エアコンの処分はどうすれば良い?正しい方法を解説!
エアコンの処分は安易にできるものではなく、家電リサイクル法の影響で粗大ごみで処分することができません。
では一体、どのようにしてエアコンを処分すれば良いのでしょうか?
この記事では、エアコンを処分する前にチェックしておきたいポイントや地域別の処分方法などを解説しています。
どのようにして処分すれば良いのかわからない方は、ぜひ今回の記事を最後まで読んでみてください。
エアコンを処分する前に!チェックポイント2つ

エアコンを処分する前には、以下の内容をチェックしておきましょう。
- 修理して使い続けることはできないか?
- 買取やリサイクルなど、廃棄処分以外の方法がないか?
それぞれ具体的にどのような部分をチェックすべきなのか、項目ごとに解説します。
修理して使い続けることはできないか?
処分を実行する前に、エアコンを修理して再び使うことができないか確かめておきましょう。
販売店の保証期間内であれば、無償で修理を行ってもらえるかもしれません。
なお、修理が必要か確認する方法としてはいくつかあります。
簡単にまとめると以下の動作を行っても不具合が解消されない場合は、故障している可能性が高い可能性が考えられます。
- コンセントの抜き差し
- リモコンの電池を新しいものにする
- 室外機の周辺をきれいにして物を置かない
- フィルターに汚れが溜まっていないかチェックする
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買取やリサイクルなど、廃棄処分以外の方法がないか?
もしまだ新しいエアコンならば、処分以外の方法が使える可能性があります。
例えばリサイクルショップの場合、まだ新しいエアコンだと処分品だっとしても買い取ってもらえるかもしれません。
この際の基準は、販売から5年以内かどうかです。
基本的に販売から5年以上が経過しているものは買値がつかない可能性があり、壊れていると断られるかもしれません。
正しくエアコンを処分する方法

エアコンは冒頭で述べたように粗大ごみとして処分できず、家電リサイクル法に則った方法で処分しなければなりません。
また、正しい方法を知らないと悪徳業者とのトラブルに巻き込まれてしまう恐れもあります。
そこでここでは、経済産業省のサイトを参考にして正しくエアコンを処分する方法を紹介します。
そもそも家電リサイクル法とは?
家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出されたエアコンやテレビなどに用いられている有用な部分や材料をリサイクルすることで、廃棄物を減らすとともに資源の有効利用を推進するための法律です。
対象となっている製品は以下の通りで、家電4品目と呼ばれています。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫や冷凍庫
- 洗濯機や衣類乾燥機
STEP1.回収方法を確認する
まずは回収方法を確認しましょう。方法としては、以下の4つが主に挙げられます。
- 新しいエアコンを購入するお店に引き取りを依頼する
- 処分するエアコンを購入したお店に引き取りを依頼する
- 住んでいる市区町村の案内する方法に従って処分する
- あらかじめお金を振り込んで指定されている引取場所に直接持ち込む
いくつか方法がありますが、具体的な方法はお店や市区町村で異なります。そのため、必ず方法に応じて自分でリサーチしましょう。
STEP2.家電リサイクル券を発券する
エアコンを処分してもらうためには家電リサイクル券が必要です。
引き取りの依頼先に連絡をして、家電リサイクル券の発券をお願いしましょう。
依頼先によって料金の支払方法が異なるため、依頼の際に確認してください。
また、地域によっては、家電リサイクル券による処分を行っていないことがあります。
その際は自治体に連絡を取り処分方法を教えてもらいましょう。
STEP3.処分日を決める
発券した後は、処分日を販売店もしくは自治体と決めましょう。すれ違いのないように1日中余裕のある日がおすすめです。
料金に関しては、各小売業者が設定している収集・運搬料金とリサイクル料金の合計金額です。
なお、一般社団法人家電製品協会が公開している情報では、シャープやパナソニック、ダイキンなど多くメーカーのリサイクル料金は990円となっています。
STEP4.エアコンを取り外す
エアコンを家電リサイクル券を使って処分してもらう場合、室内機と室外機を取り外して引き取ってもらえる場所まで持っていかなくてはなりません。
もし自力でのエアコンの取り外しが難しいのであれば、あらかじめ回収業者に伝えて、指示を受けておきましょう。
なお、賃貸物件で無理にエアコンを外すと、トラブルや事故の原因となるため、注意が必要です。
STEP5.エアコンに家電リサイクル券を貼る
家電リサイクル券をエアコンに貼り、業者へ引き渡します。その際に必ず控えをもらいましょう。
控えに関しては、リサイクル状況を確認する際に役立ちます。
引き取ってもらった店舗や一般社団法人家電製品協会のサイトででリサイクル状況を確認できます。
STEP6.指定の方法で処分をする
料金郵便局振込方式で支払いをしたなら、指定の取引場所に持ち込むことで処分も可能です。
最寄りの取引場所はネットでチェックできるため、回収が不要ならご自身で持ち込みましょう。
その際、家電リサイクル券は室内機・室外機ともに右側面上部に貼ってください。
指定取引場所ではトラックの出入りがあるため、安全に注意してエアコンを運びましょう。
参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省
参考:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金) | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
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地域別!エアコンの処分方法

