
建設業では、営業担当者が現場訪問や商談、見積作成など多くの業務をこなす必要があります。このような営業活動を一元管理して効率化を実現できるのが「SFAシステム」です。
本記事では、以下のようなポイントをわかりやすく解説しています。
- 建設業におすすめのSFAシステム8選
- 建設業者がSFAを導入するメリット
- 建設業向けSFAシステムの選び方
自社に最適なSFAシステムを導入し、営業活動の生産性を高めて、業務プロセスの整備を図りましょう。
目次
SFAシステムとは

SFA(Sales Force Automation)とは、営業活動を効率化するためのシステムです。建設業においては、工事案件の見込み顧客情報から見積もり、契約までを一元管理できます。
これまでの紙の営業日報やエクセルでの管理から脱却し、スマホやタブレットから情報の入力・閲覧が可能になります。外回りの多い建設業の営業担当者にとって、非常に便利な仕組みです。
現場の進捗状況を確認したいときも、データベースから即座に情報を引き出せるため、スピーディに事業を進められます。
SFAとCRMの違い
SFAは主に「商談から受注まで」の営業プロセスを支援するのに対し、CRM(Customer Relationship Management)は「受注後の顧客との関係構築」に重点を置いている点が大きな違いです。
具体的には、SFAは案件管理や営業活動の効率化を目的に、見込み顧客へのアプローチや商談の進捗状況を可視化・管理します。一方、CRMは顧客データベースを活用して購買履歴や問い合わせ履歴を分析し、長期的な顧客満足度の向上やリピーター獲得につなげます。
建設業では、SFAで工事案件の獲得から受注までを一元管理し、CRMで施工後のアフターフォローや次回提案に活かすといった使い方が効果的です。
建設業におすすめのSFAシステム8選
建設業におすすめのSFAとして、以下の8つのシステムを詳しく解説します。
- Salesforce Sales Cloud
- Microsoft Dynamics 365
- Mazrica Sales
- eセールスマネージャー
- GENIEE SFA/CRM
- JUST.SFA
- Zoho CRM
- 営業管理WAO
1. Salesforce Sales Cloud

画像引用:Salesforce
おすすめポイント
- AIを活用した営業支援機能を搭載
- モバイル対応で外出先からもリアルタイムに情報共有が可能
- 18年連続でGartner社のリーダー評価を獲得
Salesforce Sales Cloudは世界中で広く導入されているSFAシステムで、顧客情報から商談管理までを一元管理できるのが特徴です
建設業界においては、工事案件の見込み顧客情報から見積もり、契約までの一連のプロセスを効率的に管理できます。
また、営業活動を可視化や売上予測機能により、現場と営業との連携がスムーズになり、成約率の向上にも役立てられます。
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| Starter | 月額3,000円 |
| Professional | 月額9,600円 |
| Enterprise | 月額19,800円 |
| Unlimited | 月額39,600円 |
| Einstein 1 Sales | 月額60,000円 |
※無料トライアルあり
※すべて税抜き/1ユーザーあたりの価格
2. Microsoft Dynamics 365

画像引用:Microsoft
おすすめポイント
- AIを活用した営業支援機能を搭載
- Microsoft 365との連携で営業資料作成や情報共有をスムーズ化
- クラウド型のため外出先でもスマホやタブレットからアクセス可能
Microsoft Dynamics 365 Salesは、顧客情報や商談履歴を一元管理できるSFAシステムで、社内の情報共有を促進し、業務の属人化を防ぐのに役立ちます。
営業担当者の行動管理や売上予測も容易に行えるため、データに基づいた効率的な営業戦略を立案が可能です。建設業にも適しており、工事案件の管理から受注までのプロセスを標準化できる汎用性の高さが魅力です。
| プラン | 月額料金(1ユーザーあたり) |
|---|---|
| Sales Professional | 月額9,745円 |
| Sales Enterprise | 月額15,742円 |
※Dynamics 365 Salesの場合
※無料トライアルあり
※すべて税抜/1ユーザーあたりの価格
3. Mazrica Sales

