06/04/2021

ガス工事には資格が必要?工事の費用と都内おすすめ業者をご紹介

ガス工事は、リフォームや新しい住居の建築、店舗やオフィスの開業の際など、様々な場面で必要になります。危険性が高いガスは取り扱いが難しく、専門の資格を有する業者でなければガス工事を任せることはできません。この記事では、普段あまり気にすることのないガス工事の基礎知識に加えて、ガス工事に必要となる資格・費用、おすすめ業者などを解説していきます。

目次


ガスの種類は?:プロパンガス(LPガス)と都市ガス

私たちが家庭やオフィス、店舗で普段使用しているガスには、「プロパンガス(LPガス)」「都市ガス」の2種類があります。ガス工事を依頼する前には、まずどちらのガスを使っているのかを確認しなければいけません。

プロパンガスとは、主成分がプロパン・ブタンである液化石油ガスのこと。Liquefied(液化された)Petroleum(石油)Gas(ガス)の頭文字を取り、LPガスとも呼ばれます。ボンベを使い、液体の状態で各家庭や施設に運ばれるのが特徴。

一方、都市ガスとはメタンが主成分である天然ガス(液化天然ガス)を指します。地中にあるガス管から供給されるため、ガス管が引かれた地域のみで使用できるというのが特徴でしょう。

それぞれの違いについて、「ガス機器」「災害時に復旧する早さ」「料金」の観点から説明していきます。


ガス機器

ガスの成分によって使用できるガス機器が異なるため、成分が異なるプロパンガスと都市ガスでは同じ機器を使えません。そのため、引っ越しによって都市ガス→プロパンガス、またはプロパンガス→都市ガスとガスの種類が変わる場合、使っているガス機器も変える必要があるでしょう。

また、プロパンガスはいずれのガス会社であってもガス成分は変わりません。そのため、引っ越しをしてもプロパンガスであれば同じ機器が使用可能でしょう。対する都市ガスは、会社によってガス成分が異なることもあります。そのため、都市ガスから都市ガスへの引っ越しであっても、同じ機器が使えると限らないため注意が必要です。


災害時に復旧する早さ

災害時において、プロパンガスの方が復旧は早いとされています。その理由は、供給システムの違いによるもの。 都市ガスの場合、地下にあるガス本管の安全確認が取れない限り、地震や火災といった災害があった際にガス供給を再開できません。

それに対し、プロパンガスは各家庭や施設にあるボンベから配管がつながっているため、都市ガスと比べて配管が短くなっています。そのため、災害が起きた場合も点検や補修がスムーズに進み、早く復旧させられるでしょう。

その分、最近の都市ガスは地震や腐食に強いポリエチレン管を採用していたり、二次災害を防ぐための緊急停止システムを導入していたりと、災害対策が入念に練られているようです。


料金

プロパンガスと都市ガスでは、プロパンガスの方が支払う料金は高いとされています。その理由として、配送にかかるコストと料金システムの違いが挙げられるでしょう。 都市ガスの場合、一度ガス工事が済めばガス管を通じてガスが自動的に供給されるため、維持費はさほどかかりません。

対するプロパンガスは、毎回販売員がガスボンベを各家庭や施設へ配達する必要があります。配達にかかる人件費や車両代(ガソリン代)が基本料金に含まれるため、料金は都市ガスよりも高くなるでしょう。

また、都市ガスは公共料金のため、料金設定にある程度制限があります。それに対し、プロパンガスは自由料金であり、料金設定に縛りはありません。そのため、特にプロパンガス業者の競合が低いエリアにおいては、プロパンガスの方が割高となっているようです。



ガス工事にはどんな種類があるのか?

基本的に、ガス機器・ガス設備に関する工事全てが、ガス工事の対象とされています。 なかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、ガス工事には、具体的に以下のようなものが挙げられるでしょう。

・古くなったガス栓(ガスコンセント)の交換
「開閉が固くなって開けられないガス栓を交換してほしい」

・ガス栓(ガスコンセント)の増設
「ガス栓がない部屋にも、ガスファンヒーターを置きたい」

・リフォーム時のガス管・ガス栓(ガスコンセント)の移動
「建物のリフォームを行うため、ガス管のルート変更や、ガス栓の取り外し・取り付け工事をしてほしい」

・古くなったガス管の交換
「古くなって腐食が進行したガス管を新しいものに変えてほしい」

・プロパンガスから都市ガス/都市ガスからプロパンガスへの切り替え工事
「料金面を考えて、プロパンガスから都市ガスへ切り替えたい」
「安全面を考慮し、都市ガスからプロパンガスへ切り替えたい」

・ガスメーターの増設
「二世帯住宅になるので、2階にもガスメーターをつけてほしい」

・ガス設備の新設・修理・交換
「新築の家にガス設備を設置してほしい」「ガス管を引き込んでほしい」


ガス工事にはどんな資格が必要か?

