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ビルトイン食洗機の後付けにかかる費用は?おすすめの食洗機メーカーも紹介

2023/03/22 2024/03/20
ビルトイン食洗機の後付けにかかる費用は?おすすめの食洗機メーカーも紹介

食器洗いの負担を軽減したい場合は、食洗機の導入がおすすめです。食洗機には、キッチンに埋め込む「ビルトイン型」とキッチンに置いて使う「据え置き型」があります。ビルトイン型の食洗機を導入する場合は、設置場所のスペースや状況を確認し、信頼できる業者に設置を依頼しましょう。

今回は、ビルトイン食洗機を後付けするための条件や費用相場、おすすめのメーカーや信頼できる業者の選び方などを解説します。食洗機の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ビルトイン食洗機とは?

ビルトイン食洗機とは、キッチンのキャビネットに設置するタイプの食洗機のことです。卓上型(据え置き型)の食洗機はキッチンの上に置いて使用しますが、ビルトイン型はキャビネットに埋め込んで設置します。

ビルトイン型は、新築時にオプションで設置するケースが多いです。後から設置したくなった場合は、条件次第で後付けできます。後付けには給湯管や排水管の接続工事が必要になり、業者へ依頼して工事をしなければいけません

ビルトイン食洗機が後付けできる条件

ビルトイン食洗機は、すべてのキッチンに後付けできるわけではありません。後付け可能な条件は、以下のとおりです。

  • キッチンのキャビネットに十分な設置スペースがある
  • セクショナルキッチンではない
  • 賃貸物件ではない

ビルトイン型の食洗機は、キャビネットに入れ込んで設置します。食洗機のサイズにもよりますが、少なくとも高さ75cm・幅45cm・奥行き60cmのスペースが必要です。

また、セクショナルキッチンでないことも重要です。セクショナルキッチンとは、キャビネットやシンク、コンロなどが独立しているキッチンで、コンロと調理台の高さが異なります。設置スペースの寸法が足りず、設置できない場合が多いので注意が必要です。

さらに、持ち家ではなく賃貸物件の場合は、無断で設置できません。賃貸で食洗機を設置する際は、管理会社に相談して確認するか、据え置き型を導入しましょう

ビルトイン食洗機の後付けの費用相場

ビルトイン食洗機の後付け工事は、一般的にDIYができません。ビルトイン食洗機の後付け費用相場は、以下のとおりです。

  • 食洗機本体価格:約5万〜15万円
  • 工事費用:約5〜10万円

もちろん、食洗機のメーカーや本体の機能性によって費用はさまざまですが、 トータルで、約10万〜25万円ほどかかる場合が多いです。また、メーカーによっては、本体と工事をセットで販売し、お得な価格で取り付けられる場合があります。

工事費用の内訳は、以下のとおりです。

  • 設置費
  • 給排水管工事費
  • 電気工事費
  • 撤去処分費
  • 諸経費

なお、排水管・給水管やキッチンの状態などによって、工事費は異なります。コンセントの増設やシンクの下の配管工事、周辺設備の撤去などが必要になる場合は、さらに費用がかかるため注意が必要です。

ビルトイン食洗機のおすすめメーカー

ここでは、ビルトイン食洗機を取り扱うメーカーのうち、おすすめの国内メーカーを3つ紹介します。特徴や価格も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

①パナソニック

パナソニックは、食洗機で国内トップのシェアを誇るメーカーです。洗剤を自動で投入してくれるものや、簡単に開閉するものなど、使い勝手の良い機種を多く販売しています。なかでも「汚れはがしミスト洗浄」機能は、食器の汚れを簡単に洗浄してくれる優れものです。後付け工事がしやすいタイプが多く、キッチンに設置しやすい点も魅力といえます。

おすすめは以下のとおりです。

特徴希望小売価格(税抜)
NP-45MD9SP液体洗剤の投入や運転コースも自動でおまかせできる
ナノイーX搭載で、庫内を除菌し清潔に保つ
28万5,000円
参考:パナソニック「M9 Plus series」

②リンナイ

リンナイも、パナソニックと並ぶ人気の高いメーカーです。リンナイの食洗機には、フロントオープンタイプとスライドオープンタイプがあります。国産でフロントオープンタイプの製品を扱っているのは、リンナイのみ(2022年9月現在)です。食器を収納しやすい国産の大容量タイプをお求めの方には、リンナイをおすすめします。

リンナイのおすすめ食洗機は、以下の2つです。

特徴希望小売価格(税抜)
RSW-F402Cフロントオープンタイプ
「タワーウォッシャー」と「スチーム洗浄」機能で、すみずみまで洗浄できる
19万7,400円(ブラック)20万7,900円(シルバー)
RSW-601Cスライドオープンタイプ
小型ながら大容量
プラズマクラスター搭載で、除菌・消臭効果に優れている
19万2,200円
参考:リンナイ「RSW-F402C ラインアップ」リンナイ「RSW-601Cラインアップ」

