06/04/2018

Zehitomoでビジネスを拡大させたネイリスト: プロインタビュー

子育てをしながら自宅でネイルケア/ジェルネイルの仕事を続けていた、 NAIL&BOTANICS代表の中村さん。

現在は自宅近くにサロンを構え、出張ネイルのお仕事もしながら、ネイリストであり経営者としても活躍しています。

Zehitomoで『出張ネイルの仕事で、こんなお客様に出会うことができるのか』という経験をし、収入も増えたという中村さんに今回はお話を伺いました。

Zehitomoを知ったきっかけ

きっかけは、Zehitomoからのメール

「Zehitomoさんからメールが来て、登録をしてみたことがきっかけです。」と語る中村さん。

「(Zehitomo以外にも)色々なネイル関係のサービスやアプリから『登録しませんか?』という営業メールや電話のようなものはよく受け取ります。Zehitomoは新しい、知らないサイトではありましたが、『今までにはないシステム(応募課金型)』という点に興味を持って、登録をしてみました。」

Zehitomoを使ってみて

中村さんの作品。シンプルで綺麗な、自爪のような仕上がり。飾りやアートでごまかせないシンプルな仕上がりこそ、ネイリストの腕が問われる。

新しいお客様との出会い

「一時期、ネイルの業界全体的に価格競争が激しくなりました。低価格のチェーン店など多く出現して、お客様も価格を重視した安いネイルサロンを探される方が増えました。

それに伴って、ネイルサロンやネイリストが低価格を意識した価格設定に走った時期がありました。私自身も低価格を意識しました。」

このような流れは、ネイルサロン業界だけで起きることではありません。良質なサービスや製品を提供する業界や企業が生まれると追随して、廉価版のサービスや商品が出回り始めます。

「しかしZehitomoに出会って、良いものや良質なサービスを求めている方に出会うことができました。低価格だけではなく、ちゃんとお金を払って良いサービスを受けたいというお客様に出会うことができました。自分はこのようなコンセプトでやっていこう、と自分の方向性を見直すきっかけになりました。」

自分が活動したい時間に、集客ができる

「私が活動のメインにしている平日の昼間の時間帯は、例えば接客業やレストランなどでは閑散とした時間帯です。その時間帯をターゲットにしていることに、私自身弱気な部分もありました。」

自分自身が家族を優先した時に活動できるのは、平日の昼間の時間。その時間帯に、本当にお客様がいるのかどうか、仕事をして収入になるのかと考え込んだ時期もあるという中村さん。

「しかしZehitomoに出会って、平日の昼間にネイルをお願いしたいと思っているお客様に多く出会うことができました。」

確かに平日の昼間は、活動できる人が限られているとも言える時間帯です。平日が仕事や学校、土日が休みというサイクルで生活している人はお客様として来ていただけない。しかしZehitomoで、平日の昼間にはこのようなお客様がいたのか、と気付かされたのだそうです。

Zehitomoで出会ったお客様について

中村さんの作品。2色のピンクを使用、賑やかながら上品なデザイン。

今までとは違ったお客様との出会い

「これまでのお客様からは、『なるべく安く、しかしデザインをたくさんしてほしい』というご要望を頂くことが多く、大半のお客様が若い方でした。しかしZehitomoを通じて、シンプルで綺麗な仕上がりを求めていらっしゃる方、デザインよりもハンドやフット自体のケアやリラクゼーションを求めていらっしゃる方に出会うことができました。」

シンプルで綺麗な仕上がりは、オフィスで働く女性たちから特に求められます。シックな装いが合う職場は多いですし、ドレスコードや髪の色、スカートの丈や爪の色が決められている職場もあるからです。

しかし中村さんが出会った『シンプルで綺麗な仕上がりを求めていらっしゃるお客様』は、オフィスで働く女性だけではありませんでした。

「そのような方の中にはお子さんがいらっしゃるお母様が多いですね。私自身もリラクゼーションや、シンプルで綺麗なデザインを得意としています。」

ママ友の会に出張ネイル

「ママ友同士のお誕生日会に、出張でジェルネイルの施術をしに行きました。お母様が4人、お子様もいらっしゃいました。お母様方お一人ずつにネイルを施術している間、他の3人のお母様が子供達の面倒も見ていました。

フットネイル3名、ハンドネイル1名で、お母様たちの会話は日本語と英語が入り混じって、外国籍の方もいらっしゃいました。私と話すときだけ日本語で、お母様同士の会話は英語でなさっていました。」

