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自転車を処分する方法と費用【不用品回収のプロが監修】

2018/11/08 2021/07/02
自転車を処分する方法と費用【不用品回収のプロが監修】

ここでは具体的な自転車の処分方法を紹介します。例えば海に近い場所に住むと自転車の劣化は早く、塩分を含む風で車体の鉄がさびて、ボロボロと崩れてきます。または子供用の自転車が不要になったり、引越しのタイミングで必要なくなったりすることもあります。

自転車の処分方法について、Zehitomoのプロフェッショナルからアドバイスもいただきます。ぜひ参考にしてください。

髙橋 洋介さま

株式会社alife 代表取締役、総合便利サービスにじいろ代表。「どこよりも誠実に」を心がけて不用品回収サービスを提供している。2017年の年間作業実績600件以上。

不用品回収は、サービス内容などが見えづらい、わかりづらいことから「頼みづらい」とお考えのお客様が多い現状に対して、「頼んで良かった」と思ってもらえる、期待値を超えるサービスを心がけている。

このプロに自転車の回収を依頼する

自転車の処分方法4つ

1.粗大ゴミとして捨てる

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

自転車は一般ゴミとしてゴミ収集日に出すことができませんが、自治体の粗大ゴミとして捨てることが可能です。

自治体によって粗大ゴミの出し方が異なります。確認するのは回収日程、申し込み方法、粗大ごみ処理券、自転車の台数と処理券の枚数、粗大ごみ処理券の購入場所、収集場所です。

例えば東京都新宿区であれば、長さ180cm以内かつ太さ30cm以内の自転車は粗大ゴミとして処分できます。粗大ゴミ受付センターのホームページか受付センターへの電話で申し込みをします。日曜日を除く収集予定日3日以上前であれば、インターネットでの日程変更やキャンセルも可能です。

申請や申し込み方法はおおむねの自治体が同じです。インターネットや電話での申し込みができたら、新宿区が発行する粗大ごみ処理券を粗大ごみ処理券取扱所で購入します。

必要事項を記載した処理券を貼った自転車は、指定日の朝8時までに定められた収集場所に出すことで回収してくれます。

戸建てにお住まいの場合は、ゴミ集積所ではなくご自宅の玄関先や敷地の入り口などわかりやすい場所に出します。共同住宅にお住まいで粗大ゴミ置場が定められていない場合は、1階の共有玄関前の敷地などわかりやすい場所に出します。

東京都新宿区は、自分で持ち込むことのできる回収場所はありません。しかし自治体によっては、自分で持ち込む回収場所があります。

このように自治体によって申込方法や料金の支払方法が異なります。また、粗大ゴミの回収予定件数に達すると希望日に回収してもらえず、タイミングによっては回収までに2~3週間かかることもありますので、余裕を持って申し込む必要があります。

スケジュールに余裕がある場合には、処分費用も安価な自治体の粗大ゴミとして処分する方法がいいでしょう、しかしスケジュールに余裕がないときには他の方法も検討しましょう。

2.不用品回収業者に依頼する

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

不用品回収業者に依頼するメリットは、自宅まで取りに来てくれること、処分までに時間がかからないことです。

自宅まで回収しに来てくれるうえ、自治体で粗大ゴミとして出すと日数がかかることに対し、即日引き取りを受けてくれることもあり便利です。急いでいるときには、不用品回収業者へ依頼する方法がいいでしょう。

一般廃棄物収集運搬許可や古物営業許可といった許可を取得しているか、引取証明書の発行ができるかなども業者を見極める方法のひとつです。そのほか、料金体系に曖昧でわかりづらい部分がないか、口コミに問題がないかなども参考にできます。

自転車の回収を依頼する

Zehitomoで不用品回収の依頼を出すと、地域の業者から複数の見積もりを受け取り比較することができます。

3.中古自転車店、リサイクルショップ、フリーマーケットなどで売る

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

電動自転車や有名ブランドの自転車でなければ高額での売却は難しいですが、処分費用が発生しない可能性の高い処分方法です。

直接店舗に持ち込むこともでき、お店によっては取りに来てくれることもあります。持ち込むことができない場合は、出張買取の対応をしてくれるお店を探すとよいでしょう。

地域で開催されているフリーマーケットなどで売却する方法もあります。例えば子供用の三輪車や自転車などは、使用時期の短さから新品にこだわらない人もいます。

中古自転車店やリサイクルショップ、フリーマーケットなどで売る場合には、少しでもいい値段で売れるように、タイヤのパンクや空気が抜けていないか、ライトの不具合がないか、汚れやサビがないか、ブレーキに不具合がないか、保証書や付属品が揃っているか、確認と修理と掃除を行います。

