洗濯機の処分方法!各費用や注意点も
洗濯機の寿命はおよそ2,000回転から3,000回転といわれています。一日一回まわすとして7年から8年が寿命といったところでしょうか。家族が多いご家庭や、一日に回す回数が多い場所ならもっと早い寿命となるでしょう。
そんな洗濯機は現在、家電四品目という名目に分類されリサイクル法により処分方法が決められています。
粗大ごみシールをはってごみ置き場に出してしまうと法律違反となってしまうので注意が必要です。リサイクル法では処分の際にはリサイクル券を購入することが義務付けられており、処分にお金がかかるようになります。
処分にはいくつか方法がありますので、ご自分の都合に合わせて選ばれると良いでしょう。ここでは洗濯機の処分方法について説明していきます。
洗濯機を無料で処分、できればお金をもらう?方法
1. 家電量販店で引き取ってもらう
買い替えの場合、新しく洗濯機を購入する家電量販店には不要になった洗濯機を引き取る義務があります。この際、国内メーカーであったり、正常に稼働するようであれば買い取りとして値段をつけてくれたり、新しく購入する洗濯機から値引きをしてくれることもあります。
場合によってはお得になることもありますので、一度販売店に相談してみると良いでしょう。
2. リサイクルショップに売る
正常に稼働するものであれば、リサイクルショップなどで買い取りをしてくれる場合があります。きれいに使っていた良品以外にも、二層式タイプなどは海外で根強い人気があります。
また、古いコンパクトなタイプも狭小住宅に住む家庭や、ひとり暮らしを始めようとするひとから人気です。中古だからとあきらめずに査定してもらえば、思いがけず臨時収入になるかもしれません。
3. ほしい人に無料・有料で譲る
まだ使えるものなら、「あげます・ください」サイトなどを利用して、ほしい人にあげるという方法もあります。この場合個人と個人の取引になるので、傷や不良の有無、配送方法などきちんと双方で確認しあうことが大切です。
洗濯機の廃棄処分の方法
1. 家電量販店に洗濯機処分を依頼する
リサイクル法によって家電量販店・小売店は、自らが過去に販売した対象機器の引き取りをしなければならないと定められています。
購入した販売店でリサイクル券を購入し引き取りを依頼します。この際、運搬収集料も廃棄物を出す側が負担する必要があります。また、引き取りは軒先引き取りとなりますので、玄関まで自分で運んでおきましょう。
さらに引き取りのみの場合は別途出張料などもかかる場合がありますので、依頼の前によく確認しておくと良いでしょう。
2. 不用品回収業者に洗濯機をリサイクル回収してもらう
壊れてしまった洗濯機でも、不用品回収業者は引き取りをしてくれます。リサイクル料金+運搬収集料はかかりますが、家の中の洗濯機の設置場所から運んでくれます。回収も即日対応など柔軟な対応をしてくれることもありますので、仕事などで忙しい方は都合のいい日を選ぶことができて便利な方法かもしれません。
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3. 指定引き取り場所へ洗濯機を持ち込む
家電リサイクル券を購入して、指定引き取り場所へもっていくと処分をしてもらえます。インターネットなどで調べることができます。ご自分の車で運べるなら、運搬費を節約できますのでおすすめの方法です。
洗濯機の処分における注意点
1.家電リサイクル法を理解しよう
一般家庭からでる廃棄物は年間60万トンにも及びます。さらに廃棄される家電には有益な資源が多く含まれています。そこで「消費者」・「販売者」・「製造者」で協力し合って、廃棄される家電をリサイクルにまわし、資源の確保と地球の環境保全に努めようという「家電リサイクル法」が制定されました。
これにより、廃棄物を不適切な場所に勝手に捨てることは禁止され、正規の手順でしか処分できないようになりました。
2.無許可の違法業者に注意
使用不可能な家電をトラックなどで巡回して無料で引き取る回収業者には注意が必要です。家電リサイクル法の適正な手順を踏まず、不適切に処分している恐れがあるからです。
山奥などに不当に廃棄されることで環境汚染の恐れや、海外へ転売をしようと、不適切な方法での輸送中に発火をさせてしまうなど、トラブルを引き起こす可能性があります。
また、無料引き取りと言いながら、いざ依頼をしてみると高額な処分料を請求されたなどの事例も報告されています。
こういったことからも、無料回収をうたう業者にはできるだけ依頼を避けましょう。
洗濯機の処分費用におけるポイント
1.リサイクル料金
主要メーカーの洗濯機の料金はおおよそ2,300円(消費税抜)です。メーカーなど仕様により金額は変わってきます。ちなみにリサイクル券は家電量販店での引き取りであれば料金の回収も一緒にやってくれます。ほかに、郵便局振り込み方式で支払うこともできます。
2.運搬費
距離や大きさなどにいよりますが、1,000円~かかります。かかる場合では20,000円を超える請求がある場合もありますので、必ず見積もりをとることをお勧めします。
品目別!処分にかかる費用
リサイクル料金は、機器やサイズ、メーカーによって金額が変わってきます。こちらは代表的な金額を目安としてご紹介します。引き取り依頼前には見積もりをとり、金額の確認をするようにしてください。
A.エアコン 2,100円(消費税別)
B.テレビ
15型以下 1,700円(消費税別)
16型以上 2,700円(消費税別)
C.洗濯機 2,300円(消費税別)
D.冷蔵庫 3,400円(消費税別)
E. 石油ストーブ・電気カーペット(2畳以上) 1,000円(消費税別)
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一言に洗濯機の処分と言っても、家電量販店で引き取ってもらったり、処分場へ自分で搬入したりといろいろな方法がありますね。ご自分の都合や、見積もりの金額等を考慮してご自分に合った処分方法を見つけてみてください。
買い替えのタイミングでもなく、自分でも処分場に持ち込みができないようなら、ゼヒトモから不用品回収のプロに依頼してみましょう。
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