最近特に多いのが、訪問業者に「瓦がズレている」「板金が浮いている」などの指摘を受け、不安を感じたお客さまからのお問い合わせです。『点検商法』というらしいのですが、悪質なケースでは業者が屋根に上り屋根材を壊し写真を撮って「ほら、割れているでしょ」などと言うことも。そこまでは無くても、見に行くとおかしなところが何も無いケースが多発しています。訪問業者を屋根に上げたり、焦ってすぐに工事依頼するのは禁物です。 また「自分の家に合った屋根材や工法が分からない、教えて欲しい」というお客さまも多いです。お話をお伺いしたうえでベストの提案をいたします。 あとは「信頼できる業者が分からない」「誰に頼んでいいか分からない」という方ですね。これは会って、話をして、見積と工事の説明を聞いて、ある程度の判断ができると思います。 それから今の屋根が化粧スレート屋根のお客さまで『葺き替え』と『ガルバリウム鋼板カバー工法』で迷っているケースも多いです。これは、どちらとも言えないです。それぞれメリット、デメリットがあります。それをお話し、それぞれの見積を提出して、最終的にはお客さまに決めていただいてます。
お客さまからの質問に対して、真摯に答えることです。プロだからといって、全てを知っているわけではありません。まして今はネット社会。専門的な知識を、誰でも簡単に調べることができます。安易に口からデマカセで答えるのはご法度。お客さまの方が良く知っているケースもよくあります。そんなときは調査のお時間を頂き、ベテランの親方や職人から実践に即した、ネットにも載っていないような経験に基づいた意見を聞き、ベストの回答をお伝えします。 またこれも真摯な対応にあたりますが、目先の仕事欲しさでお客さまに契約を急かさないようにしています。棟包板金が浮いているなど、明らかな不具合であれば早く工事をする方がよいです。そうではなくて、雨漏りもしていないのであれば、そうそう焦って工事をする必要はありません。きちんと調査し、説明をし、見積を提示して、お客さまが納得したうえで工事依頼をしていただいています。 それから工夫ではないですが、いつでも謙虚な態度を忘れないように気をつけています。「お客さまの役に立つこと」が仕事の唯一の目的。その対価としてお客さまから工事代金を頂いているのです。このことを肝に銘じて仕事に取り組んでいます。 また工事金額については「適正価格」をモットーにしています。ボッタクリはもってのほかですが、安売りもNGです。1人のお客さまに安売りをしたら、そのシワ寄せが他のお客さまへ行きかねません。また教育訓練や新機材への投資がおろそかになれば、お客さまに対して十分役立つことができなくなりますから。端数調整程度の値引きをすることはありますが、理屈に合わない値引きはいたしません。
屋根材の葺き替え工事、カバー工法工事、屋根修理、雨漏り修理、雨どい工事など屋根工事全般です。工事数が多い屋根材は、化粧スレート、瓦、ガルバリウム鋼板です。 瓦に関しては三州瓦を使用しています。特にメーカー指定が無い場合、釉薬瓦は新東(株)のものを、いぶし瓦は創嘉瓦工業(株)を使っています。化粧スレートはメーカーはケイミュー(株)一択です。商品は『コロニアルグラッサ』を使われる方が多いですが、最近は遮熱効果の高い『コロニアル遮熱グラッサ』を使う方が増えています。ガルバリウム鋼板は横葺きであればアイジー工業(株)の『スーパーガルテクト』、立平葺きは月星商事(株)『タフビーム』が多いです。 あと、気にかけて欲しいのは屋根下葺材です。防水性能の耐用年数がこれで決まります。単価は少し高くなりますが改質アスファルトルーフィングをおすすめします。弊社では、基本的に田島ルーフィング(株)の高い耐久性が売りの『ニューライナールーフィング』をおすすめしています。またカバー工法には『タディスセルフカバー』を、緩勾配屋根には防水性能の高い『アンダーガムロン』シリーズや『タディスセルフ』をおすすめしています。永く住み続ける予定の無い方、家屋の跡を継ぐ方がいない方には、安価な普及品の『Pカラー』を提案しています。雨樋はお客さまの指定が無ければ、デンカアステック(株)の商品を使用しています。
その他特長などの紹介
弊社のスタッフが直接施工する『直施工』は、屋根工事と雨どい工事です。これ以外に弊社がお客さまと請負契約を交わし、他職種に下請として工事を依頼することで外装全般の工事が対応可能です。すべて弊社が絶対の信頼を置く業者なので、手抜き等は一切ございません。お客さまにはご安心いただけます。具体的には次の工事です。 ①足場工事…屋根工事に伴い必要となる工事です。 ②外壁塗装工事…足場を架けるため屋根工事と同時に行うことにより、足場代金を節約できます。仮に外壁塗装工事を10年に1回として、屋根材にもよりますが外壁塗装2~3回(20~30年)に1回の割合で屋根を葺き替えるのがおすすめです。塗装業者は回数に限らず屋根塗装をすすめることが多いと思いますが、下葺材の劣化を考えるとその位のペースで屋根材葺き替えをおすすめします。 ③大工工事…軒裏、棟木や谷木など屋根構造材、外壁サイディングなどの劣化に伴う交換工事などを行う場合。こちらも足場が必要となる工事なので、予定があるのであれば同時に行うのが工事費の節約になります。 ④サッシ工事…サッシやバルコニーなど足場が必要となる場合がある工事なので、同様に予定があるのであれば屋根工事と同時に行うのがいいでしょう。 ⑤その他…まずはご相談いただければと思います。工事によっては、弊社で請け負わず専門業者をご紹介できる場合もあります。
戸建 屋根 18日間 1,200,000円 神奈川県横須賀市
既存の小波板金の屋根を、新たにガルバリウム鋼板立平葺きで葺き替えました。また古くなった雨樋を交換しました。一部、軒裏のベニヤが剥がれていたところを重ね張りしました。
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2022/06
- ゲストさん
- サービス品質 5
- プロの人柄 5
- 誠意と信頼
- 現状の屋根の状態を正確に確認したい。それに対してどのような工事が最善か?信頼できる業者は?などが悩みでした。業者を何度か当たっている中で、インターネットで横須賀の屋根業者の組合を知り、その中で小牧瓦店のご主人が表彰されている記事を見て「しっかりした業者では」と感じました。まず自身のこれまで知っていた業者を中心に数社当たっていたものの、すすめてくる工事方法がさまざまで、どの方法がよいか判断できなかった。商売を抜きに、いく通りかの工事の方法のプラス・マイナスを教えて欲しかった。小牧瓦店に相談に伺って、商売抜きに素人でも分かるように教えていただいた。誠意を持って、面倒がらず、分かりやすく教えていただき、信頼できる業者と思い、工事依頼をしました。 工事前に近所に一緒に挨拶回りをしていただいたのは良かったです。また事前の手順通り工事が進み、途中経過も教えていただいたのは良かったです。