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猫と旅行は可能?8つの留守番対策と連れていく場合の注意点

2017/03/28 2021/07/01
猫と旅行は可能?8つの留守番対策と連れていく場合の注意点

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ペットを飼うと、私たち人間が旅行に行くときに心配の種になりますよね。

お留守番をさせたほうが良いのか、一緒に連れて行った方が良いのか、もしくはペットホテルに預けた方が良いのか、それとも今増えてきているペットシッターに見ていてもらった方が良いのか悩んでしまいます。

今回は猫を旅行に連れて行った場合と、お留守番させる場合の注意点をご紹介します。

参照元情報: Cats and Vacations – PETMD(2017年3月現時点。医療に関わる判断は獣医に相談して判断するようにしてください。)

猫との外出や旅行におけるよくある疑問

1.一緒にお出かけするなら、何日なら大丈夫?1週間以上は?

aloiswohlfahrt / Pixabay

普段から出かける習慣が身についている猫であれば、1週間でも可能な場合がありますが、常に家から出ない猫であれば、外に出ること自体が苦痛になってしまいます。

その場合は、長くても2日~3日までを目安にしておきましょう。

家猫であれば、たまに首輪とリードをつけて犬のお散歩のように猫もお散歩させてみてください。外の雰囲気に慣れさせておくと良いですよ。車の音、人混みなど家にいるだけでは味わえない体験をさせることができます。

キャリーバックに慣れさせておくのも念頭に入れておきましょう。お気に入りのクッションやタオルを入れて心地よくいられるようにします。人混みの場所では、タオルを目隠しにかけて興奮状態にさせないようにすることも必要です。

2.車に入れて連れていっても大丈夫?

Pexels / Pixabay

猫が赤ちゃんのときから、買い物のときなど車に乗せてドライブをして慣れさせておくと良いですよ。

人間のように猫も車酔いをします。車のにおいや気温などによっても酔いやすくなります。猫が車に酔ったかどうかは以下のようなサインを出します。

・あくびを何度もする

・弱々しくずっと鳴いている

・よだれをたらしている

・嘔吐する

車に乗せる場合の注意点

 

・キャリーバックに入れる

・猫のタオルやクッションを乗せる

・キャリーバックに入れない場合は、運転席には絶対に行かせないようにする

(万が一アクセルやブレーキの近くに行ってしまった場合は、交通事故を起こす危険が大きくなります)

・水、餌、猫のトイレ(砂)を用意しておく

・急ブレーキ、急発進は控える

・車に猫を置いて離れる場合は、窓を少し開けておく

・必ず日陰に止めて、熱中症を防ぐ(窓ガラスを覆うシートをかけておく)

・ドアの開閉の場合、しっぽを挟まないように注意をする

3.猫にストレスはかかる?

猫は自分のテリトリー意識が強い生き物です。慣れていない場所やにおい、知らない人、聴きなれない音があるとストレスを感じてしまいます。

行先に他の猫や犬がいる場合は、相手から威嚇される可能性もあるのでそういうところに愛猫を連れて行くと相当ストレスを受けます。リラックスできない環境では、いつもと違う行動を起こし、飼い主さんにも手に負えない場合もあるかもしれません。

見慣れない場所の場合は、脱走をしてしまい探す術もなく二度と会えない結果になってしまうことにもなりかねません。

旅行中にやっておきたい留守番対策

1.室温を一定に保つ

tpsdave / Pixabay

猫は快適な温度を人間と同じように好みます。室温は、約18度~26度程度に保ち、湿度も約30%~70%くらいを目安に設定しておきましょう。

夏の場合は、窓を閉め切って旅行に行きますが、熱中症になってしまう可能性がありますので、エアコンの設定を忘れずにしていきましょう。

冬の場合は、地域によっては凍結してしまう場合もありますので、暖房も20度くらいを保てるように設定しましょう。湿度を維持するために、洗濯物などをかけておくのも良いですよ。

