「スマホで綺麗に撮る方法ってありますか?」
「カメラを買ったんですが、使い方から教えてもらえませんか?」
「コンデジを使っているんですが、人とは違う『いい写真』の撮り方ってありますか?」
長く講師を務めていると、いろんなご質問が入ってきます。
私は日本アート教育振興会の公認講師として、色々な方をご指導してきました。
プロの作家として、大学で教えた経験も、個人的に初歩の初歩から教えた経験もあります。
「作家と歩く、街撮りスナップの第一歩」
「意外と知らない、カメラのイロハ」など、
初歩レッスンも長く務めてきました。
「好きこそ物の上手なれ」をモットーに、
「写真が好き!」「カメラが好き!」という気持ちさえあれば、
どんな方でも大切にご指導します。
また、写真は写真からしか学べないものでもありません。
自分の好きなもの、例えば絵画、音楽、小説、はたまた手芸や料理に至るまで、
写真を学ぶ上で重要なことを教えてくれる要素は生活のあちこちにあります。
それに気づく「眼」を持つことが、写真の第一歩なのです。
さぁ、気後せずに、自由な気持ちで、写真の世界を体験してみましょう!
「作家志望です。作品の作り方を初歩から教えてもらえませんか?」
こんなお願いを、これまで3人の方からいただきました。
私の作品を見てコラムを読んで、共感してくださった方々です。
3人とも、私の弟子として半年から1年ほど、講義をいたしました。
フィルムで作品を作りたいという方もいれば、デジタルから始めた方もいます。
通じて言えるのは、「作品とは何か」「写真とは何か」という観念から入り、
それを自分自身の眼を通じて見た世界を可視化する、という流れにあります。
写真は平面のようですが、私は立体作品だと思っています。
立体である世界を見て、それをカメラという装置を使って最終的に紙に落とす。
落とされたイメージは、その人が見た世界を映す鏡なのです。
写真は奥の深い芸術です。
主観で撮った作品を、客観的に再構成して、それを見る人の主観に評価を委ねる。
絵画との大きな違いは、自分の作品に対して、常に客観的な視点で自己評価する必要がある、
という点でしょうか。
主観のみを押し付けた作品に、見るひとは共感を覚えません。
見る人が、見る人なりの主観を投影できる作品が、優れた写真作品と言えます。
私の3人の弟子は、それぞれに個性がありました。
個性は作品の要です。それなしに評価に耐えられる作品はあり得ません。
しかし同時に客観的でなければならない。見る人の主観を大切にできる作品でなければならない。
これがアート写真の難しいところです。
ややこしいことを書いたかもしれませんが、
私は私のアート作家としての半生を、
惜しみなく伝授いたします。
写真を始めたいけど、始めるなら個展が開けるくらいになりたい。
といった野心をお持ちの方、
どうぞ一度私の話を聞いてみてください!
私がこれまで講師として教えてきた方の年齢層は、
若くて大学生から、定年退職してからの方など実に幅広いです。
ことを始めるのに、年齢は関係ありません。
やりたい、と思った時が、その人の適齢なのです。
ですので、「もういい歳だから…」とか、「まだ何も知らないから…」とか思わずに、
やりたい、という思いを大切にして、なんでもご相談ください。
目的も、さまざまです。
ご家族の写真を綺麗に撮りたいから、といった方は多いですね。
自分の写真をもっとレベルアップさせたい、といった方も多かったです。
ちなみに私が写真を始めた理由は、カメラ、写真を通じて人とコミュニケーションをとりたい、
といったものでした。
写真を始めたのがアメリカの大学留学の時でしたから、
なおさら言語にとらわれない写真表現に魅力を感じたのかもしれません。
アメリカでは新聞の編集者もやっていましたので、スポーツ写真も得意です。
「子供の運動会の写真を上手く撮りたい」などといったご要望にも、
十分にお応えできます。
目的によって、講義のプランもさまざまです。
マンツーマンの講義ですので、それぞれの目的に合ったプランを作成し、
ゴールを設定してお手伝いいたします。
共通しているのは、「いい写真」を撮るということ。
そのために必要な考え方や技術、機材の選定まで、
丁寧にご相談受け付けます。
どうか一度、お試しレッスンを受けてみてください。
写真は自由なアートです。
気晴らしのつもりででも、楽しめるアートです。
どうぞ気楽な気持ちで、ご相談ください。
過去に携わっていたレッスンで好評だったものに、
街を歩きながらスナップを撮る、というものがありました。
非常にフォトジェニックな穴場的な街、目黒区の祐天寺を起点に、
ゆっくりと中目黒、代官山まで歩いて、
時折私の方から課題などを提案しながら、スナップしていきます。
それを最後にセレクトして、見せ合いながら講評する、というレッスンでした。
参加されたからからクレームらしきものは一度もなく、
みなさん満足されて楽しんでいただけました。
また、他の例としては、
私には3人の弟子がいたと言いましたが、
そのうちの2人が、最終的に自分の作品を展示するにまで至り、
(もう一人は講義の途中で体調が悪くなり、音信不通になってしまったのです)
一人はフィルムで、もう一人はデジタルで、それぞれに作品を昇華させて
現在も合同展などで発表しています。
個展を開けるようになるのも、時間の問題でしょう。
私はこれまで国内外で、何度となく個展を開いて参りましたので、
個展の開き方、考え方なども伝授できます。
作家志望の方、ぜひ一度お話ししましょう!
何度も言いますが、写真は「自由」なアートです。
昨今では、スマホの画質も一眼レフに迫らんという勢いですので、
スマホを使って作品を作っている作家の友人もいます。
私のレッスンでは、杓子定規な写真論に拘らず、
自由な発想を活かした講義を心がけています。
ので、講義のプランも、生徒さんの性格や方向性を見極めた上で、
自由な視点から組み立てていきます。
大切なのは、「写真を楽しむ」こと。
工夫一つで、写真アートはとても楽しくなります。
どうぞあまり身構えずに、気楽にお問い合わせください。