていても気づけません。 工事ひとつひとつにおける費用を明確にすることで、相場と比べやすくなるだけでなく、余分な工事がないかを確かめることもできます。 業者に依頼をするときは、相見積もりを取ることに加え、それぞれの業者に見積もりの根拠を明確にしてもらうようにしましょう。



まとめ:ゼヒトモで外構工事業者に相談してみる

設計 会議

いかがでしたか?外構工事には様々な種類があり、工事内容の幅が広いぶん費用の幅も広くなっています。いずれの工事も数十万円の出費を要することとなるため、業者は慎重に選ぶべきでしょう。 もし外構工事を任せる業者選びに悩んでいる場合、ゼヒトモから信頼できる業者に依頼してみるという手も。 ゼヒトモ には様々なニーズに対応可能な外構工事業者が登録しており、予算を考慮しつつ、依頼内容に寄り添った提案をしてもらえます。 大事な自宅の外構工事を、 ゼヒトモ から業者に依頼してみませんか。

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外構工事で人気のインターロッキングとは?施工方法や費用を解説

自宅の外構をおしゃれにしたいという方におすすめなのが、公園や歩道などで目にすることの多いインターロッキング舗装です。デザイン性の高さや使い勝手の良さから、最近では住宅の外構としても多く使用されるようになりました。 今回は、インターロッキングの特徴や施工方法、費用の相場などを詳しく解説していきます。インターロッキングを詳しく知らない方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。 インターロッキングとは インターロッキングとは、様々な色や形をしたコンクリートブロックを並べ、隙間の目地に砂を入れて仕上げる舗装方法です。使用されるブロックはインターロッキングブロックと呼ばれ、砕石・敷砂・インターロッキングブロックの3層構造となっています。 インターロッキングには「かみ合わせる」という意味があり、ブロック同士のかみ合わせ効果によって荷重を分散するのが特徴のひとつ。また、一部のブロックはリサイクル材が使われており、壊れていないブロックは再利用できることから、環境に配慮した舗装方法とも言えるでしょう。 インターロッキングブロックの種類 インターロッキングブロックの厚さは6cm・8cm・10cmの3タイプがあります。この中で、主に住宅の外構・エクステリアに使われるのは6cmか8cmのタイプです。また、色は暖色系から寒色系まで様々な色があり、組み合わせ次第で多様なデザインが楽しめるでしょう。中には天然石で加工されたブロックや、アンティーク加工されたブロックもあるようです。ブロックの種類を大まかに分けると、以下の3タイプに分類されます。 長方形のレンガタイプ インターロッキングの定番とも言えるブロックで、レンガならでは落ち着いた風合いが特徴的です。ブロックの側面が直線のものあれば、ズレ防止のためにギザギザになっているものもあります。住宅街の歩道や公園、ショッピング施設など、様々な場所で見かけることが多いでしょう。規則性がある形のため、一見個性を出しにくいようにも見えますが、組み合わせるブロックの色合いによって様々な表現を楽しめます。 正方形の平板タイプ レンガタイプよりもサイズが大きめなブロックです。素材はコンクリートのほか、天然石を使うことも多く、天然石のブロックは色あせしにくいのが特徴的。幅が広めな歩道や玄関アプローチ、駐車場のアクセントとして使われることが多くなっています。長方形タイプのブロックと組み合わせることで、より幅広いパターンのデザインが楽しめるでしょう。また、ドット絵の要領で地面にマークを描くようなデザインも可能となっています。 ランダムタイプ 上記の2つに該当しない、大きさや形状がランダムなブロックです。中には天然石をそのまま割ったような形状をしたブロックもあります。