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【2024年最新】玄関ドアリフォームで使用できる補助金・助成金を紹介!東京・埼玉の補助金も

2024/05/22
【2024年最新】玄関ドアリフォームで使用できる補助金・助成金を紹介!東京・埼玉の補助金も

玄関ドアの交換リフォームには、国や地方自治体の補助金制度を利用できる場合があります。基本的には断熱や省エネ、介護目的のリフォーム工事が対象となり、1戸あたり約100〜200万円前後の補助を受けることが可能です。

そこで本記事では、玄関ドアリフォームで使用できる補助金制度を国・地方自治体に分けて徹底解説。東京・埼玉の補助金のほか、申請手順もまとめているのでぜひ参考にしてください。

玄関ドアのリフォームには補助金・助成金を適用できる!

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玄関ドアのリフォームにかかる費用相場は、平均約20〜50万円と言われています。カバー工法で施工する場合は費用も安いですが、断熱性能や省エネ性能などのドアを取り入れる場合の費用は決して安くありません。

玄関ドアのリフォーム費用をできるだけ安くしたい場合は、利用できる補助金制度がないか確認してみましょう。実際に利用できる国の補助金としては、下記が挙げられます。

  • 子育てエコホーム支援事業(こどもエコすまい支援事業)
  • 次世代省エネ建材支援事業
  • 断熱リフォーム支援補助金
  • 長期優良住宅化リフォーム補助金
  • 先進的窓リノベ事業
  • 介護保険の住宅改修補助金

ここからは、各補助金制度の概要や申請手順などを詳しく解説します。

【国】子育てエコホーム支援事業(こどもエコすまい支援事業補助金)

子育てエコホーム支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能を有する新築住宅の取得や省エネ改修などに補助金を支給する事業です。2023年9月に予算上限額に達した「こどもエコすまい支援事業」の代わりの制度として開始されました。

補助金の対象となるリフォーム工事は、下記の通りです。

いずれか必須必須工事と同時に行う場合に補助対象
①開口部の断熱改修②外壁、屋根・天井または床の断熱改修③エコ住宅設備の設置④子育て対応改修⑤防災性向上改修⑥バリアフリー改修⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

④~⑧の工事で補助を受けたい場合は、①~③の必須工事のいずれかを同時に行う必要があります。玄関ドアリフォームで補助金を受ける場合は、基本的に断熱改修が必要になるため注意しましょう。

また玄関ドアリフォームでは、導入するドアの省エネ基準レベルや面積によって補助額が異なります。

面積1箇所あたりの補助額
省エネ基準レベル(大)開戸:1.8m²以上引戸:3.0m²以上37,000円
省エネ基準レベル(小)開戸:1.0m²以上1.8m²未満引戸:1.0m²以上3.0m²未満32,000円
ZEHレベル(大)開戸:1.8m²以上引戸:3.0m²以上49,000円
ZEHレベル(小)開戸:1.0m²以上1.8m²未満引戸:1.0m²以上3.0m²未満43,000円

なお、申請補助額の合計が5万円に満たない場合は、補助対象外となるので注意が必要です。玄関ドア交換のみでは5万円に満たないため、屋根や天井など他のリフォームと同時に行うと良いでしょう。

そのほか、補助金額や対象者、申請期間については下記をご覧ください。

対象者・こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方・リフォームする住宅の所有者
着工日期間2023年11月2日~2024年12月31日
補助金上限20万円※条件によって補助上限の引き上げあり
申請者工事施工業者(エコホーム支援事業者としての登録が必要)
受付期間2023年3月中下旬~予算に達し次第終了(2024年11月30まで)

子育てエコホーム支援事業と重複して国の補助制度を受けることはできませんが、地方自治体の補助制度に関しては併用も可能です。予算に達し次第終了となるため、検討している場合は早めに申請しましょう。

参照:国土交通省 子育てエコホーム支援事業

【国】次世代省エネ建材支援事業

次世代省エネ建材支援事業は、一般社団法人環境共創イニシアチブが運営する補助金制度です。既存住宅における省エネ改修の促進を目的に、高性能断熱材や蓄熱・調湿建材を使用したリフォームに対して補助金が支給されます。

