大工のプロ|海上自衛隊パイロットからの転身!22年のキャリアを活かし、ゼヒトモで年間1,200万円の売上を実現

大工のプロ うでまえ工務店 榎本完史さま

大工のプロ
うでまえ工務店 榎本完史さま

今回お話を伺ったのは、神奈川県湘南エリアを拠点に活躍する一人親方の大工「うでまえ工務店」の榎本完史さんです。
海上自衛隊のパイロットから大工への転身という異色の経歴を持ち、22年以上のキャリアで培った確かな技術で、数々の建築工事を手がけてきました。建築技能士の資格を持ち、リフォームや増改築を得意としています。ゼヒトモでの集客を始めてからは、年間1,200万円を超える売上を達成。その成功の秘訣に迫ります。

導入前の課題

下請け中心の仕事で収入が不安定な状態が続いていた。直接契約の案件も時々あったものの、次の仕事につながらず、また下請けに戻るという繰り返し。安定した集客方法を模索していた。

ゼヒトモの効果

昨年は3件の成約で1,200~1,300万円の売上を達成。さらに、1つの案件から新たな紹介へとつながる好循環が生まれ、安定した受注を実現している。

パイロットから大工へ。人生を変えた1本の番組

ーー異色の経歴をお持ちですが、まずは大工になるまでの経緯を教えていただけますか?

もともとは海上自衛隊のパイロットをやっていました。しかし、ある出来事をきっかけに飛行できなくなってしまったんです。その後、一時期はノイローゼのような状態に陥り、何も手につかない日々を過ごしていました。精神的にも追い込まれ、将来に対して不安ばかり募る毎日でしたね。

大工のプロ うでまえ工務店 榎本完史さま
海上自衛隊のパイロット時代

そんなある夜、何気なくテレビをつけると福島県で古民家を再生する番組が放送されていました。それが「鉄腕DASH」です。番組を見ながら「これをやりたい!」という強い思いが湧き上がってきて……。その瞬間から新しい人生が始まりました。それまでの暗い気持ちが一気に晴れ、新たな目標が見つかった瞬間でした。

ーーその後はどのように大工の道に進まれたのですか?

27歳で一念発起し、近所のハローワークで工務店を探して修行を始めました。最初は下請けの仕事が中心で、右も左も分からない状態。下請けばかりをやっている1人親方のもとで働いていたのですが、「これが大工の仕事なのだろうか」と疑問を感じることも多々ありました。

何が良くて何が悪いのかもわからない、言ってしまえば最悪の状態でのスタートでした。「下請けこそが大工なんだろう」という思い込みのまま、しばらく仕事を続けていましたね。

しかし、周りの職人さんと話をしたり、さまざまな意見を聞いたりするうちに、「これは大工のやり方じゃないだろう」と気づき始めたんです。そこからは大工としての在り方を模索する毎日。建築技能士の資格を取得するなど、より高みを目指して努力を重ねました。1人の親方のもとでの修行だけでなく、複数の親方のもとで技術を磨いていったのです。

同世代の仲間たちの後押しで3年で独立

ーー独立したきっかけについて教えてください。

業界に入って3年が経った頃、同世代の仲間が増え始めました。その多くがすでに独立して活躍していて、「お前も独立しろよ」と背中を押してくれました。中には中学校卒業後すぐに独立した仲間もいて、彼らの活躍する姿に刺激を受けましたね。

--独立後、不安はありませんでしたか?

仲間たちの後押しで独立に踏み切ったものの、当初は不安でいっぱいでした。自分に何ができて何ができないのか、まだわからないことだらけ。あちらで失敗し、こちらで痛い思いをして、そこから本当の意味での勉強が始まりました。今でも日々、まだまだ勉強が足りないと実感する毎日です。

--独立当初は、どのような案件を受注していたのですか?

集客面では、当初は住宅メーカーの下請け工事が中心でした。知り合ったお客様から直接の依頼を受けることもありましたが、その工事が終わると次の仕事がなく、また下請けに戻るという繰り返しでしたね。

拠点は神奈川県の湘南エリアに構えていますが、積極的にさまざまな地域の現場へ出向いています。神奈川県内はもちろん、埼玉県など近県にも対応範囲を広げました。特に、東日本大震災が発生した宮城県や新潟県中越地震の被災地にも赴き、復興支援の工事にも携わりました。

YouTube広告との出会いからゼヒトモへ

大工のプロ うでまえ工務店 榎本完史さま

ーーそんな中、ゼヒトモに出会ったわけですね。

そうですね。ふとYouTubeを見ていたときにゼヒトモの広告が目に入りました。「随分理想的なことばかり宣伝しているな」と半信半疑でしたが、冷やかし半分で問い合わせてみることに。その後、半年ほど様子を見ていました。

「どうせいいことばかり謳っといて、お金だけ取られて、大したことないんだろうな」と正直思ってましたね。おそらく多くの方が同じような不安を抱えているのではないでしょうか。

ーーそこから、なぜゼヒトモの利用を決めたのですか?

