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ロフトベッドの造作費用はいくら?おしゃれな施工事例も紹介

2023/04/28 2024/03/18
ロフトベッドの造作費用はいくら?おしゃれな施工事例も紹介

ロフトやロフトベッドがあると、部屋の縦の空間を活かせるようになります。限られたスペースを有効活用できるだけでなく、収納スペースが増えることもメリットです。新築時やリフォーム時に、ロフト・ロフトベッドを作りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロフトやロフトベッドの造作を検討している方に向けて、メリットやデメリット、費用相場を解説しています。造作事例も紹介しているため、業者に依頼する前にぜひチェックしてください。

ロフトの造作

ロフトとは、室内に作った階上部分のことで、床面から階段やはしごなどで移動します。天井の高さがあまり高くない空間でも作れ、天井付近のデッドスペースを有効活用できる点が魅力です。

また、天井板を取り外し、屋根裏部屋をロフトにする方法もあります。ロフト部分の下の空間は収納スペースや書斎としても使えるため、マンションなどの増築が難しいケースにもおすすめです。

メリット

ロフトを作ることには次のメリットがあります。

  • 空間を有効活用できる
  • 子ども部屋や勉強スペースとして利用できる
  • 秘密基地のような雰囲気で楽しい住まいが完成する
  • 収納スペースを増やせる

ロフトを作ると、空間を上下二段に分けて利用できるようになるため、活用できるスペースが増えます。子ども2人用の部屋としては狭くても、ロフトを造作してスペースを増やせば、2人でゆったりと過ごせるようになるかもしれません。

また、小階段やはしごを使って移動することから、秘密基地のような楽しさがあるのもロフトのメリットです。多彩な暮らしを実現したいときも、ロフトを検討してみましょう。

デメリット

メリットの多いロフトですが、デメリットもあります。

  • 高さと床面積に制限がある
  • 夏場はエアコンが効きにくい
  • 熱気がこもる
  • 収納スペースとして使うと、出し入れしづらいことがある

ロフトは高さが1.4m以下、床面積は部屋全体の1/2以下と定められています。そのため、立って歩くことはできず、使いづらいと感じるかもしれません。

また、天井付近には熱気がこもるため、夏場はエアコンが効きにくく、安眠できない可能性があります。エアコンを設置する向きや断熱対策などにも注意し、過ごしやすいようにしておきましょう。

ロフトを収納の用途で使用する場合は、収納するものを階段で運ばなくてはいけません。重いものやかさばるものを持って階段を移動する際は、危険を伴うため注意が必要です。また、何度も行き来するのが面倒なため、あまり利用しない可能性もあります。収納したいものをあらかじめ決めておき、本当に便利に利用できるのかシミュレーションしておくとよいでしょう。

ロフトベッドの造作とは?

ロフトベッドも、造作家具としてリフォーム会社などに製作を依頼できます。寝室であれば、高さ制限のあるロフトでも問題ありません。子ども部屋などの限られたスペースを有効活用するためにも、ロフトベッドの造作を検討してみてはいかがでしょうか。

ロフトベッドの下は、収納スペース以外にもさまざまな用途で活用できます。たとえば、勉強机を造作して勉強スペースにしたり、メイク道具を置いてメイクスペースとして使ったりすることも可能です。

ロフト・ロフトベッドの造作にかかる費用は?

ロフトやロフトベッドの造作費用は、広さや素材(鉄骨・木造)によって異なります。ロフトの面積が広く、天井や床の内装工事、断熱工事なども実施するとなると100万円を超えることもあるでしょう。造作費用の相場を、ロフトとロフトベッドに分けて解説していきます。

ロフトの増築の費用

ロフトの面積が広くなると造作費用の相場も高くなりますが、比例するわけではありません。面積が広くなるほど単位面積あたりのコストは低くなるため、用途を増やすためにも、できれば広めに作っておくほうが良いでしょう。

また、固定階段にすると施工費用が高額になる傾向にあります。費用を安く抑えたい場合は、はしごがおすすめですが、固定階段と比べると安定性が低い点に注意が必要です。一方、固定階段は安定性は高いですが、はしごのように片付けられないため、ある程度の広さが必要になります。

一戸建ての場合は、小屋裏のスペースをロフトとして活用できることがあります。その場合は、天井を剥がす作業や壁紙の張替えなども必要になるため、費用はさらに高額になります。