4.人に譲る

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

相手との関係性にもよりますが、タダより高いものはないとも言われるように、自転車の状態などによって後々トラブルになることがあります。相手に気を遣わせないように、あなたも気兼ねなくお付き合いをできるように両者間で値段を設定して、売買の形式にすることもできます。

自転車を譲渡するときには防犯登録の処理に注意しましょう。防犯登録は二重でできないため、もし自転車を譲り受けたいという人がいる場合は、あなたの防犯登録を抹消する必要があります。

自転車の防犯登録を抹消したら、譲渡証明書を作成して自転車と一緒に相手に渡しましょう。譲り受けた相手は譲渡証明書があればスムーズに新たな防犯登録をすることができます。

5.新品の購入時に引き取ってもらう

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

自転車販売店によっては、新しい自転車を購入する代わりに古い自転車を無料や格安で引き取ってくれる場合があります。

処分方法を検討したり手配したりする必要がなく処分費用も安く済ませることができるため、最も手っ取り早く簡単な方法といえます。自転車を購入する際に、購入店舗に相談してみるとよいでしょう。

自転車の処分方法別に、かかる費用

粗大ゴミとして捨てる

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

自治体によって粗大ゴミとして自転車を処分する処理費用が定められており処分費用は自治体により異なりますが、200~1,500円が目安です。

例えば世田谷区で不要な自転車を処分する場合は、回収してもらうよりも自分で持ち込んだほうが処分費用を抑えることができます。タイヤ径16インチ以下の自転車であれば回収してもらうときは400円、持ち込むときは200円です。タイヤ径16インチ超えの自転車は回収800円、持ち込み400円です。電気自転車は回収1,200円、持ち込み600円です。

他の自治体の例では、自転車回収処分費用が、横浜市500円、大阪市は400円、福岡市は300円です。

不用品回収業者に依頼する

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

自転車1台につき1,000~5,000円の値段設定となっており、業者により価格設定にばらつきがあります。いずれにしても、行政の粗大ゴミとして処分する価格と比較して割高な設定です。費用はかかりますが手際よく処分を進めることができます。

不要な自転車を取りに来てもらうときに、処分費用のほかに出張費用が発生することもあります。「処分費用が●●円未満の場合は出張費として●●円いただきます」といった項目が「知らなかった」ということのないよう、念のため調べておく、質問するなど気にかけます。

Zehitomoで不用品回収の依頼を出すと、地域の業者から複数の見積もりを受け取り比較することができます。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収 処分 Zehitomo

自転車の処分依頼は「不用品をまとめて処分してほしい」もしくは「いらなくなった自転車数台をまとめて処分してほしい」というご依頼が多いです。
他には、引越しの際に「他に不要になった家財と自転車を、まとめて処分したい」という方も多いです。

「寮に住んでいて、転勤があるので自転車だけを処分してほしい」というご依頼で、自転車1台だけの処分を依頼されることも時々あります。

中古自転車店、リサイクルショップ、フリーマーケットなどで売る

中古自転車店やリサイクルショップで買い取ってもらうときは、商品として厳しくチェックされます。相場は200~1,000円程度です。

もちろん状態がよかったりブランド品だったりすれば値段は上がります。商品として売れないと判断されるとお金をもらって処分するのではなく、お金を払って処分してもらうことになりますが、処分を急ぐ際や費用によっては、そのままお金を払ってでも処分してもらう判断をしてもいいでしょう。

フリーマーケットで誰かに売る場合は、一般的な自転車であれば500~2,000円程度の値段に設定してみましょう。売れないと持ち帰る必要があり、急いで処分するときにはリスクがあります。

人に譲る

もちろん遠方に住む方に譲る際には送料や梱包料が発生したり、交通費が発生したりしますが、人に譲るときには基本的に処分費用は発生しません。

不要自転車の状態や形態によっても変動しますが、一般的なママチャリ程度であれば500~1,000円程度、電動自転車であれば1,000~3,000円程度の価格設定にしてみましょう。

友人知人で譲れる相手がいないときには、行政が行っているリサイクルコーナーに登録する方法もあります。直接受け渡しができることを条件にしている団体を選べば、送料や梱包料といった手数料をかけずに譲ることができます。