画像引用:Mazrica
おすすめポイント
- 誰でも簡単に使える直感的な操作性
- AI機能搭載で受注確度予測や類似案件の提案により営業活動をサポート
- さまざまな外部ツールと連携可能
Mazrica Salesは、「誰でも使えて、誰でも成果を出せる」をコンセプトにしたSFAシステムです。操作が複雑で定着しにくいという、従来のSFAの課題を解決します。
建設業にも対応しており、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で、案件管理や進捗の可視化が簡単に行えます。さらに、入力の自動化やAIによる分析機能によって、営業担当者は顧客対応に集中できるので、業務の効率化と受注率アップを目指せます。
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| スタータープラン | 月額27,500円(5ユーザー込み) |
| グロースプラン | 月額110,000円(10ユーザー込み) |
| エンタープライズプラン | 月額330,000円(20ユーザー込み) |
※無料トライアルあり
※すべて税抜価格
4. eセールスマネージャー

画像引用:esm
おすすめポイント
- 3年連続建設業向けSFA売上No.1*1
- タイムライン機能で社内コミュニケーションがスムーズ
- 充実したサポート体制で利用継続率95%以上
eセールスマネージャーは、1997年の提供開始以来、日本企業の商習慣に合わせて進化を続けてきたSFAシステムです。現在では185業種以上・5,500社を超える導入実績があります。
建設業向けには、建設・工事・不動産仲介など6業種に特化したテンプレートを用意。「受注力強化」「生産性向上」「管理業務効率化」といった建設業の主要な課題をワンストップで解決します。
*1:参照リンク
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| Basic(5〜30名向け) | 月額3,500円 |
| Enterprise(31名以上向け) | 月額11,000円 |
| セルフサーブ型(1名〜) | 月額1,000円 |
※無料トライアルあり
※すべて税抜価格
5. GENIEE SFA/CRM

画像引用:GENIEE SFA/CRM
おすすめポイント
- シンプルで直感的な操作性により定着率99%
- 月額3,480円〜とリーズナブルな価格設定
- AI搭載の自動入力機能で、営業担当者の業務負担を軽減
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)は、6,300社以上に導入されている、直感的な操作性が特徴のSFAシステムです。余計な機能を省いたシンプルなUIにより、ITリテラシーに関係なく使いこなせます。
データ入力はドラッグ&ドロップや選択式の項目で簡単に行えるうえ、スマホアプリからの利用も可能です。また、国産SFAとしては初のGPT-4を搭載したAIアシスタント機能により、入力作業の自動化やデータ分析の効率化にも貢献します。
| プラン | 料金 |
|---|---|
| スタンダードプラン | 月額34,800円(10ユーザー含む) |
| プロプラン | 月額54,800円(10ユーザー含む) |
| エンタープライズプラン | 月額98,000円(10ユーザー含む) |
※無料トライアルあり
※すべて税抜価格
6. JUST.SFA

画像引用:JUST.SYSTEMS
おすすめポイント
- ノーコードでSFAを構築できるためプログラミング知識が不要
- 自社の営業スタイルに合わせた柔軟なカスタマイズが可能
- 外部システムとの連携機能で業務効率化を促進
JUST.SFAは、ドラッグ&ドロップ操作で業務画面を自由に設計・構築できる、ノーコード型のSFAシステムです。自社独自の業務フローに合わせたカスタマイズができます。
基幹システムやMAツールなど、さまざまな外部システムとの連携にも対応しており、業務全体の効率化を実現。営業案件管理や顧客管理、プロセス管理など、多彩な機能を搭載し、スマホからも利用可能なので、外出先でもスムーズに活用できます。
※無料トライアルあり
※価格は要問い合わせ
7. Zoho CRM

