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本格的なタイ料理を作るなら!タイ料理教室の選び方

2021/05/20 2021/09/16
本格的なタイ料理を作るなら!タイ料理教室の選び方

独特の香りが特徴のタイ料理は、日本でも多くの人々から親しまれています。タイ料理好きという方の中には、自分で作れるようになりたいと考える方もいるのではないでしょうか。 今回の記事では、タイ料理の基本知識や、タイ料理教室を選ぶときのポイントについて紹介していきます。本格的にタイ料理を作ってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次


タイ料理とは

タイ料理は、中国やインドなど、アジアを始めとした様々な国の影響を受けながら、現在の形まで進化を遂げてきました。6世紀から13世紀にかけ、タイに移民してきた中国系民族によりもたらされた中華料理が、タイ料理のベースと言われています。

タイ料理の真髄は、市場に並ぶ新鮮な食材をおいしく食べること。一般的には“辛い”と思われがちですが、“辛い”だけではないのがタイ料理です。酸味や甘みなどが複雑に絡み合うことで、インパクトの強い独特な美味しさが生み出されています。


タイ料理の特徴

タイ料理では「辛味」「酸味」「甘味」「塩味」「うま味」の5つが絶妙にマッチし、個性的な味わいを作り出しています。

  1. 辛味

プリックキーヌーやプリックヘーンといった唐辛子で刺激を加え、料理全体の味わいにメリハリをつけています。

  1. 酸味

ライムやタマリンドなどのフルーツで、さっぱりとした清涼感を感じることができます。タマリンドはアフリカ原産で、日本人にはあまり馴染みがありませんが、栄養価の高いフルーツです。

  1. 甘味

ココナッツミルクやパームシュガーなどで、スパイシーな味わいをまろやかに中和します。

  1. 塩味

ナンプラーやオイスターソース、塩などの調味料を加え、味を引き締めています。ナンプラーとは、魚を発酵させて作られた魚醤のことで、タイ料理において多く使われる調味料です。

  1. うま味

タイ料理で使用されるナンプラーやカピ(エビ味噌)は発酵食品であり、発酵によって生まれるアミノ酸が、料理にうま味を加えます。 これら5つの味覚に、レモングラスやコブミカン、パクチーなどのハーブも添えることで、特徴的な香りが醸し出されます。それぞれ独立した味付けとして使うのではなく、互いに引き立たせあって相乗効果を生み出すのが、タイ料理の特徴です。


タイ料理と和食の共通点

タイ料理と和食は、一見全く異なる料理のように思えるものの、実は2つの共通点があります。 1つ目は、主食がお米であるという点です。タイは稲作が盛んな地域であるため、主食をお米とし、タイ料理においておかずとお米は基本的にセットとなっています。

2つ目は、出汁や発酵食品によるうま味があるという点です。和食では、鰹節や煮干しなどからとった出汁や、味噌、醤油、みりんといった発酵食品で料理にうま味を加えているでしょう。タイ料理も同様に、エビの殻や鳥から出汁をとったり、味噌やナンプラーなど発酵食品を加えたりと、うま味を活かした味付けとなっています。

このような共通点が、日本人の間でタイ料理の人気が高まっている理由の1つと言えるでしょう。


代表的なタイ料理5選

タイ料理の中でも代表的な5つの料理について紹介していきます。


カレー

タイのカレーは、唐辛子やパクチー、シナモン、ターメリックなどのスパイスや、カピ、ナンプラーなどの調味料が使われており、サラサラとしているのが特徴です。

代表的なカレーの種類として、レッドカレー、グリーンカレー、イエローカレーが挙げられます。いずれも日本で親しまれているカレーで、辛さの中にココナッツミルクのまろやかさが感じられるでしょう。これら3つのカレーは「ゲーンクア」とも呼ばれます。

一方で、ココナッツミルクを使わないカレーも。唐辛子の辛味と、タマリンドの酸味が特徴的なカレーは「ゲーンソム」と呼ばれます。元々はタイ南部の郷土料理でしたが、近年ではタイ全土で人気を見せているようです。


