愛媛県におけるイベント撮影カメラマンの依頼例
イベント撮影の料金は、1時間で20,000円程度、2時間で34,000円程度、3時間で40,000円程度、4時間で60,000円程度、延長1時間につき10,000円程度が目安です。会場や場所によって往復の交通費などの出張費が発生することがあります。キャンセル料は、早いところでは10日前から発生します。当日キャンセルの場合は、料金の100パーセントがキャンセル料となることがほとんどです。屋内の照明の程度により、ストロボ使用料が別途発生することもあります。特に、当日の天気に左右されやすい屋外でのイベントの場合は、悪天候による急なイベント中止の可能性も考慮しましょう。
イベントの開催時間が長ければ、カメラマンの拘束時間も長くなり料金も増額となります。さらに拘束時間には撮影だけでなく、撮影に必要な機材のセッティングなども含まれていますので、拘束時間=撮影可能時間ではありません。撮影に必要な機材のセッティングや撤去に短くても〜20分は見込んでおきましょう。大体のイベントの所要時間をお伝えします。式典などは1時間~1.5時間程度、ピアノやバレエの発表会は3時間~4時間程度、結婚式の二次会は2〜3時間程度、企業の謝恩会・歓送迎会・退職パーティーなどは2〜3時間程度、入学式・卒業式・謝恩会などは1時間~3時間程度、お祭りや地域のイベントは3時間~10時間程度の拘束時間です。
また、プロカメラマンが納品してくれる写真のカット数は撮影時間により変わります。料金が納品カット数に応じて変わることもあります。拘束時間による平均カット数は、1時間40カット前後、2時間90カット前後、3時間150カット前後、4時間200カット前後です。
イベントのスケジュールに対して、どのような写真を撮影してもらいたいのかを主催者側であらかじめ確認しておきましょう。その上で複数の会社やカメラマンに見積もり依頼を取り、条件や内容を比較します。これまでの実績も確認しましょう。1社に絞ったら、守ってもらいたい服装やTPOなども伝え、撮影可能場所や立ち入り可能場所も地図などを渡して撮影当日までにカメラマンに伝えておきましょう。契約書を交わさない場合は、契約内容や支払い条件をメールでやりとりするなど齟齬がないように形に残しておきます。全ての撮影やデータの納品、支払いなどが完了したら終了となります。
カメラマンに「これまでの、イベント撮影の実績」を確認しましょう。例えばスポーツ系の写真を撮影が得意なカメラマンと、展示などの静止物の撮影が得意なカメラマンなど、カメラマンによって得意な被写体が異なります。来てもらいたいイベントで「どんな被写体を、撮影して欲しいのか」「これまでに、同様の撮影経験があるか」を確認しましょう。
イベントはやり直しができないため「プロの、イベント撮影経験のあるカメラマン」に出張撮影を依頼すると安全です。例えば式典や行事は、目的やテーマがわかるように、看板、横断幕、受付の様子なども撮ってもらいます。参加者の表情をクローズアップしたり、引いて撮影したりと、プロのカメラマンであれば加減がわかっています。逆に、加減や撮影のポイントがわかっていないほぼ素人に近いようなカメラマンに撮影を依頼するのはリスクがあるかもしれません。
イベント撮影では、カメラマン用の座席や場所の確保が大切です。カメラマンにとってのベストポジションなどを会場運営者に聞き、その位置を確保します。