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【プロ紹介】「ペットに心から寄り添う」Care Wan24代表 志賀さん

2018/04/24 2021/07/02
【プロ紹介】「ペットに心から寄り添う」Care	Wan24代表	志賀さん

一般社団法人ペットフード協会の実施した平成28年の統計結果によると、犬の飼育頭数は987万8千頭、猫は984万7千頭です。猫の飼育頭数は前年比で横ばいですが、犬の飼育頭数は減少傾向です。それでも日本では、900万頭以上のの犬猫が飼育されています。

人間だけではなくペットも、年齢を重ねて歳をとっていきます。ペットが健やかに生活するため、そして家族と楽しくいきていくために、どのようなサービスやホームがあるのでしょうか?実は、ペットの介護問題は特に近年注目の高まりつつある分野でもあります。

実際に日本経済新聞では、ペットの介護を考える デイサービスやホームもペットの介護を考えるデイサービスやホームも選択肢ペット犬専用の介護サービスペット残して逝けない 「後を託す」サービスも増加ペット介護に注目 高齢飼い主に代わり最期まで世話など、ペットの介護に関する数々の記事を出しています。

そこで今回は、Zehitomoでご活躍いただいているペットシッターの、Care Wan24 代表 志賀さんに、お仕事内容やZehitomoのサービスについてお話を伺いました。

ご自身について

Q. 自己紹介をお願いします

ケアーワン24 代表の志賀と申します。

CareWan24ではペットシッターや介護、リハビリ支援、訪問トリミングなどをしています。シッター歴は9年目になります。元々は「自宅兼事務所」として葛西で始めたのですが、介護用品の物販、セミナーなどを行う為に現在は青山にも事務所を構えました。

「夜のご飯とお散歩を代わりにお願いしたい」ですとか「ワンちゃんが寝たきりになっているので昼間一度家に来て、床ずれを起こさないように体勢を変えて欲しい」「お水を飲ませて欲しい」というような需要もあります。

ご依頼の割合は、シッターと介護が最も多いです。その他には年齢や事故でヘルニアなどの歩けなくなる病気になってしまった子のリハビリ支援をするというような仕事も多いです。

Q. 志賀さんはペットと一緒に暮らしていらっしゃるんですか?

今は犬が2匹、猫が2匹、フェレットが1匹と一緒に暮らしています。フェレットはシッターに行くたびに可愛いなと思っておりましたが、実際に飼ってみると本当に可愛くてたまりません。

ほかの子達も私が学生の頃から生活を共にしていますので大切な存在です。もちろん家族全員ペットが好きです!

(志賀さんやスタッフの皆さんが、心を込めてケア。無断転載不可)

Q. ペットに関わるお仕事を始めたきっかけを教えてください。

小さい頃から動物が大好きで、犬のいる環境でしたので、将来は犬に関わる仕事がいいなと思っていました。でも具体的に何が向いてるのかどんな仕事があるのか分からなかったので3年制の専門学校に行き看護、トリミング、トレーニングの勉強をしました。

今は理学専攻やカフェプランナーなど色々な分野に細かく分かれていて、学生達をみるといいなぁと思います(笑)

Q. ケアーワン24を始めたきっかけと経緯を教えてください

専門学校を卒業した後に、動物看護士兼トリマーとして病院で働きました。その後ペットシッターの新規立ち上げに関わらせていただいたのですが、企業が求める結果を気にせずにお客様とペットにもっと寄り添って納得の行く仕事をしたいと思い、CareWan24を立ち上げました。

あの時は怖いもの知らずというか、後先を考えず情熱のままに「よし!やっちゃえ!」という勢いでしたが、それまでのお客様が「継続して志賀さんにお願いしたい」と言ってくださり、嬉しさと同時に大きな責任も感じました。初めて立ち上げるってこういうことかと実感しました。

当時その会社で一緒に働いていたスタッフと一緒にこの仕事を始めて、現在は新しい仲間も加わり、7年目になりました。

お仕事について

プロ紹介 個人事業主 ケアワン24 志賀さん ゼヒトモ ペットシッター

Q. ペットシッターという仕事について

ペットシッターはご飯やお散歩、トイレ掃除、室内遊びなどを行う仕事です。

最近では第二の人生としてペットが好きだからとペットシッターを仕事として始められる方や、副業として登録制ペットシッターになる方も多いです。

皆さん簡単なお仕事と思われてるのですが、意外とお客様のペットをお世話するって大変なんです。知識や技術がないために、始めたもののすぐに撤退するということもよく聞きます。

私たちは鍵をお預かりし訪問して、お世話をする仕事なので、飼い主様とペットとの信頼がとても大切です。介護やリハビリ支援の場合は小さな変化に気づいてあげる事がとっても重要ですし、それにはシッターの時からお世話がポイントになります。

なのでこれからシッターになる方は、急がずにしっかり研修などをして知識と技術を身につけて一生涯寄り添えるようになって欲しいですね。また、お客様にはそのようなシッターさんに巡り会って欲しいです。

