庭のフェンスリフォーム、素材別の「耐用年数」と「トータルコスト」の差は?
フェンスの設置や交換において、安価なスチール製や天然木を選ぶのと、初期投資は高いものの耐久性に優れたアルミ製や樹脂(人工木)製を選ぶのでは、10年後、20年後のトータルコストにどのような差が出るのでしょうか。
初期費用だけを見ると、天然木フェンスの方が安く感じることがあります。
ただし、10年後、20年後まで使うことを考えると、最初の金額だけでは判断しにくいです。フェンス本体だけでなく、
・柱や基礎のつくり
・塗装や補修
・将来の撤去や交換
まで含めて考える必要があります。
天然木は、樹種によって耐久性が大きく変わります。比較的安価な木材は、定期的な塗装や防腐処理が必要です。
特に雨が当たりやすい場所や柱の根元は傷みやすく、場合によってはフェンス本体より先に柱の交換が必要になることもあります。
天然木の見た目や風合いを大切にしながら、できるだけ長く使いたいのであれば、ウリンやイペなどのハードウッドがおすすめです。
材料費は高くなりますが、腐りにくく、補修や交換の回数を減らしやすいです。安価な木材でつくって何度も補修するより、最初からハードウッドを使った方が、結果として費用を抑えられることもあります。
一方、アルミフェンスは木製フェンスとは柱や基礎のつくりが異なるため、本体価格だけでは単純に比較できません。
コンクリート基礎などの施工費は掛かりますが、
・腐る心配が少ない
・塗装がほとんど必要ない
・長期間使いやすい
というメリットがあります。
20年の間に一度つくり替えることになれば、新しい材料費だけでなく、
・既存フェンスの撤去費
・処分費
・再施工費
も掛かります。
そのため、
・天然木の風合いを重視するならハードウッド
・手入れや交換をできるだけ減らしたいならアルミ製
という選び方が現実的だと思います。
迷った場合は、「最初にいくら掛かるか」だけでなく、「自分で塗装や補修を続けられるか」「何年くらい使いたいか」まで考えると選びやすくなります。
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