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花束の値段はいくらが相場?お花の選び方も解説【プロ監修】

2022/03/04
花束の値段はいくらが相場?お花の選び方も解説【プロ監修】

卒業式、恋人やパートナーの誕生日、母の日など、ちょっとしたお祝い事から結婚式などの大事なイベントでも利用される花束。せっかく買うのなら、相手や周りが喜んでくれる素敵な花束を選びたいですよね。そこで気になるのが、「いくらぐらいお金を払うと、どんな花束が買えるのだろう?」花束の相場やお値段の基準という点だと思います。

今回、そんな花束について、Zehitomoにてフラワーアレンジのプロフェッショナルとして活躍する久保田利奈さんに伺いました。本記事では、久保田さんのご協力のもと、花束の値段と相場についてお伝えしていきます。

監修したプロ

久保田利奈さん


「初めて作りたい方でもプロレベルに」をモットーに掲げるブリザードフラワー教室「フラワールーチェ」を展開。単発のレッスンから定期的に通えるコースまで、幅広くレッスンを提供している。

ブーケや花冠、贈呈品、リングピローなどのウェディングアイテムの受託制作も受け付けている。現役ブライダルMCでもあるため、会場装花をはじめ、披露宴の準備方法や進行などといったウェディングに関するノウハウも提供中。Zehitomoではフラワーアレンジメントのプロとして活躍中。

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花束の値段別の花束の例(花束の相場の参考に)

花束のお値段1,000円以下(ミニブーケなど)

可愛いカモミールの花
予算が1,000円以下の場合、300円程度の花が数本入っていたり、価格を抑えた花がたくさん入った花束になります。また花屋にある既製品のミニブーケなら、600円程度で販売されています。

花束のお値段が1,000円〜3,000円

美しい花束
このくらいの価格帯だと、大きすぎず、小さすぎもしない大きさの花束になります。何かあるわけでもないけど家族に何か感謝をしたい、そんなときに良いサイズでしょう。

花束のお値段が3,000円〜4,000円

このくらいの予算になると、花束としてちょうど良い大きさになります。母の日などのちょっとしたお祝いごとであれば、このくらいの予算の花束を贈るとちょうど良いでしょう。

花束のお値段が4,000円〜5,000円

美しい花束
ボリューム、花の種類も含めて、様々なお花を使った大きめの花束を作ることができます。

花束のお値段が10,000円〜

美しい花籠
このくらいの予算感になると、体の大きな男性が持ったときにちょうど良く見えるくらいの大きさになります。高価な花を数種類使ったり、たくさんの本数を使った花束を作ることができるので、プロポーズなどの大事な場面にぴったりです。

お花の大きさ、色合い、花の種類などによって、花の値段や購入ポイントが変わってきます。同じお値段でも花の種類によって大きく見せることもできます。

「予算は◯◯円で、できる限り花束が大きく、豪華に見えるように花を選んでほしいです」といったオーダーも可能です。同じお値段でも、完全にお任せで作成してもらうよりもイメージに近い花束を準備してもらえます。

また、茎を短くしてブーケのように丸く作った花束と、茎を長くして縦のラインを強調して作成する花束とでは、印象が随分変わります。受け取った人が手に持っている様子を思い浮かべて、長さの指定をするのも良いでしょう。


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花束はどこで買う?ステキな花束を買う方法は?

花束 値段 Zehitomo
花束を購入する際には、既製品を買うか、もしくは花屋に注文をしてオーダーメイドで作成してもらうかの2つの方法があります。

1.既製品の花束を買う場合

花屋で見かける花束やミニブーケは、店員さんが花を選び、作成したものです。そういった既製品の花束であれば、購入して袋に入れてもらい、すぐに持ち帰ることができます。

また、インターネットで既製品の花束を買うこともできます。ただし、注文してから届くまでの配送の時間がかかります。早めに予約や注文をしましょう。

2.花屋に注文し、1から自分好みの花束を作成してもらう

花の種類を指定し、イメージや予算に合わせた花束をオーダーメードで作成してもらうことも可能です。

ただし花屋が急な依頼に応えられないことがあるので、前日や、少なくとも数時間前には事前に予約を入れておきましょう。

たくさん予約が入っていて花屋が忙しい時や、母の日父の日、春などの花束がよく売れるシーズンは、急ぎの依頼には対応してもらえないときがあります。確実に受け取るためには、事前に予約しておくと確実に購入できます。

ステキな花束をにするための【花屋を選ぶときに見るポイント】

花屋では、どんな色や種類の花を売っているのかに注目してみてください。様々な花を売っているお店であれば、花束にいろんなお花を入れてもらうことができます。

また、開花している花と、つぼみの花がどのくらい用意されているのかも確認すると良いです。すでに開花している花を使って花束を作ると、作った時の花束は美しいのですが、枯れてしまうのも早いです。花が好きで部屋に飾ってくれるような方へのプレゼントであれば、つぼみもバランスよく入れてもらい、飾ったときにも楽しめる花束にすると良いでしょう。

花束のオーダーで伝えるべきポイント

1.花束をいつまでに作って欲しいのかを伝える

当日であれば今すぐ持ち帰りたいのか、それとも夕方に引き取りたいのかなどの時間を、別日に受け取る場合は、具体的にいつの日時までに花束を作ってほしいのかを伝えましょう。