定期的に電話での案内があり、その度にゼヒトモに対して誠実さを感じ、少しずつ印象が変わっていきました。

特に決め手となったのは、担当者との会話でした。「利益のためにやってください」という率直な言葉。日本人はきれい事や建前を好む傾向がありますが、仕事の本質は利益を出すこと。それをはっきりと伝えてくれる姿勢に共感を覚え、本格的に始めることを決意しました。

年間1,200万円超の売上達成。信頼関係が生む好循環

ーーゼヒトモを通じてどのような成果が出ていますか?

2024年は昨年は3件の成約で1,200〜1,300万円の売上を達成できました。特に印象に残っているのは、築40年の平屋を改修する880万円の大型案件です。8月から着工し、現在も進行中の重要なプロジェクトとなっています。

ーーその大型案件について、詳しく教えてください。

この案件は、言ってしまえば「白アリ屋敷」のような状態で、あちらを開ければこちらが、こちらを開ければあちらが、という具合に次々と問題が見つかる難しい工事です。しかし、このような複雑な工事にも、長年の経験を活かして丁寧に対応しています。

ーーそのほかの案件についても教えていただけますか?

日本を代表するようなリゾート不動産会社の方が、ゼヒトモを通じて湘南エリアに別荘を構えることになり、その工事を担当させていただきました。

工事を通じて信頼関係が築けただけでなく、その後はその方の別の案件や、さらにはその方のお友達の案件まで紹介していただけるように。ひとつの出会いから次々と新しい仕事につながっていくのは、ゼヒトモを利用するようになってからの大きな変化です。

以前は一件きりの関係で終わることが多かったのですが、今では継続的な関係を築けるようになっています。

人と人との付き合いを大切にし、”選ばれる工務店”に

ーー1日のスケジュールの中で、どのくらいの頻度でゼヒトモをチェックしていますか?

大工のプロ うでまえ工務店 榎本完史さま

1日のルーティンとして、朝7時半、昼休み、工事終了後の午後5時~6時、そして就寝前の4回、必ずゼヒトモをチェックしています。依頼への返信は2~3時間以内、遅くとも2~3日以内には必ず行うようにしています。

ーーゼヒトモを活用する上で、工夫されていることはありますか?

プロフィールページには、施工事例や写真を100枚以上掲載しています。「これを見て依頼したいと思った」というお客様も少なくありません。プロフィールページは自社のホームページのような役割を果たすので、できるだけ詳しい情報を載せるように心がけていますね。

ーーお客様とのコミュニケーションで心がけている点を教えてください。

「人と人との付き合い」を大切にすることです。

例えば、ある女性のお客様は台風のときに家の状況が心配で電話をかけてきてくださいました。私の母親くらいの年齢の方でしたが、若手の大工を信頼して連絡してくださったことが本当に嬉しかったです。

ゼヒトモを通じて見えてきた、これからの時代の集客のあり方

ーーゼヒトモを通じて工事を依頼する方の特徴を教えてください。

ゼヒトモで出会うお客様の特徴として、現代的な考え方をお持ちの方が多いと感じています。

例えば、壁に穴が開いてしまったとき、昔なら電話帳で工務店を探していたところが、今ではまずインターネットで検索する。これも時代の変化の一例ですが、 そうした流れに合わせて集客方法を選択することも必要不可欠になってきていると思います。

ーーWeb集客ならではの難しさもありますか?

そうですね。すべてがスムーズに進むわけではありません。中には写真3枚だけで見積もりを求めてくる方もいます。しかし、実際に成約に至るのは、現地調査の希望や具体的な要望をきちんと伝えてくださる方だったりします。

インターネット集客といえども、基本的な商談の進め方は変わらないですね。

ゼヒトモを検討している事業者へのメッセージ

ーー最後に、ゼヒトモの利用を検討している工務店や職人の方々へメッセージをお願いします。

ゼヒトモで集客を開始するとなると、まずZコインを購入する必要があります。15~30万円と決して安い金額ではありません。

しかし、それ以上の売上を生み出すことは十分可能です。あまり怖がりすぎる必要はありません。むしろ、こんな良いプラットフォームを独り占めにするのはもったいない!それくらいの自信を持って、私は日々活動を続けています。

Zコインとは:ゼヒトモは応募課金型サービスです。 お客様からの依頼にプロが提案する際に広告費としてZコインを消費します

ーーWeb集客を行う上で、特に大切にしていることはありますか?

インターネットは確かに便利なツールですが、その向こうには必ず人がいる。その気持ちを忘れずに、誠実に対応を続けていくことが、これからも変わらぬ成功の鍵となるでしょう。

結局のところ、仕事は人と人との信頼関係の上に成り立つもの。その本質は、どんなに時代が変わっても変わることはないと思います。

【あわせて読みたい!】

大工のプロ|開始3か月で350万円の売上を達成!コロナ禍での経営危機を乗り越え、ゼヒトモ集客で成功できた理由 >>>

Web集客未経験でも大丈夫!大工が実践できるWebで営業する方法6選【成功事例あり】>>>