Q. ケアーワン24について

弊社では24時間対応なのでCareWan24なんです。深夜にお泊りをして付き添っています。

また、弊社ではトレーニング、トリミング、介護、看護、食事の専門スタッフが揃っているため、既存のお客様に手軽に相談頂けるシステムを設けています。他には、お薬などの事情がない場合は訪問時間の指定を受け付けておりませんので、その日その日のペットの体調に合わせてゆっくりお世話ができたり、当日予約も受け付けております。急な出張や、シニアの急な変化などの緊急事態にも対応ができて、お客様からは喜ばれています。

シッター中もただ遊ぶのではなく、将来につながる遊び方を取り入れています。

その他、最近では他社様のスタッフさんへの介護レクチャーに呼んで頂いたり、セミナーに呼んでいただくことも多くなりました。さらに遠方のお客様からもお声をかけていただき、私達のやってきた事が合ってたのかな、広がってきているのかなと嬉しく感じています。

(志賀さんやスタッフの皆さんが、心を込めてケア。無断転載不可)

Q. ケアーワン24のスタッフについて

弊社スタッフの特徴は、全員が自社雇用であることです。入社後は3ヶ月程かけて座学や実践講習をし最後に試験を設けています。スタッフの技術習得やばらつきを無くすために教育には力を入れています。

さらに年に1、2回先生をお呼びして社内勉強会を設け、他には、スタッフの資格取得も応援しています。

今のメンバーになってから、3~4年ほど経過しました。最も長いメンバーは立ち上げの前から一緒に働いているのでもう9年目です。スタッフはみんな「仕事熱心」という言い方では収まらないというか、業務外の時間でも担当中の子の話をしたり、介護の分野ではペットだけでなく「どうやったらもっと飼い主さんが楽になるかな」など、飼い主様についての話し合いも多くします。

私がお願いしたり指示を出さなくても考えて話してきてくれるメンバーです。こんなスタッフ達と一緒に働けていることはとても嬉しいですし、このスタッフ達がいいお客様と出会えるように、繋げてあげたいと思います。

(志賀さんやスタッフの皆さんが、心を込めてケア。無断転載不可)

Q. これまで印象的だったお仕事のエピソードやペット・飼い主さんに関するエピソードがあれば教えてください

どの子とも深いお付き合いで、笑ったり泣いたり、たくさんのエピソードがあるので選ぶのに困りますね。イレギュラーなことや、こんなこと起こるの!?ということもたくさん体験しました。「こうしたらよかったな」と反省も盛りだくさんです。

ただ、日々のお世話で必ず思い出す言葉があります。
『この人に任せて、何かがあったとしても納得できる。』『いいシッターさんだったな』

この言葉はお客様からいただいた言葉なのですが、その時には涙が出ました(笑)

特に2つ目の言葉はお客様と深いエピソードがあり、今でも反省が残る仕事の1つです。そして私が既存のお客様は予約が多くてもお断りしない、24時間対応をしたいと思った出来事でもあります。

この他にも一つ一つのエピソードが全て今に繋がっていて、頑張ろう!と思える原動力になっています。

Q. 「24時間シッティング」について詳しく教えてください

お客様のお家にお泊まりして、万が一のことがあったらすぐに飼い主さまにご連絡し、できる限りの対応を致します。寝たきりや持病のある子、深夜の介護に疲れてしまったなど様々な理由の方から多くご依頼があります。

背中をさすってあげたり、手を繋いであげたり、お水やオムツを取り替えたりご要望に応じて内容を決めています。

ペットホテルでは、ワクチン接種をしているか?年齢はいくつか?というような制限があるところが多く、また介護や看護に特化したホテルはなかなかありません。元気なうちはペットホテルを使うか、ペットシッターを使うか飼い主さんによって分かれるのですが、年をとるとホテルに預けられなくなるので最終的にはシッターを使われる方も多いのではないでしょうか?

病院が嫌いで病院併設のホテルに行きたくない、なんて子も多いです。

(志賀さんやスタッフの皆さんが、心を込めてケア。無断転載不可)

Q. 志賀さんの仕事観について

今しかできない事を楽しむ!ですかね。

私には4歳の娘が一人いるのですが、出産した時には1ヶ月外に出れません。その期間はすごく長く感じて、継続して介護しているペットのことが気になって仕方がなかったです。娘が外に出れるようになってからはすぐにおんぶして、お客様のペットの様子を見に行きました(笑)

でも、かといって0歳で保育園に預けようとは思いませんでした。今しか見れない時を見逃したくなくて。なのでせっかく立ち上げたのだから私が好きなようにやろう!両方優先しよう!と思いました。

お客様にもお話しすると応援してくださり、お陰で両立が出来ました。後にお客様からは『ペットの社会性のために役立ちました。』と逆にお礼をされたことも。トレーニングの勉強をしておいてよかったなと思いました(笑)