トムヤムクン

トムヤムクンは、世界三大スープのひとつであり、タイ料理の中で最も有名なスープです。名前には、煮て(トム)和えた(ヤム)エビ(クン)という意味があります。

レモングラスやパクチーなどのハーブ、唐辛子、レモン汁、ライムなど様々な食材が使われており、酸味と辛味の混ざり合った味わいが特徴的です。

なお、トムヤムクンの中には、見た目が赤くこってりとした「トムヤムクンナムコン」と、見た目がクリアでさっぱりした「トムヤムクンナムサイ」の2種類があります。ココナッツミルクを加えるナムコンは、コクがありマイルドな味わいで、ココナッツミルクを加えないナムサイは、レモングラスの風味や酸味が強いスープです。


カオマンガイ

カオマンガイは、鶏肉のゆで汁で炊いたご飯の上に、茹でた鶏肉を乗せた蒸し鶏のご飯です。付け合わせのスライスキュウリやピクルスと一緒に、辛いソースをかけて食べます。辛さをソースで調節できるので、辛い物が苦手な人にもおすすめでしょう。

ちなみに、シンガポールでは「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」として人気のある料理であり、もしかしたらこちらの方が馴染みのあるという方がいるかもしれません。そのほか、茹でた鶏肉の代わりに揚げた鶏肉を乗せ、甘辛いスイートチリソースをかけて食べる「カオマンガイトート」という料理もあります。


ガパオライス

ガパオライスとは、肉や魚介、キノコなどの具材とバジルを炒めたご飯のことで、タイの国民食とも言われています。

日本では、鶏ひき肉を使ったものが一般的でしょう。唐辛子とニンニクで炒めたひき肉に、ナンプラーやオイスターソース、砂糖で味付けをするため、甘辛い味わいを楽しめます。

なお、ガパオライスを作る上で肝となるのはバジルです。ガパオライスのガパオとは、ホーリーバジルのことを指します。ホーリーバジルは、イタリアンでよく使われるスイートバジルよりも香りが強く、スパイシーな風味が特徴です。スイートバジルでも代用できますが、本場の味に近づけたい方はホーリーバジルを使ってみるのもいいかもしれません。


パッタイ

パッタイとは、センレックと呼ばれる3ミリほどの米麺を使ったタイ風焼きそばです。エビやもやし、エシャロット、ニラ、卵、干しエビなどと麵を炒め、ナンプラーやタマリンド、パームシュガーで味付けをします。仕上げに砕いたピーナッツをふりかけて、ライムを絞ると完成です。

本場の味わいに近づけるには、食感のアクセントとなる厚揚げとたくあんを加えると良いでしょう。 甘みのあるタマリンドを使っているため、辛さは控えめで、甘酸っぱい味に仕上がっているのが特徴。辛いのが好きな方は、自分で唐辛子をトッピングしてみるのがおすすめです。


4つの地方ごとに異なるタイ料理

タイ料理には、地方ごとの特色があります。それぞれ味の特徴があり、地方によって代表的な料理も異なるでしょう。

タイ料理を作る前に、自分の好みがどの地方の料理なのか考えてみるといいかもしれません。タイ料理における代表的な4つの地方と、それぞれの特徴についてまとめましたので、参考にしてみてください。


タイ料理を作ってみよう!

それでは、実際にタイ料理を作ってみましょう。タイ料理を1から作る方法として、以下の2つが挙げられます。


レシピを見て作ってみる

「クックパッド」や「クラシル」など、今では多くのレシピ投稿サイトにタイ料理のレシピが投稿されています。食べてみたい、作ってみたい料理が決まっている方は、ぜひ自分でレシピを探して作ってみてください。本格的な材料を全て揃えることは難しいかもしれませんが、身近な材料でも作れるレシピを選べば問題ないでしょう。

また、1つ1つのレシピをいちいち検索するのが面倒という方は、タイ料理のレシピ本を活用してみるのはいかがでしょうか。初心者向けのレシピ本は様々なものがあり、レシピだけでなく、食文化やスパイスなどの解説が付いたものもあっておすすめです。


タイ料理教室に行ってみる

「レシピを見て作ったことはあるものの、思っていた通りに作れなかった」 「本格的な材料を使って作ってみたい」 このような方は、タイ料理教室に行ってみるのも1つの選択肢です。

