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初心者向け!雨漏り調査の方法・費用・優良業者の特徴を解説
台風シーズンや梅雨の時期に発生しやすいのが、雨漏りです。雨漏りは、正しい対処をしないと家の土台や天井、床を傷めてしまう可能性があります。
根本的に雨漏り対策をするには、発生の原因を突き止めることが欠かせません。雨漏りの原因は特定しにくいため、専門家の力を借りて雨漏り調査を行う必要があります。
雨漏り調査の方法や費用、業者選びのポイントを確認していきましょう。

株式会社六條工務店
雨漏りが起こる原因
雨漏りの2大原因は、屋根や外壁、サッシなどの経年劣化と施工不良です。
風雨にさらされる屋根やベランダはダメージを受けやすく、ヒビ割れた部分から雨水が浸入しやすくなります。サッシの場合は経年劣化や施工不良により、サッシ枠と防水シートの間に隙間ができてしまうのが原因です。
また、木造住宅では外壁材の下に設けられている防水層が正しく機能せず、雨漏りが発生してしまうケースも確認されています。
雨漏り調査の方法
雨漏り調査を業者に依頼する前に、実際に行われている調査方法を知っておくと安心できます。雨漏り調査の方法は、主に次の4つです。
- 散水調査
- 目視調査
- 発光液調査
- 赤外線サーモグラフィー調査
それぞれの調査の特徴や、調査にかかる時間の目安を解説します。代表的な雨漏り調査の方法を理解しておけば、調査業者選びがスムーズに進むでしょう。
1. 散水調査
散水調査とは、実際に水を使って雨漏りを再現し、浸入経路を特定する方法です。水をかける向きや水量、強度、時間を調節しながら、繰り返し散水を行います。
散水調査にかかる作業時間は、半日から1日程度です。技術力のある調査業者であれば、高い確率で雨水の外部浸入口を見つけられます。
散水調査は一見簡単そうに見えますが、素人が真似をすると雨漏り被害が拡大してしまう恐れがあるため注意しましょう。
2. 目視調査
雨漏りの発生箇所を推測して、目で見て状態を確認していくのが目視調査です。屋根や外壁、天井裏など雨漏りが起きやすい箇所に、雨水浸入の形跡があるかを目視で確認します。
調査箇所が多い場合は時間がかかりますが、1箇所の調査時間は30分から1時間程度で済みます。調査員の技術によって調査制度に差が出やすいため、経験豊富な調査業者を選ぶのがおすすめです。
3. 発光液調査
発光液調査とは、雨漏りが疑われる箇所に紫外線に反応する発光液を流し込み、光を当てて水の浸入経路を特定する調査方法です。
散水調査である程度の雨漏り発生箇所を特定後、より詳しい状況を確認するために発光液調査が用いられるケースもあります。調査には半日から2日程度かかります。
基本的には調査に用いられる発光液が、壁紙にダメージを与える心配はありません。しかし、万が一壁材に変色が起きてしまった場合の保証の有無を事前に確認しておきましょう。
4. 赤外線サーモグラフィー調査
赤外線サーモグラフィー調査は、高感度赤外線カメラを使った調査方法です。濡れている箇所は温度が低いため、建物の温度分布図を確認しながら、雨水の浸入経路を突き止めます。
赤外線サーモグラフィー調査は、雨漏りが疑われる箇所が濡れている時にしか調査ができません。そのため、散水調査の補助的な役割として実施される場合もあります。
1箇所の調査に1~3時間程度が必要で、4つの調査方法の中では費用も高額であるため、状況に応じて調査の実施を検討しましょう。
雨漏り調査に必要な費用
ご紹介した4つの雨漏り調査に必要な費用の目安は、次のとおりです。
- 散水調査:3万円~18万円程度
- 目視調査:無料~3万円程度
- 発光液調査:10万円~25万円程度
- 赤外線サーモグラフィー調査:18万円~35万円程度
ご覧のとおり雨漏り調査は、選択する調査方法によっても費用に差が出ます。
雨漏り調査は無料で頼める?
