今更聞けない？カフェインありvsカフェインレス

カフェインレスコーヒーと聞くと、「カフェインがないなんて、飲む意味がないのでは？」と思う方もいるかもしれません。いえいえ実はカフェインレスコーヒーは、コーヒー以上のポテンシャルを秘めているのです。具体的にカフェインありとどのように違うのか、睡眠への作用もお伝えしながら、徹底解説していきます。

目次

眠気を飛ばしたいときにコーヒーはNG！？

コーヒーに含まれるカフェインには眠気を覚ます覚醒作用があります。ただし、眠いからといってたくさん取りすぎると、カフェイン中毒になってしまいます。

カフェインの影響で睡眠の質が低下したり、スッキリ起きられない→睡眠不足でコーヒーを飲む→睡眠の質が下がる……といった悪循環となる恐れも。

実際、このようなループに陥っている方もいるようです。

夜更かしする→昼眠い→コーヒー飲む→眠れない→夜更かしする→……

のループにそろそろ名前つけたい。

— まっつん (@mt_antibcsc) June 8, 2022

カフェインの効果が持続するのは2～8時間ほどと、人によってはかなり長時間になります。寝る前に飲むと、朝まで影響が残る可能性も。

カフェインレスコーヒーのメリット

このような方におすすめなのが、カフェインを90％以上カットしたカフェインレスコーヒーです。

カフェインの多いコーヒーをカフェインレスに切り替えることで、さまざまなメリットを得られます。

睡眠を邪魔されない

先ほどお伝えした通り、眠気覚ましのコーヒーにより睡眠の悪循環を生んでしまうこともあります。カフェインレスコーヒーならその心配がありません。

実際にカフェインレスコーヒーに切り替えた方からは、良い感想が聞かれています。

夜もコーヒー飲みたいから、寝る前にカフェインレスコーヒーでホットオレ作って飲んだらよく眠れた。
カフェインレスでもリラックス効果あるみたい。あとミルクとオリゴ糖も良いのかも。

— たま みか (@tamamika_jp) April 25, 2022

睡眠をカフェインに左右されるようになってコーヒー、紅茶系をあまり飲まなくなったんだけど(緑茶麦茶は平気)最近久しぶりにカフェインレスのカフェオレ(甘いやつ)を飲んでもよく眠れたのでなんだか嬉しかった…(´ω`)

— ひろ (@Anycanon) May 29, 2018

このように、よく眠れたことを実感できると、翌日のパフォーマンスに良い影響を与えてくれるでしょう。

一般的には就寝前5～6時間はカフェインを避けることがすすめられています。とくに夕方以降にカフェインをとっていた方は、カフェインレスに切り替えることで効果を実感しやすいのではないでしょうか。

脂肪燃焼

カフェインレスコーヒーには、脂肪燃焼作用が期待されるクロロゲン酸が含まれます。肝臓や筋肉の細胞内にあるミトコンドリアが脂肪燃焼に関わっているのですが、クロロゲン酸はミトコンドリアへの脂肪のとり込みを促進し、脂肪を燃やすのをどんどん助けてくれると考えられています。

生活習慣病予防

同じくクロロゲン酸は糖尿病や心臓病の予防に役立つこともわかってきています。抗酸化作用とよばれる働きにより、体内の炎症や酸化ストレスを抑えてくれ、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞などの予防につながると考えられています。

美肌・アンチエイジング

老化の原因となる活性酸素は、ストレスや紫外線の影響により発生します。これを取り除いたり、働きを抑えたりしてくれるのがカフェインレスコーヒーにも含まれるポリフェノールです。しわやシミなど肌の老化を防ぎ、肌を若々しく保ってくれます。

