洗濯機のドライの使い方!簡単5ステップで覚えよう

2017/03/15 2021/07/01
洗濯機のドライの使い方!簡単5ステップで覚えよう

お気に入りの服を自宅で洗うには?誰もがこのことでちょっとは頭を悩ませたことがあるはず。そこで今回は、失敗しない洗濯機のドライコースの使い方をお教えします。クリーニングに出す手間とコストを抑えることができますし、嫌だった洗濯が楽しくなるかもしれませんよ!

“ドライ”ボタンのポイント

1.クリーニング店の”ドライクリーニング”とは違う

クリーニング店のドライクリーニングは水は一切使わずに、石油系の有機溶剤を使って汚れを落としていきます。縮みやすいウールものや型崩れしやすいスーツや学生服などに向いており、皮脂汚れなど油性の汚れがよく落ちます。しかし、汗などの水溶性の汚れは落ちにくいという面もあります。

2.脱水時間が短く、優しく洗濯物を洗うコース

洗濯機のドライコースは上に書いたクリーニング店のドライクリーニングとは違い、水を使って、ごく弱い水流で衣類に負担をかけずにやさしく洗うコースです。脱水の時間も短いため、洗濯機によっては、取り出した時にまだびしょびしょ感がある場合も。(洗濯物の)量が多いと汚れが落ちにくかったり、衣類同士の摩擦もあり、布地が傷む恐れもありますから、デリケートな衣類は単品ずつか、少量ずつ洗うことをお勧めします。

3.低刺激に洗いたい洗濯物に効果あり

ドライコースは、ブラウス、ワンピース、スカート、セーターやジャケットなど型崩れしてほしくない衣類、また型崩れしやすく凝った装飾のついたランジェリーなど、デリケートな洗濯物にぴったりです。

4.ドライコースがない場合は手洗い

手洗いの方が洗濯機のドライコースで洗うより縮みにくく、型崩れも少なくなるというメリットがあります。洗濯桶や洗面器を使用し、できるだけ衣類を動かさないように洗うのがコツですが、必要に応じ、押し洗い、振り洗いをします。5-10分つけ置き洗いをした後、きれいな水に替えてつけ置き、もしくは押し洗いします。泡が切れるまで水を替えて繰り返しましょう。脱水時間も短く設定します。10秒の脱水を2-3回繰り返すようにするなら、しわになりにくいでしょう。

“ドライ”ボタンの使い方

1.マークに注意!「手洗い」マークと「洗濯機マーク」を確認する

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“手洗イ”とあるのが手洗いマーク / 洗濯機の中に数字が書いてあるのが洗濯機マーク

取扱いを誤ると、衣類が縮んだり、色落ちしてしまいます。お気に入りの服を長く着るためにも、お洗濯前に洋服の内側に付いているラベルの取扱い絵表示をしっかり確認しましょう。ラベルは、2016年12月より世界で共通に使用されているISO(国際規格)の記号と同じになっています。

手洗いマークと洗濯機マークが表示されていれば、ドライコースで洗えます。また、ドライマークと手洗いマークまたはドライマークと洗濯機マークの組み合わせも家でお洗濯できますよ。ただし、ドライマークの中にセキユ系という表示があるものは、洗濯機で洗わず、クリーニング店に出したほうがいいでしょう。

2.洗濯物を綺麗にたたんでネットにいれる

まず、シミや汚れには事前に直接洗剤をなじませます。強くこすったりはせず、やさしく染み込ませます。ネットの中で衣類が動かないようにサイズの合った、衣類に負担がかからない目の細かいネットを用意します。汚れをちゃんと落とすために袖や襟が表になるよう、きちんとたたんで入れましょう。

ネットに入れることにより、型崩れや繊維の傷みや縮れを防ぐことができます。ボタンや刺しゅうがついているなら、裏返しにたたみます。ファスナーやボタンは閉じておきましょう。ニットは裏返しにたたむと、毛玉ができにくくなります。

3.おしゃれ着用洗剤を入れる(柔軟剤は入れない)

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一般的な洗濯用洗剤は弱アルカリ性のものが多く、洗浄力は高いものの、デリケートな衣類にとっては縮みや色落ちの原因ともなってしまいます。中性と表記のある洗剤もしくはおしゃれ着用洗剤を使いましょう。おしゃれ着用洗剤は弱い水流でも汚れや匂いを落とす効果があり、クリーニング店のドライクリーニングでは落ちにくい汗汚れもしっかり落としてくれるのがうれしいですね。

4.30度以下の水を入れる

洗濯機 お湯

水温が高すぎると、服が縮みますので注意しましょう。お風呂の残り湯を使いたいというのはやまやまですが、ドライコースのときは我慢しましょう。ちなみに30度は手をつけてぬるい、冷たいとも感じない温度です。

5.ボタンを押す(洗濯時間は30分程)

washing-machine

洗濯が終わったら早めに取り出し、ウールなどは形を整えて陰干しにしましょう。平干しにすると型崩れ防止になります。セーター干し専用のハンガーを購入するのも手ですし、もしそうした物がなければ、竿に衣類を二つ折りにして干しましょう。伸びてしまうので、袖はだらんと下にたらさないようにします。また、ハンガーで干すこともできます。わきの下が乾きやすいようにハンガーを二本使い、袖を持ち上げるようにしましょう。乾燥機は厳禁ですよ!

最後に

真っ白なふんわりとしたセーター、風になびく春色のワンピース、かちっとした大人っぽいジャケット…。お気に入りの服はきちんとお手入れしてあげたいですよね。今回は洗濯機のドライコースの使い方を見てみましたが、いかがでしたか?ポイントを押さえつつ、トライしてみましょう。思ったより手軽に、それも低コストで、お気に入りの服を長持ちさせることができますよ。

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