ロフトの面積固定階段はしご
4畳約70万円約55万円
6畳約80万円約65万円

※天井・壁の内装費、屋根の断熱工事費などは含みません。

ロフトベッド造作の費用相場

ロフトベッドは約1畳と狭いため、ロフトを造作するよりは安価に抑えられます。ロフトの下を収納スペースにしたロフトベッドの造作費用相場は、以下をご覧ください。

製作部分費用相場
クローゼット約12万円
ベッド約8万円
はしご約4万円
合計約24万円

ロフトは新しく床を作るイメージですが、ロフトベッドは低めのクローゼットを作ってその上にベッドを乗せるイメージです。クローゼットではなく勉強机などをベッド下に置くときは、費用が異なるので、リフォーム会社に相談してみましょう。

ロフトベッドの造作事例の紹介

ロフトベッドは造作費用もロフトに比べ安価なため、気軽なリフォームとしても検討できます。いくつか事例を紹介します。

収納いっぱいなロフトベッド

ロフトベッドの下は、収納スペースとして活用できます。クローゼットの上部を活かし切れていない場合は、造作家具としてロフトベッドを作ってみてはいかがでしょうか。有効活用できていなかった上部をベッドとして、下部空間をクローゼットとして活用できます。

こちらの例は、棚部分とハンガー部分に分けて、機能的に収納できるクローゼットです。階段横にクローゼットの壁があるため、小さな子どもでも階段から転落しにくくなっています。

こだわりの階段付きロフトベッド

ロフトベッドに階段を使用することで安定感が増します。スペースを無駄にしないためにも、階段にこだわってみるのはいかがでしょうか。

階段の下に引き出しや棚を作れば、隠す収納と見せる収納をどちらも実現できます。フローリングの素材や色味もトータルコーディネートすると、さらにおしゃれに仕上がるでしょう。また、ロフト部分のフェンスをアイアン素材にすることで、デザインのシンプルさが際立ち、すっきりと見える点も素敵です。

デスクと組み合わせたロフトベッド

ロフト部分の下にデスクを置いて、勉強スペースとして利用するケースは多いです。こちらの例では、ロフトとセットで右側に本棚も造作し、色味や素材が似たデスクを組み合わせています。

ロフトの下は暗くなりがちですが、窓が近くにあることで十分に採光しているだけでなく、スポットライトを取り付けて明るさにも配慮しています

スペースの無駄を無くしたロフトベッド

こちらは2人用の子ども部屋にロフトベッドを造作した例です。梁の部分をベッドの仕切りとして活用し、スペースの無駄を省いています。

子どものデスクが離れた場所にあるため、勉強に集中できるのも快適空間のポイントです。また、クローゼットも別々に作り、それぞれが自分のものを管理できるようにしています。

ロフト・ロフトベッドを新設する際のポイント

ロフトやロフトベッドを新設するときは、次のポイントに注意しましょう。

  • 用途を明確に決める
  • 断熱について検討する
  • プロに相談する

それぞれのポイントを説明します。

用途を明確に決める

ロフトのスペースやロフトベッドの下は、さまざまな用途に使えます。用途を明確に決めてから造作しなければ、スペースを活かし切れず失敗することもあります

収納スペースにするのか、勉強部屋にするのか、イメージを明確にしてからリフォーム業者に依頼すると、スペースを無駄にすることがありません。必要に応じて本棚なども造作してもらえば、さらに活用しやすい空間になります。

断熱について検討する

ロフトのスペースは天井に近いため、熱がこもりやすい点に注意が必要です。エアコンが効きにくくなるだけでなく、エアコンの向きによっては直風が当たって過ごしづらいこともあります。

特に小屋裏部屋をロフトに活用するときは、熱気がこもりがちです。天井の高い部分まで断熱工事を実施するなど、断熱対策を検討しましょう

プロに相談する

ロフトやロフトベッドを造作するときは、まずリフォーム会社に相談してみましょう。空間を活かすアイデアや、収納力を増やす方法なども教えてもらえます。

ただし、リフォーム会社によってはロフト・ロフトベッドの経験が少なく、期待するような結果を得られないこともあります。依頼する前に、実績が豊富か確認しておくことが大切です

ゼヒトモで内装工事業者のプロを探す

今回は、ロフトやロフトベッドの造作に必要な費用相場や施工事例をご紹介しました。ロフトベッドを施工することで使っていないスペースを有効活用することができます。より快適な空間にするためにも、まずはリフォーム業者に相談してみましょう。

  • ロフトやロフトベッドの造作について相談したい
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