画像引用:Zoho CRM
おすすめポイント
- AIによる売上予測と改善アドバイスで営業活動の質を向上
- 月額1,680円〜と、低コストで導入できるコストパフォーマンスの高さ
- 優れた操作性と機能性を両立
Zoho CRMは、世界25万社以上に導入されているCRM/SFAツールです。顧客管理から案件管理、営業プロセスの可視化まで、営業活動に必要な機能を網羅しています。
モバイルアプリも充実しており、外出先からでも顧客情報へのアクセスや、活動履歴の記録が可能です。また、マーケティング機能も統合されているため、営業とマーケティングを一体化した効率的な運用を実現できます。
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| スタンダード | 月額1,680円 |
| プロフェッショナル | 月額2,760円 |
| エンタープライズ | 月額4,800円 |
| アルティメット | 月額6,240円 |
※無料トライアルあり
※すべて税抜/1ユーザーあたりの価格
8. 営業管理WAO

画像引用:建設WAO
おすすめポイント
- 建設業に特化した営業プロセス管理と顧客管理機能を搭載
- 見積システムと連動し、プロジェクト全体の収益性を可視化
- 承認ワークフロー機能で営業活動を標準化し内部統制を強化
営業管理WAOは、建設業に特化した営業管理システムです。案件の発生から受注、売上、回収計画までの営業プロセス管理と顧客管理を一元管理できます。
ワークフロー機能により、上長の承認がないと次のステップに進めない仕組みになっており、内部統制を強化しやすいのが魅力です。また、見積・積算WAOと連携することで、プロジェクト内で発生する工事ごとの収益構造が明確になり、赤字工事の受注防止や売上・回収漏れのリスク軽減にも役立ちます。
※価格は要問い合わせ
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建設業者がSFAを導入するメリット

建設業者がSFAを導入するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 営業活動の生産性を高められる
- 業務の属人化を防げる
- 案件の進捗状況を見える化できる
それぞれ詳しく解説します。
営業活動の生産性を高められる
SFAを導入することで、営業担当者の業務負担を大きく軽減できます。
たとえば、訪問先や顧客とのやり取りをSFAに入力すれば、上司や同僚にリアルタイムでの情報共有が可能に。従来のように紙の日報やメールでの報告が不要となり、報告業務にかかる手間や時間を削減できます。
建設業界の場合、現場からの移動も多いため、スマホで簡単に入力できるSFAは、特に生産性の大幅な向上に効果的です。
その結果、営業スタッフは本来の営業活動に専念できるようになり、売上拡大も期待できます。
業務の属人化を防げる
建設業界の営業活動は、担当者の経験やスキルに依存しやすく、業績にバラつきが出やすい特徴があります。SFAを導入することで、トップセールスの営業ノウハウをデータとして蓄積し、誰もがその知見を活用できるようになります。
たとえば、成果を上げたい営業プロセスや、トラブル対応の事例などをSFAに記録・共有できれば、新人や経験の浅い担当者でも簡単にノウハウを習得可能です。さらに、営業スキルの標準化が進み、担当変更時の引き継ぎもスムーズになります。
案件の進捗状況を見える化できる
SFAを導入することで、営業案件の進捗状況をリアルタイムで把握できます。建設業では複数の案件を同時並行で進めることが多いため、進捗が見えにくいと対応漏れや納期の遅延が発生しやすくなります。
SFA上では、案件ごとの進捗を一覧で可視化できるほか、次に取るべきアクションを明確に表示されます。たとえば、「商談中」「見積提出」「契約成立」といったステイタスを視覚的に整理できるため、マネージャーも現状をひと目で把握し、迅速かつ的確な指示を出せるようになります。
建設業向けのSFAシステムの選び方

