1. ゼヒトモ
  2. 暮らし
  3. ペット
  4. 一般
  5. ペットのお世話
  6. 犬の寿命を考え、愛犬が長生きするためにしてあげたいこと3つ

犬の寿命を考え、愛犬が長生きするためにしてあげたいこと3つ

2017/04/21 2021/07/01
犬の寿命を考え、愛犬が長生きするためにしてあげたいこと3つ

愛犬には長生きしてほしいと、飼い主さんなら誰しもが願っていると思います。そこで今回は、性別や犬種別の寿命の捉え方や、どうすれば愛犬と長く一緒にいられるかについて紹介していきます。大切な愛犬と少しでも長く暮らすために、是非読んでみてください。
(参照元情報:アイリスオーヤマ株式会社アニコム損害保険株式会社株式会社マイナビ京都動物病院公益社団法人 日本獣医師会、、2017年4月現時点情報。医療に関する判断は必ず専門の医師の判断を仰ぐようにしてください。)

愛犬と少しでも長く生きるために考えたいポイント6つ

1.犬の寿命の数え方

人間の赤ちゃんなどの成長は早く感じられますが、さらに犬の成長は人間の何倍も早いのです。具体的にどのように数えるか説明します。犬の1歳を人間の17〜18歳として、以降は1年ごとに4歳(または4歳半)を加えていくという計算方法です。例えば犬の3歳は人間の25歳程度です。このように数字で考えると、犬の成長はとても早くて人間より寿命が短いということが改めて認識できます。

2.犬の国勢調査2016で人気があった犬種

アイリスペットドットコムで発表された犬の国勢調査2016で人気があった犬種ベスト10を発表します。10位はビーグル、9位はポメラニアン、8位はシーズー、7位はヨークシャテリア、6位はパピヨン、5位は柴犬、4位はトイプードル、3位はミニチュアダックスフンド、2位はチワワ、1位はMIX犬(雑種犬)です。昨年度人気のあった犬種は、室内で飼えるような小型犬が多かったようです。

3.オスとメス、性別と寿命

一般的に人間は、女性の方が男性よりも長生きすることで知られています。犬でもその理論が当てはまるのでしょうか?

答えはYESです。人間の100歳以上にあたる13歳以上のロットワイラーのオスとメスを比べてみると、メスの方がオスの5倍もいたという実験結果が発表されています。これから犬を飼い始めようとしている人は、参考にしてみてください。

4.寿命が長いと言われている犬種

一般的に小型犬が長寿と言われています。具体的に犬種を挙げて、平均寿命を見ていきましょう。例えばミニチュアダックスフンドは14〜16歳です。トイプードルは13〜16歳前後です。イタリアングレーハウンドは12〜15歳です。柴犬・パピヨン・ジャックラッセルテリアは15歳前後です。最後にMIX犬(雑種犬)ですが、純血の犬と大きな差は無くて掛け合わせによっても寿命が異なるため一概には言えません。

5.寿命が短いと言われている犬種

小型犬に比べ、大型犬の方が寿命が短い傾向にあります。こちらも例を挙げて見ていきましょう。ラブラドールレトリーバーは12~13歳です。ジャーマンシェパードは10~12歳です。ロットワイラーは8~10歳です。グレートデンは6~8歳です。

大型犬の寿命が短い理由は3つあります。体が大きいのに臓器が小さいという点や、股関節に遺伝的な異常を持つ場合が多いという点、胃捻転の発症率が高い点です。また、小型犬ですがポメラニアンの寿命は短めと言われています。その訳は骨折しやすい犬種だからです。落下などで骨折をして、その怪我が原因で体調を崩して亡くなってしまうケースも少なからず見られます。

6.犬の寿命にもギネス記録がある

犬の寿命のギネス世界記録で1位を獲得したのは、イギリスのラブラドールです。ギネスで世界一を誇るその犬はどれくらい生きたかというと…、29年193日です。人間でいうと200歳くらいなので、驚きですね。次がオーストラリアのオーストラリアン・キャトル・ドッグです。こちらもなんと29年160日生きています。どちらも一般的な犬の平均寿命の2倍以上生きていたことになります。