規則性がないからこそ、オリジナリティのあるおしゃれなデザインにできるでしょう。他と被らないようなデザインの外構を作りたい方におすすめのブロックです。 インターロッキングのメリット・デメリット ここからは、インターロッキングのメリットとデメリットについて説明していきます。 メリット 耐久性が高くメンテナンスしやすい インターロッキングは、かみ合わせ効果で荷重が効率よく分散されるため、耐久性や柔軟性に優れています。アスファルトやコンクリートと比べて地面の変化に強く、ひび割れが起きにくいでしょう。 また、一部が破損してしまった場合も、隙間を空けてブロックを敷き詰めているため部分的な補修がしやすいというメリットがあります。小規模な補修で済みやすい分、他の舗装方法と比べてメンテナンス費用が抑えられるでしょう。 様々なデザインを楽しめる ブロックの組み合わせ方次第で自由にデザインを楽しめるのは、インターロッキングならではのメリットでしょう。ブロックの素材や色、形、サイズには様々なものがあるため、周辺環境に合わせて住宅に馴染むようなデザインができます。洋風なイメージが強いインターロッキングですが、組み合わせ次第では日本家屋に馴染ませることも十分可能。暖かみのある雰囲気やシックな雰囲気など、アイデア次第で理想の住宅を作ることができるので、好みの施工事例がないかぜひ探してみてください。 透水性が高く水はけが良い 雨が降ってもブロックとブロックの隙間に水が浸透し、地下へと流れていきます。水はけが良いため水たまりができにくく、雨で滑りやすくなることも防げるでしょう。 また、保水性を持ったブロックの場合、吸収した雨水を晴天時に水蒸気として放出し、路面温度を低下させることができます。加えてインターロッキングブロックは照り返しが少ないという特徴があるため、夏場の暑い時期も熱を持ちにくく、涼しさを保てるでしょう。 雑草対策になる インターロッキングでは地面をブロックで覆うため、ブロック部分の雑草が生えてくることはありません。これまで雑草に悩まされていたという方は、草むしりの手間が省けるでしょう。また、雑草は害虫の原因でもあり、雑草を減らすことは害虫を減らすことにもつながります。 ただし、施工から年月が経つと目地の部分から雑草が生えてくるため、生えた部分の雑草は抜かなければいけません。とはいえ、施工前と比べて草むしりの量は格段に減らせるでしょう。ちょっとした雑草も気になるという方は、目地の砂として雑草を防ぐ防草砂を利用するのがおすすめです。 デメリット 施工に手間と時間がかかる 他の舗装方法よりも細かく丁寧に作業を行わなければならないため、どうしてもインターロッキングの施工には時間がかかってしまいます。材料を流し固めるコンクリートや敷き均しを行うアスファルトの場合、乾燥が必要なものの、作業自体にそれほど時間はかかりません。一方、インターロッキングの施工ではブロックを1つずつ手作業で敷き詰めていく必要があります。 また、整った外観と強度を保つには丁寧な下地づくりが必須であり、これも施工に時間がかかる原因でしょう。工期が長くなりやすいため、外構工事を考えている方は前もって工事の計画を立てる必要があります。 導入コストが高い 施工に手間と時間がかかる分、人件費もかかってくるため、施工費用は他の舗装方法と比べて高くなってしまいます。また、面積が広くなったり特殊なブロックを使ったりすると、その分費用が高くなるでしょう。 ただし、修繕費は抑えられるので、長い目で見ると経済的な施工方法とも言えます。施工後、およそ20年でアスファルト舗装と合計費用が同じになり、40年後には6~19%の費用が削減できると言われています。 経年劣化によって色褪せする 施工したてのうちは綺麗な外観を保っているものの、年月が経過すると共に色褪せしてしまいます。色褪せもいい味になると言えますが、いつまでも真新しい外構のままがいいという方にとってはデメリットでしょう。 