「『ネイルサロンにはなかなか行けなかった、ジェルネイルの施術をしてもらうのは本当に久しぶりで嬉しい』というようなお言葉もいただき、とても嬉しかったです。」

日本語の話せない方が、日本で、子連れでネイルサロンに行く。ご本人にとっては、お子さまの存在だけでなく、言葉の壁もあるため、簡単なことではありません。しかし日本語ができる友人と一緒に、ネイリストに自宅でケアをしてもらえるのであれば、ハードルはグッと下がります。

またその案件では、お一人が誕生日かつアメリカに帰国するため、送別会も兼ねていたそうです。

「ジェルネイルの施術が、アメリカに帰国なさる方へ他の3名の方からのプレゼントでした。ジェルネイルをプレゼント、という場にネイリストとして呼んでいただき、嬉しかったです。」

中村さんの作品。爪先にポイントが置かれ目立つが根元はシンプルで、やはり上品なデザイン。

病室への出張ネイル

「落馬で腰を骨折して、緊急入院されていた方のフットのジェルネイルの施術をしたこともあります。数ヶ月の入院の為、伸びてきてどうしても付け替えたいというご依頼でした。」

もちろんお客様には事前に病院側に確認を取り、ネイリストが来客として病室に来ることは伝えておいてもらったそうです。

「また、難病で外出が難しい方のご自宅へお伺いした事もあります。病気になる前は、いつもジェルネイルに通っていた、という方で、その方はリピートして何度か依頼を出していただけました。出張ネイルにはこのような需要があるのか、と思わされました。」

「お客様には『1年間くらい出張ネイリストを探していたけど、なかなか見つけることができなかった、ようやくこのようなサービス(Zehitomoで出張ネイリストを探すことができる)を見つけた』と言われました。探したくても見つけられないという意見をいただいて参考になりました。私自身もネイリストとしての幅が広がった、経験値が広がる機会をいただいたと思っています。」

ネイルサロンを利用する際には、お店に予約し、直接お店に行くケースが一般的です。だからこそ、フットワークを軽く、病院にまで足を運んでネイルケアやジェルネイルを施すことで、ビジネスの差別化をすることができます。

お母様と娘さんのお二人への施術

「母娘のお客様にジェルネイルの施術、というご依頼もいただきました。その時はご自宅にお伺いしました。」

ご自宅にお伺いさせていただくお客様が多いです、と何事もないように言う中村さん。

出張ネイルのサービスを提供していないネイリストさんに「出張でのネイル施術サービスをしていますか?」と質問をすると、「出張でのジェルネイルですか?していません。」と驚かれ、断られることは多いです。

他のネイリストにとっては普通でないサービスを、平然とお引き受けなさる中村さんは、お話ししていても『他の人とは(良い意味で)違う』という印象を受けました。

Zehitomoを使ってみて

中村さんの作品。ケアにも力を入れてあり、根元部分や、元のお爪のフォルムも美しいことがわかります。

個人だからこそ使いやすい

「ネイルサロンやネイリストの利用するサービスには、『1件成約をしたら成約額の●%をサービス利用代と支払う』というような成果報酬型や、毎月の掲載料が取られる、というモデルが多いと思います。

私は個人で仕事をしているため、お引き受けできる範囲や件数に限りがあります。また、『サイトやサービスを利用し続ける、掲載し続ける』ことでそのサイトやサービスに利用料を支払い続けないといけないシステムもあります。

しかしZehitomoを利用すると、この月はしっかり仕事を入れることができるけれど、この月は仕事量を調整してセーブしなければいけない、という時期的な変化にもうまく対応できます。」

家族の行事や予定を優先させなければいけない時期もある。しかし自分の時間が多く、仕事に打ち込める時期もある。そのような自分の時間の変動に対して『使う金額』も変動させることができることは、Zehitomoならではかもしれません。

「またお客様に継続してご利用頂いた場合も、Zehitomoに支払う金額は『そのお客様と出会った最初の1回だけ』です。それ以降はお客様と直接やりとりができ、継続して関係を築いてもZehitomoに利用料を支払う必要がありません。この点がとても使いやすいですね。」

1回のお仕事で複数の施術が成立

「出張した先に複数のお客様がいらっしゃり、一度に複数のお客様にジェルネイルの施術をするという仕事が成立することもあります。

サロンやお店に来てくださるお客様は、ハンドネイルもしくはフットネイルのみのご注文、というご注文内容がほとんどです。しかし出張ネイルでご自宅にお伺いさせていただくときは、『ハンドネイルもフットネイルも両方』という方が多いように思います。出張費用をいただいているからか『1回で全部済ませたい』というご注文が多いですね。

