建築業界では案件が長期化し、多くの関係者が関わる特性上、顧客情報の管理が複雑になりがちです。

また、担当者の異動や退職に伴う引き継ぎ困難になるケースも多く、結果として業務効率の低下や顧客対応の質のばらつきにといった課題を抱える企業も少なくありません。こうした課題を解決する有効な手段が、CRM（顧客関係管理）なのです。

本記事では、CRM導入を検討している建築業者に向けて、以下の内容を詳しく解説しています。

• 建築業界におすすめのCRM11選
• CRMを導入するメリット
• 選ぶポイント

ぜひ自社に最適なCRMを導入して、業務効率化を実現してください。

 

CRMとは？顧客管理システムとの違い

CRM（Customer Relationship Management）とは、「顧客と良好な関係を築き、満足度を高めるための経営戦略・手法」を指す言葉です。

CRMと似た概念に「顧客管理システム」がありますが、厳密にいうと両者は違違います。

本来、CRMは「手法」、顧客管理システムは「ツール」と区別されますが、現在ではツール自体を「CRM」と呼ぶのが一般的です。そのため本記事でも、主に「CRM＝顧客関係を管理するためのシステム」として解説を進めます。

 

建築業界ではCRMの導入が遅れているのが課題

多くの業界でCRMの活用が進む中、建築業界では導入が大きく遅れているのが現状です。

この遅れには、建設業界ならではの事情が関係しています。一つひとつのプロジェクトで条件や要求が全く違うため、一般的なシステムだと上手く管理できないことが多いのです。

さらに、昔から人とのつながりを大切にする風土があり、システムを使うよりも直接会って関係を築くことが重視されがちです。「顔の見える関係」が何よりも大事という考え方が根強く残っています。

ただし、働き方を見直したり競争力を高めたりする必要があるため、これからは建設業界でもCRMを取り入れる会社が増えてくると考えられます。

 

建築業界におすすめのCRM11選

建築業界におすすめのCRMをご紹介。以下それぞれのツールについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1. HubSpot
2. eセールスマネージャーRemix
3. Mazrica Sales
4. ホットプロファイル
5. kintone（キントーン）
6. Sales Cloud
7. GENIEE SFA/CRM
8. F-RevoCRM
9. Synergy!（シナジー）
10. GRMarketing
11. UPWARD

 

1. HubSpot

引用：HubSpot

おすすめポイント

• 豊富な基本機能を無料で利用できる
• 1,900以上の外部アプリと連携可能
• AIアシスタントが提携業務を自動化

HubSpotは、世界中で導入されているCRMプラットフォームです。最大の特長は、顧客管理や営業支援に関する多くの機能を無料で利用できる点にあります。コストをかけずに基本的な機能を一通り試せるため、「まずはCRMを使ってみたい」という企業でも安心して導入できます。

また、1,900以上の外部アプリとの連携に対応しているのも大きな魅力。SlackやMicrosoft 365など、多くの企業で使われているツールとデータを同期できるため、既存の環境を大きく変えることなくスムーズな導入が可能です。

さらに、AI機能の搭載により、議事録の作成やレポートの要約といった定型業務を自動化により作業効率の向上が期待できます。これらの機能で情報を一元管理できるため、案件が長期化しやすい建設業界においても、顧客管理から営業活動までを一気通貫で効率化します。

利用料金	※無料トライアルあり ・Marketing Hub Professional：月額96,000円 ・Marketing Hub Enterprise：月額432,000円
公式サイト	HubSpot

 

2. eセールスマネージャーRemix

引用：eセールスマネージャーRemix

おすすめポイント

• CRM・SFA・MAの総合型システム
• 一度の入力で日報・資料を自動作成
• ユーザー満足度93.8％を誇る充実のサポート体制

eセールスマネージャーRemixは、CRM・SFA・MA機能を統合したシステムです。リード獲得からアフターサービスまで、顧客に関わるすべての情報を一元化できます。

