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犬の爪切り・ネイルケアの方法とポイント3つ

2017/04/21 2021/07/01
犬の爪切り・ネイルケアの方法とポイント3つ

犬は自分で爪を切ることはできません。室外犬や散歩が好きな犬であれば、散歩の最中に地面に擦れて普通爪は短くなります。しかし室内犬や、外に出る機会が減った老犬は爪が伸びやすいです。飼い主が定期的にチェックする必要があります。

今回の記事では、犬の爪切りについてまとめてみました。

(参照元情報:ケン動物病院株式会社トリマージェイピー花王株式会社しのざき動物病院マミー動物病院井口動物病院、2017年4月現時点情報。医療に関する判断は必ず専門の医師の判断を仰ぐようにしてください。)

犬の爪切りのポイント3つ

1.犬の爪切りは子犬の頃から

子犬が産まれて数か月間たつと、爪の先がとがっていることがあります。あまりにも爪がのびていると体を傷つけてしまうこともあるので、爪を切ってあげましょう。しかし、切りすぎて爪の内部にある血管を傷つけないように注意してください。

子犬の爪は小さいので、心配であれば獣医やトリマーに任せたり、ペットショップへ話を聞きに行きましょう。

2.犬の爪切りの頻度と長さの目安

犬 マッサージ 足

犬の爪切りの頻度は、およそ月に一度が目安です。しかし犬種・環境によって異なりますので、愛犬の爪切りが必要かどうかは、飼い主が定期的に爪の長さをチェックして歓談しましょう。爪の長さは、犬の爪が地面につかない程度が望ましいです。前足にある内側の爪、いわゆる狼爪と呼ばれる爪は、地面につく方向に伸びることがありません。足を持って頻繁にチェックするようにしましょう。

3.切る長さに注意する

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犬の爪は、内部が空洞になっていて、そこに血管が通っています。そして、爪が成長すると、血管も一緒に伸びるのです。爪を切るときは、爪を切りすぎて血管を傷つけないように注意してください。

爪の色別に理解する爪の構造

黒い爪の場合

黒い爪の場合、血管がどこにあるのか判別できません。そのため、爪を切るときは少しずつ短くしてください。地面につく爪の先だけをちょっとだけ切るのがコツです。そのときは、人間用ではなく必ず犬用の爪切りを使用するようにしましょう。また、やすりを使って爪先を丸く短くするのもいいでしょう。

白い爪の場合

白い爪の場合、爪の中には血管が通っているので、うすぼんやりと赤い線が見えると思います。その部分を避けて、犬用の爪切りで切りましょう。

爪切りを選ぶ上でのポイント

1.電動かどうか

電動爪切りはやすりタイプのもので、価格は約2,000円~5,000円です。電動は爪切りが早く終わりますが、モーター音や発熱に嫌がる犬もいるようです。また、中型犬・大型犬の場合、犬の爪は固いので、電動でも時間がかかります。

2.やすりが必要かどうか

爪切りで切った後は、その断面をやすりで整えるようにしましょう。断面をそのままにしておくと、犬や飼い主を傷つけることにもなりかねません。

3.値段が高いか安いか

爪切りの値段は、主に犬の大きさ(大型、中型、小型)、電動か手動か、性能の程度によって変わります。安いものであれば約1,000円で購入できます。高いものになると5,000円~のものもあります。

犬の爪切り方法とコツ

1.リラックスさせる

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まずは、犬をリラックスさせましょう。飼い主が身構えると、犬も緊張します。できるだけ犬がリラックスしやすい状態を作りましょう。

2.血管を切らないように体を押さえる

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膝の上にのせたり体を抱え込んだりして体を固定させましょう。また、いすや机の上にのせて、犬が逃げられないようにするのも方法のひとつです。犬の体をきちんと固定することで、爪切りによる事故を防ぐことができます。しかし、無理やり変な姿勢をとらせたり犬の足を強く引っ張ると怖い記憶が残ってしまうので注意してください。

3.肉球と指を抑えながら爪を出し、切りすぎないように加減する

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肉球をぐっと指先に向かって押すと、足先に隠れていた爪が出てきます。また、犬の爪は内部が空洞になっており、そこに血管が通っています。切りすぎて血管を傷つけないようにしてください。

4.血管を切って血が出てきた場合でも慌てない

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深爪のせいで出血した場合は、清潔な脱脂綿やティッシュで止血するようにしましょう。

5.家族がいる場合は一緒に作業をして安心させる

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ほかの家族がいる場合は、爪を切る人と、体を固定したり落ち着かせる人に分かれて作業をすると犬もリラックスできます。もしも家族総出で爪切りをしても暴れて手が付けられないようなことがあれば、1日1本ずつ切ってみてください。

6.止血剤を準備しておく

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爪を切りすぎてしまうことも仮定して、止血剤や止血パウダーを準備しておくと安心です。万が一切りすぎた際は処置してあげてください。

爪切りをしないことによる4つのリスク

1.犬自身の体が傷つく

爪が長いまま放置しておくと、爪の先がとがります。すると、犬が自分の体をかいたときに、皮膚を傷つけます。また、人間と同様に、長く伸びすぎると巻き爪になり、爪が体に刺さり犬が痛い思いをします。また、爪が長いまま動くと、何かに引っかかり爪がとれることもあります。

2.家族が傷つく

犬の爪がとがっていると、抱き上げた時やじゃれた時に犬の爪が飼い主の皮膚を引っ掻いて出血したり衣服が破れたりするリスクがあります。

3.屋内飼いの場合は、床などに傷がつきやすくなる

室内犬が爪を伸ばしたまま走ると、フローリングに傷がつきます。走るときに地面を擦っているからです。壁紙にとびかかれば爪跡が残りますし、飼い主の服やカーテンなどの布製品も爪のせいで破れてしまうかもしれません。

4.屋外で飼っている場合は、爪が剥がれやすい

爪が伸びている状態で散歩をすると、普通に歩いているだけでもコンクリートの隙間に爪が引っかかってはがれてしまうような悲惨な事故が起こりかねます。屋外犬でも爪のチェックをしてあげるようにしましょう。

終わりに

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いかかでしたでしょうか。

飼い主は爪のお手入れをどうするか判断することが求められます。愛犬の爪が伸びすぎていないか、適度な長さであるかをチェックするようにしましょう。もしわからないことがあれば、獣医・ペットトリマー・ペットショップなどの詳しい人からも話を聞いてみましょう。

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