ガス栓の交換のように、簡単な作業はDIYでできそうだと思うかもしれませんが、ガス工事を行うためには資格が必要です。資格のない素人は自分で工事を行うのではなく、必ず資格を有するプロの業者に依頼しましょう。

ここからは、ガス工事で必要となる主な資格を紹介していきます。ガス工事の業者に依頼するときは、以下で紹介する資格を持っているかを必ず確認してください。ガスの種類や工事内容によって必要な資格も異なるため、それぞれの特徴を頭に入れておきましょう。


ガス主任技術者

ガス主任技術者は、ガス工事の現場における現場監督の役割を持っています。ガス工事をスムーズに行うため、法律に基づき進捗管理を行うのが主な内容。なお、ガス主任技術者は甲種・乙種・丙種の3段階に分かれており、最も扱える工事の幅が広いのは甲種とされています。

しかしながら、ガス主任技術者の資格があるからといって工事作業を行えるわけではありません。あくまでも役割は現場監督であり、この資格では工事・維持管理の監督のみ行えるため、工事作業ができる資格と一括りにしないようにしましょう。


ガス機器設置スペシャリスト

ガス機器設置スペシャリストとは、ガス機器の設置工事においてハイレベルな知識や技能があることを示す資格です。ガス機器の提供から設置工事、使用説明までがガス機器設置スペシャリストの範囲。

具体的に、家庭用常設型ガス機器(瞬間湯沸器、貯湯・貯蔵湯沸、ストーブ、ふろがま、調理機器のうち固定型のもの)の設置・施工や、ガス可とう管(都市ガス用)やLPガス用継手金具付低圧ホースの接続工事を行うことができます。


簡易内管施工士

簡易内管施工士とは、都市ガスにおける簡易的な配管工事の設計・施工が可能となる資格のこと。工事範囲は狭く、一般的な建物における露出配管の新設工事や撤去工事、ガス栓の増設・位置替え・取り換え工事などを行います。なお、露出配管のみ施工可能であるため、床下・天井・壁内の配管工事は行えません。注意しましょう。


ガス可とう菅接続工事監督者

ガス可とう管接続工事監督者は、都市ガスにおけるガス栓とガス機器の接続工事を監督・施工できる資格です。ガス可とう管か機器接続ガス栓を用いて風呂釜や瞬間湯沸かし器、ストーブなどの接続工事を行う場合、ガス可とう菅接続工事監督者が施工するか、監督として立ち会う必要があります。


ガス消費機器設置工事監督者

ガス消費機器設置工事監督者とは、特定ガス消費機器の設置や変更工事を行える資格のこと。特定ガス消費機器とは、ガス風呂釜やガス湯沸かし器、またはこれらの排気筒とその排気筒に接続される排気扇(排気用送風機)を指します。

これらのガス機器に関する設置・変更工事では、工事の欠陥による災害発生の恐れが多いため、ガス消費機器設置工事監督者による施工または監督が必要です。


液化石油ガス設備士

液化石油ガス設備士は、プロパンガスの設備工事において必要となる資格のこと。プロパンガスにおけるガス管の接続や器具の取り付け、ネジ切り、気密試験・漏えい試験の実施などを行います。プロパンガスの設備工事は、この液化石油ガス設備士でなければ行えないため、資格の有無を確認するようにしましょう。



ガス工事の費用相場はどれくらいか?

建物・機器の状態によって変動はあるものの、ガス工事にかかる費用の目安は以下の通りです。これらの工事費用に加え、ガス機器本体の費用がかかってくるでしょう。なお、都市ガスの場合、道路側に埋まっている部分の工事費用を負担する必要はなく、敷地内の工事費用のみ支払います。


新規でプロパンガスを利用する場合は初期費用が無料

プロパンガスを新規で利用する場合、ガス会社と「無償貸与契約」を交わすことで、配管工事費・ガス機器の設置工事費といった初期費用が無料になります。

無償貸与契約とは、初期費用がかからない代わりに、ガス会社との契約期間に縛りを設けるというもの。初期費用の代わりとして、分割した初期費用が契約期間中のガス料金に上乗せされる仕組みです。

一般には、初期費用1万円ごとに従量単価が10円程度値上げされます。20万円近くに及ぶ初期費用を負担してもらえるため、新規導入時の金銭負担を減らせるのがメリットでしょう。しかし、契約期間中に解約する場合、初期費用の残金を違約金として請求されることが多いため注意が必要です。



ガス工事を依頼する上での注意点は?