住宅の改修方法は「外張り断熱」「内張り断熱」「窓断熱」の3区分に分かれており、それぞれ事業内容や補助金額は下記の通りです。

外張り断熱内張り断熱窓断熱
事業内容・条件外壁全てを外張り断熱工法で改修すること 断熱パネル・潜熱蓄熱建材のいずれかを室内側から導入・改修すること全ての開口部を窓(防火・防風・防犯仕様)及び玄関ドアを用いて改修すること
必須製品断熱材(外壁)断熱パネル、潜熱蓄熱建材窓(防火・防風・防犯仕様)、玄関ドア
任意製品断熱材(天井/床)、窓、玄関ドア、断熱パネルなど断熱材、防災ガラス窓、玄関ドアなど断熱パネル、潜熱蓄熱建材、断熱材、っ調湿建材
補助金額・補助率:補助対象経費の1/2以内・上限額:400万円/戸(1~4地域)、300万円/戸(5~8地域)・補助率:補助対象経費の1/2以内・上限額:200万円/戸(戸建)、125万円/戸(集合)・下限額:20万円/戸(戸建・集合共通)・補助率:補助対象経費の1/2以内・上限額:150万円/戸※窓・玄関ドアと任意製品を併用して改修する場合は上限200万円/戸
住宅区分戸建住宅戸建住宅・集合住宅戸建住宅

玄関ドアリフォームで補助金を受け取るには、上記断熱工事のいずれかと同時に行う場合のみ支給対象となります。集合住宅にお住まいの場合は、内張り断熱工事でしか申請できないため注意してください。

なお補助対象となる玄関ドアは、下記いずれかのメーカー製品に指定されています。

  • 三協立山株式会社
  • GERMAN HOUSE株式会社
  • 株式会社LIXIL
  • YKK AP株式会社

これらのメーカーの製品でなければ補助を受けられないため、リフォーム前にチェックしておきましょう。

2024年1月現在、次世代省エネ建材支援事業は予算上限額に達したため受付を終了しています。次回開始日は未定なので、随時公式サイトを確認してください。

参照:一般社団法人 環境共創イニシアチブ

【国】断熱リフォーム支援補助金

断熱リフォーム支援補助金は、既存住宅におけるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を支援する補助制度です。公益財団法人北海道環境財団が運営しており、高性能建材を用いた断熱改修工事に対して補助金が支給されます。

2024年1月現在「断熱材、窓、ガラスを用い、住まい全体での断熱改修(トータル断熱)」「窓を用い、居間をメインに断熱改修(居間だけ断熱)」の公募を実施しており、対象工事や補助金額は下記の通りです。

トータル断熱居間だけ断熱
対象リフォーム15%以上の省エネ効果が見込まれる高性能建材(断熱を使用した断熱改修<居間だけ断熱>
居間に高性能建材(窓)を用いた断熱改修
対象製品高性能建材(断熱材、窓、ガラス、玄関ドア)、蓄電システム高性能建材(窓、玄関ドア)、蓄電システム
補助金額・補助率:補助対象経費の1/3以内・上限額(戸建住宅):20万円/戸(玄関ドア5万円を含む)  上限額(集合住宅):15万円/戸(玄関ドアも改修する場合は上限20万円/戸)※上記は高性能建材を対象とした場合の上限額です・補助率:補助対象経費の1/3以内・上限額(戸建住宅):20万円/戸(玄関ドア5万円を含む)  上限額(集合住宅):15万円/戸(玄関ドアも改修する場合は上限20万円/戸)※上記は高性能建材を対象とした場合の上限額です
公募期間令和6年1月24日(水)~令和6年3月1日(金)17時メール必着令和6年1月24日(水)~令和6年3月1日(金)17時メール必着
トータル断熱居間だけ断熱
対象リフォーム15%以上の省エネ効果が見込まれる高性能建材(断熱を使用した断熱改修<居間だけ断熱>
居間に高性能建材(窓)を用いた断熱改修
対象製品高性能建材(断熱材、窓、ガラス、玄関ドア)、蓄電システム高性能建材(窓、玄関ドア)、蓄電システム
補助金額・補助率:補助対象経費の1/3以内・上限額(戸建住宅):20万円/戸(玄関ドア5万円を含む)  上限額(集合住宅):15万円/戸(玄関ドアも改修する場合は上限20万円/戸)※上記は高性能建材を対象とした場合の上限額です
公募期間令和6年1月24日(水)~令和6年3月1日(金)17時メール必着

なお、玄関ドアに補助金を利用したい場合は、窓改修と同時に導入する場合のみ補助対象となります。玄関ドアを改修する場合は、下記いずれかの要件を満たす必要があるため事前に確認しておきましょう。

