犬も歯磨き!簡単な方法とポイント5つ
犬には歯磨きが必要かどうか。犬を飼っているあなたなら一度はこの疑問を考えたことがあるのではないでしょうか。今回は犬に関する歯磨きの知識を紹介したいと思います。
いつから始めれば良いのか、どのように歯磨きをすればよいのかなど、あなたの愛犬の健康を向上させる為に必要な知識をここで学んでください!
犬の歯磨きをする前に!ポイント5つ
1.生後7ヶ月頃から始める
犬の歯磨きは生後7か月ごろから始めると良いでしょう。永久歯が生えそろう時期が生後7か月なので、永久歯を大切にするためにも、遅くても生後7か月ごろから歯磨きをする必要があるのですが、歯磨きのタイミングが遅いと、口を触られることを嫌い歯磨きを嫌がることがあります。
必ず生後7か月に歯磨きを始める必要はないので、幼い頃から歯磨きの習慣をつけると歯磨きの時に暴れることのない犬に育ちます。
2.慣れないときはガーゼ磨きから始める
歯磨きに挑戦してみたけれど、愛犬がなかなか歯ブラシを口の中に入れてくれない。入れたとしても嫌がって暴れてしまう。そんな時には、歯ブラシをつかった歯磨きにこだわらずにガーゼを使った歯磨きに挑戦することで、歯磨きに対する抵抗を抑えることが出来ます。
マイクロファイバーを使用したガーゼを、指に巻き付けてお湯などで湿らせるだけで準備は完了します。歯を触るように、撫でるようにガーゼで歯磨きをして、おわったらご褒美におやつをあげましょう。
歯を触られるとお菓子がもらえるんだ、褒められるんだと犬に意識させることによって歯磨きが嫌なものではなくなり、嬉しいものに変わります。
3.無理やりしない
「歯を清潔にしなければいけないから心を鬼にして!」と頑張ってしまう飼い主もいますが、嫌がっているのに無理やり体を押さえるなど歯磨きをしてしまうと恐怖心を覚えます。
犬が嫌がることを続けてしまうと、あなたと犬の間にある信頼関係を大きく傷つけてしまうこともあるので無理やり歯磨きをしてはいけません。
4.毎食後するべきなの?ペースはどのくらい?
犬の歯磨きの頻度は最低でも2,3日に1度してあげてください。歯磨きに抵抗がない子であれば1日に1回でも多くありません。
5.犬の歯磨きに関する注意点
生後7ヶ月前に歯磨きをしないようにしましょう。乳歯がぬけて永久歯が生える前の歯茎を強くこすってしまうと歯茎から血が出て、犬の口内を傷つけます。生後7ヶ月以降でも歯ブラシやガーゼに血がついていることが分かったときにはすぐに歯磨きを中断させましょう。
人間と同じように、犬も歯茎を傷つけられてしまうと痛いと感じるものなので、慎重に歯磨きをする必要があります。
犬の歯磨き方法5つ
1.嫌がる場合は犬用歯磨きシート磨きをする
歯磨きを嫌がる犬には犬用歯磨きシートを購入することで、歯ブラシには抵抗があった犬でも飼い主さんの指の間隔によって歯磨きに対する抵抗感をなくすことが出来ます。
最初は触れるだけにとどめ、慣れたようであればゴシゴシと磨きます。磨くとシートに黄色い歯垢が付きます。歯垢が付いたらシートを変えて常に清潔な状態で磨いてあげましょう。
2.嫌がらない場合は犬用歯ブラシを使う
すぐに磨くのではなく、口内に歯ブラシが存在することが嫌ではないという事を教えてあげるためにくわえさせたりして、歯ブラシに対する抵抗感を減らすことでゴシゴシと磨くことが出来るようになります。
3.歯ブラシ以外に、歯磨き粉は必要?

※写真はイメージです。人間用の歯磨き粉です。
歯ブラシをする時に人間であれば歯磨き粉を使いますが、犬には歯磨き粉は必ず用意しなければいけないものではありません。
どうしても歯磨き粉を使いたいのであれば、犬には犬用の歯磨き粉を使います。研磨剤や乳酸菌などが入っていない無添加の物の物も販売されているのでそれらを犬に使いましょう。
4.歯磨きをするときの体勢
犬の歯磨きをする時には、犬の目の下あたりを抑えることで口を開いた状態を意識させることが出来、歯磨きの難易度が下がります。
口を閉じようとする場合には、無理に口を開けさせる必要はなく5秒ほど口をあけてくれたらおやつを上げるなどして口を開ける行為に慣れさせましょう。
飼い主はあぐらをかくなどして、犬の後ろに回ることで歯磨きがしやすい姿勢を維持することが出来ます。
5.毎日のデンタルケアに歯磨きだけでなくグッズやごほうびも取り入れてみる
犬が進んで歯磨きをさせてくれるような歯磨きグッズを使って歯磨きを楽しいものにしましょう。
歯磨きガムや歯磨きおもちゃを使い飼い主さんがガムを手に持って犬にかませることで歯磨きと同じように歯垢を取り除きます。骨の形をしたデンタルトーイなどを使うことで自主的に歯磨きの効果を得ることが出来ます。噛むことが好きな犬にオススメです。歯石除去スプレーというものもあり、歯に溜まった歯石を除去することが出来ます。また、歯磨きシートや歯ブラシだけでなく
最後に
歯磨きが難しいと感じたときにはペットショップの店員や獣医、ペットシッターに聞くと歯磨きを実践しながら教えてくれることがあります。愛犬の口の中を清潔にするために頑張りましょう。
お役立ち情報をLINEで受け取る
ブログをSNSでシェアする
関連タグ
この記事を書いた人
ペットのお世話関連の最新記事
ペットがOKなマンションやアパートでも、いざペットを飼いたいと考えても「近所迷惑にならないか」とよぎりますよね。その時、犬と違って猫は吠えないから大丈夫と考える人はいらっしゃるでしょう。 でも猫も鳴くときは鳴くのです。ず […]
犬が甘えてくると、かわいくて嫌なこともつい忘れてしまいますよね。飼い主であれば、なんとなく仕草を見ると「甘えているな」とわかると思いますが、自分にどうして欲しいのだろう、と思ったことはありませんか? ここでは、犬が甘える […]