長寿の犬を飼いたいという方は、小型犬を選ぶとよいかもしれません。

愛犬の寿命を考えてあげる

1.飼い犬の死亡理由で上位のもの

犬の死亡理由第1位が癌などの腫瘍です。死亡した犬の約54%、つまり半数以上が癌を原因としています。次に循環器の病気です。心不全や心筋症、白血病などがこれにあたります。そして消化器の不具合が原因で亡くなってしまうこともあります。食道や胃腸のトラブルで、食道炎や胃潰瘍などが挙げられます。また、膀胱炎や尿管結石などの泌尿器の病気も死亡理由の上位です。最後に肝胆道系の病気です。慢性肝炎や、胆道系疾患などが該当します。気をつけたい病気ばかりですね。

2.病気にかからないようにするために

生活習慣病にかからないような食生活を送る

犬 寿命 愛犬の寿命を考える

愛犬にあげる餌を健康的なものにして、食生活を改善するとよいでしょう。ドッグフードは、なるべく栄養価が高くて無添加のものを選ぶのがポイントです。人間の食べ物の中には、例えば玉ねぎなどの犬が食べてはいけないものが入っていることがあるので、与えないように気をつけてください。

また最近では、愛犬に手作りご飯をあげている飼い主さんも多くいます。自分で食材を選べて、栄養バランスが整えられるのでいいですね。タンパク質が豊富な、卵や豆腐やささみなどを使うのがオススメです。

生活習慣病にかからないようなストレスが少ない生活を送る

犬 寿命 愛犬の寿命を考える

愛犬の健康のために、ストレスフリーな生活を送らせてあげましょう。犬は、飼い主さんに撫でてもらうと自然とリラックスします。ですので、日頃からスキンシップをしてあげてください。また、ドッグランなどもストレス解消に役立ちます。広い屋外で思いっきり走ることで運動効果も期待でき、生活習慣病の予防に適していると言えます。

生活習慣病にかかってもすぐに対処できる習慣をつけておく

犬 寿命 愛犬の寿命を考える

まず普段から、万が一病気になった時はどうするか考えて準備しておきましょう。そのためには、近くの動物病院を調べておくことが大切です。そして、その動物病院の獣医師に愛犬について気になることを事前に相談しておきましょう。

獣医師はいわば動物の専門家です。体重や生活リズムなど、気付いたことを伝えてください。もしかすると、予防接種の提案などもしてもらえるかもしれません。その時は、愛犬を病気から守るために前向きに検討しましょう。悪性腫瘍や心臓病、そして白血病などの恐ろしい病気だけでなく、歯周病などでも死に至るケースがあります。油断をせずに常日頃から、すぐに病気に対処できる習慣を身につけておきたいですね。

最後に

犬の寿命や飼い主さんができることなど、参考になりましたでしょうか?愛犬が健康で飼い主さんと少しでも長く一緒に生きるためには、飼い主さんの愛情が1番大切なのです。生活習慣病を予防できるのは犬自身でなく飼い主さんです。犬は寿命が短い分、人生があっという間です。是非、大切な愛犬と素敵な人生を送ってください。

 

ペットのお世話関連の最新記事

2024/04/08
猫の目やにの色や症状別の健康状態を解説!発生した際の注意点も紹介

愛猫の目やにの色や状態、涙の量などに普段から気を配っておくことが重要です。目やにの色や状態によって、病気にかかっているかどうかを判断できます。目やにがどのような色に変色していると、危険なのでしょうか。 この記事では、猫の […]

2024/03/29
犬が食べられない20種類の植物を画像付きで解説!食べないようにする方法も紹介

犬が植物を食べられない理由は下痢や嘔吐、呼吸困難など、さまざまな中毒症状を惹き超すためです。食べられない植物はどのような品種が該当するのでしょうか。この記事では、画像を交えて犬が食べられない植物に加え、植物を食べないよう […]

もっと見る

あなたのお困りごとをプロに相談してみよう

STEP 1:簡単無料依頼

2分でスマホやPCで簡単に依頼内容を入力します。

STEP 2:提案を受ける

最大5人のプロから提案を受けられます。あなたの条件に合うプロを採用してください。

STEP 3:交渉成立

プロと相談した場所・日時・値段で依頼したサービスを受ける。

この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部アカウントです。

お役立ち情報をLINEで受け取る

友だち追加

関連サービスからプロを探す