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屋根塗装にはシリコンがおすすめ?塗料としての特徴や注意点について

2023/12/25 2024/03/21
屋根塗装にはシリコンがおすすめ?塗料としての特徴や注意点について

屋根に使用されることの多い塗料に、シリコン塗料が挙げられます。名称として耳にしたことはあっても、詳しいことまで把握できていない方も多いのではないでしょうか。

今回は、屋根塗装に使用されるシリコン塗料の特徴を詳しく解説します。耐用年数や費用相場についても取り上げているので、屋根塗装に使用する塗料を決めかねているという方はぜひ参考にしてください。

屋根塗装に使用されるシリコン塗料とは?

シリコン塗料とは名称のとおり、含まれる主成分がシリコン(樹脂)の塗料を指します。屋根塗装にもっとも採用されることの多い塗料であり、多くの業者が推奨してくる塗料でもあります。

ほかの塗料に比べて耐用年数や費用のバランスが良いため、屋根塗装に取り入れやすいのがシリコン塗料の魅力です。なお、シリコン塗料の耐用年数や費用相場については、後ほど詳しく解説します。

シリコン塗料は光沢感のある仕上がりや、より仕上がりが長持ちする屋根塗装を施したい方に適しています。また、塗装が長持ちすることで将来的な塗装費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れているのがシリコン塗料の魅力です。

シリコン塗料の特徴

屋根塗装に使用されることの多いシリコン塗料には、以下の特徴があります。

  • 汚れが付きにくい低汚染性
  • 優れた耐候性

ここでは、シリコン塗料が持つ特徴について解説しているので、屋根塗装に使用する塗料を決めるうえでの参考にしてください。

汚れが付きにくい低汚染性

シリコン塗料には、シロキサン結合といわれる結合が含まれています。

シロキサン結合は、塗膜が水に馴染みやすい特性(親水性)をもった結合です。シリコン塗料以外の塗料は親水性が高くないため、雨水などの汚れが流されにくい傾向にあります。

対してシリコン塗料は、水に馴染みやすいシロキサン結合により、汚れと塗膜の間に水が入り込むため、セルフクリーニング効果を発揮して汚れを落としてくれるのが特徴です。

優れた耐候性

シリコン塗料は、非常に高い耐候性を持つのが特徴の塗料です。

耐候性とは、酸性雨・強風雨・紫外線などに耐えられる性質のことを指します。シリコン塗料は高い耐候性を持つため、屋根塗装の劣化を最小限に抑え続けることが可能です。

先ほども触れたようにシロキサン結合により雨水の汚れが溜まりにくく、かつ塗膜が硬いため、撥水性が期待できます。耐水性に加えて耐熱性も高く、600度までの温度であれば耐えることが可能です。

代表的なシリコン塗料

屋根塗装にも使用されることが多い代表的なシリコン塗料には、さまざまな種類があります。実際にシリコン塗料で屋根塗装を施す際は、メーカーごとの特徴なども踏まえて最適なものを選んでください。

塗料名・メーカー特徴
シリコンフレックスⅡ(株式会社アステックペイント)●耐候性・低汚染性に優れている
●費用も比較的安いためコストパフォーマンスを重視したい場合におすすめ
超低汚染リファイン1000Si-IR(株式会社アステックペイント)●低汚染性に突出した塗料
●耐用年数が15年ほどと長い
●遮熱性能もある
●費用が高くなる
ナノコンポジットW(水谷ペイント株式会社)●低汚染性・耐候性・防カビ性・防藻性に優れている
●カビや汚れの発生を防ぎたい方に適している
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)●素材を問わず上塗り塗装しやすい
●独自のセラミック複合技術により汚れがつきにくく、光沢感が持続しやすい

シリコン塗料の耐用年数

シリコン塗料の耐用年数は、およそ10年から13年ほどです。製品によっては15年以上持つものもあるため、耐用年数をベースにする場合は製品ごとの耐用年数を事前にチェックしたうえで、使用したい塗料を指定しましょう。