店舗やサロンで仕事をしている時よりも、1ヶ月の収入が上がりやすく、お客様の単価も上がりやすいです。もちろんご依頼に提案をして採用されないこともありますが、Zehitomoを使って収入をあげることができました。」

一度の出張で複数のお客様にネイルケアを施すと、もちろん時間はかかりますが、そのぶん『訪問する、雑談をする、会計をする、去り際の挨拶をする』などの施術外のことが1回分で済みます。

お仕事を4回個別で引き受けるよりも、1回のお仕事に4名様の施術をする方が、明らかにネイリストからすると『割の良いお仕事』と言えます。

お客様に対して気をつけていること

単色、飾りやラメのない一色塗りほど、ごまかしがきかない難しい作業です。

返信はなるべく素早く

「誤解がないように、印象が悪くならないように、返信はタイムリーになるべく早くお返しできるようにとは考えています。」

相手に合わせた施術を心がける

「初めて会ったネイリストに根掘り葉掘り質問されても困ってしまわれると思いますので、お客様がどのような方なのか、ゆっくり施術を受けたい方なのかな、お話をしたい方なのかな、と様子を見てお話させていただくようにしています。でも、そこまですごく意識をして慎重に動いているわけでもないですよ。私も楽しませていただいています。」

中村さんのサロンには雑誌やタブレットが用意されており、タブレットでは動画を見ることもできます。自分の過ごしたいように過ごすことができるため、初対面の人と話すのが苦手な方でもリラックスして施術を受けることができます。

「お子さんが家にいて出かけることができなくて、出張ネイルに来て欲しい、というお客様の中には、お話をされたい方が多いです。お話をしたい方が多いのでお話しさせていただきます。」

ネイリストへのアドバイス

ピンクは肌馴染みが良い色で、オーダーされることも多い。

出張ネイルは今後のキャリアできっと役立つ

「ネイリストさんの中にも、出張ネイルの仕事はハードルが高いと思っていらっしゃる方も多いのかもしれません。

例えばZehitomoを通じて出会って、病室にお伺いさせていただいたお客様も『これまで同じネイリストさんにネイルの施術をしてもらっていた。そのネイリストさんに『出張でネイルをしに来ない?』と聞いたら『出張でネイルはしません』とすぐに断られてしまったそうです。『退院してからまた行くか、ちょっと考えちゃいます』とおっしゃっていました。」

確かに、出張ネイリストや出張型ネイルサロンは、まだ珍しいです。自宅に初めて会う人を招くことに抵抗がある人も多く、美容院やビューティーサロンのように、店を構えて来てもらうスタイルが主流です。

「もちろんネイリスト側の気持ちもわかります。ずっと店舗やサロンでネイルの仕事をしていたら、『出張なんてめんどくさい、知らない人の家に行くなんて気が進まない、荷物を持って行くのも重い』と色んな思いはあると思います。でも自分が出向くからこそ店舗やサロンと違った信頼関係が築けて、今後のネイリストとしての活動にもプラスにもなると思います。」

長期的な関係を大切にする

「今は子供が小さいから出張ネイルをして欲しい、と言っているお客様も、お子さんの手が離れたらネイルサロンまで来てくださるかもしれません。そのような、未来の見込みがあるお客様との出会いになると思います。

『店舗でしかネイルの仕事をしない』と考えているネイリストさんへも、経験を広げるためにも出張での仕事をしてみたらいいと思います。」

『出張』の響きに抵抗を持つネイリストさんが少なくないことは容易に想像することができます。

出張ネイリストの仕事は、家賃などの固定費なしで始めることができます。『自分の店を持つ!自分のサロンをオープンする!』と大きなお金を動かす決断をする前に、お試し感覚で始めてみることができる仕事でもあります。

「私自身は、遠方の場所にはなかなか足を運ぶことができないでいます。その後リピートしていただいた時に通いやすい、無理なく通える範囲にお伺いさせていただくようにしています。」

若くて体力のある方は特におすすめ

「私は2人の子供がいるので活動できる時間に限りがあります。でも『独身、若くて体力もある』という状況だったら、フリーのネイリストとして夜に出張したり、お客様の仕事の後の時間に訪問したり、と仕事もしやすく、もっと稼げると思います。」

「独立願望が強い方やフリーで仕事をしていきたいと思う方には、ぴったりのサービスだと思いますよ!」

中村さんとお話しして、にこやかで丁寧な、非常にスマートな方だなという印象を受けました。中村さん、ありがとうございました。

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