パーソナルトレーナーの資格は取得すべき?就職や独立に役立つ資格を紹介!

パーソナルトレーナーとして独立を目指す人は増えています。しかし「どんな資格を取得すればいいのだろう」「本当に独立できるか心配」といった悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、パーソナルトレーナーで独立を目指す人に向けて、具体的なアドバイスや成功のためのヒントを解説します。どんなスキルが求められるのか、どのような資格を取得すればいいのか、解消できる内容になっていますので最後まで読んで参考にしてください。

パーソナルトレーナーの需要は増加傾向?!

複数データを参考に、パーソナルトレーナーの需要について解説します。

健康意識が高まり、運動に取り組む人が増えている

近年、健康への関心が高まり、パーソナルトレーナーの需要も急速に増加しています。スポーツ庁が毎年実施している「スポーツの実施状況等に関する世論調査」を見ると、コロナ以降、人々の健康意識に変化が起きていることがわかります。

経済産業省のデータを見てもフィットネスクラブへの人気が高まっていることは明らかです。

【フィットネスクラブ利用者の推移】
2020年:146,261,102人 (前年比)65.9 %
2021年:164,427,238人(前年比)111.1 %
2022年:174,091,054人 (前年比)107.3 %

出典:経済産業省:特定サービス産業動態統計調査

トレーニング方法が多様化し、パーソナルトレーナーの需要は増加傾向

パーソナルトレーナーの需要が増加している要因の一つは、トレーニング方法の多様化です。かつては一般的なジムに通うスタイルが主流でしたが、最近では出張サービスやオンラインレッスンなど、さまざまなトレーニング方法が提供されています。この変化の背景には、「近所にジムがないため継続が難しい」といった理由や、「コロナ禍で混雑した場所に通うのが不安」といった要因があります。多くの人々にとって、より通いやすく継続しやすい環境が整いました。特にオンラインレッスンの普及により、1対1のトレーニングの敷居が下がり、パーソナルトレーナーへの需要も高まっていると言えます。

パーソナルトレーナーに求められるスキル

パーソナルトレーナーにとって重要な4つのスキルを紹介します。もしもどれかのスキルが不足していても、それがパーソナルトレーナーになることを妨げるわけではありません。これらのスキルは学んで習得することができるものですので、自身の強みや改善すべき点を見極めるための指標として、活用していただければと思います。

コミュニケーション能力

パーソナルトレーナーはクライアントと密接に関わり、目標設定やトレーニングプログラムの説明、フィードバックなどを行います。時にはクライアント自身が悩んでいるポイントが曖昧なこともあります。そこで、傾聴力や適切なアドバイスを提供できるコミュニケーション能力が求められます。クライアントの要望や進捗状況を正しく把握し、的確なアドバイスや指導を行うことが重要です。普段の友人や家族との会話から意識して、コミュニケーション能力の向上に努めましょう。

専門的かつ幅広い知識(食事やストレッチ)

パーソナルトレーナーは、適切な運動やトレーニング方法だけでなく、栄養や食事に関する知識も必要です。さらに、ストレッチやリカバリーの方法についても幅広い知識を持つことで、クライアントからの信頼を得ることができます。クライアントの個々のニーズや目標に応じたトレーニングと栄養指導を提供するため、多角的な知識を持つことが重要です。

個人に合わせた指導力

パーソナルトレーナーは、クライアント一人ひとりの体力や能力に合わせてトレーニングプログラムを作成し、指導できなくてはいけません。クライアントの目標や制約事項を考慮し、適切な負荷やトレーニング方法を選択する能力が求められます。個々のクライアントに対して適切な指導を提供し、成果を最大化できるパーソナルトレーナーが優れた存在と言えます。

モチベーション引き出し力

クライアントのモチベーションを引き出し、継続的な取り組みを促すこともパーソナルトレーナーに求められる重要なスキルです。トレーニングのモチベーションが低下したり、困難な局面に直面したりすることはよくあります。「やる気は本人の問題だから」とクライアント任せにせず、適切なサポートや励ましを行うことが大切です。

パーソナルトレーナーになるには資格が必要?資格を取ることのメリットは?

資格がなくてもパーソナルトレーナーになることは可能です。しかし、ジムに就職したり、自分で集客したりする際に資格がある方が有利と言われています。資格を取ることのメリットを3つ紹介します。

就職・転職の場面で有利になる

パーソナルトレーナーの資格を持っていると、就職や転職の際に優遇されやすくなります。資格は知識や技術のレベルを測る指標となり、採用担当者は必ずチェックします。ジムによっては資格保持が必須となる場合もあります。特に経験が浅い方は、資格取得を目指すことで就職や転職の競争力を高めることができます。

独立・起業する場合も役に立つ

独立や起業を考えているパーソナルトレーナーにとっても、資格取得は役立ちます。個人での集客には他との差別化が必要です。資格はその差別化の要素となり、強みとしてアピールすることができます。また、独自メニューを考案する際にも資格取得の際に得た知識が活かされるはずです。

資格習得を通じて確かな知識・技術が身につく

パーソナルトレーナーの資格取得は、確かな技術と知識を身につけるための学習の機会でもあります。資格取得プログラムでは、解剖学や生理学、栄養学などの専門知識を習得することができます。また、実際のトレーニング技術や指導方法についても学ぶことができます。これらの深い知識をもって指導を行うことで、パーソナルトレーナーとして箔がつき、クライアントからの信頼を得ることができるでしょう。

