【フルート】指が見えるような気がする
こんにちは。
調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。
小学生以下のお子さんのリコーダーとピアノのレッスンもさせていただくことがあります。
生徒さんの言葉
「最近、指がちゃんと動いている時、指が見えるような気がするんです!」
フルートを吹く時に、やっぱり多くの方がハードルに感じるのが指の動き。
(ホントはフルートは「吹く」から「指」は一番重要なことではないんだけどね)
指はもともと5本バラバラに動くものではない、というと語弊がありますが、指一本ずつ単独で使うようにはできていなくて、親指とその他4本の指という2つのグループに分かれて、何かをつかんだり、4本の指が少しずつ違う動きをして、例えば、お箸を使うとか、鉛筆を持つとか、そんなふうに動くようにできています。
なので、楽器の指づかいのように、ランダムにそれぞれ指一本ずつ違う動きをするのは難しい。
だから、最初はみんな動かない。
けれども、神経はそれぞれ別々にあるので、練習を積み重ねると、それぞれの神経の動きに脳が敏感に気がつく?脳が繊細に指令を出す?その辺りは脳の専門家にまかせるとして、とにかく、5本の指、それぞれが独立して動くことができるようになり、認識できるようになる。
そうなってくると、どの指がどのように動くと、今吹いているパッセージが吹けるのかよくわかるようになり、間違えると、どの指が間違えたかよくわかるようになる。
その様子が生徒さんには「指が見えるような気がする」と感じられたんだなー。
それってすごいなーと思います。
よかったらこちらの記事もどうぞ。
その生徒さん、実は50代の女性です。
年齢を重ねると、歳だからできない、という言葉を言い訳にしがちです。
でも、体が動いている、ということは、そこに神経は通っていて、繰り返し動かすことで、その神経は刺激され、より繊細に動けるようになり、繊細に感じられるように変化していきます。
何歳であっても。
逆にいうと、繰り返し動かすことや、繊細に感じる事をしなかったら。
どんなに若くても体得することはできないとも言える。
そして、できないことができるようになると、できることはもっと上手になることが多いです。
フルートを吹くことについてはもちろんですが、フルートが上手になることで、日常生活の思わぬことがもっと上手になっているかもしれません。
体って面白いし、脳って面白い。
年齢も関係ない。
フルートの練習をしてるとそれに気がつく。
そして、音楽に触れる事で、心が動き、表現できる私になれる。
素敵だと思いませんか?
レッスンはこちらから
https://prelude-fl.jimdofree.com
ゼヒトモ内でのプロフィール: 調布フルート・ピアノ教室プレリュード , ゼヒトモのフルートレッスンサービス , 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス
フルートレッスン- 2022/08