なお、顔料を使用していない天然石でできたブロックや、色落ちの対策が施されているブロックであれば色褪せを防げます。できるだけ色を長持ちさせたいという方は、こうした色褪せしにくいブロックを使うのがおすすめです。 日陰だと苔が生えてくる 日陰の部分にインターロッキング舗装を行う場合、目地の部分から苔が生えやすいというデメリットがあります。苔を放置しておくとヌメリが出てきて、足を滑らせる原因になりかねません。また、苔が生えていると見栄えも悪くなってしまうでしょう。対策として、定期的に高圧洗浄によるメンテナンスを行うか、できるだけ日陰部分には施工しないようにするのがポイントです。 インターロッキングの施工方法 ここからは、インターロッキングの施工方法を説明していきます。インターロッキングは、上に何が通るかによって層の厚さが変わるため、最初に用途を決定しなければいけません。歩道よりも車道の方が荷重が大きくなる分、層の厚さは厚くなるでしょう。ここでは、駐車場のように車が乗ることを想定した場所の施工方法について説明します。 不要な土を除去する まず、下地に敷く砕石とその上に敷くインターロッキングブロックの分の深さを確保するため、土を掘り返します。施工後、床面とその境界部分の高さが等しくなるように注意しなければいけません。施工面積が狭く重機が使えない場合、手作業で掘り返していかなければならないので、かなり時間のかかる大変な作業になります。 下地の処理を行う 下地に砕石を均等に敷き、転圧機と呼ばれる専門の重機で押し固めます。この作業は転圧と呼ばれ、転圧によって地面の強度が高まり、荷重がかかってもへこまないようになるのです。 下地に砂を敷く 砕石で固めた下地の上に、目の細かい砂を敷きます。ブロックの隙間を通り抜けた水をこの砂が吸収するので、水はけを良くするのに効果的です。施工する面全体が平らになるように、手作業で砂を敷いていきます。この作業を丁寧に行わないと上に敷くブロックがデコボコになってしまうため、注意が必要です。 インターロッキングブロックを敷き詰める ブロックを1つずつ手作業で敷き詰めていきます。様々な色のブロックを使う場合は、デザインが崩れていないかチェックしながら作業を行わなければいけません。また、曲線の部分や端の部分などに敷くときは、ブロックがピッタリはまるようにカットして使います。すべてのブロックを敷き詰め終わったら、再度転圧を行って表面を平らに。この作業は時間と手間がかかるため、かなりの集中力が必要になるでしょう。 目地を砂で埋める 最後に硅砂(けいしゃ)と呼ばれる白く細かい砂を表面にかけ、ほうきやデッキブラシなどを使い目地を埋めていきます。この作業は砂締めとも呼ばれ、耐久性を左右する重要な作業です。インターロッキングはセメントやモルタルなどで固定されない分、砂締めが足りないとブロックがずれてしまうため、注意が必要。より強度が求められる場合は繰り返し転圧と砂締めを行い、ブロックと砂の摩擦力を向上させて耐久性を高めます。 インターロッキングの施工費用 一般的な無地のブロックを使用する場合、1平米あたり「7,000〜9,000円」が費用の相場になります。なお、駐車場のように車が乗る場所の舗装ではさらに手間をかけて行う必要があるため、平米単価が10,000円を超えることもあるようです。ブロックの種類や施工場所だけではなく、デザインが複雑になることでも費用は高くなるでしょう。特にブロックをカットして使用する場合、1つずつ手作業で行うため時間がかかり、その分費用もかさむ傾向です。 DIYでインターロッキング舗装はできる? DIYであれば費用は材料費だけで済みますが、時間と手間がかかるため、あまりおすすめはしません。下地の転圧では専用の重機が必要となり、わざわざ重機をレンタルする必要があります。また、ブロックの敷き詰めは時間がかかるだけでなく、テクニックも要するでしょう。DIY初心者の場合、プロの業者に依頼した方が無難です。 […]