一度、案件情報などを入力するだけで、各種資料やレポートが自動生成されるため、営業担当者の二重heavy湯力といった手間を大幅に削減可能です。

ユーザー満足度93.8％を誇る充実したサポート体制も魅力のひとつ。専任アドバイザーがツールの定着までしっかり支援してくれるため、初めてCRMを導入する建築業者でも安心して利用できます。

利用料金	・Basic：月額3,500円/ユーザー5～30名 ・Enterprise：月額11,000円/ユーザー31名～ ※30日間無料トライアルあり
公式サイト	eセールスマネージャー

 

3. Mazrica Sales

引用：Mazrica Sales

おすすめポイント

• 3,700社以上の導入実績
• 80万社以上の企業データベースを標準搭載
• AIが案件リスクの予測や重複データの統合を自動化

Mazrica Salesは、顧客・案件・名刺といった営業活動に必要な情報を一元管理できるCRA/SFAです。現場での使いやすさを追求した直感的なダッシュボード画面が特徴で、3,700社以上の導入実績があります。

80万社以上の企業データベースを搭載しているのも大きな魅力。Google WorkspaceやMicrosoft 365との標準連携により、既存ツールからの二重入力の手間も不要です。

また、AIが入力情報の中から重複データを自動で統合してくれるほか、過去の受注案件と比較して進行中の案件リスクを可視化するなど、営業活動の生産性を向上できます。

利用料金	・Starter：月額5,500円/ID〜 （最低月額料金：27,500円） ・Growth：月額11,000円/ID〜 （最低月額料金：110,000円） ・Enterprise：月額16,500円/ID〜 （最低月額料金：330,000円）
公式サイト	Mazrica Sales

 

4.ホットプロファイル

引用：ホットプロファイル

おすすめポイント

• 名刺管理から顧客データベースを自動生成
• Webサイト訪問者をリアルタイムで通知
• 蓄積データよりAIが有望な営業先を自動で推薦

ホットプロファイルは、名刺管理に強みを持つCRM/SFAです。スキャナーやスマートフォンで名刺を読み込むだけで顧客データベースを自動作成し、重複したデータも自動で名寄せしてくれます。

名刺を登録しておくだけで、自社のWebサイトを閲覧した見込み顧客を自動で通知するため、興味・関心が高まったタイミングを逃さずアプローチできます。

さらに、蓄積されたデータをもとにAIが有望な企業や人物を担当者に提案する機能もあり、営業活動の効率化を後押しします。

利用料金	※無料トライアルあり
公式サイト	ホットプロファイル

 

5. kintone（キントーン）

引用：kintone（キントーン）

おすすめポイント

• 3万社以上の豊富な導入実績
• 導入担当者の93%が非IT部門
• 300種類以上のサービスと連携可能

kintone（キントーン）は、専門知識がなくても業務に合わせたアプリを開発できるクラウドサービスです。業務のシステム化や効率化ツールとして、3万社以上に導入されています。

導入担当者の93％が非IT部門という実績が示すとおり、特別なスキルやノウハウは必要ありません。現場をよく知る担当者自身が作成できるため、業務に即した使いやすいシステムを構築できます。

また、300種類以上の外部サービスと連携できる拡張性の高さも魅力。API連携やJavaScript/CSSを用いて、自社に必要な機能を柔軟に追加することも可能です。

利用料金	※30日間の無料トライアルあり ・ライトコース：月額1,000円/ユーザー ・スタンダードコース：月額1,800円/ユーザー ・ワイドコース：月額3,000円/ユーザー ※価格は税抜
公式サイト	kintone（キントーン）

 

6. Sales Cloud

引用：Sales Cloud

おすすめポイント

• AIが営業の提携業務を自動化
• 見積作成から請求までの全プロセスを一元管理
• データ分析で売上予測の精度を向上

Sales Cloudは、Salesforce社が提供するAI機能を搭載したCRM/SFAです。AIが顧客からの問い合わせ対応や商談のスケジュール調整などを自動化し、営業担当者のコア業務をサポートします。