ここからは、ガス工事を依頼する上で注意しておきたいポイントをいくつか紹介していきます。


地域での実績があるか

その地域において、長年の実績があるかどうかという点はチェックするようにしましょう。 地域で長くガス工事を請け負っているということは、確かな技術力や対応力がある証拠と言えます。

また、工事を行う自宅やオフィスなどと同じ地域に拠点がある業者を選ぶのもポイント。ガス工事後はトラブルが起こる可能性があり、近い距離にいる業者であれば速やかに駆けつけてもらえます。


アフターサービスが充実しているか

アフターサービスの手厚さも、業者を選ぶ上では確認すべきポイントです。業者によっては、ガス工事を済ませたらそれきりで一切対応を行わないところもあるでしょう。

しかし、上記でも述べたようにガス工事後はトラブルが起きることも。アフターサービスが充実した業者は、異常が起きた際の点検や、工事後の定期点検を無料で実施してもらえます。工事後の対応が手厚い業者は信頼でき、丁寧な対応・施工が期待できるでしょう。

業者に依頼する際はアフターサービスの有無と、サービスがある場合の保証期間・サービス内容などを確認するのがおすすめです。


費用があまりに安すぎないか

見積もりを出してもらった際に、費用が極端に安い業者は避けましょう。 相場感を掴むには、複数の業者に同じ内容で見積もりを依頼する「相見積もり」がおすすめ。少なくとも2〜3社程度に見積もりを出してもらうことで、依頼する工事内容の費用がどれくらいかが掴めてきます。

このとき、他の業者よりも極端に費用が安い場合、工事がずさんであったり後から追加で費用を請求されたりする可能性が。そのため、あまりにも見積もりの費用が安すぎる業者は避けるようにしましょう。


見積書が明確か

見積もりを出された後、費用だけでなく、その内容も注意が必要です。工事内容や項目を詳しく記載してもらうようにしましょう。 「ガス工事一式」のように、見積書が大まかにしか記載されていない場合は要注意。それぞれの工事費や機器費について詳しく記載がない場合、費用が水増しされている可能性があります。

各項目ごとの費用がわからないと、他の見積もりとの比較ができません。そのため、見積書が大雑把にしか記載されていない場合は、詳細な見積書を出してもらえるように伝えましょう。もし、詳細な見積書を出すよう頼んでも断られたり渋られたりした場合、その業者は避けたほうが無難です。



東京でおすすめのガス工事業者10選

ここからは、Zehitomoから依頼ができる東京でおすすめのガス工事業者様をピックアップして紹介していきます。それぞれ特徴や提供しているサービス内容が異なるため、ご自身のニーズに合う業者様を見つけてみてください。


東京ガスライフバル品川

東京都・品川区 ガス工事のほか、ガス機器の販売や修理、都市ガスの開閉栓、設備の定期保安点検、検針、料金徴収といったサービスを提供されている業者様です。

メーカーを問わず、ガス機器のちょっとした不調に年中無休で駆けつけてもらえる親切対応がポイント。また、ガス機器を購入する際も使っているガスの種類に適した商品を提案してもらえます。内装リフォームの実績も豊富で、キッチンや風呂場といったガスが必要になる場所のリフォームを安心して任せられるでしょう。


D-CRAFT

東京都・八王子市 フィットネスクラブやお菓子の小売店、大手音楽事務所など、様々な店舗の内装リフォームにおいて実績がある業者様です。スピーディーかつ丁寧な対応を強みとされており、作業途中でも確認を取りながら進めてもらえて安心できます。

給湯器の交換といったガス工事に関連した資格を取得されており、ガスまわりの工事も信頼して任せることができるでしょう。店舗におけるガス工事を依頼したいという方は、ぜひお問い合わせされてみてはいかがでしょうか。


髙木建装

東京都・江戸川区 戸建て一軒家からマンションのリフォームまで、1,000件以上の実績をお持ちの業者様です。対応されている工事はガス工事だけでなく、水道工事や電気工事、大工工事、板金工事など、多岐にわたっているのが特徴的。

