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ぬいぐるみを処分する方法と費用【不用品回収のプロが監修】

2022/06/28 2022/07/04
ぬいぐるみを処分する方法と費用【不用品回収のプロが監修】

ご家庭によっては、おもちゃやぬいぐるみが増えていくことも多いです。おままごとなどで遊んでいたり、子供が毎日のように抱いて寝ていたり。

毎日使っていたかと思えば成長するにつれて使われなくなり、部屋の飾りになっていきます。

「使わないものは捨てよう」「ときめかないものは捨てよう」、言うのは簡単ですが、思い入れのあるものはなかなか処分に踏み切ることができません。プロの不用品回収業者も「なかなか捨てることができない人は多い」と言います。

ここではぬいぐるみの処分方法とかかる費用を解説します。プロの不用品回収業者に監修していただきました。

【監修】総合便利サービスにじいろ高橋 洋介さま

株式会社alife 代表取締役、総合便利サービスにじいろ代表。「どこよりも誠実に」を心がけて不用品回収サービスを提供している。2021年の年間作業実績600件以上。

不用品回収は、サービス内容などが見えづらい、わかりづらいことから「頼みづらい」とお考えのお客様が多い現状に対して、「頼んで良かった」と思ってもらえる、期待値を超えるサービスを心がけている。

このプロに大きいぬいぐるみの回収を依頼する

 

大きいぬいぐるみの捨て方と処分方法7つ

大きいぬいぐるみ、思い出がつまったぬいぐるみや人形を処分するときは、以下の7つの方法が考えられます。

一つひとつ見ていきましょう!

1.ぬいぐるみを粗大ゴミとして処分する

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大きなぬいぐるみは粗大ゴミとして処分できます。一般的には、身丈が30~50cm以上のぬいぐるみを粗大ゴミとして扱います。

自治体による粗大ゴミの回収には、各自治体の粗大ゴミ受付センターへ電話またはネットから申込みができます。受付をしたらゴミの回収日を決定し、各自治体によって定められた方法で対応しましょう。粗大ごみには有料の粗大ごみ処理券を貼ります。粗大ごみ処理券は役所またはコンビニエンスストアやスーパーで買うことができます。指定の日に指定の場所に処分する粗大ごみを出せば完了です。

 

2.大きいぬいぐるみを無料ゴミで捨てるには、小さく解体する

大きいぬいぐるみを粗大ゴミとして処分すると有料での処分になります。

コストを抑えたいのであれば、小さく解体して燃えるゴミとして捨てると費用がかかりません。

 

3.ぬいぐるみは可燃ごみで出せる?

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外側が布でできていて、中身が綿のぬいぐるみは燃えるゴミとして処分できます。一方、中身がプラスチックや金属であったり、電池を入れて動くようなぬいぐるみは、その部分は燃えないゴミに分別します。

捨てる時は、各自治体指定の袋に入れて処分をします。ぬいぐるみがゴミ袋に入っている様子に抵抗を感じるときは、ゴミ袋に入れる時にぬいぐるみと視線が合わないように不要な布で包む、色付きの袋を被せるなど配慮をしましょう。

捨てる側の気分や考え方の問題ですが、ぬいぐるみを一般ゴミとして扱うことに罪悪感を感じる時は、処分する前にきれいに洗ってあげたり清潔な布で丁寧に包んであげたりすると心の整理がつきやすくなります。

「ゴミとして扱うことで、呪われるかも」と考えてしまうのであればは、これも捨てる側の気分や考え方の問題ですが、捨てる前にお清めの塩を振る人もいるようです。

 

4.不要になったぬいぐるみや人形は寄付する、人に譲る

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ぬいぐるみを含む子ども向けのおもちゃは、寄付をすることができます。

ボランティア活動団体や海外支援の推進団体、非営利団体を通すと手配を任せることもでき、寄付先は保育園や幼稚園、海外の発展途上国、その他福祉施設で、どこの寄付団体や支援団体を利用するかによって異なります。

寄付方法は、寄付を受け付けている会社それぞれの指定の方法に従います。多くの団体が、電話またはネットから申し込むことができます。申し込むと同時に運送会社へ集荷の手配をしてくれる団体もあるため、自宅に集荷がきたら手渡します。

 

5.ぬいぐるみをまとめて不用品回収業者に処分を依頼する

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ぬいぐるみの処分は不用品回収業者に任せることもできます。ぬいぐるみの他、おもちゃや人形などの不要な小物類、処分しづらいマットレスや大型家具などの処分もまとめて任せることができます。

「小物ばかりだけどゴミ袋に入れたら袋10つ分くらいになった、ゴミ置場に出しづらい」「不用品がたくさんあってまとめて処分したいけれどゴミの分別ができない、一気に処分してしまいたい」「引越しまで時間がないけれど、家具やぬいぐるみなどまとめて処分したい、こちらのスケジュールに合わせて引き取りに来てほしい」