新品の購入時に引き取ってもらう

新品の自転車を購入と引き換えに古い自転車を引き取ってくれる販売店もあります。価格は無料~2,000円程度です。新品購入と引き換えに、1台であれば無料で処分してくれるサービスを行っている販売店もあります。

自転車を処分する際の注意2つ

1.防犯登録の抹消をする

リスクを回避するために、防犯登録を抹消しましょう。防犯登録の抹消手続きは都道府県により異なります。詳細は都道府県ごとの自転車防犯協会ホームページで紹介しています。

処分する前に、まずは自分の自転車の防犯登録の有無を調べましょう。防犯登録をすると、自転車に防犯登録証(防犯登録ステッカー)が貼られ、警視庁のコンピュータに防犯登録番号・車体番号、所有者の住所・氏名・電話番号といったデータが約10年間登録されます。

この制度によって紛失した自転車が手元に戻ってきやすくなるメリットがありますが、抹消しない限りは例え捨てたとしても自転車の名義はあなたのままです。

中古自転車店・リサイクルショップ・フリーマーケットなどで売る、知人に譲るなど第三者に渡すときに防犯登録が抹消されていないとあなた名義の自転車に別人が乗っていることになります。警察からの所有者確認が入ると、事実確認などに時間を取られることになります。

他人に譲ることなく、粗大ゴミ、不用品回収業者による回収、新品購入時の販売店による引き取りを選択したときに防犯登録が抹消されていないとどうなるでしょうか。あなたにとっては不用な自転車であっても、自転車の状態や形態によっては転売や譲渡されてしまうことがあります。

捨てたつもりの自転車が当て逃げやひったくりといった犯罪に使われてしまった場合、自転車の名義人に真っ先に疑いがかかります。

例えば神奈川県であれば、交番や警察署、自転車防犯登録取扱所で抹消手続きを受け付けています。抹消には、自転車本体・身分証明書・防犯登録カード(防犯登録をした時に渡された自転車防犯登録控えカード)が必要です。

防犯登録カードを失くした場合は、自転車防犯協会が発行している自転車防犯登録変更(訂正)届お客様控えで代用できます。防犯登録有効期限内であれば防犯登録した販売店が控えを保管しています。なお、防犯登録有効期限が過ぎている自転車は自動的に抹消され、手続きを行う必要はありません。

2.オークションサイトや売買サイトを利用するときには配送方法を確認する

オークションサイトや売買サイトを利用するときには配送方法まで考えておきましょう、例えばメルカリでは大型らくらくメルカリ便という、メルカリとヤマトホームコンビニエンスが提供する配送手段があります。

対応サイズは高さ・幅・奥行の3辺合計が200cmから450cmまで、面倒な梱包も請け負ってくれます。送料は基本的に全国一律、配送中のトラブルに対してもメルカリが商品代金、販売利益を全額補償してくれます。

メルカリ以外のオークションサイトや売買サイトを利用するときは、サイトによっては事前に送料を明記する必要があります。実際には記載した送料より高くなっても、追加で請求はしづらいです。赤字にならないよう準備しましょう。

不用品回収のプロフェッショナルより

自転車 処分 不用品回収 Zehitomo

実際にプロがベッドを回収した時の様子です。自転車を含め、1人掛けソファなど他の家具も引き取っています。

自転車の処分は、「自転車1台だけの処分」よりも「他の不用品も合わせて、まとめて処分してほしい」というご依頼が多いそうです。

不用品回収 処分 Zehitomo

レンタルルームに自転車や、ものをためているお客様も多いです。自転車に限らず「レンタルルームに1年間置いてみて、置いてみた結果全然使わなかったので処分しようと決めた」というお客様も多いです。

もちろん、試しに保管してみてから「やっぱりいる」「やっぱりいらない」という決断に踏みきれることもあると思いますが、レンタルルームも無料ではないので、迷っているときは処分をする方向で検討してもいいと思いますよ。

このプロに自転車の回収を依頼する

Zehitomoで不用品回収の依頼を出すと、地域の業者から複数の見積もりを受け取り比較することができます。

東京都の不用品回収業者

神奈川の不用品回収業者

埼玉の不用品回収業者

栃木の不用品回収業者

群馬の不用品回収業者

大阪の不用品回収業者

福岡の不用品回収業者

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