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和室から洋室にリフォームした事例7選。工事内容や費用と一緒に解説

2022/09/30 2024/03/27
和室から洋室にリフォームした事例7選。工事内容や費用と一緒に解説

バリアフリーやお手入れの観点から、和室を洋室にリフォームする人が増えています。ただ実際に施工するにあたって工事内容や工事費用が気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、和室を洋室にリフォームした事例をまとめました。工事内容や工事費用も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を監修したプロ
福本 圭子 さん

株式会社ディセノ

内容別リフォーム事例を紹介

和室から洋室へのリフォームといっても、内容は多岐にわたります。どのように和室から洋室へと、リフォームすればいいか悩む方もいるでしょう。 そこで、床や壁などの部分的なリフォームから部屋全体のリフォームまで事例をいくつかご紹介します。工事の手法や費用相場、注意点も解説しているので、併せてチェックしてみましょう。

床を畳からフローリングに

和室を洋室にリフォームしたい場合、雰囲気を大きく変えるために畳からフローリングに変えたい方も多いでしょう。 畳は汚れや埃が繊維に入り込んで掃除が大変ですが、フローリングの床材はそのような心配がないのでお手入れが簡単です。

床に水をこぼしたり食べこぼしで床が汚れたりしてもサッと水拭きすれば、簡単に掃除できます。またダニも発生しづらいので、床を清潔な状態にできるのも魅力です。

工事の手法:畳を撤去して下地材を設置し、その上からフローリング材を張ります。

費用相場:9万円~35万円(6~8畳の場合)

注意点:築年数が長い住宅の和室の場合は、畳の下に断熱材がないことも多いです。フローリングは冷えやすいので断熱材を設置する追加工事を行う場合があり、費用が高くなることがあります。

壁や天井を洋室風に

和室の壁と天井を洋風にリフォームすることで、空間の印象は大きく変わります。畳からフローリングにリフォームするより工事費用を抑えられるので、手軽に雰囲気を変えたい場合にも最適です。 ただ、一戸建ての和室と洋室では壁の構造が大きく異なります。

たとえば、一戸建ての和室の場合は、柱を露出させる「真壁(しんかべ)」であることが一般的です。 一方、洋室の場合は柱が見えないように施工するので、壁の厚みを調整したり耐火ボードを張ったりする作業が必要になります。

工事の手法:和室の壁と天井を洋室仕様の壁紙クロスに張り替える

費用相場:10万円~20万円(6~8畳の場合)

注意点:一戸建ては壁の構造が異なるので追加工事が必要になり、費用がかかる場合があります。一方、マンションは壁の構造は同じであることがほとんどなので、追加費用はかかりません。

襖をドアに

多少の和の雰囲気を残しつつ、洋風にリフォームしたい場合は襖をドアに変えるのもおすすめです。また襖の汚れや、シミが目立ったり枠に歪みが生じていたりなど不具合を感じている場合にも、襖からドアへのリフォームは適しています。

襖の耐用年数はおよそ10年といわれているので、張り替えるタイミングでリフォームを検討してみましょう。

工事の手法:建具本体と敷居の交換

費用相場:3万円~22万円(1箇所あたり)

注意点:建具の質は商品によって変わります。ストッパー機能の有無や開閉のスムーズさなど、使いづらさを考慮したうえで選びましょう。

和室全体を洋室に

部屋の雰囲気を全体的に変えたいなら、和室から洋室に全面リフォームがおすすめです。和室から洋室への全面リフォームは単に雰囲気が変わるだけでなく、インテリアコーディネートがしやすかったりクローゼット収納で片付けが楽になったりなど、さまざまなメリットがあります。

また床がフローリングになるので、車椅子などの移動もスムーズです。段差や手すりを考慮してリフォームすれば、より使い勝手が良くなります。

工事の手法:床材・壁紙クロス・天井材の張り替え、収納・建具の変更など

費用相場:25万円~100万円(一戸建て/6~8畳の場合)/50万円~60万円(マンション/6~8畳の場合)

注意点:工事内容や使用するフローリング材、下地の劣化具合によって費用が高くなる場合があります。予算がある場合は、総額の費用を事前にリフォーム会社に確認しておきましょう。

