家の外まわり工事

「バリアフリーリフォーム」の助成金活用を見据えた、安全なスロープの勾配設計

庭にスロープを作りたいのですが、どの程度の勾配(角度)や幅を確保すべきでしょうか?プロの経験から「実際に車椅子が自力で登れる、滑りにくい仕上げ」のポイントを教えてください。

ユーザー様
ユーザー様の相談
50代 / 女性
相談日:2026/05/12
有限会社庭仁
相談に回答したプロ
有限会社庭仁
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スロープは、勾配が少しきつくなるだけで、見た目以上に上り下りが大変になります。
特に、車椅子で自力で登ることを考えるなら、できるだけ緩やかに計画することが大切です。

【勾配の目安】
・自走を考えるなら、1/12以下
・屋外で雨の日も使うなら、できれば1/15程度まで緩くしたいところです

たとえば、30cmの段差を解消する場合、
・1/12なら約3.6m
・1/15なら約4.5m
の長さが必要になります。
つまり、スロープは思っている以上に場所を使うということです。

【幅の目安】
・通るだけなら90cm程度でも可能
・毎日使うなら有効幅で100cm以上
・できれば120cm程度あると安心です

介助する方が横につく場合や、途中で曲がる場合は、さらに余裕が必要になります。

【仕上げ材の考え方】
雨の日に滑らないことが大事です。
そのため、
・ツルツルしたタイル
・磨いた石
は避けた方がよいです。

おすすめは、
・刷毛引き仕上げのコンクリート
・表面にざらつきのある舗装材
です。

ただし、ざらざらしすぎると、
・掃除がしにくい
・車椅子の振動が大きくなる
といった問題もあるため、滑りにくさと使いやすさのバランスが必要です。

【排水について】
スロープ上に水がたまると滑りやすくなります。
そのため、
・横方向にも少し勾配を取る
・水を逃がす
・落ち葉や土がたまりやすい場所では掃除しやすい形にする
ことも大切です。

【あわせて確認したい点】
・手すり
・縁の立ち上がり
・出入口前で一度止まれる平らな場所

車椅子を想定するなら、
・現地の高さ
・必要な距離
・幅
・使う人の体力
・介助の有無
まで見て計画することが大切です。

回答日:2026/06/04

回答内容は回答日時点のものです。