カフェインレスとカフェインありで、コーヒーの効能はどう違う？

カフェインレスコーヒーのメリットはわかりましたが、もう少し具体的なイメージができるように普通のコーヒーと比較した時に期待される効能を見てみましょう。

脂肪燃焼効果はクロロゲン酸のほかに、カフェインによる働きも関係しているため、カフェインレスコーヒーより普通のコーヒーの方が優れていると考えられます。

ですがそれ以外の部分では普通のコーヒーに劣らず、眠りを妨げずに多用な健康への効能が期待されることがわかります。

カフェインレスコーヒーなら飲むタイミングを気にしなくて良いため、毎日取り入れやすいこともメリットです。

仕事が忙しい方、睡眠不足に悩んでいる方は、健康にも良いカフェインレスコーヒーへ切り替えてみませんか？

「おうちで飲みたい！」ときのおすすめ

カフェインレスコーヒーは、スーパーやコンビニで手に入ります。

でも「カフェインレスコーヒーっておいしくないのでは……？」と思うかもしれません。ですが最近では種類が増えてきて、おいしいものもたくさんあります！味わいもさまざまですので、まずは手軽に手に入るものからお試しください。

【ネスカフェ】ゴールドブレンド カフェインレス

カフェインレスコーヒーは、手軽に飲めるインスタントタイプもあります。スーパーでよく見かけるのがこちらのネスカフェの商品。

さすがネスカフェというだけあって、味や香りはお墨付きです。ホットでもアイスでも、応用が効きやすいのも魅力です。

（出典：Amazon）

【UCC】おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー

インスタントコーヒーよりもさらにコーヒーの香りを楽しめるドリップバッグ。

UCCのカフェインレスコーヒーは、コーヒー豆が持つ本来の味や香りを逃がさないよう、生豆からカフェインだけを除去する「液体二酸化炭素抽出法」という方法が使われています。カフェインレスのドリップコーヒーの中でも手頃な値段なので手に取りやすく、初めての方でも試しやすいでしょう。

（出典：Amazon）

【スターバックス】ディカフェ ハウス ブレンド

スターバックスからも、自宅で手軽に飲めるドリップタイプのカフェインレスコーヒーが販売されています。

1杯分150円前後と、お値段はちょっと高め。その代わりに、カフェインレスコーヒーとは思えない、コーヒーの豊かな香りと深い味わいを楽しむことができます。

カフェでコーヒーを飲むと思えば高くないはず！？コーヒー好きの方でカフェインレスに挑戦してみたい方は、ぜひ試してみてください。

（出典：Amazon）

「外で飲みたい！」ときのおすすめ

カフェインレスコーヒーを取り扱う店舗は増えてきており、外でも気軽に楽しめます。

【スターバックスコーヒー】カフェインレスに変更可

スターバックスコーヒーは、一部のメニューがプラス55円でカフェインレス（ディカフェ）に変更できます。

ドリップコーヒーはもちろん、エスプレッソを使ったスターバックスラテ、ソイラテ、カプチーノ、カフェモカなどが変更の対象です。意外にもたくさんのコーヒーがカフェインレスで楽しめます。もちろんカスタマイズも可能なので、お好みのドリンクを楽しみましょう。

（出典：スターバックスコーヒーwebサイト）

【ローソン】マチカフェにカフェインレス登場

手軽においしいコーヒーを楽しめるローソンのマチカフェですが、マチカフェ展開店舗では、実はカフェインレスコーヒーのメニューが用意されています。コンビニのコーヒーマシンでカフェインレスコーヒーを飲めるのはローソンだけ！

種類はホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテ（ホット・アイス）があります。値段は170～220円（税込み）とお手頃です。1杯ずつ抽出してくれるので、本格的なコーヒーを楽しめますよ。

（出典：ローソンwebサイト）

<h3> 【森永乳業】マウントレーニア デカフェ</h3>

コンビニで手軽に手に入るマウントレーニアのコーヒーにも、カフェインレスタイプが販売されています。種類はカフェラテのみ。やさしい甘さと、コーヒーの本格的なコクを楽しめます。どこでも手に入りやすいのが魅力です。

（出典：森永乳業webサイト）

カフェインレスコーヒーで元気な毎日を！

カフェインレスコーヒーは睡眠不足の悪循環を断ち切ってくれ、毎日を元気に過ごすのを助けてくれる飲み物です。毎日の不調に悩んでいる方は、一度ぜひ試してみてください。またゼヒトモなら、健康や生活習慣病予防対策にもなるダイエットにもおすすめの料理やカフェインレスコーヒーに合う食べ物など、教えてくれるプロがたくさんいます。ぜひ一度探してみてください。