パーソナルトレーナーが持っておくべき資格

具体的に3つの資格を紹介し、取得までのプロセスや料金を解説します。

パーソナルトレーナーの一般的な資格と認定団体

さまざまな資格があるため、どれを取得すべきか悩む方も多いでしょう。まずは名前がよく知られている、以下のような資格取得がおすすめです。

  • NSCA-CPT:NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)が認定
  • NESTA-PFT:NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定
  • JATI-ATI:(日本トレーニング指導者協会)

これらの資格を取得することで、基礎的な知識や技術を身につけることができます。また、各団体は上級者向けの資格も用意している場合がありますので、それらもチェックすると良いでしょう。

各資格の要件と認定プロセス

資格名 資格試験を受けるための要件 プロセス
NSCA-CPT NSCAジャパンの会員 当日の試験(3時間)
NESTA-PFT
  • NESTA JAPAN(もしくは医学映像教育センター)にてテキスト購入
  • CPR.AEDの技能を習得し定期的にトレーニングを実施
  • 日本国籍もしくは日本での就労可能な在留資格がある  等
①事前の講習(8時間)
②試験(2時間)
JATI-ATI JATIの正会員 ①養成講習会の受講(一般科目15.5時間+専門科目15.5時間)
②全3回の試験
※養成講習会は免除されるケースもあります。

各資格の要件や認定プロセスは認定団体によって異なります。上記に記載した要件以外にも

  • 満18歳以上
  • 高等学校を卒業しているか高等学校卒業程度認定試験に合格している
  • 4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)

など細かい要件があります。詳細はそれぞれの公式ホームページから確認してください。

資格試験の特徴と費用

パーソナルトレーナー資格取得にかかる費用は一般的に数万円と言われています。先ほど例に挙げた、3つの資格試験の特徴や費用は以下のとおりです。

資格名 試験の特徴 費用
NSCA-CPT 3つの選択問題から正解を選ぶマークシート方式
コンピューターを使用した90分間の試験
受験料:46,000円
NESTA-PFT※ 4つの選択問題から正解を選ぶマークシート方式全125問
※受講するコースによってオンライン・オフラインの形式が異なる
テキスト代:14,960円
事前講習受講料:16,500円
認定試験受験料:8,250円
受験・資格登録手数料:40,040円
合計:79,750円
JATI-ATI 4つの選択問題から正解を選ぶマークシート方式
一般科目(90問・90分)、専門科目(90問・90分)
JATI正会員入会料・年会費:11,000円
養成講習会:一般科目55,000円、専門科目60,500円
認定試験受験料:33,000円
合計:159,500円
※一般費用免除される奨学生制度があります

※NESTA-PFTはゼミコースとWEBコースによって試験の形式や費用が異なります。

資格取得の留意点

パーソナルトレーナーの資格取得を考える際には、まず信頼性のある認定団体を選ぶことが重要です。また、自身のスケジュールや予算に合わせて学習プランを立てることも大切です。独学で資格取得を目指す場合、講座費用を抑えることができますが、不合格になってしまうと再度試験費用を支払う必要が生じます。費用や時間の無駄にならないよう、自分に合った学習方法を選択しましょう。

年収を上げてパーソナルトレーナーとして成功する方法

成功の定義は人それぞれ異なりますが、ここでは年収を向上させるための方法をご紹介します。

資格を取得する

資格がなくてもトレーナーとして活動することは可能ですが、資格を持つことで信頼性が高まり、クライアントからの信頼を得やすくなります。さらに、一定の知識と技術を持つことで、高付加価値のサービスを提供できるようになります。資格を取得することで、年収にも影響を与えることが期待できます。

経験を積む

初めは経験が浅くても、地道にクライアントと関わり、成果を出していくことで信頼を築くことができます。また、経験を通じてトレーニング方法やアプローチを磨き、より効果的な指導が可能になります。その結果、クライアントから高い評価を得ることができるでしょう。評価の高い口コミが集まっているトレーナーは、自身の価値を高く設定し集客することができます。

スキルを増やす

すでにお伝えしましたが、単一のスキルではなく、幅広いスキルを持つことが重要です。栄養や食事の知識、ストレッチの方法、さらにはマーケティングやビジネススキルなども習得することが年収アップにつながります。複数のスキルを持つことは、他との差別化になり、競争力を高めることができるのです。スキルの幅を広げるために、セミナーや研修に積極的に参加することをおすすめします。

SNSで有名になる

SNSを活用して自身の知名度を上げることで、新たなクライアントを獲得することができます。有益な情報やトレーニングのコンテンツを発信し、自身の専門知識やスキルのアピールが可能です。また、クライアントの実績や成功ストーリーを積極的にシェアすることも効果的です。SNSを通じて自身のブランドを構築し、多くの人々に知ってもらうことで、収入を増やすことができます。

まとめ

パーソナルトレーナーとして重要なスキルや資格について解説しました。実際にサービスの提供をスタートしても上手く集客ができないと悩む方は多いです。集客にお困りの際は、マッチングプラットフォーム、ゼヒトモの活用をご検討ください。ゼヒトモは登録料・仲介手数料・成約手数料は無料です。コンサルタント(利用には一定条件あり)による集客サポートがつきますので安心してスタートさせることができます。