なお、シリコン塗料と同様、屋根塗装に使用されることの多い塗料との耐用年数における違いは、以下を参考にしてください。

塗料の種類耐用年数(年)
アクリル約5〜7
フッ素約15〜20
無機約20

シリコン塗料の費用相場

シリコン塗料の費用相場は、1㎡につき2,300円程度です。フッ素や無機と比べると費用は安いものの、アクリル塗料と比べると、少し高めになる場合もあります。

塗料の種類費用相場(㎡)
アクリル1,200円〜
フッ素4,200円〜
無機5,500円〜

安さを求めるのであればアクリル塗料は最適ですが、耐用年数を考えると、シリコン塗料の方がコストパフォーマンスの良い塗料といえます。

アクリル塗料は費用が安く、低価格で屋根塗装ができます。しかし、シリコン塗料と比べて耐用年数が低いため、屋根塗装の回数が増えてしまいます。

そのため、瞬間的な安さかコストパフォーマンス、どちらを重視するかで選ぶと量が変わってくるでしょう。

シリコン塗料を選ぶうえで把握しておくべきポイント

シリコン塗料を選ぶうえでは、以下3つのポイントを事前に把握しておく必要があります。

  • 含有率の規定がない
  • ひび割れしやすく耐久性が低い
  • ウレタン塗料との違い

ここでは、シリコン塗料による屋根塗装を実施する前に、必ず把握しておくべきポイントについて解説します。シリコン塗料とほかの塗料で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

また、屋根塗装の費用相場について気になる方は、以下の関連記事をご覧ください。

関連記事:屋根塗装の費用相場

含有率の規定がない

アクリルとシリコンが混合されているシリコン塗料ですが、シリコンの含有率に関する規定がないことを覚えておきましょう。

一般的なシリコン塗料では、低いもので20%以下、高いもので40%から60%台とされています。シリコンの含有率は塗料の性能に関連する数値で、含有率が高いほど防汚性・耐久性などが高くなります。

反面、性能が高くなることでその分費用相場も高くなることを覚えておきましょう。

しかし、メーカーの公式サイトやカタログには含有率が記載されていない場合も多くあります。シリコン塗料での施工を考えている場合は、事業者にシリコンの含有率について確認するのがおすすめです。

ひび割れしやすく耐久性が低い

シリコン塗料はほかの塗料に比べ、耐久性が低いためひび割れしやすい塗料といわれています。

もちろん、シリコン塗料の中でも耐久性に優れたものがあるものの、乾燥後の塗膜がほかの塗料と比べて硬いことから、ひび割れやすい塗料といわざるを得ません。

そのため、温度・水分で伸縮する素材への塗装には適していないでしょう。また、振動の多い立地にある住宅の屋根にも、シリコン塗料は向いていないかもしれません。

ウレタン塗料との違い

シリコン塗料は、ウレタン塗料と比較されることの多い塗料です。シリコン塗料のデメリットである伸縮性に優れており、ひび割れしやすい素材への塗装に適しています。光沢を出せるため、高級感の演出にも適していますが、紫外線に弱いのも特徴です。

対して、シリコン塗料よりも耐久性が低いため、コストパフォーマンスの面でもシリコン塗料に劣ります。とはいえ、比較的安価で導入できるため、スポットで発生する費用を重視したい場合はウレタン塗料がおすすめです。

シリコン塗料による塗装を依頼するうえで注意したいこと

シリコン塗料を使用して屋根塗装を施す際は、以下の点を押さえたうえで最適な業者への依頼をしましょう。

  • シリコン塗料を使用した施工実績がある
  • 屋根塗装に関連する資格保有者が在籍している
  • 下地処理を実施してくれる
  • 塗装面積を具体的に提示してくれる
  • 使用するシリコン塗料の名称・詳細を提示してくれる
  • 使用するシリコン塗料の耐用年数を教えてくれる
  • 保証期間がある

上記に加え、ほかの業者と比べた場合の費用相場や、過去の施工に関する口コミなどを基準にすると良いでしょう。また、施工業者によっては悪徳業者も多いため、以下の特徴に当てはまる業者には依頼しないようにしてください。

  • 不自然な値引きを提案してくる
  • 追加工事の提案をしてくる
  • 飛び込みで営業をかけてくる
  • 明らかに屋根の状態をチェックしていない
  • 見積書の内容が曖昧で詳細な項目が記載されていない
  • 所在地・施工実績・ホームページが確認できない
  • 契約していないのにメール・電話を頻繁にしてくる
  • 塗装技能士の資格や建設業の許可を有していない
  • 質問への回答が遅く連絡もつきにくい
  • 「工事しないとダメです」といったように契約を急かしてくる
  • 保証・アフターサービスが一切ない
  • 着工時に契約内容を確認しない
  • 不自然な耐久年数を掲示してくる
  • 全額先払いを要求してくる

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今回は、屋根塗装に使用されることの多いシリコン塗料について解説しました。屋根塗装に使用する塗料は、今回紹介したシリコン塗料のように、特徴や耐用年数、費用相場などをしっかり把握しておく必要があります。

  • 自宅の屋根にシリコン塗料が適しているのか事前に知りたい
  • シリコン塗料で塗装した場合の費用や、耐用年数の目安も事前に教えて欲しい

そんな方は、ゼヒトモで屋根塗装のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにピッタリのプロが見つかります。外壁塗装工事を検討している方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

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