不用品回収業者は、依頼者目線でのわがままにも応えてくれることが多く、融通が効きやすい処分方法です。

例えば「軽トラックの荷台に不用品を積めるだけ積んでください」というような、軽トラック積み放題サービスが近年人気上昇していますが、その時に家具や家電に合わせて、ゴミ袋に入れたぬいぐるみなども積み込んで、処分してもらうこともできます。

 

6.価値がありそうなぬいぐるみは買取サービスを活用する

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リサイクルショップやネット上でのオークション、フリーマーケットを買取サービスと定義します。買取サービスの利用は、ぬいぐるみを捨てることに抵抗がある人や、捨てるにはもったいないと考えている人におすすめです。

リサイクルショップで買い取ってもらう方法は、いらないぬいぐるみを直接持ち込み、査定してもらった後、買取金額と引き換えにぬいぐるみを売却します。仮に、査定金額が付かなくてもそのまま引き取って処分してくれることもあるため、自分で処分する手間が省けます。

ネット上で買取サービスを行っている会社もあります。ネットから申し込むとリサイクルショップから段ボールが届き、梱包をして、自分が指定した日時に荷物を集荷してくれて、手渡して完了しますす。後日、査定金額の連絡を受け、指定口座に買取代金が振り込まれます。自分で行う作業は、梱包だけなので手間が少なく便利です。

ネット上でのオークションやネット上でのフリーマーケットは、梱包から郵送まで自分で行う必要がありますが、値段を自分で決めることができます。

利用したいWebサイトへ登録を済ませ、ぬいぐるみの写真を掲載して出品します。出品の際はシミや汚れ、使用年数などぬいぐるみの状態を細かく記載します。買取相手が見つかれば、綺麗に包装し郵送して完了です。

愛着があるからと自分目線での高めな価格設定でで出品すると買い手がつきづらいため、できるだけ低価格に設定すれば、早く買い手がつきます。

買取サービスを利用する際は、ぬいぐるみを洗浄しておいたり、説明書やパッケージがある場合はその旨を記載しておくと、買取金額がアップする可能性もあります。

 

7.人形のお焚き上げに持参する

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お焚き上げとは、神社やお寺で供養をしながら燃やすことです。物には魂が宿るという文化から、魂抜きやお心抜きとも呼ばれ、思い入れのある物を処分する前に儀式を行います。

「ぬいぐるみをゴミとして捨てると縁起が悪い」「捨てる時も大切に扱ってあげたい」「故人のぬいぐるみだけど、遺品としては不用品である、しかし処分しづらい」などと考えるのであれば、お焚き上げを行うとよいでしょう。

ぬいぐるみの他にも、人形やおもちゃ、位牌、故人の愛用品、正月飾りやお守りなども一緒に燃やすことができます。ただし金属類、プラスチック、電池などの燃えないものは受け付けてもらえません。燃やしても有害物質が発生しない素材であれば受け入れてもらえます。

大規模なお焚き上げは、全国の神社やお寺でお正月明けに行われます。1月15日に実施されるどんど焼きと呼ばれる催し物もお焚き上げの一種です。

お焚き上げの日程は神社やお寺によって異なります。月に1回程度行っているところもあれば、年に1回しかやらないところもあります。また、すべての神社やお寺でお焚き上げを行っているわけではありません。希望する神社やお寺があれば、電話で確認をしましょう。

お焚き上げを依頼する手順は、直接持ち込む、または郵送受付を行なっているところもあります。郵送をする場合は詳細を事前に確認しましょう。

神社やお寺で直接お焚き上げの有無を問い合わせるのではなく、お焚き上げ仲介業者を活用することもできます。

仲介業者は、だいたい月に1度ほどのペースで、提携の神社でお焚き上げを行っています。「仲介業者は、ちゃんと供養しているか心配」という方は、お焚き上げ証明書を発行してくれる業者を選びましょう。

 

ぬいぐるみの処分にかかる費用

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1.ぬいぐるみを粗大ゴミとして処分する費用は?

ぬいぐるみを粗大ゴミとして処分する際の費用は、ぬいぐるみの大きさにもよりますが平均350円、価格帯は300~400円程度です。

受付センターへ持ち込む場合は、数十円で受け付けることもあります。詳しくは、各自治体の粗大ゴミ受付センターで確認しましょう。

 

2.ぬいぐるみの燃えるゴミの費用はゴミ袋代

 

例えば東京都千代田区は、透明か半透明のゴミ袋に入れて捨てるルールになっているため、費用はゴミ袋の金額次第です。

同じ東京都でも、武蔵野市のようにゴミ袋が有料の地域もあります。武蔵野市は、指定している有料のゴミ袋の利用を義務付けています。

最も大きな40リットルの袋は10枚で800円です。1枚あたり80円なので、ぬいぐるみの処分に3枚使用すると240円です。このように燃えるゴミでも、自治体によって処分にかかる金額が異なりますが、量が少なければ最も簡単に安価で処分できる方法です。

 

3.ぬいぐるみを寄付する場合は送料負担がお多い

寄付の例としてセカンドライフというリサイクル会社を紹介します。この会社ではぬいぐるみを回収し、途上国へリユース品として送っており、ぬいぐるみの量に応じてポリオワクチンへの募金も行なっています。かかる費用は120サイズで1,980円、160サイズで2,480円です。