2.花束が何束必要かを伝える

花屋がお花を準備できるように、何束の花束が必要なのかを予約時に伝えるようにしましょう。オフィス街、学校が多い地域などは春の時期に特に忙しくなるため、注意する必要があります。

また、花束は意外に大きくかさばり、潰したり詰め込んで運ぶことができません。複数の花束を引き取りに行く時は、複数人数で行くと良いです。

3.どんな人に花束を贈るのかを伝える

花束をあげる人はどんな人なのかを伝えると、花屋側もどんなものが良いのかをイメージできます。会社の上司や学校の先生などの目上の人だったり、退職する人といったものから、性別や年齢、その方の性格などを伝えると良いでしょう。

4.花束を使う場面を伝える

どんな場面で花束を利用するのか、花屋の店員に伝えると、さまざまな状況に合った花束を作成してくれます。ピアノやバレエの発表会や、卒業式などの特別な行事、プロポーズなど、どんな場面で花束を使うのかを伝えてみてください。

5.その他、気になる点があれば伝えておく

たとえば最近ご家族を亡くした方のように、花束を渡す人に少し気になるポイントがある場合は、その点も花屋さんに伝えておくと良いでしょう。

花束はどのような場面でも、その場に華を添えます。だからこそ、プレゼントする方のバックグラウンドや、差し上げる時のストーリーを考えながら用意することが重要です。


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花束のイメージを決める【花の色を決めるポイント】は?

花束をあげる人のイメージが明確な時は、「こんな色にしてください」とはっきりオーダーすると良いでしょう。どんな色がいいかよくわからない場合は、色彩理論を参考にすると考えやすいです。

色合いにメッセージを込めて伝えるのも素敵です。

「元気にね」というメッセージならオレンジ、黄色系のビタミンカラーがおすすめです。「新天地でがんばって」というメッセージなら新芽カラーやグリーン系、ホワイトカラー。また「お幸せに」というメッセージなら愛情を表現するピンクカラーが良いでしょう。

自分の好きな色でできた花束だと、心が和み、飾るのも楽しくなります。渡す人の好きな色を事前にリサーチしてみましょう。


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花束に使うおすすめの花、9種類を紹介

1.バラ

バラの花束
高貴で香り豊かな花で、高価です。花が小さなミニバラや、通常サイズのバラなど、様々な品種や色があります。

2.ユリ

ユリの花
「歩く姿はゆりの花」という言葉にもふさわしい、凛として大きな花をつけます。放射状に開く大きな花は見応えがあります。色も品種も多いため、シンプルな花束には白百合、華やかな花束には色付きの交配種を選ぶといいでしょう。

3.ラン

花束 値段 Zehitomo
ランにも値段・品種はたくさんあります。特に胡蝶蘭(こちょうらん)は、開業や祝い事、目上の方に差し上げると喜んでいただけるでしょう。自分で育てることも可能です。

4.ガーベラ

花束 値段 Zehitomo
太陽のような形と華やかな色で、華やかに仕上げたい花束にぜひ入れたい花です。赤、ピンク、オレンジ、黄色などの男色のガーベラがよく使われますが、青色のガーベラもあります。季節を問わず、花屋に見かけることの多い花です。

5.カーネーション

花束 値段 Zehitomo
カーネーションは鮮やかな赤い色で、花束にも入れやすいです。母の日に送る花としても定番の花です。

6.チューリップ

花束 値段 Zehitomo
球根を植えて育てるチューリップ。花屋では切り花の購入もできます。鮮やかな色が印象的な花ですが、紫や黒など、落ち着いた色もあります。桜と並んで、春を知らせる花として世界中で人気の花です。

7.あじさい

花束 値段 Zehitomo
梅雨の、雨が降りしきる日でも美しい花を咲かせるあじさい。鎌倉などの観光名所も有名です。切り花や鉢で買うこともできるので花束や鉢植えでのプレゼントにも良いでしょう。

8.ひまわり

花束 値段 Zehitomo
太陽のような夏っぽさのある花です。「あなただけを見つめる」「憧れ」という意味の花言葉があります。大切な人にあげる花束に良いでしょう。

9.クリスマスローズ

花束 値段 Zehitomo
その名の通り冬に花を咲かせます。花言葉には毒々しいものが多いそうなので、結婚式や花が好きな方に差し上げる花束には控えると良いでしょう。ヨーロッパが原産で、育てる場合は温度調節が重要です。クリスマスローズの育て方の記事はこちらで詳しく解説しています。>>>>

花にも旬があるので、その季節で用意できる花束で用意するのも良いでしょう。温室で育てるので、比較的年間通して手に入れやすい花もありますが、春はチューリップ、夏はひまわりなどその季節しか手に入らない花もあります。

花にこだわる方はその点もぜひ考慮して、花束を考えると良いでしょう。

プレゼントは、プレゼントをする方から差し上げる方への気持ちが、形になったものです。想いをのせて、その方の人生に華を添える、そんな温かい気持ちで花束をプレゼントすると良いでしょう。


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