一部の業者に限られますが、雨漏り調査を無料で頼める場合もあります。ただし、無料の場合調査方法は選択できず、目視調査であることが一般的です。
十分な知識がない人々を無料というワードで引き寄せて、高額な有料調査に誘導しようとするケースもあるため注意しましょう。トラブルに巻き込まれないためにも、雨漏り調査の費用相場を知っておくことが大切です。
修理にかかる費用を安くする方法
雨漏り調査と並行して、雨漏り箇所の修理を検討する必要があります。修理費用を抑えるには、次の2つの方法が有効です。
- 保険を利用する
- 相見積もりをとる
雨漏りの場合は、火災保険を使って修理費用をまかなえる場合もあります。また、複数の修理業者の見積書を比べ、適切な修理費用を知ることも大切です。
修理費用を安くする2つの方法をご紹介します。
保険を利用する
雨漏り被害をカバーしてくれるのが火災保険ですが、残念ながら全ての雨漏りが対象となるわけではありません。火災保険でまかなえるのは、自然災害により発生した雨漏りに限られます。
自然災害による雨漏りであっても、適用が認められるには定められた条件をクリアする必要があります。詳しい請求方法は、加入している保険会社に問い合わせて確認しましょう。
相見積もりをとる
複数業者に相見積もりをとることも、雨漏りの修理費用を抑えるポイントです。いくつかの業者の見積価格を比べることで、ぼったくり被害に遭うことも避けられます。
修理費用が極端に安すぎたり、明細がわかりにくかったりする会社への依頼は避けるなど、事前に対策が取れるのもメリットです。サポート内容や調査方法も含めて、見積もりを検討しましょう。
安心して頼める業者の3つの特徴
雨漏り調査と修理を安心して頼める業者には、以下の3つの特徴が共通しています。
- 調査報告書を出してくれる
- 雨漏り調査・修理の実績が豊富である
- 雨漏り診断士の資格を持っている
3つのポイントをクリアしている業者であれば、安心して依頼ができます。良心的な業者の特徴を事前に確認しておきましょう。
①調査報告書を出してくれる
安心して依頼できる業者の特徴1つ目は、調査報告書を出してくれることです。口頭の説明だけだと、素人では理解しきれない部分があるかもしれません。
記録として残る調査報告書を出してもらえれば、後ほどじっくりと雨漏りの原因を確認できるので安心です。調査に立ち会えなかった家族と一緒に、修理方法や業者の検討をする際にも役立ちます。
②雨漏り調査・修理の実績が豊富である
業者選びの2つ目のポイントは、雨漏り調査と修理の豊富な実績を持っていることです。ただし、会社のホームページに記載されている実績件数を、そのまま信じてしまうのは危険です。
雨漏り調査業者は、一般的に雨漏り調査・補修の団体に所属しています。実績として掲載されている数字が、実は所属団体の実績数である場合があるからです。
記載の数字が業者単体の実績であるかどうか、情報をしっかりと確認するようにしましょう。また、修理実績の内訳を確認して、防水施工や屋根・壁の修理をバランスよくカバーできている業者を選ぶのがおすすめです。
③雨漏り診断士の資格を持っている
知識面や技術面の信頼度が高い業者であることを示す証として、雨漏り診断士の資格があります。雨漏り診断士の資格を取得する条件は、NPO法人雨漏り診断士協会が実施する認定試験に合格することです。
試験内容は、建物や防水・塗装の基礎知識、雨漏り診断の実例・実務などで構成されます。雨漏り診断士の資格を保有している業者は、第三者の基準で技術力が認められているため、業者選びの基準として有効です。
参照:NPO法人 雨漏り診断士協会ー<雨漏り診断士資格認定試験のご案内>
ゼヒトモで雨漏り調査・修理のプロを探す
雨漏りは素人では対応が難しいため、技術力のある雨漏り調査会社に依頼をして対処する必要があります。調査方法や費用目安の知識を付けて、適切な業者選びができるようにしましょう。
- 雨漏り調査について相談したい
- まとめて雨漏り調査の見積もりをとりたい
そんな方は、ゼヒトモから雨漏り調査のプロを探してみませんか?
いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにピッタリなプロが見つかります。 ゼヒトモお気軽にご利用ください!
監修プロからのコメント
雨漏り調査の一般的な方法では、雨降りの日に現地調査をします。「赤外線サーモグラフィー調査」を専門に行う業者さまも増えてきました。
しかし、水は建物内部を回っていくので、実際に漏れている箇所を辿れないことが多いです。雨漏りの原因を特定するのが困難なケースも多く、この調査でも解明できないことがあります。予算や状況によって、適切な調査を依頼しましょう。
築年数が浅ければ、雨漏りトラブルは建築した住宅会社の責任になる場合も多いです。また、適切にメンテナンスをしておくことで、大きなトラブルが防げます。
定期的に依頼ができる「かかりつけ医」を見つけると良いでしょう。保険を利用する場合には、必ず被害箇所の写真を撮っておくのもポイント。そのためにも、すぐに頼める馴染みの業者を見つけておくと便利です。