人に譲るときは、譲り合う同士の関係性と気持ちと方法次第です。価値のあるぬいぐるみを譲っていただく場合は、ありがたく受け取るだけでなく菓子折りなどを渡してもいいでしょう。

 

4.不用品回収業者に処分を依頼する

 

不用品回収業者にぬいぐるみの処分を依頼する際は、依頼する場合の容量のミニマム(最小)量を確認しましょう。不用品回収業者は「最小容量●立方メートルから処分を引き受けます」という料金設定がほとんどです。

0.8立方メートルの処分費用は、平均12,900円、価格帯は12,000〜13,800円です。0.8立方メートルとはどの程度かというと「台車1台分」、成人男性の腕の長さが約〜80センチメートル程度なので、男性の片腕の長さで縦横高さの立方体を作ったときの大きさ程度と考えてください。

近年人気の、軽トラックに不用品を積み放題のサービスパックの費用は、平均14,600円、価格帯は10,000〜18,000円です。

「ぬいぐるみの量が多い」「ぬいぐるみ以外にも処分してほしいものがある」、そのような時はぬいぐるみだけを不用品回収業者に依頼するのではなく、積み放題サービスを使った方が費用が割安かもしれません。

15年前くらいに流行した、喋る人形「ファービー」を回収した時のエピソードです。
運んでいる時にいきなりしゃべり出した時はびっくりしました。
色褪せて古くなり、電池も切れていると思っていたので想定外でした。

不用品回収業者に依頼する

Zehitomoで不用品回収の依頼を出すと、地域の業者から複数の見積もりを受け取り比較することができます。

 

5.不用品買取サービスを活用する

買取サービスのうちリサイクルショップに持ち込む方法では、持ち込んだショップで査定後、買取価格の金額を受け取ることができます。

ネットオークションやフリーマーケットによる買取サービスを利用する場合は、登録手数料や利用料がかかることもあります。月額300円程度の手数料や、売買手数料として販売価格のから3~10%程度の金額を引かれることもあります。

フリーマーケットへの参加は、手数料や場所代の約800~1,000円程度です。価格は地域によって異なります。

 

6.神社仏閣のお焚き上げに持参する

神社やお寺でお焚き上げを行ってもらう時の費用は明確に決まっておらず、多くの神社やお寺が無料で行ってくれます。ただしそれぞれの神社やお寺によって定めた金額の支払いを求めるところもあります。

神社へは初穂料(はつほりょう)、お寺にはお布施(おふせ)として支払いをします。費用の相場は500~1,000円程度です。地域の風習によっても相場は異なるため、分からなければ直接質問しても失礼になりません。

お焚き上げの仲介業者に依頼する際の費用は、郵送料と手数料がかかります。平均1,250円のお焚き上げ費用に加えて、郵送料がかかります。お焚き上げ費用の相場はレターパック(だいたいA4サイズ)に入る程度、つまり小さなぬいぐるみ1体程度で1,000~1,500円が目安です。

 

ぬいぐるみを処分する際の注意点2つ

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1.自治体のルールを守る

粗大ごみや一般ごみとしてぬいぐるみを処分する際は、各自治体のルールに沿って行います。特に粗大ゴミは処分方法が細かく指定されています。

回収日は予約制、回収場所と粗大ゴミを出す日時は指定されます。「いらなくなったから今すぐゴミ置場に出したい」「部屋で邪魔だから今すぐ外に出したい」というわけにはいきません。多くの自治体が回収に行く直前に出すよう指示します。

料金も各自治体によって異なります。現金支払いや口座振り込みではなく、粗大ゴミ処理券というシールを購入し、異なる市や区の処理券は使えません。

回収日や処理券が間違っていると回収してくれません。これらの細かい決まりを守る必要があるため注意しましょう。

 

2.思い出があって決断がつかない人は写真を撮影してから捨てる

ぬいぐるみはもういらないと頭では分かっていてもなかなか捨てられないという人は、ぬいぐるみの写真を撮ってから処分したり捨てたりしましょう。

処分した後、ふと思い出した時に、撮っておいたぬいぐるみの写真見て気持ちを落ち着けることができます。

写真があれば、ものはなくなっても心にずっと残すことができます。

 

大きなぬいぐるみ、大切なぬいぐるみとのお別れ

様々な事情により「処分したいな」と考えているぬいぐるみも、思い入れがあると処分しづらいのではないでしょうか?

ゴミ袋に入れることもできず、ゴミ袋に入れてもゴミ捨て場に持って行くこともできず、「とりあえず押入れに押し込んでいる」という方はとても多いですよ。
そんな方は、捨てるのではなく、寄付をすることをおすすめします。
ネットで調べると様々な業者が出てくるので検討してみてください。

総合便利サービスにじいろも、回収させていただいたぬいぐるみは寄付というかたちで海外へお届けしております。
お気軽にご相談ください。


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