ただ、なにがあっても子供がいることは言い訳にならないため、今まで以上に仕事には気を使い、その子達の顔色や行動を読むようにしましたね。ストレスが無いかなとか。なのでトラブルもなく今にいたります。

Q. ペットを飼う人へのアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

必ず将来の事を考えてから飼われる事は大切だと思います。

子犬や若いペットを目の前にして、将来介護やリハビリが必要になるかもしれないと考えるのは難しいですが、もしそうなった時にはどうするのか?どんなサービスがあるのか?また、料金はどのぐらいなのか?など情報収集はとっても大切です。

介護やリハビリは一人ではとても大変です。なので大変になる前に、我が子の事をなんでも話せて長く付き合えるプロがいるといいですね。

また、これからペットシッターを探すのであれば「介護予防ができる、介護ができる」方を探されるといいです。ペットホテル、トリマー、看護師をしていました、という方の中には介護の知識がない方が多いです。私自身も始めてみてその大きな違いに驚きました。

なので将来を視野に入れて探してみてください。

志賀さんから見たZehitomoについて

Q. Zehitomoを使ってみてどうですか?

他のサイトとは違う料金体系なども含めてとても使いやすいと思いました。

事前にご希望内容や病歴などがわかるので何度もメールのやり取りする事がなくスムーズです。

初めてZehitomoさんから採用頂いたお客様は1日1回様子を見に行ってご飯、お水、遊んでほしいという内容のねこちゃんのお世話でした。ツンデレな子でとっても可愛い子でした。

実は「プロを探している側」はどういうシステムかも知りたくて、娘の英会話の先生を探しました。週に1回来てもらっていてもう1年近くお世話になっています。すごく優しい良い先生で、隣駅という近場で見つけることができました。

ペットシッターの仕事はもっと採用率が上がるといいな!と思っています!文章にこだわっていますが、もっとコツを教えていただきたいなと思っています(笑)

(志賀さんやスタッフの皆さんが、心を込めてケア。無断転載不可)

ペットについて気になる疑問・質問2つ

Q.ペットへの手作りご飯は、市販のペットフードとどう違うんですか?犬猫は食べられない食材も多く、作るのが難しいのではないですか?

最近のフード業界の流れとしては、オーガニックやグルテンフリーなどが多く出回るようになったり、手作りに近いフードも販売されるようになってきましたので、手軽にいいものが購入出来るようになりました。なのでものを選べば差はなくなってきたと思います。

しかし良いものは高いです。手軽に毎日は難しいです。我が家は自分でお肉を切って、作っています。

少し前に、うちの子が「皮膚がずっとかゆい」「あぶらみたいなものがずっと出ている」ということがあったんです。動物病院にもずっと通って、何万円もかけて検査をしたりフードを購入しても改善しなかったのですが、学生時代に「ペットの手作り食」の先生に出会って学んだのをきっかけに手作りフードに変えたら、皮膚がすっきり治ったんです。それ以来、その先生のもとに通い勉強しています。

毎日バランスよくしっかりやろうと思うと大変ですが、その子の体調に合わせて解毒作用のある食材を足したり、季節に合わせてのメンテナンス食材をトッピングは簡単ですし、オススメです。

Q.ペット(特に犬)のベビーカーや、カバンから小型犬の顔だけ出して持ち運ぶのは、犬にとっては快適なんですか?犬にとっていいことなんですか?

病気や歩けないワンちゃんにはカートは必須ですし、お外へ行って気晴らしにもなると思います。

ただ、最近は「ワンちゃんが疲れちゃうからベビーカーに乗せてる」という飼い主さんもいらっしゃいます。この場合はワンちゃんが運動不足で余計に筋肉が衰えてしまうことにもつながるため、歩ける子はできれば歩いたほうがいいと思います。

また最近は、マーキング対策でマンションや集合住宅で「共用部分は歩かせないでください」「抱っこしてください」というところがほとんどです。その兼ね合いでワンちゃんをカートに乗せてお外まで行く方もいますよね。その子その子に合わせて必要なところだけで使った方がいいですね。

最後に

志賀さんはとても物腰柔らかでニコニコしていらっしゃいます。お仕事がとても好きで、飼い主の方へもペットへも、真剣に大切に接していらっしゃることがよく分かる、熱のこもったお話をたくさん聞かせていただきました。

ペットシッターさんを探していた方、ペットホテルを使うかシッターさんを使うかお悩みの方、Zehitomoでぜひ、ペットシッターを探してみませんか?

取材に応じてくださったプロ:ケアーワン24さん

「ずっと一緒に」をモットーに、東京・神奈川・埼玉、千葉をメインに、出張専門の総合ケアを行っております。

ペットの年齢問わず、シッター・トリミング・介護・リハビリサポート・トレーニング・食事・相談を、経験と専門知識のあるプロスタッフが対応致します。

小動物(ウサギ・フェレット・モルモット等)に特化したスタッフも在籍しております。

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