  1. 熱貫流率が4.7W/(㎡・K))以下であること
  2. 戸と枠の組み合わせを満たしていること
  3. 建具内部の断熱材の仕様から1又は2と同程度の性能と判断されること

また、申請に必要な書類はすべて電子メールで提出することになります。平面図や写真など必要書類が多いため、補助金利用を決めたらなるべく早く準備に取り掛かってください。

参照:公益財団法人北海道環境財団 既存住宅における断熱リフォーム支援事業

【国】長期優良住宅化リフォーム補助金

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅の性能向上や子育て世帯向け改修を支援する国土交通省の補助金制度です。

構造躯体等の劣化対策や耐震性、省エネルギー対策といった特定の性能項目を基準値まで向上させた住宅が支給対象となります。具体的な補助対象となる工事内容については、下記をご覧ください。

性能向上リフォーム工事費①特定の性能項目を一定の基準まで向上させる工事(省エネルギー対策、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新)②そのほか性能向上工事(インスペクションで指摘を受けた屋根・外壁の改修工事、バリアフリー改修工事、環境負荷の低い設備への改修)
防災性・レジリエンス性の向上改修工事費自然災害に対応するための改修工事(地震災害・台風・水害への備え、電力・水の確保など)
インスペクション等に要する費⽤インスペクション費⽤、リフォーム履歴作成費⽤、 維持保全計画作成費⽤、リフォーム瑕疵保険の保険料など

玄関ドア単体では対象となりませんが、バリアフリー目的や劣化対策としてのドア交換工事では補助金を受け取ることができます。

そのほか、補助金額や対象者、申請期間については下記をご覧ください。

対象者リフォーム内容によって異なる
利用条件・リフォーム前にインスペクション*1を実施すること・リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たすこと・リフォーム履歴と維持保全計画を作成すること・必須となる性能項目の工事を行うこと・住戸面積の確保、居住環境、維持保全計画の策定の要件に適合すること
補助金・評価基準型:100万円/1戸(150万円/1戸)・認定長期優良住宅型:200万円/1戸(250万円/1戸)※リフォーム内容や世帯によって異なる
申請者リフォーム工事の施工業者
事業者登録の受付期間令和5年4月7日~令和6年2月5日
交付申請の受付期間令和5年5月8日~令和6年2月29日

玄関ドアリフォームで補助金を受けるには、事業者登録済みの業者に依頼する必要があります。事業者登録受付期間も決まっているため、「補助金を利用したい」という意思は事前に業者へ伝えておきましょう。

*1:中古住宅の売買取引において、建物の屋根・外壁・基礎などに生じたひび割れや雨漏り等の不具合の状況を事前に把握するための調査(一般社団法人福岡県建築住宅センター インスペクション(建物状況調査)とは?より

参照:長期優良住宅化リフォーム事業 総合トップページ

【国】先進的窓リノベ2024事業

既存住宅の省エネ化を促進する先進的窓リノベ事業は、断熱窓への改修費用の一部を支給する制度です。2024年から玄関ドアリフォーム工事も対象となり、断熱ドア改修に対して補助金が支給されます。

先進的窓リノベ2024事業で対象となるのは、下記の玄関ドアリフォームです。

ドア交換(カバー工法)・既存ドアの枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付ける工事
ドア交換(はつり工法)・既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、​​ドアを交換する工事をいいます。

補助額は「住宅の建て方」「ドアの性能区分」「ドアのサイズ」によって異なります。戸建住宅・低層集合住宅における補助額をまとめたので、確認してみましょう。

【カバー工法の場合】

大(L)〈2.8m²以上〉中(M)〈1.6m²以上、2.8m²未満〉小(S)〈1.0m²以上、1.6m²以〉
P(SS)【1.1以下】220,000円163,000円109,000円
S【1.5以下】149,000円110,000円74,000円
A【1.9以下】117,000円87,000円58,000円
B【2.3以下】0円0円0円

※表の縦軸はドアの性能区分【Ud】、横軸はドアのサイズ(面積)

【はつり工法の場合】

大(L)〈2.8m²以上〉中(M)〈1.6m²以上、2.8m²未満〉小(S)〈1.0m²以上、1.6m²以〉
P(SS)【1.1以下】183,000円136,000円91,000円
S【1.5以下】118,000円87,000円59,000円
A【1.9以下】92,000円69,000円46,000円
B【2.3以下】0円0円0円

