外壁の塗り替え

外壁塗装をおしゃれに仕上げる費用相場は?

外壁塗装でおしゃれに仕上げたいです。耐久性とデザインを両立させたおすすめの塗料と費用相場を教えてください。

ユーザー様
ユーザー様の相談
50代 / 男性
相談日:2025/08/22
株式会社アンド・ハウス
相談に回答したプロ
株式会社アンド・ハウス
このプロを見る

外壁塗装において、耐久性とデザイン性を両立させるためには、塗料選びと色選び・デザインの工夫という2つの側面からアプローチすることが重要です。
【塗料の種類】
①フッ素塗料
対応年数約15~20年
耐久性、耐候性に非常に優れ、長期間にわたって美しい光沢を維持します。 価格は高めですが、塗り替え回数を減らせるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
②無機塗料
対応年数約20~25年
フッ素塗料を超える非常に高い耐久性を持ち、汚れが付着しにくいのが特徴です。 紫外線による劣化が少なく、カビや苔の発生も抑えます。
③ラジカル塗料
対応年数約12~15年
従来のシリコン塗料よりも耐久性が高く、チョーキング(塗膜が粉状になる現象)が起こりにくい塗料です。 コストと性能のバランスが良いとされています。
④シリコン塗料
対応年数約10~15年
現在、最も一般的に使用されている塗料で、コストパフォーマンスに優れています。 耐久性、耐水性、透湿性のバランスが取れています。                                                  
これらの高耐久な塗料を選ぶことで、塗り替えの頻度を減らし、長期的に見て経済的なメリットも得られます。
【色選びの工夫】
塗料の性能だけでなく、色やデザインの工夫によって、住まいの外観をより魅力的にすることができます。
①汚れが目立ちにくい色:グレー、ベージュ、アイボリー、ブラウンなどの色は、砂埃や排気ガスなどの汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
②ツートンカラー:1階と2階で色を分けたり、ベランダや窓枠など特定の部分だけ色を変えたりすることで、デザインにメリハリが生まれます。
③艶のある色の採用: 塗料には艶あり、半艶、艶消しなどがあります。艶ありは光沢があり華やかな印象になりますが、傷が目立ちやすい場合があります。 一方、艶消しはマットで落ち着いた印象を与えます。 周囲の景観や家のデザインに合わせて選ぶと良いでしょう。
【デザインの工夫】
①多彩模様塗料(サイディング調塗料)
単色ではなく、複数の色が混ざり合った石材調やタイル調の仕上がりになる塗料です。 これにより、高級感や重厚感を演出できます。
②クリアー塗装
現在のサイディングのデザインや色合いが気に入っている場合、透明なクリアー塗料でコーティングすることで、意匠性を維持しながら外壁を保護できます。 ただし、外壁の劣化が進んでいる場合は使用できないことがあります。   
外壁塗装の耐久性とデザイン性を両立させるためには、まずフッ素塗料や無機塗料といった高耐久な塗料をベースに選び、その上で汚れの目立ちにくい中間色を選んだり、ツートンカラーや多彩模様塗料を取り入れたりするのが効果的です。

以上を踏まえると、耐久性とデザイン性を両立した外壁塗装に実現に近づけるはずです。

回答日:2025/08/22

回答内容は回答日時点のものです。