2.可能であればペットホテルや友人に預ける

Owner brushing cute cat at home

ワクチンを打っていない猫は病気をもらってしまうために、ペットホテルに預けるのが難しいと思うのですが、ワクチンを打っていれば預けることができます。

ただ、知らない猫や犬が居たり、いつもと違う環境で緊張して餌を食べない場合があります。何日も預けられると相当ストレスが溜まってしまいます。

病気持ちの猫であれば、ペットホテルに預けるのはやめた方が無難です。よく来てくれて可愛がってくれる友人に預ける方が良いでしょう。

3.ペットシッターに来てもらう

Ana_J / Pixabay

ほとんど外に出たことがない家猫の場合は、自分のテリトリーがある家にいたほうが安心できます。ただ、3泊以上飼い主さんが帰ってこない場合は、餌や水も気になりますよね。

その場合に、自分の家に来て猫の世話をしてくれるペットシッターがいます。ペットシッターだからこそ、猫のことや様子もよくわかってくれるので安心ですよね。お留守番中に写メや動画で猫の様子を知らせてくれるでしょう。

ペットシッターと言っても、他人ですのでご主人様が留守の最中に誰かが家の中に入るということに心配な人はやめた方が良いでしょう。気になって旅行どころではなくなってしまいます。

4.花瓶やガラス製品など目につく危ないものを片付ける

SteBue / Pixabay

帰って来て「割れている・・」なんてことがないように高いところに置いてある小物などはすべて引き出しの中にしまいましょう。私の家で飼っている犬は、お留守番中にピアノの上にあるぬいぐるみを落として一緒に遊んでいましたよ。

飼い主さんがいるときにはしない行動をするのを想定して、危険なものはしまってくださいね。もし割れてしまった場合、猫もその破片を踏んでケガをしてしまう危険もあります。

5.飼い主さんの食べ物を片付ける

forwimuwi73 / Pixabay

いつも飼い主さんが食べている物を「美味しそうだニャー」と見ていると思います。誰もいなかった場合は、今まで我慢していた気持ちが爆発して人間のご飯をあさってしまう可能性があります。

テーブルや目につくところには食べ物を置いておかないようにしましょう。すべて冷蔵庫や引き出しの中にしまってください。いつも食べなれていないものを食べてしまった場合は、お腹を下して嘔吐をしてしまいますし、チョコレートなどといった最悪猫が死に至るような食べ物もあります。

6.お風呂のドアにストッパーをかけておく

cat in the hat for the hair in the shower

猫は狭いところが好きなので、よくお風呂にいますよね。もしお風呂の戸を開けて入った場合、そのまま戸が閉まってしまう危険があります。必ずストッパーをかけて戸が閉まらないようにしましょう。

湯船の水は必ず抜いて、万が一おぼれる危険がないように注意してくださいね。

お風呂以外にも各部屋の戸も入られたくない部屋などはしっかりしめておいてください。入っても良い部屋であれば、ストッパーをかけるのをお忘れなく。

7.水、餌、トイレの準備をする

Pexels / Pixabay

一度に多く餌をあげると、一気に食べてしまう場合もありますので注意が必要です。水は自動給水器を使うと良いでしょう。器の場合は、一か所ではなく何か所かに設置しておくと良いですね。

トイレは自分の臭いがついている砂を好むので、全部片づけずに置いておいてあげると良いでしょう。飼い主さんがいない寂しさから、いつもはしないのに粗相をしてしまうときもありますが、帰宅してあまり怒らないであげてくださいね。

8.コンセントやコードに気を付ける

tookapic / Pixabay

テレビの裏やストーブの裏、台所付近などにコードが絡まっていませんか?もし猫がそこに近寄ってしまった場合、コードが抜ける可能性もあります。押してはいけないスイッチを踏んでしまったり。

うちの猫に限って「するわけない」という概念は捨てましょう。

最後に

今では、お留守番中のペットの様子を見るために防犯カメラを設置する人も増えてきました。置いてきた猫が心配であれば設置してみるのもおすすめですよ。正しい処置をした上で、旅行を精一杯楽しんでくださいね。

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