別の項目で紹介したように、市区町村でエアコンを処分してもらう方法は各自治体で違いがあります。
ここでは主な自治体を3つピックアップし、それぞれどのような対処をしているのか紹介します。
北海道札幌市
北海道札幌市の場合、公式サイトにて市内の家電回収協力店や指定引取場所を表にまとめて紹介しています。
そのため、自分が住んでいる家の近くに回収してくれる店や取引場所がないか確認できます。
なお、指定引取場所に関しては電話番号や営業時間が記載されているため、何時まで対応してくれるのか把握することが可能です。
東京都
東京の場合、東京23区家電リサイクル事業協同組合が運営している家電リサイクル受付センターが利用できます。
電話もしくはインターネットで申し込むことが可能であり、戸建ての場合は自宅の玄関前で回収してくれます。
なお、運送料の目安は3,157円です。
沖縄県
市によって回収状況が異なるため、エアコンの処分が必要である場合は、住んでいる自治体の公式サイトを確認しましょう。
多くは購入した小売店による引きとりを推奨していることから、連絡が取れるのなら小売店に依頼した方が早いかもしれません。
家電量販店別!エアコンの処分方法

エアコンの処分は家電量販店でも行われています。それぞれどのような対応をしてくれるか、主なお店を3つピックアップして紹介します。
ヤマダ電機の場合
ヤマダ電機の場合、テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコンをヤマダ電機で購入された方限定で旧機種を有料で回収してくれます。
回収方法は2つあり、1つ目の方法は公式ECサイトであるヤマダウェブコムを使った方法です。
ヤマダドットコムの場合はカート内でリサイクルの申し込みができますが、商品によっては対応していないものがあるため、注意が必要です。
ウェブ上で申し込んだ場合は、当日に配達員がリサイクル券を持ってきてくれます。
もう1つの方法は直接ヤマダ電機の店舗に持っていく方法で、ヤマダウェブコムで対応してくれなかったものも対応してくれます。
ヨドバシカメラの場合
ヨドバシカメラも、エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫・テレビを購入して不要となった旧製品がある場合に対応してくれます。
リサイクル配送料は550円でリーズナブルですが、注文商品と同じ品目・同数で、購入した製品を届ける同日・同じ場所から引き取る場合のみ適用されます。
新しいエアコンを買う予定で、安く回収費用を済ませたいのであれば、ヨドバシカメラを検討してみると良いでしょう。
ノジマの場合
ノジマでは、新規の買い替えや処分のみに関わらず対応してくれます。
リサイクルの受付や支払いは店頭で行い、ヤマダ電機のようにネット上で申し込むことはできません。
また、業務用製品の処分は対応していないため、そのような製品はメーカーに問い合わせましょう。
ゼヒトモから不用品回収を依頼

どんなに高性能のエアコンでも、いつか処分する日は来ます。
そのときになって慌てないように、あらかじめ自分の住む地域での処分方法を確認しておきましょう。
自分で処分するタイミングがない、処分するのは不安という人は、不用品回収のプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
ゼヒトモにはたくさんの不用品回収のプロがいます。
いくつかの質問に答えることで、あなたにピッタリのプロを紹介してくれるため、ゼヒトモから自分に合う不用品回収のプロを見つけてみましょう。
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