※表の縦軸はドアの性能区分【Ud】、横軸はドアのサイズ(面積)

なお、リフォームでは一定の性能を満たしたことが認められた「対象商品」を用いるのが条件となります。そのほか利用条件や対象期間については、下記をご覧ください。

対象者・窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること・窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること
利用条件・対象商品を用いていること・補助額が5万円以上であること・窓の工事と同時に申請すること
補助金額リフォーム内容によって異なる(1戸あたり200万円が上限)
申請者窓リノベ事業者
申請期間2024年3月中下旬~2024年11月30日(予定)

先進的窓リノベ事業を利用する場合は、事務局に登録されている「窓リノベ事業者」と工事請負契約を締結しなければいけません。登録事業者については、キャンペーンサイト上で確認できます(2024年1月現在準備中)。

また、先進的窓リノベ事業は玄関ドアリフォームだけでは支給対象外です。玄関ドアの交換と同時に、対象の窓工事を依頼するようにしましょう。

参照:先進的窓リノベ2024事業

【国】介護保険の住宅改修補助金

玄関ドアリフォームには、介護保険の住宅改修補助金を利用することが可能です。厚生労働省が運営する制度で、介護が必要な方や介護者が住みやすい住宅への改修工事に対して補助金が支給されます。

洗面台への手すり取付けや段差解消など、下記6つのバリアフリー工事を目的とした工事が対象です。

  1. 手すりの設置
  2. 段差の解消
  3. 滑りにくい床材への変更等
  4. 引き戸等への扉の交換(出入り口の確保)
  5. 洋式トイレへの交換
  6. その他住宅改修に付帯して必要な住宅改修

玄関ドアの場合は、車いすの通行をスムーズにする「引き戸への交換リフォーム」が該当するでしょう。補助金額の上限は20万円で、対象工事費用の7〜9割が支給されます。そのほか、利用条件については下記の通りです。

利用条件・要支援または要介護認定を受けており、改修する住宅に居住していること・対象者が福祉施設や病院に入居していないこと
申請期間随時
補助金額20万円(上限18万円)
申請者ケアマネージャー

参照:厚生労働省 介護保険制度の概要介護保険における住宅改修

介護保険の申請は、ケアマネージャーを通じて行わなければいけません。申請書類なども記載してもらう必要があるため、介護目的で玄関ドアリフォームをする場合は、まずケアマネージャーに相談してみましょう。

地方自治体の補助金制度

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国だけでなく、お住まいの地方自治体でも玄関ドアリフォームを対象とした補助金制度を実施している可能性があります。ここでは、東京・埼玉の下記2つの補助金制度を詳しく解説するので、希望する方は確認してみてください。

  • 東京都:既存住宅省エネ改修促進事業
  • 埼玉県:子育て世帯・移世帯住宅省エネ化支援事業

また、利用できる補助金制度がない自治体もあるため、自分の自治体で適応される制度があるかは、地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイトで調べてみるのがおすすめです。

【東京都】既存住宅省エネ改修促進事業

既存住宅省エネ改修促進事業は、東京都環境局が推進する「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」における窓・ドア等の改修補助金の名称です。

省エネ基準を満たした2ヵ所以上の開口部(ドアを含む)の改修工事に対して補助金が支給されます。補助対象者や対象リフォーム、補助金額などを下記にまとめたので詳しく確認してみましょう。

補助対象者・住宅の所有者・共同住宅等などマンションの管理組合
対象リフォーム【下記①または②の工事】① 省エネ基準以上の複数の開口部を含む工事
※2ヵ所以上の開口部(窓又はドア)改修が必要
※設備単体への補助は対象外② 改修後の住宅全体が省エネ基準以上に適合する工事
※第三者認証(BELS等)の取得が条件
補助上限額・部分改修(戸建住宅):766,000円/戸(省エネ基準相当)、1,025,000円/戸(ZEH水準相当)・部分改修(共同住宅):改修に係る床面積×3,800円/m²(省エネ基準相当)、改修に係る床面積×5,000円/m²(省エネ基準相当)(ZEH水準相当)・部分改修(マンション):改修に係る床面積×5,600円/m²(省エネ基準相当)、改修に係る床面積×7,400円/m²(省エネ基準相当)(ZEH水準相当)
・全体改修(戸建住宅):766,000円/戸(省エネ基準相当)、1,025,000円/戸(ZEH水準相当)・全体改修(共同住宅):3,800円/m²(省エネ基準相当)、5,000円/m²(ZEH水準相当)・全体改修(マンション):5,600円/m²(省エネ基準相当)、7,400円/m²(ZEH水準相当)
申請期間令和5年7月24日(月)~令和6年1月19日(金)※受付終了

