フェンス・門扉・塀のリフォーム

老朽化した「ブロック塀」を低くしてフェンスを上乗せする安全基準は?

地震対策で高い塀を低くし、上部にアルミフェンスを設置します。既存のブロックに穴を開けて支柱を立てる際、ブロックが割れないための最小限の残り厚みと、モルタル充填の基準を教えてください。

ユーザー様
ユーザー様の相談
50代 / 男性
相談日:2026/08/22
有限会社庭仁
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有限会社庭仁
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地震対策で高いブロック塀を低くして、その上にアルミフェンスを設置する。これはすごくいい選択だと思います。ただ、今あるブロックに新しく穴を開ける「コア抜き」は、けっこうシビアな作業です。

まず確認したいのが、もともとのブロックの厚みが12センチあるかどうかです。

もし10センチのブロックだと、穴を開けたあとの壁が薄くなりすぎて、強い風が吹いたときにフェンスごと根元から割れてしまうことがあるため、おすすめはしていません。ドリルで穴を開けるときは、端からブロックの表面まで、最低でも2〜3センチの厚みは残したいところです。

何ミリ残っていれば絶対に大丈夫という一律の基準はなく、もともとのブロックの厚みや劣化具合によって変わってきます。残る部分が薄くなりすぎると、穴を開ける振動だけでパキッと欠けたり、ひびが入ったりと、ブロックは意外と壊れやすいものなのです。

深さはだいたい15センチくらいで、ブロック1段分弱になります。このとき、もとからある縦筋や横筋は絶対に切らないように、中の鉄筋がどこにあるのかを探りながら慎重に進めます。

無事に穴が開いて支柱を立てたら、隙間にモルタルを詰めていきます。ただ上からザーッと流し込むのではなく、少しずつ棒でつついてしっかり奥まで届かせることが重要です。

空洞が残ると、そこから弱くなってしまうからです。ただし、支柱の下の方にある小さな「水抜き穴」は絶対に塞がないように気をつけます。中に水が溜まったまま冬を迎えると、凍って膨張し、内側からブロックを壊してしまうからです。

早く作業を進めたいときは急結材を使うこともありますが、以前、それを使ったせいでブロックにひびが入ってしまったことがありました。早く固まればいいというわけではなく、急激に固まるときの熱やモルタルの動きがブロックに負担をかけることもあります。

とくに古いブロックや、開けたあとの厚みが少ないときは慎重にしてください。強度がなければ、やはりブロックごと新しくした方が良いでしょう。

作業に入る前に、
・既存ブロックのひび割れ
・劣化やもろさ
以上を確認してみてください。

回答日:2026/08/30

回答内容は回答日時点のものです。