見積作成から契約、請求まで、営業に関わるすべての業務をひとつのシステムで管理できるのも魅力です。蓄積されたデータを活用して売上予測の精度を高めるなど、戦略的な営業活動を可能にします。

世界トップクラスの導入実績を誇り、建設業界においても、顧客管理から売上分析まで幅広い業務を支援する信頼性の高いツールです。

利用料金	※30日間の無料トライアルあり ・Starter Suite：月額3,000円/ユーザー ・Pro Suite：月額12,000円/ユーザー ・Enterprise：月額19,800円/ユーザー ・Unlimited：月額39,600円/ユーザー ・agentforce 1 sales：月額66,000円/ユーザー
公式サイト	Salesforce Sales Cloud

 

7. GENIEE SFA/CRM

引用：GENIEE SFA/CRM

おすすめポイント

• 月額34,800円〜と低価格から利用可能
• 定着率99%と誰でも直感的に使える操作画面
• AI搭載により、報告書やメール作成を自動化

GENIEE SFA/CRMは、月額34,800円から利用できるコストパフォーマンスに優れたSFA/CRMです。商談から顧客管理まで、営業活動に必要な機能が豊富に搭載されています。

定着率は99％を誇る、誰でも直感的に操作できるシンプルな管理画面が特徴。ITツールの利用に不慣れな方でも迷わず使いこなせるように設計されています。

また、AIアシスタント機能により、報告書やメール作成といった定型業務をサポートしてくれるため、面倒な事務作業を効率化し、管理業務の負担を軽減します。

 

利用料金	※無料トライアルあり ・スタンダード：月額34,800円 ・プロ：月額54,800円 ・エンタープライズ：月額98,000円 ※価格は税抜
公式サイト	GENIEE SFA/CRM

 

8. F-RevoCRM

引用：F-RevoCRM

おすすめポイント

• 業務に合わせて柔軟にカスタマイズ可能
• クラウド・オンプレミスなど選べる導入形態
• 導入から定着まで一貫したサポート体制

F-RevoCRMは、顧客管理からマーケティング施策まで幅広い業務を一元管理できる国産のオープンソースCRMです。シンプルな操作性に加え、自社の業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズできるのが特徴です。

クラウド版だけでなく、セキュリティ要件に応じてオンプレミス環境にも構築できるため、企業規模や方針に沿った最適な導入形態を選択できます。

また、導入初期の設計から運用・定着まで、専門スタッフが一貫したサポートを提供。ツールが現場で確実に活用されるよう支援してくれるため、初めてのCRM導入でも安心です。

利用料金	※無料トライアルあり ・F-RevoCRM Cloud：月額20,000円〜 （初期費用0円） ・F-RevoCRM Enterprise：月額30,000円〜 （初期費用200,000円〜） ※価格は税抜
公式サイト	F-RevoCRM

 

9. Synergy!（シナジー）

引用：Synergy!（シナジー）

おすすめポイント

• 用途に応じて必要な機能だけを自由に選択
• 使いやすさを徹底的に考えた画面デザイン
• 個人情報を安心して扱える堅牢なセキュリティ

Synergy!（シナジー）は、集客から顧客情報の管理、分析まで幅広く支援する国産CRMです。

基本機能に加え、顧客リストを管理するデータベースとフォーム機能の基本機能以外は、必要な機能だけを選んで追加できる料金体系のため、使わない機能に対してコスト負担は発生しません。

操作性を追求し、無駄な機能を極力そぎ落とした管理画面を実現。「マニュアルを見なくても直感的に使える」ことにこだわった設計も魅力のひとつです。

また、金融機関などにも求められるレベルの高いセキュリティを備えているのもポイント。細やかな権限設定や操作ログ管理機能も搭載しており、大切な顧客情報を安心して管理できます。

利用料金	※無料トライアルあり ・月額20,000円～ （初期費用118,000円） ※価格は税抜
公式サイト	Synergy!