和室を解体した事例

和室がリビングルームやダイニングルームと隣接している場合は、和室そのものを解体して部屋の大きさを広くする方法もあります。広々としたスペースで空間にゆとりが生まれるので、リラックスして過ごせるはずです。ただ和室の解体といっても、部屋の状態によっては、工事内容も大きく変わります。

ここでは、部屋の状態に応じた解体事例をいくつかまとめました。費用相場や注意点も解説しているので、併せてチェックしてみましょう。

間仕切りを撤去

もっと広々とした空間でゆったり過ごしたいと考えるなら、和室と隣接する部屋の間仕切りを撤去するのがおすすめです。 たとえば、子どもが独立したので子ども部屋と和室の間仕切りを撤去するのもいいでしょう。間仕切りの撤去で部屋が広くなるので、暮らしにゆとりを感じやすくなります。

事例の紹介:6畳の和室と隣接するリビングの間仕切りを撤去したリフォーム事例

注意点:マンションの場合、自由にリフォームできるのは専用部分のみです。躯体や窓は共有部分になるので個人の判断で工事はできません。リフォームしたい場合は、事前に確認しておきましょう。

費用:5万~10万円

床の高さを合わせる

和室と洋室が隣接する場合、床に段差が生じていることも多いです。違和感のない空間にリフォームするには、床の高さを合わせる必要があります。 車椅子に乗る高齢者がいる場合は、スムーズに移動できず不便を感じることもあるでしょう。床の高さを合わせることで、スムーズに移動可能です。

また、子どもや高齢者がつまづいて転倒するといった心配もなくなるので、安心して暮らせます。

事例の紹介:和室と洋室の段差を解消するために、床下地から解体したスケルトンリフォーム事例

注意点:隣接する部屋の高さを揃えるために下地を調節し、フローリングを張り替えます。張り替えるフローリング材や防音の有無で費用が変わります。

費用:15万~24万(8畳の場合)

天井の高さを合わせる

和室を解体する場合、天井の高さが隣接する部屋と合わないことがあります。そのままリフォームを進めると部屋ごとに空間が分断されてしまうので、空間に統一感が生まれません。

ただリフォームで天井の高さを合わせることで圧迫感が少なくなり、快適に過ごせます。必ずしも天井の高さを合わせる必要はありませんが、空間に連続性を持たせたい場合はリフォームを検討しましょう。

事例の紹介:和室の解体で天井の高さを合わせるリフォーム事例

注意点:天井の高さの違いが気にならない場合でもダウンライトを設置したい場合は、下地がないと取り付けられないので工事が必要です。下地が天井にあるか、事前に確認しておくと安心でしょう。

費用:15万~35万円

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バリアフリーやお手入れの観点から、和室を洋室にリフォームする人が増えています。見た目の雰囲気を変えられるだけでなく、インテリアコーディネートやクローゼット収納で得られるメリットも多いでしょう。

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監修したプロのコメント

和室を洋室にリフォームする場合、床を畳からフローリングに変更することはもちろん、天井・壁の刷新も希望される方が多いですが、思ったより予算がかかることがあります。

コストを安く抑えたい方は、

・安価な仕上げ材を使用する

・押入れや床の間など、壊すのではなくリデザインする

など、方法は様々ありますので、施工業者に相談するようにしましょう。

また、元の和室を活かしたリフォーム方法・活用方法として、以下もぜひ参考にしてみてください。

・押入れ:襖や中段枕棚を撤去して、好みのクロスを張り、机イスを置き書斎として活用する

・床の間:床をフラットにして、飾り棚やテレビ台を置く

この記事を監修したプロ
福本 圭子 さん

株式会社ディセノ

インテリアデザイン歴18年、現場管理歴12年、2級建築士・2級施工管理技士の資格を持つ。 打ち合わせからデザイン、設計施工、お引き渡し後のアフターまで手掛けている。住まいの在り方から賢い家事動線、使える収納、最新機器のキッチンやユニットバス、何よりトレンドカラーを取り入れたインテリアデザインを得意とし、カーテンや家具もトータルでご提案可能。 多摩美術大学造形学部建築学科卒業後、建築金物メーカーでのに勤務経験あり。インテリアデザイン事務所にてインテリアの知識やデザイン、プランニングを習得。

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この記事を書いた人

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