2022/08/05
外構費用の相場はどのくらい?工事内容と業者選びのポイント

外構工事の費用の相場がどのくらいなのか、気になっている方も多いでしょう。施工箇所によっても変動しますが、建物の建設費の10%程度が相場とされています。今回は満足のいく外構工事を行うために、外構工事の費用の相場や工事費用を抑える方法、業者選びのポイントなどをご紹介します。 外構工事とは? 外構工事とは、「外構」と呼ばれる、建物の外側にある構造物に関する工事のことです。外構としては、以下のものを指すことが一般的です。 フェンス 玄関アプローチ 門扉・門柱 庭・植栽 カーポート 駐車場 3つの外構タイプ 外構には、次の3つのタイプがあります。 オープン外構 クローズ外構 セミクローズ外構 オープン外構には門や扉がなく、道路と区切られていない開放的な構造です。一方でクローズ外構は門や塀で区切られているため、プライバシーに配慮した造りといえるでしょう。セミクローズ外構は、オープン外構とクローズ外構の特徴を併せ持ちます。 費用相場は高い順に、「クローズ外構>セミクローズ外構>オープン外構」となっています。 外構工事の費用相場はいくら?種類別の費用紹介 外構工事の費用相場は、建物の建設費の10%程度が適正だといわれています。さらに詳しくいうと「建物価格+工事費用+諸経費」✕10%が外構費用の上限であると考えるとよいでしょう。 駐車場を含めた30坪程度の土地の場合、100万〜300万円ほどかける方が多いようです。 なお、設置する設備によって異なりますが、1箇所あたりの費用相場は50万〜100万円程度が目安です。ここからは、フェンスや玄関アプローチ、門柱、門扉などのそれぞれの工事にかかる費用をご紹介します。 フェンス フェンスのおおよその相場は20万円以上といったところでしょう。フェンスには、防犯対策や目隠しとしての機能があります。アルミや樹脂、木材などさまざまな材質のフェンスが存在し、どれを選択するかによって費用が変わってきます。 玄関アプローチ・門柱・門扉 玄関アプローチは門柱や門扉とあわせて工事を行うケースが多く、40万円以上かかることも少なくありません。 玄関アプローチは自宅の顔となる場所です。門から玄関にかけて、コンクリートを敷いたり石材を設置したりして歩きやすくします。詳しくは後述しますが、砂利を敷きつめることもあります。 砂利 使用する砂利の種類や敷き詰める面積によって費用は異なりますが、相場は1平方メートルあたり1万円以上と考えておくとよいでしょう。 砂利は地盤を固める際に使われるほか、玄関アプローチや庭の通り道などにも敷き詰めて使用されます。 後者の化粧砂利は形や見た目が整っており、種類や大きさによって洋風、和風どちらにも馴染むことが特徴です。また、砂利を敷いておくことで、雑草が生えにくくなるといった効果も期待できます。 ガレージ・カーポート・駐車場 マイカーを所有している方であれば必須になるのが、駐車スペースです。費用の相場は、屋根と柱で構成されるカーポートの場合は30万円〜、ガレージを建てると100万円〜です。 ウッドデッキ ウッドデッキとは、庭に面した木製のテラスのことを指します。ウッドデッキの価格は素材や広さによって大きく変動し、テラスの屋根を含めた総額は約50万円〜が相場となります。 照明 照明にかかる費用はその種類や設置する個数によって変動しますが、相場は20万円〜程度とみておきましょう。防犯に役立つほか、雰囲気作りにおいても活躍するのが照明です。最近ではセンサー付きのタイプやLEDのものなども増えてきています。  外構工事の費用を抑えるには? 外構工事全体、およびそれぞれの箇所にかかる費用の相場を確認してきましたが、外構工事の費用は工夫次第で抑えられます。そのために、次の3つのポイントを意識するとよいでしょう。 施工内容をシンプルにする 部分的にDIYを取り入れる 工事を専門業者に依頼する 施工内容をシンプルにする 外構工事にあてる費用を少しでも抑えたい場合は、工事を厳選して行う、デザインはシンプルなものにするといったことを心がけましょう。外構工事は施工箇所が増えるほど、またデザインを凝ったものにするほど費用が高くなる傾向にあります。ある程度取捨選択をすることで、費用を抑えられるでしょう。 部分的にDIYを取り入れる 比較的簡単で安全性に問題がない箇所については、部分的にDIYを取り入れる方法も、外構工事の費用を抑えるために有効です。 例えば花壇や植栽の設置やポストや表札の取り付けなどは、簡単な工具があればできるかもしれません。 外構工事すべてを業者に依頼した場合、工事費だけでなく運搬コストやその他の工事にかかる経費もすべて含まれるため、DIYを取り入れることで費用の節約ができます。 工事を専門業者に依頼する 外構工事は、家の建築を依頼した工務店やハウスメーカーにそのままお願いするのではなく、専門の業者に頼むとよいでしょう。工務店やハウスメーカーと外構工事に関する契約を結んだとしても、結局そこから下請けの専門業者に外注されるケースがほとんどです。 その場合、紹介料という名目で手数料分が上乗せされる可能性があります。そのため、工務店やハウスメーカーを介さずに外構工事を専門で行う業者に依頼することで、余分な費用をカットできる可能性が高くなります。  外構工事を依頼する業者選びのポイント 外構工事を依頼する業者を選ぶ際のポイントとして、次の4つを押さえておきましょう。 工事の内容にあった業者かどうか 信頼できるかどうか 適正価格かどうか アフターサービスは充実しているか […]