 

10.GRMarketing

引用：GRMarketing

おすすめポイント

• 見積・請求作成から売上集計まで幅広くカバー
• 受注・売上・利益管理をグラフで可視化
• いつでもどこでもアクセス可能なクラウド型

GRMarketingは、工務店やリフォーム会社の業務に特化したCRMです。見積書や請求書の作成から売上管理までを幅広くカバー。過去のデータを複写して新しい帳票を簡単に作成することも可能です。

受注・売上・利益の状況はグラフで分かりやすく可視化され、月次変動などを直感的に把握できます。担当者別や部門別の実績も管理できるため、経営層から経理、営業担当者まで社内の情報共有もスムーズに行えます。

クラウド型のシステムのため、オフィスや現場など場所を問わず、どのデバイスからでも手軽に利用できるのも便利なポイントです。

利用料金	月額5,000円～ （初期費用0円） ※価格は税抜
公式サイト	GRMarketing

 

11. UPWARD

引用：UPWARD

おすすめポイント

• 外回り・訪問営業に特化したモバイルアプリ
• 特許技術による滞在記録の自動検知機能
• AI議事録や音声入力で報告業務を効率化

UPWARDは、外回りや訪問営業に特化した顧客データの記録・活用を効率化するモバイルアプリです。外出先や現場からの報告書を統一フォーマットで一括管理でき、営業活動の見える化を実現します。

特許技術による滞在記録の自動検知・記録機能が最大の特徴。営業担当者が訪問先に到着すると、アプリが自動で企業を検知するため、手入力の手間を省き、報告業務の時間を大幅に短縮できます。

さらに、AI議事録機能で会話内容を自動分析し、報告書を自動生成。音声入力にも対応しているので、現場で手がふさがっていても声だけで記録が可能です。スマホの通話履歴も自動でCRMに保存されるため、営業活動のすべてが効率的に管理できます。

利用料金	初期費用：100,000円 ・STARTER：月額1,800円/ユーザー ・STANDARD：月額3,800円/ユーザー ・ESSENTIAL：月額3,800円/ユーザー ・STANDARD（別プラン表記の可能性あり）：月額7,800円/ユーザー ・AI EDITION：要問い合わせ ※価格は税抜
公式サイト	UPWARD

 

建築業者がCRMを導入するメリット

建築業者がCRMを導入するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

• 顧客情報の一元管理
• 業務効率の向上
• 顧客満足度の向上
• アフターサポートの強化

それぞれ詳しく解説します。

 

顧客情報の一元管理

CRM導入の大きなメリットは、顧客に関するあらゆる情報を一元管理できる点にあります。

従来の建築業界では、顧客情報が担当者個人の手帳やファイルに点在するとがちで、本人以外は状況を把握しにくいという課題がありました。CRMがあれば、顧客の基本情報から過去の工事履歴、細かい要望に至るまで、すべての情報がシステム上に集約され、誰でもすぐに確認できます。

これにより、担当者が不在の際に急な問い合わせがあっても、他のスタッフが迅速に対応できるようになります。

また、担当者の異動や退職が発生しても、詳細な顧客情報が記録として残っているため、引き継ぎがスムーズに進み、サービスの質を維持できます。

 

業務効率の向上

CRMの活用により、日々の煩雑な業務を効率化できるのも大きなメリットです。

建築業界では見積書や報告書などの書類作成が頻繁に発生しますが、CRMを活用すればデータ入力から書類作成までひとつのシステムで完結できます。過去のデータもキーワードですぐに検索できるため、「あの資料どこだっけ？」と探す時間もなくなります。

スマートフォンやタブレットに対応したCRMであれば、現場から直接情報を入力することも可能です。工事の進捗状況や写真をその場で報告・添付できるため、わざわざ事務所に戻る手間も省けます。

ルこうした定型業務を自動化・効率化することで、顧客との打ち合わせや提案といった重要な仕事に集中できるようになります。

 