令和5年度の既存住宅省エネ改修促進事業は、2024年1月30日現在受付を終了しています。令和6年度の事業は未定なので、随時公式サイトを確認しておくとよいでしょう。

参照:東京都住宅政策本部 東京都既存住宅省エネ改修促進事業

【埼玉県】子育て世帯・移住世帯住宅省エネ化支援事業

子育て世帯・移住世帯住宅省エネ化支援事業は、「こどもエコすまい支援事業」や「先進的窓リノベ事業」を活用して住宅の省エネ改修を行った場合、工事費用の一部を埼玉県が支援する制度です。

窓やドアといった開口部のほか、壁・天井・床などの断熱改修工事が補助金支給の対象となります。詳しい対象リフォームや補助金額については、下記をご覧ください。

補助上限額・子育て世帯:60万円(既存住宅購入なしの場合は45万円)・移住世帯(若者夫婦世帯):60万円移住世帯(その他の世帯):45万円(安心R住宅の購入あり)、30万円(安心R住宅以外の既存住宅の購入あり)
補助対象リフォーム①こどもエコすまい支援事業(開口部の断熱改修など)②住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業(窓の断熱改修)③断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省CO2加速化支援事業(窓の断熱改修)
補助金額各事業によって異なる
申請期間令和5年5月31日~令和6年2月29日

埼玉県にお住まいで「こどもエコすまい支援事業」や「先進的窓リノベ事業」の利用を検討している方は、事前に担当窓口に問い合わせてみましょう。

参照:埼玉県子育て世帯・移住世帯住宅省エネ化支援事業

玄関ドアリフォームで補助金を受け取る手順

手順,ステップ

つづいて、玄関ドアリフォームで補助金を受け取るための手順を解説します。

  1. 信頼できる業者を探す
  2. 工事着工前に申請する
  3. 玄関ドアリフォームを行う
  4. リフォーム確認後に補助金を受け取る

補助金申請を行う前に、まずリフォームを依頼できる業者を探す必要があります。また、補助金は工事着工前に申請する必要があるため、業者探しと同時に申請書類を用意しておきましょう。

STEP1:信頼できる業者を探す

補助金制度を使って玄関ドアをリフォームするなら、信頼できる施工業者を探すことが大切です。補助金の利用には事前申請が必要なので、依頼する業者には「補助金を利用したい」ときちんと伝えておきましょう。

また、補助金制度によっては対象事業者が指定されている可能性もあります。事業者登録の有無で業者を選ぶと補助金の利用がスムーズになるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

STEP2:工事着工前に申請する

利用できる補助金制度を見つけたら、担当窓口へ申請を行います。工事着工前の申請が基本ですが、自治体によっては着工後に申請するケースもあるため注意が必要です。

申請に必要な書類も補助金制度によって異なりますが、大半は各ホームページからダウンロードできます。主に必要な申請書類は、下記の通りです。

  • 補助金・助成金の申請書
  • 本人確認書類
  • 施工見積書
  • 住宅の平面図・立面図
  • 納税証明書
  • 登記事項証明書

書類の準備に時間がかかるケースも多いため、できるだけ早く準備に取り掛かってください。住宅の平面図や立面図などは自分で用意できないため、施工業者と連絡を取り合いながら準備を進めると良いでしょう。

STEP3:玄関ドアリフォームを行う

必要書類を提出したら、約2週間から1ヵ月前後で補助金支給決定の通知が届きます。通知を受け取ったら、玄関ドアリフォーム業者と契約し施工に着手してください。

補助金を受け取る際に工事前後の写真や施工中の写真が必要な場合もあるので、その場合は事前に業者に伝えておきましょう。

STEP4:リフォーム確認後に補助金を受け取る

玄関ドアリフォームが完了したら、担当窓口に完了報告を行います。実績報告書と請求書の提出で確認が済む場合が多いですが、なかには現地調査が行われることもあるため注意が必要です。

施工確認終了後、約1から2ヵ月後を目安に補助金が支給されます。補助金の還元方法には複数あるため、申請時にどのような受取方法にするか業者と相談しておきましょう。

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