SFAシステムを選ぶ際は、以下の点に着目して判断しましょう。
- 必要な機能が搭載されているか
- サポート体制が充実しているか
- 操作しやすいか
- モバイルに対応しているか
- 無料トライアルはあるか
必要な機能が搭載されているか
SFAシステムを選定する際は、自社の営業課題を的確に解決できる機能が十分に備わっているかを確認しましょう。
たとえば、営業チーム内の情報共有が課題であれば、「商談管理」や「進捗状況の見える化」といった機能は欠かせません。また、営業ノウハウを蓄積して人材育成を進めたい場合は、営業プロセスの記録や分析機能が役立ちます。
一方、必要以上に多機能なシステムを選んでしまうと、コストがかさむだけでなく、操作が複雑になり、現場への定着を妨げる可能性もあります。
サポート体制が充実しているか
SFAを導入する際は、ベンダー(提供企業)のサポート体制が充実しているかの確認も必要になります。
操作方法に関する電話やチャットでのサポート、定期的なセミナーなども開催されていると、導入後も安心して運用できます。社内にITに精通した人材がいない場合は、特に重要なポイントといえます。
また、社員がスムーズに活用できるよう、操作マニュアルや研修が充実しているサービスを選ぶと、現場への定着もしやすくなるでしょう。
操作しやすいシステムか
営業スタッフが日常的に利用するSFAシステムは、操作性の良さも重要です。特に建設業の営業担当者は、現場対応が多く、入力作業に時間がかかるようでは、次第に使われなくなってしまいます。
直感的な操作が可能で、画面構成もシンプルで見やすいシステムを選べば、忙しい現場でもストレスなく利用できるため、営業活動の効率化にもつながるでしょう。
モバイルに対応しているか
建設業の営業活動は、工事現場が中心となり、外出先からの情報登録や閲覧が欠かせません。そのため、スマホやタブレットからでも入力・確認ができるモバイル対応のSFAを選ぶ必要があります。
たとえば、商談後にその場で見積書を確認したり、移動中に次の訪問先の情報をチェックしたりできれば、業務効率も向上するはずです。
さらに、外出先からリアルタイムで進捗状況を共有することで、マネージャーも営業状況を即座に把握できるため、チーム全体の連携がスムーズになります。
無料トライアルはあるか
SFAの導入前には、無料トライアルの有無を確認し、操作性を確かめておきましょう。実際に使ってみることで、画面操作や機能の使いやすさを具体的に把握できます。
特に、現場の営業担当者がトライアル期間中にシステムを試用しておけば、実運用に向けての課題や改善点を事前に洗い出し、導入後のミスマッチを防ぐことが可能です。
複数のSFAを比較する際も、トライアルでの使用感をベースに検討することで、自社に最も適したツールを選びやすくなり、失敗のリスクを減らせます。
建設業者がSFAシステムを導入する際の注意点

SFAシステムを導入する際は、以下の点に注意しましょう。
- 導入することを目的にしない
- 営業担当者の理解を得る
- ツールの入力を徹底する
それぞれ詳しく解説します。
導入することを目的にしない
SFAの導入自体が目的化してしまうと、本来の目的である「営業活動の効率化」が疎かにになりがちです。システムを導入したことで満足し、具体的な運用ルールや活用方法を検討しないまま進行してしまうケースも少なくありません。
このような状況では、営業担当者が入力を負担に感じ、かえって生産性が低下する恐れもあります。重要なのは「システムを活用して何を改善したいか」を明確にすることです。導入前に運用ルールを整備し、営業活動でしっかり活用される仕組みを構築することが成功へのカギとなります。
営業担当者の理解を得る
SFAを導入しても、実際に利用する営業担当者がメリットを感じなければ、システムは定着しません。特に、入力業務の増加に対して抵抗を感じる人は少なくなく、導入が逆効果になることも考えられます
こうした事態を避けるには、事前に「なぜ導入するのか」「業務がどう改善されるのか」を具体的に説明することが重要です。営業スタッフの理解と協力を得ることで、現場でもスムーズに運用を進められます。
ツールの入力を徹底する
SFAを導入した後は、営業担当者が情報を確実に入力するよう徹底する必要があります。きちんと更新されないと、古い情報が共有されてしまい、営業活動に支障をきたす可能性があるからです。
たとえば、現場の進捗状況が反映されておらず、マネージャーが誤った指示を出してしまう可能性もあります。こうしたトラブルを防ぐためにも、入力ルールを明確化したうえで、定期的に運用状況を確認することが大切です。
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