顧客満足度の向上

CRMを活用すれば、顧客一人ひとりの状況に合わせた丁寧なサービスが可能になります。

システムに過去の商談履歴や会話の記録が蓄積されているため、次の打ち合わせで「前回お話しいただいた件ですが…」とスムーズに本題に入れます。顧客も「ちゃんと覚えてくれている」という安心感を持ち、信頼関係の構築にもつながるはずです。

また、どの担当者が対応しても顧客情報を即座に把握できるため、「担当者によって話が違う」「同じ質問を繰り返される」といった事態も防止できます。企業として一貫した質の高いサービスを提供できることが、顧客満足度の向上に直結します。

 

アフターサポートの強化

CRMは、工事完了後のメンテナンスや問い合わせ対応といった、長期的なアフターサポートの強化にも役立ちます。

建築時の詳しい記録（使用健在、担当した職人の情報など）がデータとして保管されているため、数年後に何かトラブルが発生した際も、迅速かつ的確に対応できます。「当時の工事内容はどうだったか」といった情報もすぐに解決可能です。

また、定期点検の時期を自動で通知、過去の問い合わせ履歴を一元管理するといった機能により、継続的なフォローアップも実現します。顧客からの相談にも、過去の工事を踏まえた的確なアドバイスができるでしょう。

こうした丁寧なアフターサポートで顧客との良好な関係を維持することが、将来の増改築やリフォームといった新たな受注機会へとつながります。

 

建築業界向け！CRMの選び方

建築業界向けのCRMを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう

1. 複雑な取引にも対応できるか
2. 顧客管理情報をカスタマイズできるか
3. SFA（営業支援システム）の機能が搭載されているか

 

1. 複雑な案件管理に対応できるか

建築業界向けにCRMを選ぶ際はうえで最も重要なのは、複雑で長期間にわたる案件管理に対応できるかどうかです。

建設業のプロジェクトは、営業から設計、施工、引き渡しまで数か月から数年かかることも多く、関わる人員も情報量も膨大になります。一般的なCRMでは管理しきれない複雑さがあるため、建設業界の業務フローに特化したシステムを選ぶ必要があります。

具体的には、図面の管理機能や工程管理機能、複数の協力業者との連携機能などが搭載されているかチェックしましょう。また、担当者の変更があっても過去の経緯をスムーズに引き継げる仕組みがあるかも確認すべきポイントです。

業界特有の複雑な業務に対応できるCRMを選ぶことが、案件管理を効率化するカギとなります。

 

2. 管理項目を柔軟にカスタマイズできるか

案件ごとに管理すべき情報が異なる建築業界では、CRMを柔軟にカスタマイズできるかどうかが重要です。

例えば、個人の住宅建築では「家族構成」や「好みのデザイン」が重要項目ですが、法人向けのビル建設では「決裁者」や「予算の承認フロー」といった項目が管理の中心になります。

入力フォームなどを自由に作成・変更できるCRMなら、こうした案件の特性に合わせて管理画面を最適化できます。不要な項目を減らし、必要な項目だけを表示させることで、現場スタッフにとって使いやすいシステムを構築できるでしょう。

自社の業務内容に合わせてカスタマイズできるCRMを選ぶことで、さまざまな案件への対応力と業務効率の向上につながります。

 

3. SFA（営業支援システム）の機能が搭載されているか

営業活動を効率化するSFA（営業支援システム）機能が搭載されているかも重要な判断基準のひとつ。

SFAとは、商談の進捗管理や売上予測、営業活動の分析などを通じて営業担当者を支援するシステムのことです。受注までの期間が長く、複数の案件を同時に進めることが多い建設業界では、営業プロセスを可視化し、管理することが不可欠です。

SFA機能があれば、どの案件がどの段階にあるか一目で把握でき、受注確度に基づいた営業戦略や、精度の高い売上予測を立てられるようになります。また、担当者ごとの活動を分析し、組織全体の営業力の底上げも可能に。

顧客管理を行うCRMとSFAが一体化したツールを選ぶことで、情報管理から営業活動までを一気通貫で効率化し、売上向上を目指せます。

 

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