京都府におけるウクレレ教室の依頼例
ウクレレはハワイの伝統的な弦楽器です。ポルトガルのブラギーニャという楽器がハワイに伝わった後、改良されてウクレレになりました。名前の由来には諸説がありますが、弦をかき鳴らす指の動きが、ノミが跳ねるようであることから、UKU(ノミ)+LELE(跳ねる)でウクレレと名付けられたという説が一般的です。弦が4本と少なく柔らかめで、初心者でも演奏しやすい楽器です。
4種類のウクレレを紹介します。ソプラノウクレレは、ウクレレと聞いて一般的にイメージされるサイズと音色のウクレレで、ハワイアンソングの伴奏によく使われます。
コンサートウクレレはソプラノより一回り大きなウクレレで、ソプラノよりも深みのある低めのサウンドが特徴です。メロディーとコードを1人で演奏するソロウクレレでよく使われます。手の大きい方はソプラノよりも弾きやすいです。
テナーウクレレは、コンサートウクレレよりもさらに大きく、音量も大きく、迫力あるサウンドを奏でることができます。音に奥行きがあり弦が長い分、表現の幅も広がります。ソロウクレレをメインに演奏される方が選びます。
バリトンウクレレはウクレレの中でも最も大きく、低い音を生かして複数で演奏するアンサンブルで使用されます。他のウクレレは弦の音をAECGにチューニングしますが、バリトンはGDAEとギターと同じで、ウクレレというよりも小さいギターと考えるとわかりやすいです。
また大きさの他に、ネックの違いもあります。ロングネックと呼び、ソプラノウクレレやコンサートウクレレの中には、ネックを通常より長く設計したモデルもあります。
値段の幅は広く、約3,000円程度のものもあれば、10万円を超えるものもあります。値段の安いとチューニングができないウクレレもあります。
ソプラノ、もしくはコンサートウクレレで、ある程度よい音を楽しみたい場合は約2~3万円程度、そこからワンランク上のモデルになると8万円前後のウクレレを買い求めるような買い方が一般的です。気軽に始めたい方向けに、チューナーや教則本とセットになったものも約1万円前後で販売されています。
テナーウクレレ、バリトンウクレレは3万円以上のモデルも多くなり、バリトンウクレレは5万円以上のものが多いです。
3つのメーカーを紹介します。カマカはハワイの老舗メーカーで100年近い歴史を誇り、ウクレレといえばカマカと言われるほど、人気の高いメーカーです。コアロハは比較的新しいメーカーですが、カマカと並ぶハワイ製ウクレレメーカーの代表です。独自の理論で作られたパーツと、新品の時からよく鳴るボディが特徴です。
フェイマスは日本のウクレレメーカーで、半世紀以上の歴史を誇ります。安定した品質とリーズナブルな価格でが特徴です。
コアウッドは最もよく用いられる素材です。ハワイの固有種で、木目が美しい木材です。本場のウクレレらしい、歯切れのよい明るいサウンドが特徴です。
マホガニーで作ったウクレレは、柔らかく伸びのある音色で、どんなジャンルの曲にも合います。コストパフォーマンスが高く、安定している素材です。
左手でネックを軽く握り、右肘と体でウクレレを軽く挟むようにして安定させます。背筋を軽く伸ばし、胸のあたりで抱えるようにして持ちましょう。弦を押さえることに気を取られて左手をのぞきこむよう姿勢になるとポジションが崩れて弾きにくくなるため注意します。
上手く支えられない方や、最初は指の動きに集中したい方は、ストラップを使って安定させます。立って演奏するときなども持ちやすくなります。
ウクレレは左手でそれぞれの弦を押さえることで音を変えながら、押さえる位置によって音程が変わります。音の鳴らし方はコードと呼ばれる複数の音を同時にじゃらんと鳴らすものと、弦一本一本をはじいてメロディー等を奏でるものがあります。
グループレッスンで約8,000円、個人レッスンで約1万円前後です。レッスンの時間は個人レッスンでは30分程度、グループレッスンは60分程度です。頻度や時間により約2,000円前後の違いがあります。入会費に約1万円程度、テキストや楽譜代に約3,000円前後かかります。
レッスンはレベル別、マンツーマンの個人レッスンなのか他の受講生がいるグループレッスンなのか、練習頻度が月に何回あるのかなどの違いがあります。
個人のウクレレレッスンやウクレレ教室のレッスン料金の平均は約2,000円〜程度で、レッスン時間は1時間程度です。決まった場所や教室に自由に通うレッスンだけでなく、出張レッスンで曜日や時間を合わせてくれる講師もいます。