【リコーダー】音楽はじめ〜子どもたちの音楽との出会い
こんにちは。
調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。
小学生以下のお子さんのピアノとリコーダーのレッスンもさせていただくことがあります。
今日は、子どもたちの音楽始めについて書いてみたいと思います。
日本では、子ども達が音楽レッスンをスタートする時、ピアノから、ということが多いのではないでしょうか。
私が学生時代を過ごしたドイツでは、まず、レッスンをスタートする年齢が日本より少し遅いことが多く、早くて1年生、もう少し後の4年生10歳くらいになってから始めることも少なくありません。
早くスタートすることのメリットが多く語られますが、少し遅いスタートにもメリットはたくさんあります。
自分の意思で始められること。
親を介さずにコミュニケーションが取れること。
文字が読めるようになっているので、楽譜の理解も早いこと。
など。
やっぱり、「やる」と意識を持って始められることが一番大きなメリットだと思います。
そして、初めて出会う楽器はリコーダーがとても多いです。
リコーダーって、小学校の教材で使われる、あの、リコーダーです。
おもしろくないじゃん!
って声が聞こえてきそうですが、私は大好きでした。
そして、すごく面白いと思います。
なぜ、面白いのか。
小さくで、シンプルな楽器なので、強く吹きすぎても弱く吹きすぎてもいい音は出ず、丁寧に吹くと音が変わる。
小学生でも、自分が丁寧に吹くと、丁寧な音色が聞こえるので、
【やったらできる!】
が感じやすい。
自分には力がある!ということを実感ができるのです。
そして、やっぱり、私が最大のメリットと感じることは、
【呼吸を使って音を出すこと】
呼吸は生まれた瞬間からずっと続けていて、生きることそのもの。
生命体そのもの。
自分そのもの。
子ども達が何かにチャレンジする時は、できる限り【実感】を持って、【体験】を繰り返して欲しいと思います。
ですが、現代の教育は、小さな時から知識に偏ることが多く、体を動かすことの経験値が少ない子がとても多い。
小さなリコーダーですが、命とつながる呼吸で音を出すことで、体全体で音楽を感じられると思うのです。
留学時代のドイツ人の友人達の多くがリコーダーで音楽を始めた、と言っていました。
フルートの友達はもちろんですが、クラリネットや、トランペット、ハープの子まで。
もちろん、ピアノやヴァイオリンで音楽に出会うことも素晴らしいですが、シンプルなリコーダーも、ピアノやヴァイオリンに負けないほどの素晴らしい音楽との出会いを用意してくれます。
私のレッスン室では、3年生以下のお子さんの場合、様子を見ながら、身体の発達と、体力に合わせ、リコーダーからレッスンを開始します。
やって見たいけど、続けられるか心配なときにも、まずリコーダーからなら気軽に始めていただけるのではないでしょうか?
この夏休みには、【夏休みにリコーダー上手になっちゃう企画】短期集中でオンラインでのレッスンを考えています。
興味のある方は【夏休みリコーダー企画興味あり】とフォームよりご連絡くださいね♡
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リコーダーレッスン- 2022/06