建物について知り尽くしたプロフェッショナルのため、ガス工事以外のちょっとした悩みを相談するにも心強いでしょう。 家族経営のアットホームな会社で、親身になって相談に乗ってもらえます。


株式会社Akio設備

東京都・港区 ガス機器に関する工事のほか、水漏れ修理やユニットバス、トイレの交換工事などにも対応されている業者様です。

設備に関するリフォーム工事がメインであるものの、相談先に悩むような工事にも対応されており、柔軟な対応力が特徴的。作業前に細かい工事内容の説明があり、納得した上で施工に取り掛かってもらえます。

ガスに関する資格もお持ちのため、安心してガス工事を依頼できるでしょう。 出張見積もりは無料のため、ガス工事を検討されている方はぜひお問い合わせください。


フジオックス株式会社/東京営業所

東京都・荒川区 家庭用から工業用のものまで、各種ガスの供給やガス機器の販売を中心に対応されている業者様です。その強みは、地域に密着したガス販売。エリアごとにマネージャーを配置し、マネージャーが責任持って担当エリアのサポートを行うシステムとなっています。

地域密着型のため情報把握力に長けており、地域をよく知る担当者に任せられるという安心感があるでしょう。 また、緊急時には24時間駆けつけてもらえるという機動力の高さも嬉しいポイントです。地域で信頼できるガス工事業者を探している方には、ぴったりの業者様でしょう。



株式会社旭工務店

東京都・品川区豊町 「お客様の安心」を第一にリフォーム工事を行われており、ガス設備に関連したリフォームを検討中の方におすすめの業者様です。 その対応は非常に手厚く、要望を実現させるためにヒアリングを計5回設けるといった徹底ぶりが特徴的。

また、施策として工事内容の明確な説明や、近隣住民への配慮があるなど、お客様ファーストの姿勢がうかがえるでしょう。施工後の不具合には即座に対応してもらえるというアフターサービスもあり安心です。


株式会社モリワークス

東京都・世田谷区 規模の大小を問わず、建物や店舗などの設備工事や電気工事、改装、メンテナンスに対応されている業者様です。コストの低さとサービスの充実を両立させているのが特徴。

アフターサービスとして、工事保証や定期的な建物検査・メンテナンスなどがあります。 新規出店における施工実績が多数あり、ガス工事を含めた一からの店作りを依頼したいというニーズにも応えてもらえるでしょう。


株式会社 インターライズ

東京都・目黒区 新築やリフォーム工事を中心として、住宅に関するあらゆる工事に対応されている業者様です。キッチンや浴室といったガス設備工事を要するリフォームにおいて、使いやすさや見栄えを考慮したユーザー目線での施工を行ってもらえます。

工事後も、設備や機器の使用方法をしっかり説明してもらえてアフターサービスがばっちり。住まいにおけるガス工事を依頼するのにおすすめの業者様でしょう。


株式会社 ユナーズ

東京都・練馬区 小さな内装工事や大掛かりなリフォームなど、建物に関してあらゆる工事に対応されている業者様です。特に強みとされているのは、スピーディーな対応。ユニットバスやシステムキッチンなど、ガス設備に関連した入れ替え・設置工事は最短1日で施工が完了するという早さです。

また、「納期をできるだけ短くしたい」「休日に施工を依頼したい」「時間を指定したい」といった要望にも柔軟に対応してもらえるのも魅力的。スピーディーで柔軟な対応を重視するという方におすすめでしょう。


有限会社 大進リフォーム

東京都・西東京市 リフォーム全般に対応されている業者様です。特にシステムキッチンやユニットバスの施工・設備工事の実績が豊富で、これらのガス設備工事を依頼したい方におすすめでしょう。

より快適な住まい作りのため、家屋の状態や周辺の環境を踏まえて施工してもらえるのが特徴的。大事な自宅の工事を安心して任せられます。また、施工前後におけるビフォーアフターの写真を提供してもらえるため、施工内容がわかりやすいのも嬉しいポイントでしょう。



まとめ

ガス工事には様々な種類があり、工事内容によって費用は大きく異なります。また、危険なガス工事は専門の資格を持つ業者でしか行うことができず、その業者選びにも注意が必要。実績を確認したり相見積もりをとったりして、信頼できる業者を選ばなければいけません。ガスは私たちの生活において欠かせない大事な存在のため、ガス工事を任せる業者は慎重に選びましょう。

近所のプロを探そう
見積もりを出す(無料)