料理教室では、講師から直接作り方を教えてもらえるため、わからないことがあればその都度質問することができます。レシピだけではわからなかったことも、レッスンを受けてみることで気づけるかもしれません。

また、自分ではなかなか揃えられないようなスパイスやハーブ、調味料などが用意されているのも魅力的でしょう。本場に近いタイ料理を作りたい方は、ぜひタイ料理教室に足を運んでみてください。


タイ料理教室を選ぶポイント

タイ料理教室を選ぶポイントとして、「開催方法」「生徒の人数」「レッスン形式」「講師の質」の4つが挙げられます。それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。


開催方法

料理教室の開催方法は、主に「対面レッスン」と「オンラインレッスン」の2種類に分かれます。それぞれの特徴を比べてみて、自分に合うスタイルを選ぶのがおすすめでしょう。


対面レッスン

対面レッスンでは、スタジオや講師の自宅などに数人が集まって、一緒に料理を作ります。目の前で講師のテクニックを見たり、自分の手際を確認してもらえたりするのが対面レッスンのメリットでしょう。

作り終わった後は、他の生徒や講師と一緒に料理を食べることができます。調理だけでなく、食事をしながらの会話が楽しめるのも、対面レッスンのいいところです。


オンラインレッスン

現代のコロナ禍において、見ず知らずの人と一緒に対面で料理を作ることに抵抗がある方もいるでしょう。そのような方には、オンラインレッスンがおすすめです。

オンラインレッスンは、「リアルタイム配信型」と「収録配信型」の2つに分かれています。共通するメリットとしては、移動時間がないことや他の人との接触を避けられることが挙げられるでしょう。

リアルタイム配信型では、コミュニケーションを取りながら、料理の過程を他の参加者と共有することができます。しかし、自身の通信環境が整っていないとスムーズに受講できないというデメリットもあるでしょう。 一方で収録配信型は、都合の良い時間に受けることができ、何度も見返すことができますが、他の参加者との交流はありません。


生徒の人数

レッスン内容や料理教室によって、生徒の人数は異なります。生徒が複数いる「グループレッスン」を行うこともあれば、講師と一対一で行う「マンツーマンレッスン」で行うこともあるでしょう。

グループの場合、同じタイ料理好きの生徒と交流を楽しめるのがメリット。タイ料理レッスンを通じて、新たな友人を作りたいという方におすすめでしょう。 一方、マンツーマンの場合、講師から手厚い指導を受けられるのがメリットです。

短期間でタイ料理を上達させたいのであれば、マンツーマンがおすすめでしょう。 また、どちらでもないという方は、間をとって2〜3名程度で行う少人数レッスンに参加してみるという手もあります。


レッスン形式

料理教室におけるレッスン形式には、「デモンストレーション形式」と「実践形式」の2つがあります。 デモンストレーション形式の場合、目の前で講師が説明を交えながら調理を行います。調理過程を見ながらメモを取ったり、質問したりするという形式のため、調理方法を頭の中で整理しながら学べるというメリットがあるでしょう。

対する実践形式では、講師の実践の後に調理を行うか、講師と同時に自分でも調理を行なっていきます。そのため、料理の上達が早いというのがメリットでしょう。また、実際に料理を作ったという充実感も得られます。


講師の質

料理教室の質は、講師の質に大きく左右されます。特にタイ料理の場合、本場の情報を知っているかいないかで、レッスンの充実感に差が出るかもしれません。

料理教室に参加する際は、口コミやレビューなどを参考にして、自分の目的に合った講師を選びましょう。料理教室のホームページやSNSのアカウントがある場合、それらをチェックしてみるのもおすすめです。


Zehitomoからタイ料理レッスンを依頼してみる

自分に合うタイ料理教室を見つけたいという方は、Zehitomoからタイ料理レッスンを依頼してみるのはいかがでしょうか。

Zehitomoでは、場所や開催方法、時間、予算などの希望を添えて依頼を出すことができます。その情報を基にプロとマッチングし、依頼を確定する前にプロと直接やり取りできるため、一般的な料理教室にありがちなミスマッチを防ぐことができるでしょう。Zehitomoから、ぜひ気軽にタイ料理レッスンの依頼を出してみてください。



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