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雨水を地上や下水に誘導し、建物の劣化や汚れを防ぐ役割を果たしているのが雨どいです。普段何気なく目にしているものの、その重要性を知っている方は少ないでしょう。 目立たない設備ではありますが、快適な家づくりには欠かせない部分です。今回は、雨どいの必要性や設置する場合の価格相場、メンテナンスのタイミング、素材の選び方のポイントなどをご紹介します。 雨どいとは 雨どいとは、屋根の上に設置される雨水を排水するための設備です。集められた雨水は、軒樋を通って下水や地上に誘導されます。 雨どいは一見目立たない装置ではありますが、住宅全体を長く健康に保つために重要です。新しく自宅を建てる際はもちろん、築年数が経ってリフォームを考える際にも忘れずに設置・メンテナンスを検討しましょう。 雨どいってなんで必要なの?その役割とは 住宅に欠かせない設備だといわれる雨どい、その主な役割は次の3つです。 雨音などの騒音を発生させない 外壁を汚さない 建物の劣化を防ぐ 雨どいの役割を正しく認識して、自宅屋根のメンテナンスに活かしてみましょう。 雨音などの騒音を発生させない 雨どいを設置することで、雨音の騒音問題が軽減できます。雨どいが設置されていないと、雨水が住宅の屋根全体から流れ落ち、内部まで音が響き渡りやすくなってしまうでしょう。 雨どいにより水の流れる範囲や向きが限定され、住宅の中で過ごす人々が快適に過ごせるようになります。 外壁を汚さない 雨どいには、外壁に汚れが付くのを防ぐ役割があります。屋根から住宅を伝う雨水が、雨どいによって決められたルートを通るため、汚れた水により外壁が所かまわず汚れてしまう事態を防げるのがメリットです。 雨どいがなく、雨水が強く流れ落ちる所では、泥が跳ねて大きな汚れが発生してしまう可能性もあるでしょう。 建物の劣化を防ぐ 雨どいの設置は、住宅の劣化を防ぎ、寿命を伸ばすことにつながります。屋根から流れ落ちる雨水の与える被害は、汚れだけではありません。 激しく流れ落ちる雨水によって、住宅の一部が破損したり、水はけが悪い場所から腐食が進んでしまったりする恐れがあります。雨どいを正しく利用し、住宅へのダメージを抑えるようにしましょう。 雨どいの寿命と交換のタイミング 一般的な住宅で広く使用されている樹脂製素材の雨どいの寿命は、15~20年程度です。大きくダメージを受けてしまった後では対応が難しくなる場合もあるため、5~10年ごとのメンテナンスが適しているでしょう。 悪天候が続いた後には、雨どいの外れや割れ、ゆがみを確認しておくと安心です。水が滴り落ちていたり、雨水が溢れていたりしたら、早めに交換や補修リフォームを検討しましょう。 雨どいの形状 雨どいの設置や交換リフォームの際に知っておきたいのが、形状ごとの性能や見た目の印象の違いです。今回は、次の4つの形状の雨どいをご紹介します。 半円形 角形 意匠形 鎖状 半円形 一般的な形状として多くの住宅に採用されているのが、半円形の雨どいです。丸いカーブが柔らかい印象を与えるため、住宅の外観を気にする場合にも選びやすいでしょう。 シンプルな形状をしており、他のタイプと比べて価格が安いのが特徴的です。排水量は角形よりも劣りますが、必要に応じて円の直径が大きいものや片側だけが角形になっているものを検討してみてください。 角形 半円形よりも雨水の排水量を確保しやすいのが、角形の雨どいです。特に雨がよく降る地域の住宅で、多く採用されています。 近年では都市部でも、台風やゲリラ豪雨から自宅を守るために、角形タイプが選ばれるケースも多いようです。形状がスッキリとして見えるため、スタイリッシュなイメージの外観に馴染みやすいでしょう。 意匠形 意匠形の雨どいとは、昭和60年代から登場した、デザイン性の高いタイプです。基本的な排水機能に加えて、耐候性や耐久性、強度に優れています。 豊富なカラーバリエーションが楽しめるのも、意匠形雨どいの特徴です。他とは少し違った形状や色味で装飾性をアップさせたい場合にも、適しているでしょう。 鎖状 鎖状の雨どいは、他の形状とは違って、屋根から垂らすようにして吊るします。雨水が鎖を伝って流れていく仕組みで、建物に和の雰囲気をプラスできるアイテムとしてもおすすめです。 雨どいを排水機能としてだけではなく、デザイン性の高い装飾品として活用したい場合は、鎖状を検討してみましょう。 雨どいに使用される主な素材 雨水の排水に必要な雨どいは、使用される素材によっても耐久性や価格が異なります。雨どいの設置や交換の際に適切な素材を選べるように、主な素材4つの特徴を知っておきましょう。 塩ビ樹脂 ステンレス 銅 ガルバリウム鋼板 塩ビ樹脂 塩ビ樹脂は軽量で加工がしやすいのが特徴で、設置や交換の際の費用を抑えることができます。形状や色味もバリエーション豊かなため、住宅のイメージに合わせた雨どいを選べるでしょう。 一方で風雨や紫外線によるダメージを受けやすい素材で、定期的なメンテナンスが欠かせない点には注意が必要です。 ステンレス ステンレス製の雨どいは、錆が発生しにくく耐久性が高いのがメリットです。雨水にさらされるため、素材によっては劣化の進みが早くなりますが、ステンレスであれば長期間美しい状態を保てます。 強度も申し分ないため、メンテナンスの手間を省きたい場合にはおすすめの選択肢です。 銅 銅の雨どいは価格が高めにはなりますが、雨水や風に対する強度の面でメリットが大きいでしょう。錆が発生しにくい素材であるうえに、軽量で住宅への取り付け加工がしやすいのが特徴です。 […]
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