③三菱

国内の大手家電メーカーである三菱は、シンプルで使い勝手のよいデザイン・性能を誇る商品を数多く販売しています。食洗機はシステムキッチンのオプションとなっているほか、後付けも可能です。

ドアを引き出しやすい機種や食器を入れる位置がわかりやすいものなど、基本的な利便性を重視しています

おすすめは、以下のとおりです。

特徴希望小売価格(税抜)
EW-45H1SMスリムデザインで省スペースで設置できる
「シャワーミスト」機能で食器のつけ置き効果を実現
17万3,000円
参考:三菱電機「EW-45H1SM」

ビルトイン食洗機の後付け時の注意点

ビルトイン食洗機を導入する際の注意点を紹介します。

  • 設置場所に気をつけよう
  • スペースを確認しよう
  • 給排水管とコンセントの位置をチェックしよう

注意点を確認し、家庭に合った食洗機を選びましょう。

設置場所に気をつけよう

設置場所によって、後付けできるビルトイン食洗機の種類が異なります。シンク横のキャビネットの内装を撤去して設置するケースが多いですが、スペースや構造によってはシンク下にも設置可能です。

シンク下に設置する場合は、浅型の食洗機しか設置できません。また、フロントオープンタイプの食洗機はシンク下に設置できないため、注意が必要です。

導入したい食洗機が問題なく設置できるか、設置場所を事前に確認してください。

スペースを確認しよう

ビルトイン食洗機はキャビネットに埋め込んで設置するため、ある程度のスペースが必要です。導入前に、食洗機のサイズとスペースをしっかり確認しておきましょう

食洗機の大きさによっても、必要なスペースは異なります。一度に大量の食器を洗いたい場合は、大型の食洗機を設置できるよう、広いスペースを確保すると安心です。

スペースが確保できない場合は、卓上に置いて使う据え置き型の食洗機を導入する必要があります。

給排水管とコンセントの位置をチェックしよう

食洗機を設置する際には、給排水管を食洗機に接続する必要があります。給排水管はシンクの真下にあり、設置場所が離れていると食洗機を取り付けるのが難しいです。また、食洗機の電源が入るよう、事前にコンセントの位置も確認しておきましょう。

また、給排水管や電源コンセントを追加する場合は別途工事費用がかかるため、注意が必要です。

信頼できる業者選びの際のポイント

最後に、業者選びのポイントを紹介します。

  • 施工実績を確認する
  • 資格の所有をチェックする
  • 見積もりを比較する
  • 保証がしっかりしている会社を選ぶ

選び方のポイントを押さえて、信頼できる業者に工事を依頼しましょう。

施工実績を確認する

施工実績は、業者を選ぶうえで大きな判断基準となります。施工事例が豊富で信頼できるかを確認しましょう。施工事例に写真が掲載されている場合は、工事後の仕上がりもイメージできます。

また、利用者からのレビューが公開されているかも重要なポイントです。レビューの数が多かったり、正直なレビューがきちんと公開されていたりする場合は、安心して依頼できます。

インターネット上で口コミを調べ、正直な意見をチェックすることも大切です。極端に悪い口コミが多い場合は、避けた方がよいでしょう。

資格の所有をチェックする

信頼できる業者に依頼するためには、資格の所有を確認することが大切です。まずは、各市町村の水道局の指定を受けた指定給水装置工事事業者であるかどうかをチェックしましょう。

設置には、電気工事や給排水管工事を伴います。給水装置工事に関連する、以下のような資格を所有しているかどうかも併せて確認してください。

  • 第一種電気工事士
  • 第二種電気工事士
  • 給水装置設置技術主任者
  • 排水設備工事責任技術者

見積もりを比較する

工事を依頼する際は、複数の業者に相見積もりをとりましょう。同じ工事内容でも、業者によって費用は異なります。相見積もりをとることで費用相場がわかり、適正価格を判断しやすくなります。極端に高額なケースはもちろん、安すぎる場合には手抜き工事の可能性があるため、注意が必要です。

見積もり内容が細かく丁寧に記載されているかも、業者の信頼性を判断するポイントです。複数社の見積もりを比較検討し、冷静に業者を見極めましょう。

保証がしっかりしている会社を選ぶ

商品本体に対するメーカー保証のほか、メーカーや業者が工事に対する保証を設けている場合があります。保証がしっかりしている業者であれば、設置後に不具合が発生した場合でも対応してくれて安心です。

また、保証期間が長くても、期間中に業者が倒産や解散をすれば意味がありません。業績に問題がなく、業者が長期間存続しうるかも重要なポイントとなるでしょう

ゼヒトモでキッチンリフォーム業者のプロを探す

本記事では、ビルトイン型食洗機の後付けにかかる費用やおすすめのメーカー、導入する際の注意点を解説しました。工事業者を選ぶ際には、複数の会社に見積もりを取り、比較検討することが大切です。

  • ビルトイン型食洗機の後付けについて相談したい
  • まとめてキッチンリフォーム費用の見積もりをとりたい

そんな方は、ゼヒトモからキッチンリフォーム業者のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにピッタリなプロが見つかります。

ビルトイン型食洗機の後付けでお困りの方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

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