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リスニングとヒアリングの違いと上達のコツ5つ!

2017/05/05 2021/07/01
リスニングとヒアリングの違いと上達のコツ5つ!

英語学習では、リスニングの強化も欠かせない要素です。ここではTOEIC、TOEFL、英検などの英語資格のリスニング問題の特徴とリスニング力のトレーニングや強化に役立つ方法を紹介します。

リスニングとは

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英語学習で言うリスニングとは、聞いて理解できる能力のことを言います。似たような表現にヒアリングという言葉がありますが、ヒアリングは意識していなくても聞こえてくることを聞くというニュアンスがあるので、資格試験などでの聞くテストはリスニングという表現で統一されているようです。

試験別に見るリスニング問題の特徴

1.TOEICのリスニング問題の特徴

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日本のビジネスパーソンの受験率が高いと言われるTOEIC。全レベルの人が一斉に同じテストを受けます。テスト内容は、日常会話からビジネスシーンまで日常的なものがほとんどです。リスニングセクションは75分間、集中力も必要になります。3つのパートの全体で100問をマークシートで答えるものです。リスニングの理解を示すために書かれている選択肢を読んで理解するというリーディング能力も必要になります。

2.TOEFLのリスニング問題の特徴

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TOEFL4技能すべてについての試験が行われます。全体でのリスニングの割合が半分以上を占めているというのが特徴のひとつです。ある内容についての大学での講義(800文字程度)を聞き、その内容についてのネイティブのディスカッションや会話を聞いたあとに回答するプロセスです。60~90分の中で、34~51問に回答していきます。総合的に実用能力を測ることのできるテストと言われています。

3.英検のリスニング問題の特徴

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英検のリスニング問題は、上記の英語のテストに比べると、レベルも聞こえてくる英語のスピードもかなりゆっくりです。合否判定であることも上記の2つとは異なり、レベルによって問題内容や難易度の差があります。リスニング問題の時間は20~30分で行われます。上級レベルの準1級、1級になると、リスニング自体よりも内容のアカデミックさがグンと上がります。

リスニングの勉強法における5つのポイント

1.教材レベルは重要

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自分のレベルにフィットした内容を選ぶことがポイントです。聞いてみて6~8割程度は、テキストを見ることなく理解できることを目安にして選んでみてください。簡単すぎても、難しすぎてもリスニングの向上には繋がりにくくなります。英語学習は継続と量が肝になるのでモチベーションを保つ上でも大切なポイントです。

理想のレベルにほど遠くても、自分に合ったレベルから、だんだんとレベルを上げていってください。映画の内容を聞き取るには、かなり上級のリスニング力を要することもあります。

2.シャドーイング

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リスニングは、洋楽を聴くのと同じように聞き流しているだけでは、リスニングの向上に繋がりにくいです。聞こえてくる音を聞き分けられないと理解ができません。消える音、繋がる音を知るだけでも理解度がグンと上がるでしょう。

英語の音の特徴を知るには、聞こえた英語を瞬時に声に出して真似ていくシャドーイングが役に立ちます。意味ではなく音に集中するトレーニングです。そこで聞き取れなかったことを確認して音の傾向を掴んでいきましょう。

3.日本語訳のある教材を使う

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日本語の訳は、自分が理解できているかの確認に使っていきます。リスニングするのと同時に見てしまうと英語での理解度を把握することができません。英語で聞いて、音を確認することから始めます。英語のスクリプトを見て知らない単語やフレーズを確認します。

さらに、英語を聞いて、聞き取れているかを確認します。上記にあげたシャドーイングやディクテーションなども役に立ちます。最終的に日本語で意味を確認しておきましょう。もちろん、日本語が要らなくなるというのが目標です。

4.上級者は推測のトレーニング

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会話では、話すことと聞くことを行いますよね。英語になると会話の文章の中に分からない単語や言い回しが出てきます。それを全体の話や単語の特徴を基にして、推測することを習慣化しましょう。日本語のようにすべての単語を拾えるようになるまでには、相当な時間がかかります。

推測の力を伸ばしておくとリスニングがグッとラクになっていくはずです。また、日本語では無意識にやっていることなのですが、話されることの先を推測するアクティブリスニングにも挑戦していくと試験の際にもきっと役立つはずです。

5.色々な英語に触れる

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高校や大学受験、センター試験、上記でご紹介したような試験のためのリスニングであれば、それぞれの試験特有の英語の特徴があるので、それぞれの試験の過去問の聞き込みをおすすめします。試験対策としては、洋楽や映画ではシチュエーションが異なっているので効率的ではないかもしれません。

試験に限らず、リスニング力を身に付けたい場合は、TEDのスピーチを聞いたり、MOOCサイトを活用して英語で講義を受けたりというのもおすすめです。ニュースやアナウンスのようなきれいな英語ばかりではないのが特徴です。非ネイティブの英語に触れておくのも実際の英語コミュニケーションの現場できっと役立つでしょう。

最後に

リスニングとは、聞く&理解がセットでなくてはなりません。そのためには、内容の理解を含めて何度もリピートして聞くことが大切です。また、リスニングの向上のために、スピーキング、リーディング、ライティングの3技能との相乗効果を得ていくことも英語学習を効率的にするコツです。

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